配信者の貴方と俺(BL)(〆)

ん…？どう、したの…？(相手の疑問があるという言葉に首をかしげながらどうしたのかと質問を返し)

昨日さ…寝る前にまたミツの放送聞いててちょっと声似てるな～って思ってさ…（と頭痛から眉を寄せながら見上げ首を傾げ
..）

っえ…ミツ、と俺の、声…？(相手からの言葉に思わずドキッとしてしまい、それが表情や声色にでないよう必死に冷静さを保とうとしつつも言葉には多少詰まってしまい。それでも「き、気のせい、じゃない、かな…似てる、ってだけで別人、だよ…？」とあくまでも自分はミツとは別人であると言おうとするも冷静であれば違和感に気付ける言葉を溢してしまい)

ん～…ちょっとした疑問だったんだけどな～…（と眉を下げ苦笑しながら見上げ首を傾げ「けっこう好きな声なんだよね…と呟き顔を埋め」）

っ…(相手からのけっこう好きな声、その言葉に思わず言葉に詰まってしまい。相手が好きなのはどっち…いや、聞かなくても分かってしまう、恐らくはミツの声が好きなのだろう、と…自分が作り上げた声が好きだと言われ嬉しいような、本当の自分を認められていないような、複雑な感情が入り雑じりながらもそれらには蓋をして軽く微笑んでは「…へぇ、そう、なんだ…なら、ミツの声、聴きながら、寝る…？」と自ら自分のスマホを取り出して操作し始め)

あ…俺なんか変なこと言った？（と顔を出し眉を下げながら見上げ首を傾げながら問いかけ「緊張して寝れないかも…？」と眠そうに欠伸をしながらも苦笑し）

ううん、そんなこと無いよ(相手から変なことを言ったかと問われればフルフルと首を横に振ってはやんわりと違うと伝え。そして適当に選んだ睡眠誘導動画の再生をいつでも出来るようにしては「これ、イヤホンで、聞く？」とスマホの画面を相手に見せれば、それはちょうど前に相手が聞いたことのある病室をテーマにしたもので)

そう…？よかった～。（と目を細めながら見上げ微笑むも目を擦り欠伸をし「えっ、これ確か…」と起き上がり画面を見つめながら首を傾げ悩み）

（上げておきます…）

これ、今ちょっとミツの動画、で調べたらたまたま出てきて…(相手の何か思い出そうとしてる様子に少し苦笑いを浮かべつつ、自分が調べたらこうなった、と僅かながらに嘘を交えて伝えては「あ、イヤホン…俺のでよかったら、使う…？」と問いかけつつポケットを探りだし)

俺が昨日寝る前にちょっと見たやつ…（と呟きながら相手の見せてくれた画面を見つめ首を傾げ「どうしようかな…あ、俺イヤホンあるし大丈夫！」と鞄を見つめながら苦笑し）

あ、そうなんだ…(相手から丁度昨日聞いたまま寝たばかりだと言われ、驚きの表情をしてそう相づちを打ちつつも、その心の中では嬉しさと恥ずかしさが入り交じったものがあり。相手が自分の鞄にイヤホンがあると言ってくれればホッとして「そっか…出すの、手伝おうか…？」とベッドに横になってる相手の手間を減らそうと提案し)

あっ…うん…！ちょっとからまっててさ。（と鞄の中を見つめ中に入れたはずのイヤホンが絡まっており苦笑しながら相手を見つめ苦笑しながら「手伝ってほしいな？」と首を傾げ）

うん、良いよ(相手からの願いにコクリと頷いてはその絡まったイヤホンを受け取れば、多少手こずりはしたものの、その絡まりを解きジャックを自分のスマホに繋げてはイヤホンを「はい、どうぞ…？」と相手に差し出して)

ありがと～！（と見上げ目を細め微笑みながらイヤホンを耳につけそのまま布団をかぶり「ん～、でもな…」と首を傾げ呟き）

…？どう、したの…？(近くにあったパイプ椅子を手にとってそれに腰掛ければ、相手の呟く言葉にどうしたのかと首を傾げながら問いかけて)

緊張しちゃって寝れないかも…（と苦笑しながら見上げ首を傾げるも違和感を感じ相手を見上げ悩むように首を傾げ）

あー、まぁ…俺がいる、と寝にくい、かな…？(相手からの言葉に苦笑いをしながらそう呟いて立ち上がれば「その、とりあえず、俺は席、外しとく、ね…？」と相手に伝えその場を後にしようとし)

違くて…なんだろ、ドキドキしちゃうんだよね…（と相手を見上げ苦笑しながら布団に顔を埋め「でもいてほしいかも…」と呟き）

え、あ…そう、なんだ…(相手の言葉の意味が上手く理解できずにいたものの、相手がいて欲しいなら、と再びパイプ椅子に腰掛ければ「えと、それじゃあ動画、再生する、ね…？」と相手に先に伝えてからスマホで動画を再生し始め。そうすれば相手が昨日聞いていた睡眠導入動画が始まって)