スレ主 2023-04-06 01:16:23 ID:896f7f474 |
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レイチェル・ガードナー、ホークス・アイ、南部住宅地ALL
【南部住宅街/マーフィー・シーカー、ゾンビ×16(増加中)、ライイングフィギア×8(増加中)】
マーフィー「そうか…教えてくれてありがとう。」
思いの外、落ち着いた――というよりやや見た目の歳の割には淡々とし過ぎている様な雰囲気の白金色の髪をした少女(レイチェル)の言葉に内心心配になりながらもニット帽の傭兵の青年は礼を言う。
ばんっばんばんっばんばん(ゾンビがドアを無造作に叩く音)
そうして部隊間無線機を暫く弄り、そもそもの所のHQ(作戦本部)との通信も途絶えたままな上、妙な雑音がずっとザザザと鳴っている始末で役に立たないインカムから諦めた様に意識を外して――ふと彼女(レイチェル)の不自然なほど暗く光の無い視線が自分、正確には自分の腿のホルスターに収めている自動拳銃(SIG Pro)に向けられているのに気付く。
マーフィー「……コレ(拳銃)が気になるのか?」
と何気なく傭兵は相手に尋ねてみる。
ばんっばんばんっばんばん
――――
―
強酸性のガスだか液だかをスプレーの様に吹き掛けて来る異形(ライイングフィギア)の攻撃を躱しつつ、戦慄しながら元きた道を戻る彼(ホークス・アイ)、動きはそれほど早く無いが多少離れても危険な攻撃をしてくる存在故に距離を取るのは賢明な判断だと言えるだろう。
そうして南部住宅街を行く彼に声を掛ける何者か
???「おい、そこの派手なの(ホークス・アイ)、こっちじゃ、早ようせい!」
何だか年のいった老人の様なそんな声が、木造の家宅の半開きになった入口から聴こえてくる。
こっちへ逃げて来い…という事らしい。
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