匿名さん 2023-05-01 18:33:13 ID:4d7b09425 |
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だから重光さん、それはもう売れ切れだって
(いつものように賑わっている茶屋で、注文を取りながら常連客さんと、いつものやりとりをしていて。この賑わいはいつもの事で、彼自身は忙しいとも思ってない様子で笑顔を見せて。
「可愛い子にはこれおまけな」なんて甘味の果物をおまけしたりしながら、お店を回して)
(/かしこまりました!
こんな形で大丈夫でしょうか?確認お願いします!)
まぁっ…、とっても賑やかなお茶屋さんね。
もっと静かな場所かと思ってた
(町から町を転々としては、今もまた移ったばかりの町を楽しんでいて。
1人でふらっと歩いていれば茶屋に行こうと誘った来たどこかの若旦那だろうか身なりのいい男と腕を絡ませて店の中に入り。
店内の雰囲気に目を丸くすればこんなに笑い声などで賑わっている茶屋は初めてだと驚きながら話し、2人で隣り合うように空いている席に腰を下ろして)
________
先レスありがとうございます!
何も問題ないですっ
改めてよろしくお願いしますねー!
いらっしゃいませー、何名様ッスか?
(彼女と傍らにいる男に気づくと、いつもの営業スマイルで2人の元へ駆け寄って。「いやぁけっこう賑わってるでしょ、すみませんねぇうるさくて」なんて自虐を混ぜて言ってみると、常連客からは「1番うるさいのは月ちゃんじゃないか」なんて声が飛んできて。そんな声に「ちょっと、今新規さんがいるんだから静かにしといてって」なんて交わしながら「空いてる席どうぞー」と案内して)
(/それならよかったです!
これからよろしくお願いします!)
ふふっ…、面白いお店。
(店主らしい男が声をかけてくれば常連客とのやり取りを見ると楽しそうに笑って呟き。
席に着くとちらっと働いている彼の姿を目で追ってしまいつつ、一緒に来た若旦那に寄り添っていれば"ここはいつもこうなんだよ。えっと…おすすめはわらび餅かな"などと話しかけられた為ぴたっと身を痩せながら)
じゃあぜひそのわらび餅を食べたいです…、旦那も一緒に食べましょ?
(と顔を寄せて微笑みながら話し鼻の下を伸ばした若旦那は注文しようと店主の彼を呼ぶとお茶を2つとわらび餅を注文して)
お褒めのお言葉ありがとうございます
(面白いお店、と言われてニッコリと笑って大袈裟に頭を下げてお礼を言って。若旦那の方にも見覚えがあるのか「綺麗な人ですね、彼女さんですか?」なんて話しかけながら、彼女のことも褒めて。若旦那の言うようにここはわらび餅が有名なものの一つで、売れ切れる前でよかったなんて思いながら注文を聞いて)
はい、わらび餅ふたつですね。かしこまりました
(わらび餅とメモしながら2人の様子を横目で観察して。明らかに骨抜きにされてんな、この若旦那と苦笑いをして。にしてもこの女、なんか引っかかる色香があるんだよなと気にとめながらも、厨房の方へと入っていって)
ふふ…、夜ですか?
もう少しお話しして楽しかったら…
(なぜかつい視線は茶屋の店主に向いてしまい、厨房の方へ消えていってしまうと若旦那に視線を戻せばわらび餅を待っている間今日は夜まで一緒にいてくれるかい?などと誘われると相手は誰でもいいわけではないし弄ぶのを楽しんでいるため見つめて微笑みながら誤魔化すように返して)
お待たせしました、わらび餅ッス
(二人の間を割らないように、話がある程度終わるのを待って机に置いて。こんな真昼間から夜の話すんなよな、なんて少し呆れながら若旦那を見て。)
ではごゆっくりー
(ああいった女性には自分から近づかないのが吉だと判断し、早めに切り上げて。いつも女の子をナンパしている月城を見ている常連客からは「なんだよ月ちゃん。あの子は好みじゃなかったのかい」なんてまたからかわれて)
美味しそうっ…、あ、お兄さんっ
(ちょっと退屈な男だけど、無難な方かな…なんて失礼なことを思いながら若旦那と話をしていて。
そしてわらび餅が運ばれてくると置かれたそれを見てから彼の方を見て微笑み。
なんとなく彼に興味が沸いたのに、さっさと離れていってしまうと少し残念で眉尻を下げれば振り返るようにして彼を呼び)
はぁい、なんスか?
(呼ばれて彼女の方に振り返り、踵を返して駆け寄って。
また注文か?なんて思いながら、彼女のそばに屈んでいつも使っている注文用の手帳を取り出して。
彼女の方をじっと観察しては、やっぱり何処か人間離れしているなと感じながら、彼女の要件を聞く体勢に入り)
あ、ごめんねっ…注文じゃないの
このお店はお兄さん1人で?いつもこんなふうに賑やかなの?
(近くに来てくれた彼を見れば微笑みを向けて、ただその様子に注文を取ろうとしているのが分かればそっと手を伸ばすとメモを持つ手に乗せて注文じゃないと謝り。
ただの雑談、もう少し彼と話したいと思っただけな為大したことのない話題を振ってみて。
その様子に隣にいる若旦那は不満そうで)
そうッスね、いつとこんな感じで1人でやらせてもらってます。
たまに手伝いに来てくれる子もいるッスよ
(注文じゃないと言われて手帳を直して。
新規の客からそんな事を聞かれるのは慣れているのか素直に答えて。雑談を振られるのも慣れているが、若旦那の視線が痛く彼女に見えないように、取るつもりないですよーなんてジェスチャーで謝って。)
もうちょっと静かで落ち着くところがいいってなら、麓にある茶屋とかおすすめですよ
ううん…、この雰囲気好き。
多分また来ると思うっ
(話す彼をついじっと見つめてしまいながら話を聞いていて。
しかし別のお店の方が静かだと進められれば首を横に降り、賑やかな方が独りぼっちな気はしないため好きだと伝えるとにこっと笑って話し)
お邪魔してごめんなさい、ありがとう
(まだわらび餅も食べていないし、彼も仕事中だろうと思えば一言謝ると話はもう大丈夫だと伝えて。
そしてわらび餅を食べ始めれば美味しいと素直に感じ幸せな気持ちになるも、自分が彼と話す様子が気に入らなかったのか隣の若旦那はずっと自分の腰に手を回しながらあんな男話しても楽しくなかっただろ?などと少し鬱陶しくなってきていて)
こんなべっぴんさんに言われちゃこの店も喜びますよ
是非また、この春日和をご贔屓に
(自分の店の雰囲気をら好きと言われて悪い気はせず、素直に喜んで。
お客さんと話すのはいつものことで邪魔なんてひとつも思ってなく「いえいえ」なんて返して)
どうぞごゆっくり
(あの若旦那、かなりのヤキモチ妬きだな苦労するぜ、なんて勝手なことを思いながら、呼ばれた常連客の方に駆け寄って)
…旦那、美味しいわらび餅が不味くなります。
(あの男が気に入ったのか?自分の方が金はあるし、いい男だ。今日は絶対に帰さないなどと温厚な男かと思ったが少し短期なのか、甘やかされて育ったのか感情を表に出し始めた若旦那にわらび餅を食べながら煩いなと思うとそっと若旦那の頬に触れれば自分の方を向かせて。
そして優しく囁くように話せば周りの人間は何も知らぬまま瞳が少しだけ黄色くなり、それを見た旦那はふっと表情が一瞬なくなるもすぐに最初の時の穏やかな表情になれば"わらび餅は気に入ったかい?"などと先程の悪態はなくなり。
色んな男に身を寄せる中でトラブルもたまにあり、その時だけ妖術を僅かに使っては相手を落ち着かせたり気を失わせて逃げたりとやり過ごしてきていて)
で、なんだっけ?狐?
そりゃあ化かされちまったんじゃねぇの
(常連客の傍らに書かんで声を潜めて話す。
その客が言うには妖怪を見たとのこと、妖狐はたまにこの辺に出ては人をたぶらかして遊んで帰るのが多い。
「俺怖くてさ、だから退治してくれよ」なんて縋られてたら悪い気はせずに)
仕方ねぇな、一応は調べてみるけどよ
ふふ…、簪を?
そしたらぜひ選んでもらおうかしら…
(さっきまでの苛つきを露わにした若旦那はいなくなり、とても温厚に戻った男と美味しいと話しながらわらび餅を食べ進めて。
やがて食べ終わりお茶も飲んで少しゆっくりすると、君に似合う簪でも買ってあげようか?などと自分に好かれようとする若旦那の言葉に微笑めば若旦那は彼を呼びお会計をしようとして。)
(常連客とそんな話をしながらも、かなり気になっているのか、彼女と若旦那の方を横目で観察して。
さっきまであんなに不機嫌だったっていうのに、もう何も無かったように上機嫌だ、余程あの女の子にご熱心なのか…それとも別の理由が…なんて考えてると、会計に呼ばれて)
はいただいまー
今日はありがとうございました、お会計はご一緒で?
(彼が来れば若旦那が2人分とお金を渡して。自分の前だからか、羽振りがいいのをアピールしたかったのかおつりはいらないと言っている様子を微笑みながら見つめて。
そして帰ろうと促されて立ち上がれば彼の方に視線を向けると)
…お茶もわらび餅も美味しかったです。
また来ますね
(と言葉を残せば若旦那に身を寄せるようにして2人で茶屋を出ていき)
ありがとうございましたー、またお越しください
(お釣りも要らねぇなんて、余裕のある男アピールってか、なんてまた苦笑しながらお金を受け取って。
彼女からこっそり言われたそんなお礼の言葉に、いつもの様に微笑んで「またどうぞ!」と、営業スマイルで答える)
…にしても、なんか引っかかる女だったな、
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