動物系男子の日常（　シェアハウス/bml/人数制限有　）　

>>72 鰐渕様
…………ええそうですね、俺は疲れてますよ
毎日毎日アホみたいに報告書を上げて、現場にいきなり呼ばれたかと思ったら怒鳴られたり、挙句の果てには職場の上司であろう方からもっと上手くやれだの、いい加減にして欲しいくらいですよ。
残業代は付けれないから調べ物は自宅でやれだなんて、押し付けたのはアンタでしょうがって話です。
休めだなんて言われても、休み方が分からないんですよ
(矢継ぎ早に自分の思い当たる節のあることをどんどん言われて、気まずそうに目を泳がせながらも彼の言葉にはきちんと耳を傾けて。自分ははっきり言ってしまえば迷惑をかけられる事が好きでは無い、だからこそ人には迷惑をかけられないし、1番は自分の弱っている姿を見せたくないのが強い。いろんな事件の犯人と顔を突合せてきたが、彼の鋭い目付きに一瞬ひるむがそれを顔に出さずに。鏡を見てこいの言葉に、疲れた顔をしているのは自分が1番分かっていると叫んでしまいたかった。ここまで入り込んで言われたことなど無かったからか、驚いてはいるが少し新鮮に思えて。きっと彼も自分の事を思ってここまでのことを言ってくれてるのを感じて、それならこちらもきちんと本心を吐露しなければ無作法だ。自分の職場の愚痴を1度口にしてしまったら止まらなくなり、最後には肩で息をしながら吐き捨てるように「くそが」と言って。休日もほとんど仕事のことが頭にあり、休みという休みなんてほとんどない。非番でもたまに呼ばれる時だってある、そんな自分にどう休めと、と向けようのない怒りだって何回も湧いた。自分を落ち着かせるために、前に少しだけ聞いた炭酸系の飲料が好きだと思い出し、冷蔵庫から強炭酸のペットボトルと水出ししたコーヒーが入った水差しを取り出し、そのふたつを氷の入ったグラスに注いで。自分と共有したいと言われて、少しドキッとしてしまった自分がいた。コーヒーの炭酸水割りを作りながら、彼の電話の声が耳に入ってくる。厄介なファンが居るみたいで、サツに突き出しとけなんて言葉に反応してしまう。)

…何かあったんですか？