スレ主 2023-04-06 01:16:23 ID:896f7f474 |
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>レイチェル・ガードナー、ホークス・アイ、南部住宅街ALL
【南部住宅街/マーフィー・シーカー(移動開始)、謎の老人(→バンシー伊東)、レッドピラミッドシング×1、ゾンビ×16(増加中)、ライイングフィギア×5(増加中)】
マーフィー「――何で“殺されたい”か、ワケ(理由)を話してくれないか?…だけど今はそれどころじゃ無い、少なくともアレ(三角頭※レッドピラミッドシング)から逃げてからだ。」
どういう経験や経緯を通せば―こんな子供が、こんな色の目を出来るのだろう?
懺悔室にでも居る様な姿勢のそんな暗く沈んだ双眸の持ち主(レイチェル)を見据えて、迫り来る眼前の危機と、そこから掛け離れた少女の様子に焦燥と困惑を隠せないながらも、現状の最善の行動を取ろうとニット帽の傭兵はそう少女に告げて傷の痛みを押し殺しながら住宅の奥――玄関からリビング、そして居間を目指してアサルトライフルを構えながら足早に歩き出す。
そうしている内に引き摺るような重々しい金属音が鳴り止み、
ザクッ――ギシシシ■■■■
鉄製のドアを容易く貫通するあの三角頭の巨大な鉈の刃先、玄関のドアを叩いていた動く死人(ゾンビ)ごと貫いたらしく、刃身からどす黒い血が伝ってポタポタと滴ってくる。
マーフィー「あぁクソッ――あの野郎、無理矢理こじ開ける気か。こっちだ早く!裏口から一度外へ出よう。」
そう少女(レイチェル)に呼び掛けつつ居間から裏口を目指す手負いの傭兵の青年。あの三角頭の異形の巨漢(レッドピラミッドシング)はドアに貫き通した巨大な鉈の刃を縦横に捻り、缶切り宜しくドアをこじ開けつつある。
―
――
???「ふはっはっは、面白い事を言うのぉ――こんな(滅茶苦茶)な土地に住む位ならゴミ溜めの方がまだマシじゃて…ま、つまりな、立場としちゃあんた(ホークス・アイ)と同じ様なモンさね。」
閉めたドアのドアスコープ越しに外の様子を伺いながら白髪白髭がライオン宜しくもさもさな浮浪者の老人は半ば忌々しげにそうボヤキつつ自分はこの土地の住人では無いと答えて、暗に彼(ホークス・アイ)と同じ様な(迷い人)であると示しつつ
???→バンシー「ワシはバンシー、バンシー伊東(いとう)じゃ、(久々)に他の誰かに会えた分気分が良いんじゃ、あんたは?」
と名乗りつつ彼(ホークス・アイ)にも名を尋ねる。
今の処は、あの化け物達が侵入してくる様子は無く、不気味な静けさが周囲を包んでいる。
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>レティア、シャディク、廃屋敷ALL
【廃屋敷(屋根裏・リビング)/ことも、屍人×2、???】
―寝室―
唐突に天上の穴から顔を出して現れたかと思えば再び引っ込んで天井(屋根裏)を移動して行った幼い少女(ことも)にやや唖然としている彼(シャディク)、しかしそちらを気にしている内に、再び廊下の方で動きがある様な音がしてくる。
コツ…コツ…コツコツ…コツ
先程の何か(屍人)よりはしっかりした足取りだが…妙に性急というか(落ち着きの無い)様な足音に聞えてくる。
と
♪~
寝室の棚に置かれていた古びたオルゴールが独りでに鳴り出した、未来の世界でなら自動で決まった時間に音楽を流す様な機器があるが、そこにあるモノは自動化など露とも感じられない様な手回しゼンマイ式の古風なオルゴールだった…
おまけに流れ出した音楽は――御世辞にもまともな曲とは言えない、どこか不気味な不協和音交じりの(ラヴェルの夜のガスパール)
そしてオルゴールが流れ出すのに合わせて、独りでに開く棚には――2本の奇妙な蝋燭(ホーリーキャンドル)が収められていた。
マッチやライターなどの火をつける道具があれば、光源として使えるかもしれない。または(別の効果)も…
――
―
―リビング―
ことも「?」
寝室の方から聞えてくるオルゴールの不気味な音色に屋根裏(リビングの天上の穴)から彼女(レティア)を助け出そうとしている幼い少女(ことも)は不思議そうな表情を一瞬その方向へ向けるが…直ぐに
背中の羽根を…なるだけ音を立てないように羽ばたかせて天上の穴へと飛んでくる相手に向き直り、もう少しで手が届く距離まで来ると、その手を差し出す。
ことも「つかまって」
そのまま屋根裏に彼女(レティア)を引き上げる算段らしい…が、その時
??「いけ■な■い子■たち■ね■ぇ?■■」
ことも「!!」
不意に飛ぶレティアの真下から、口や目、鼻から赤い液体を流した先程の家政婦の格好の人ならざるモノが恐ろしい笑顔で、その血なのか何なのか分からない液体で汚れた手を彼女(レティア)を捕まえようと伸ばしてくる。
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