動物系男子の日常（　シェアハウス/bml/人数制限有　）　

>７５/大巳(様)

なんかとって何言ってやがんだ、なんかじゃねぇ。オレがしたくて好きでやってんの。
（彼が如何とかじゃなく、あくまでオレがしたいようにしてるだけだ、とそんな重く面白い話出来ないとか構えなくて良い事を告げ。「やだ、ぜってぇ忘れない。あんな風に吐き捨てる事も出来るって学んだから今後の息抜きさせる術に使える。コレは進歩だな、幾らボロクソに言ったってオレは驚かねぇぜ。」腹の何処かに思ってる事を吐き出しても恥じなくて良いと、なんて事ないように何食わぬ顔で。オレの場合、敵を作り過ぎて何時か刺されそうだな、なんて物騒な事を思い。刺させねぇけど。先程、リビングの机上に置かれた飲物を見て、椅子に腰掛け手元まで引き寄せる。「此の炭酸水割り、めっちゃ爽やか！やべぇ！案外、珈琲を炭酸水で割った事ねぇかも、てか炭酸好きって覚えてくれてたんか？あんがと！」と一口飲めば喜色を浮かべ嬉々とし無邪気な印象で笑う。追跡されていた件は実害ないし被害届けを出すのにも手続きが面倒臭いので心配そうにしていた彼を余所に話を振られれば、仕組みを活用しラブソングを選ぶと思った、選ばせる為か心理の効果を仕掛けてきた事をぼやくように話す。作曲には勿論意識を持って、遊び心を入れてみたりするしリアリティーや薄っぺらく陳腐にならないよう気を付けている。ラブソングを手掛けてきてない事はない。男女目線で共感性や様々な系統、心理の曲を作ってきた。匂わせオンナだとかを皮肉った中毒性のある曲、焦点を当てる・合わせた所持品や嗜好品からなる関連性や連想される物事を想定した曲やら諸々と。香水や煙草なんかは良い例だ、特に煙草なんて敢えて銘柄を固定し出す事で、ライター・ジッポ・デュポン等何でも良い、声掛けもせず煙草を咥えただけ点火の音だけで意思疎通、紫煙を吹き掛ける行為の意味合いやシガーキスで親密度の深さを表せる。恋愛関係の間柄に拘らず嫌がらせの可能性や距離感近いだけで振り回される人の曲だとか、一つの事で色々表せるから面白い。余所ごとでシェアハウス住民に喫煙者居たっけかと考えたが今は彼に集中だと振り払う。惚気話を聞けば相手の恋人の動向を至って真剣で参考にし、其の中身へ一切の興味はない。相手は話せて満足だろう。贈り物の意味、花言葉やカクテル言葉は調べてきた、色んな言い回しの引き出しもある。経験値はなく、身を持って出来れば話は早いが如何せん、そんな相手は居ない。何れの曲にせよ、情報収集は必要である。相手に対しては、自身も自分の事を話すのはあまりしない為、腹を割って話して欲しい、のはそうだが無理に聞き出す事はしないと伝え、彼自身の事ではない勤務上の事を訊いて。）
あ、オレと話すの。直近の仕事ならクライアントからアニソンかラブソングの２択で迫られてるな、此間キャラソンリリースさせたばっかだから、仕向けられてやがる。
大巳の事はアンタがオレに話して良いと思えたなら何時でも聴くぜ。
此れまで勤務してて間抜けな犯人は居た事ある？