スレ主 2023-04-09 17:54:36 |
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【作品名】
東方project ~東方剛欲異聞~
【キャラ名】
饕餮 尤魔(とうてつ ゆうま)
【性別】
♀
【補足】
種族:饕餮
能力:何でも吸収する程度の能力
子羊の姿の神獣。
貪欲で大食漢で、実体霊体、有機体無機体問わず、何でも丸呑みし食べてしまう。
さらに呑み込んでしまう事で、その物を理解し、自分の力にしてしまう。
呑み込んだ物は、性格にも影響を与えるらしい。
畜生界の組織、剛欲同盟(ごうよくどうめい)の同盟長である。
剛欲同盟は徒党を組んで目立つような事をせず、大局的に物を見て、
機が熟したときに、楽して全てを奪おうと企む組織である。モットーは『漁夫の利』。
彼女は不誠実で卑怯な手段が大好きだと、他の組織には倦厭されているが、
部下には「無敵に等しい能力を持っていて、頼りになりすぎるボス」と慕われている。
本人は、部下を持つことには執着せず、何でも自分で行動したがるようだ。
そんなボスに感化されてか、剛欲同盟は各々自分達で勝手に行動する者が多い。
彼女はああ見えて賢く、そして冷静で、無駄な争いは避ける性質を持っている。
敵が、脅しても上手くいかない相手だと判断した場合、抱き込む事を検討する。
それも上手くいかないと判断したら、表面的でも協力関係を結ぶことを試みる。
それも難しいと判断した場合、早々と撤退を選択する。
弱肉強食、暴力こそ正義の畜生界の中では異質の組織である。
全面戦争といった選択肢を取るのは、剛欲同盟的には、本当の最後の手段なのだ。
今回は動物霊のドタバタ騒ぎの隙をついて、旧血の池地獄に目を付け、
畜生界のみならず地上の欲を全て手に入れようと企んでいたが、
その企みは地上の秘神の手によって人間にばらされ、
そして対饕餮に仕上げられた刺客の手によって、一度破壊されてしまう。
再生後、彼女は石油の独占を諦め、秘神と協力関係を結ぶのだった。
【現在の状況】
異変は終息したため、饕餮は地獄の奥深くで休息中である。
※これより先、コメントOKです!
「…一つ掘っては金のためー 二つ掘っては国のためー 三つ掘っては憎しみのため…」
(羊を彷彿とさせる白色のモコモコ髪が特徴的なセミロングの頭に、青いリボンを巻いた真っ赤な羊角を二本生やしている娘が一人。瞳の色は赤色で羊のような横長の瞳孔を持っている。背が低く、幼い少女のような姿ながらギザギザとした歯とリング状のピアスを付けたエルフ耳をしており、上記の羊のような特徴も相まって中国神話に語られる饕餮らしい凶悪そうな顔つきをしている。服装は饕餮文の入ったワンピースのような衣装で、その下に赤色の肩出しインナーを着用している。また、手には自分の背丈よりも大きい巨大な先割れスプーンを持っており、これをスコップのように扱ったり、振り回して武器として扱っていた。かつて迫りくる魔の手たちを払いのける前に呟いていた言葉を呪文のように繰り返しながら、彼女は薄暗い地獄の地下奥底で寛いでいた。)
「あの胡散臭いやつと協定関係を結んでからというものの、本当に私以外の誰かがこの地下深くまでやってこなくなったな。さて、どうしたものか。くっくっく・・・」
(裸足の両裏をすり合わせながら、誰もいない空間で独り言を続ける。組織の長ではあるものの、自分の周囲に部下を侍らせる形態ではないため、基本的に一人で行動している。異変の引き金を引いてから若干の時間が流れているが、畜生界にも地上にも進出しておらず、無敗の同盟長としては相変わらず雲隠れした状態にある。また、悲しいことに無敗という肩書も一度壊されてしまったわけだが。立ち位置として神に座していることから、長い歴史の中のたった一度の敗北は、あまり大きな問題として捉えていない。むしろ負けを知っていることが、最終的な目標の達成に一歩近づいたとまで思っている。”何でも吸収する程度の能力”。相手がいなければ成立しないこの能力は果たしてどこまで活用できるか。顎を指で撫でながら、不気味な笑みを浮かべ考えるのだった。)
「このあたりのモノはある程度食いつくした訳だが・・・あまり良い性質を吸収できなかったな。地下で待っているだけなのは、あまり得策ではないか。」
(来るべき決戦に備えて、常に力を蓄えている彼女だが、同じ環境で暮らしていると限界がある。直近で得た力というのも、予期せぬ敵が襲来してきたことに起因している。辺りを見渡しても、食したことのある無機物有機物ばかりで、辟易としてくる。潜在的受け体質である饕餮にとっては、難しい悩みを抱えていることになる。部下からは”無敵に等しい能力”として称えられているが、敵がいなければ強くなれないという皮肉な状況だ。笑みを浮かべていた顔は、いつしかしかめっ面へと変貌していたのだった。)
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