匿名さん 2023-04-10 12:38:53 |
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見えてるのか…?
( 大量にあった洗濯物は手際のいい助手の協力もあり、あっという間に干し終わり。この天気ならすぐに乾きそうだな、なんて軒下で春の柔らかな日差しを受けながら軋む廊下を歩いていると、ふと、人の視線を感じ濃い浅葱色の瞳をそちらへと向け。するとそこにはこの本丸では珍しい若い娘が己を凝視していて…話したことは一度も無いが彼女のことは知っている、この本丸の審神者の孫で“はるやすみ”や“なつやすみ”と言うらしい季節休暇の時期になると、遊びにくるのだ。とはいえ彼女に刀剣男士の姿は見えないはず…にも関わらず、こちらを凝視する目に上記ぽつり。するとどういう訳か、独り言が聞こえていたようで、しどろもどろに質問してくる少女に、どうしたものかと頬をかき。 )
知り合い…ああ、まあ、そんな所だ。ンなことよりそっちには入るな…って、あんたのばあさんが言ってたぜ。
( 言葉を選びつつ答えればス…ッと音も無く前に立ち塞がり、というのもこの先は、刀剣男士達の居住区となっているからだ。一人暮らしだと思っていた祖母がその実、謎の男達と同居していたと知ったらこの少女は、どう思うか。何より一般人に自分達(刀剣男士)の存在を知られるのは避けたい。 )
( / お待たせしました!初回ということでひとまず兼さんで絡ませていただきました。似非や知識不足が目立つかもしれませんが、改めてこれからよろしくお願い致します*)
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