DV男と付き合いました

さっさと来いよ。何時間待ってると思ってんだ。来ぇなら、他に女呼ぶぞ(ドスの聞いた声で話しをして)

ごめん、今すぐ行くから！！(相手の声はとても怒りが含まれていて、すぐに起き上がり用意して相手の家に向かい)

ったく、使えねぇ奴(電話を切った後で悪態を着くと、とりあえず伶が来るのをまた間にTVをつけて暇を持て余し)

リクくん…。(相手の家に着くとインターホンを押して、相手が出てくるのを待って)

チッ、やっと来たか(ドアを開けながら悪態をつき、伶の髪を引っ張り中に招き入れ)
おい！なんで遅かった？一応理由ぐらいは聞いてやる

…いッ、(髪を引っ張られると痛さに顔を歪めて)…電話のあとっ、二度寝しちゃって…。

はあ？二度寝？俺が早く来いって言ったのに、また寝たのかよ。(紙を乱暴に離すと床に叩きつけ足をお腹に乗せ)
俺、腹減ったって言ったよなぁ？

ごめ、ん…今すぐ作るッ、から。(叩きつけられた衝撃と痛みで涙目になり)

さっさと作れよな(足をどかすと自分はベッドに座り)

(あんまり待たせては怒らせてしまうため、簡単にできるオムライスを作ると相手に声を掛けて)遅くなってごめん、できたよ。

おー！ありがとな。美味そうだ(さっきまでは不機嫌だったのに、出来上がると嬉しそうにして、早速ひと口食べ)
ん、美味い。

(隣に座ると、相手の反応を見て喜び)良かった…！あのさ、僕お昼から仕事なんだけど…。

あー、そうなんだ。じゃあ、これ食い終わって片付けたら帰ればいいじゃん。伶も食うか？(スプーンで一口だいに持ったオムライスを貴方の口許に近付けて)

うん、そうするよ。(今はお腹が空いてなくて、思わず断ってしまい)あんまり、お腹空いてないんだ…。

そっか(なら仕方ないかと自分で食べ食べ終わると伶の頭に手を乗せ)
さっきは?引っ張って悪かったな。まだ痛むか？(打って変わって優しい口調で話し)

(怒られると思っていたので、頭を撫でられると照れて下を向き)全然、大丈夫だよ！もう、痛くない、よ。(優しい口調に安心して少し相手に寄り添い)

なら、良かったぜ(食べ終わると伶を抱き締め)
俺、お前に嫌われたら生きていけない。だから、ずっと俺の側に居てくれ(弱々しく言えば少しだけ抱きしめる手が震えていて)

離れたりしないよ、大丈夫。(相手の弱々しい声と震える手に抱き締める手を強めて)

ありがとう、伶(ゆっくりと離れると、ふと時計をみて)
昼からバイトって言ってたよな？片付けはいいから早く帰った方がいいんじゃねーか？
あ、それと、俺今日は仕事休みなんだよ。だから終わったらまた来いよな

うん！そろそろ行くね！片付け、ごめんね。(離れられると名残惜しさに寂しそうな顔をして)終わったらまた来るね。

あぁ、気をつけてな(手を振り見送り)
おう！待ってる

(仕事の終わり時間になり、相手の家に行くとインターホンを押して)

(ドアを開けて相手を招き入れ、食べ終わったオムライスの片付けはされていないようで)
お、終わったのか？お疲れ

ただいま！(部屋へ入ると、皿等の片付けがされておらず)…リクくん、これ…。

ん？なんだ？(何を言われてるのか分からないと言った様子で)

あ、なんでもない…！(片付けの事を言おうとしたが、怒られると思い言うのをやめて)ごめんね、片付けるよ。

おーありがとな。それより伶。お前ちゃんと飯食べてるのか？最近痩せて来たんじゃねーの？(元からあまり食べる方ではなかったが、最近は食べてる所を見た事がないと思い)
よし！俺がなんかご馳走してやるから食いたい物言え

そんな事ないよ！ちゃんと、食べてるよ！(心配してくれている事に喜ぶが、申し訳ないと思い)僕は大丈夫だから、リクくんが食べたいの食べよ？

んー、俺かぁ
寿司かラーメンがいいな(伶はどっちがいいか聞き)

じゃあ、ラーメンがいい…！(相手に聞かれると少し遠慮気味に答えて)

じゃあ、ラーメン食いに行くか(そう言えば今日は外に一歩もでていないなと思い、とりあえず着替え)んじゃ、行くか

うん！…今日はずっと家に居たの？(仕事に行ってる間何してたのか気になり)

あぁー特に出掛ける用事もなかったしな(外に出ると少し肌寒さを感じ、車の鍵を開け)
助手席に乗れよ

そっか！(外に出てないと聞くと安心して、言われた通りに助手席に乗り)いつもありがとう。

あ？なにがだ？(急に礼を言われてよく分からず首を傾け)
美味いラーメン屋があるんだよ。車だと5分くらいだな

ううん、なんでもない！…ラーメン楽しみ！(運転している相手の顔をチラッと見て)

変なやつ(車を走らせて5分くらいで、中華そばと言う看板が現れ)あ！ここここ！(駐車場に車を停めると、2人で中に入り)

よく来るの？ここ！(中に入ると向かい合わせに席に座り)

ラーメン食いたくなったらここだな(メニュー表を開けば1,000円以上するラーメンばかりで)
ここの出汁が美味いんだよなぁ～今日は何食うかなぁ

(メニューを見るとどれも1000円以上するラーメンに驚き、1番安いのを指さして)僕これでもいいかな…？

何でも好きなもん食えよ。全部美味いと思うぜ。俺も、まだ全部は食べてないんだけどな(遠慮しているのであろう相手に言い)
俺は、チャーシューたっぷり豚骨ラーメンにオプションで半熟卵付けてもらおっかな

ありがとう！僕はこれにするよ。(相手がこちらに気を使っているのかと思うと嬉しくなり)リクくんのラーメン、なんだか元気出そうだね！(相手の注文するラーメンに驚き)

そうか？(言われてキョトンとし、とりあえず頼むかと定員を呼び、自分の分を言い終わり)
ほら、伶も自分で言えよ

あ、これお願いします…！(店員さんにメニューに載っている一番安いラーメンを指差して)

好きなの食って良かったんだぞ。ほんとにそれが食いたかったのか？(礼が1番安いラーメンを注文したので遠慮したのではないかと思い)

これが食べたかったよ！楽しみ！(相手に気を使わせないため笑顔で)

ふーん、ならいいけど(どれも美味いだろうしなと思い)
でも、なんか無理してるように見える

無理なんかしてないよ！！(相手の言葉にハッとして大きい声を出してしまい、周りの人がこちらを見ており)あ、ごめん…。

ふーん、ならいいけど(ちょっと怪しいと思いながら相手を見据え)

(大声を出してしまった事に反省しているとラーメンがきて相手が食べてから食べようと思い待っており)美味しそう！

だな、伸びないうちに食おうぜ(まずは大量に盛られたチャーシューを食べ)んー、肉汁うまっ！