スレ主 2023-04-06 01:16:23 ID:896f7f474 |
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【いえいえ私自身もかなりのんびりペースです故、お気になさらず。(一応廃病院の方にも絡みを出して置きます故)】≫アンドルー/ガイスト本体様、聖羅本体様
>35、シャディク、廃屋敷ALL
【廃屋敷/ことも、屍人×2】
コツッコツッコツッコツッ…
??「■■きり■とやえ■れん■ぞ」
目が覚めた彼(シャディク)が誘拐を疑いながら思索を開始した直後、廊下から聞こえてくる硬質な足音――ただ、普通に歩いているにしては妙にテンポが遅く、足を悪くした病人の様なそんな足音だった…そして何より、濁った男の不明瞭な声で意味不明な言葉を唱えている。
??「■■きり■とやえ■れん■ぞ」
――足音は徐々にこの部屋に向かって近付きつつあるらしい。
ドアには内鍵が掛けられるタイプの様だが…
と、
がぱ――
何か外す様な音と共に、部屋の天上の一角が外れて――ひょっこりと顔を出す赤いリボンのついたカチューシャにうさぎのリュックを背負った小さな少女(ことも)
ことも「――かぎをかけて」
と幼い声ながら有無を言わさない様子で小さな手でしっかりと部屋のドアを指差す。
>29
>36 加州清光、ガイスト
【廃病院/『両儀式』】
――
―
院内のリノリウムの床を柔らかく歩む草鞋の軽い足音…ふわり、と何処か場違いな桜の花びら混じりの風が霧を一瞬だけ掻き分ける――
晴れやかな白の着物姿の一人の和装の佳人――しかし不可思議な雰囲気の女性が一人、(人影)に紛れて真っ紅な唐傘を片手に歩んでくる。
何者かは分からないが、唐突に顕れた(人影)とは異なる実体のある存在…だが、その雰囲気は何処か常人とは異なり――怪異塗れのこの状況下に於いても異様なほど浮世離れしている。
黒い墨を落とした様な黒髪は肩口、その細い体躯と輪郭、白磁の様な肌と―魂の奥底を見据えるような玄(くろ)い瞳。
血濡れの神父な彼(ガイスト)と刀の付喪神な青年(加州清光)、そしてそれを追うこの世の者では無いであろう有様の異形の少女――
『両儀式』「あら、また珍しい(招かれ客)という事ね…二人とも其処の部屋へ」
そう呼び掛けると、彼女(『両儀式』)は二人(ガイスト、加州清光)を庇う形で前に出て微笑みながら少女と対峙する。
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