政府職員 2023-04-15 00:56:57 |
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概ね政府の中で忌書庫の管理人といえば杠葉を示す言葉である。忌書庫も過去事例管理記録室の別名で単純に闇みたいな事例ばっかり保管されているから忌書庫と呼んでいるだけでいうだけで特に嫌われているわけではない。ブラック本丸やら神隠しやら政府の汚点やらが保管されており閲覧は申請し許可を得る必要があるため、各派閥が弱み隠しでどこにも属さない杠葉に管理を任せているのだ。なお当の杠葉は管理人権限で全ての記録を過去から遡って閲覧している、紅茶とスコーンを傍らに呑気に記録閲覧をしながら要点をまとめたり考察をしたりと過ごしている。
結構大事だが忙しくない忌書庫は職場環境としてはわりと良いがただ働きたいかと言われると別なのでずっと杠葉一人の部屋であった。そこに刀剣が移動してくると言われても別段杠葉の行動は変わらず、紅茶のグレードが一段階上がりスコーンを乗せる皿とティーカップセットが一つ増えただけである。
そして忌書庫こと過去事例管理記録室に配属になった刀剣男士がやってきた。
まだレス禁です。
「ようこそ忌書庫に、君が自分の意志で来た物好きか理由があってここに配属されたのか何かやらかして飛ばされたのか知らないが興味もないし、まぁ歓迎するよ」
配属にあたって杠葉に回ってきた刀剣男士のプロフィールが記載された書類をデスクの引き出しに仕舞い、こう告げた。
「政府の暗部しか転がってない部屋にようこそ、ほのぼのが見たかったらそこの青い棚にあるぞ。それ以外の黒い棚はすべて汚点の塊だからな」
レス解禁です
スレ立てありがとうございます。募集版でお声がけした29921です。
さて、こちらの提供する刀剣男士ですが、文書や本丸の物語を取り扱う部署ということで、歌仙兼定や古今伝授の太刀、大千鳥十文字槍なんかはいかがでしょうか。
紅茶とスコーンを片手に仕事をする様は、長船派あたりの刀剣男士も似合うかもしれません。
あるいは窓際部署のイメージから、秋田藤四郎や大典太光世もいいかな、と思っています。
ここで挙げたキャラクター以外にも、杠葉様の方で希望する男士がいれば教えてください。
また、忌書庫に配属されたきっかけについては、「ブラック本丸の解体に伴って政府に移籍」という風に考えています。
こちらについても、問題があればご指摘ください。
それでは、よろしくお願いします。
ブラ本所属からの移籍なら、大典太光世か歌仙兼定あたりが良いかなと思います。理由としては歌仙兼定は初期刀や手に入りやすいなどの理由で確実に居そう、大典太光世は過剰出陣の末来たみたいなのが合うかと思うからです。
長船なら、大般若あたりが合うかなとは思います。その三振りから29921様がやりやすい方でいかがでしょうか。
またロル内で問題などありましたらお声がけください。
こちらこそよろしくお願いします。
承知しました。それでは、こちらは歌仙兼定をやらせていただきます。簡単な設定を書いておきますので、問題点・気になる点などあればお声がけください。
歌仙兼定
とある本丸で初期刀を務めていたが、無茶な出陣や審神者の暴力・暴言などによりブラック本丸として摘発され、本丸は解体となった。
最も古くから本丸にいた刀でありながら主を止められなかった責任感、あるいは長らく殺伐とした環境にいたため人の身を謳歌し足りないといった理由により刀解を選ばなかったが、かと言って他の本丸に移って馴染める自信もなく、政府へ移籍することに。
その経歴から、特に人間に対しては一般的な歌仙兼定に輪をかけて人見知りをこじらせている節がある。
忌書庫に配属されてから紅茶やティーカップに凝りだしたり、杠葉様に対しては人見知りを克服していったり…といった展開を考えています。
承知いたしました、設定も特に問題も気になる点もありません。
杠葉は歌仙のことを「歌仙くん」と呼ぶ設定にします。
もう一回この後にロ?のを書いておくのでこれ以降はそれに合わせるようにお願いします。
何かあったら適宜相談という形でお願いします。
「忌書庫にようこそ歌仙くん、君が自分の意志で来た物好きか理由があってここに配属されたのか何かやらかして飛ばされたのか知らないが興味もないし、まぁ歓迎するよ」
配属にあたって杠葉に回ってきた刀剣男士のプロフィールが記載された書類をデスクの引き出しに仕舞い、こう告げた。
「政府の暗部しか転がってない部屋にようこそ、ほのぼのが見たかったらそこの青い棚にあるぞ。それ以外の黒い棚はすべて汚点の塊だからな」
「ところで、紅茶はお好きかな?」
「歌仙兼定、今日からここでお世話になるよ。先日、僕のいた本丸が解体されてしまって……ええと」
腹をくくって先輩職員たる相手に挨拶したはいいものの、いきなり興味がないと出鼻をくじかれ、続いて不祥事がゴロゴロと転がっている黒い棚を見やると、自らがいた本丸のことを思い出して顔をしかめ。けれど耳慣れない言葉に気を取り直して。
「こう……ちゃ?初めて聞くよ。……お茶の種類かい?」
「言い方が、良くなかったかな?君は会話が苦手な質だと聞いたから無理して君から聞く気はないんだ、悪いけど君の本丸の話も記録として残っている。フォローするわけじゃないが、君の居たより悲惨な本丸の記録もあるしもっとまともな所の記録もある」
立ち上がって歌仙からすると初めて見る形の急須、ティーポットを傾けカップに注ぎソーサーに載せる。
「紅茶は、君も知る緑茶の茶葉を発酵させたものでお茶の一種だ。無理して記録室の記録整理はしなくても良い、今日の紅茶はダージリンという飲みやすいものだけど甘いのが良ければそこに砂糖とミルクがあるから入れると良い」
茶器は陶磁器、そこは馴染みがあるかな?
そう言って差し出された赤色のお茶は、見慣れないものだった。
「……そうか。それは、その……気を遣わせてしまったね」
先制攻撃を食らった気でいたが、初対面から自身の特性を把握しているあたり、本当に人に興味がないというわけではないらしく。もっとも自分としても、改めてあの主のことを語るのは億劫だったから、既に相手に把握されていることに胸を撫で下ろし。だーじりん、みるく、といった耳慣れない言葉に困惑しつつも、初めて見る赤いお茶に驚き、ティーカップに注がれる様子をまじまじと見つめ。
「ああ、紅茶とやらはよく分からないけれど、その急須と茶器はとても美しいね。……せっかくだから、そのままいただこう」
恐る恐るといった様子でティーカップを持ち上げ、口をつけると、パッと目を輝かせ。
「何だい、これは!とても美味しいよ。上品な香りで、渋みと甘みがちょうど良い。しかも美しい色をしているし、こんな飲み物があったなんて……すまない、喋りすぎてしまったね」
「その急須はティーポットだ、紅茶を入れるときに使う。その茶器はティーカップ、下の皿はソーサー。ミルクは牛乳、牛の乳を飲みやすくしたものだ。紅茶は備え付けの物があるから好きに飲んでいいぞ、今君が持ってるカップとソーサーは君専用として用意したもので、自分で選びたかったらそこのカタログから選ぶか店に行くと良い」
茶菓子もあるぞー、と間延びした様子で戸棚を示す。
「さて、うちの業務はシンプル。紙媒体の物を電子媒体に変換する、記録を閲覧しに来た者の許可証を確認して履歴に残す、あとは新しくきた事例の保管の三つ」
「そしてこの部屋の絶対的ルールを一つ、ここで見聞きした過去事例は一切外部に漏らしてはいけない」
さて業務開始時間だ
「へえ、これらが全部茶葉なのかい。紅茶にも色々な種類があるんだね。缶の絵柄もなかなか可愛らしいじゃないか。これが紅茶に合わせる茶菓子だね。それに……」
促されるまま戸棚を開けては備え付けの茶葉や茶菓子を見て回り、初めて触れる文化にそわそわと興奮していたが、仕事の話を振られると、ハッと我に返り。
「あ……ああ、そうだ、僕は茶会に来たわけではないからね。文系名刀の名にかけて、仕事を果たしてみせよう。もちろん、誰かに漏らしたりはしないさ」
と言ったものの、電子機器など使ったことはなく、しばらくもじもじとした後で。
「それで……その、何から手を付ければいいのだろうか」
「まず、紙媒体の整理から始めようか。そこの竜胆が書かれてる箱の中に報告書がある。その報告書に書いてある内容を読んで、分類を確認する。このSとかBとか書いてあるのが分類で・・・・・・」
そう説明を始める杠葉。
「紙媒体の管理ができるようになったら電子媒体も始めよう。紙媒体の報告書が終わったらパソコン、電子機器の扱いも覚えていこうかな」
はいマニュアル、マニュアルっていうのは手引書ねと言いながらそこそこの厚みのある冊子を渡す。
「君の過去が過去だからどうしても思い出したりいやなことはあるだろうから、精神安定のためにあれこれ持ち込んでいいけどそこのロッカーにしまえる大きさのものにしてね」
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