匿名さん 2023-04-04 23:32:48 |
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えぇ…まぁ危ない範囲まで近づきすぎなければば自由に見学いただいて問題ないかと。
それに、私以外の…特に女性からの目があれば鍛錬にも身が入るだろう。
(会えて光栄と言われるのは将軍になってからよくある社交辞令の言葉であり、女性とのそのような会話もほぼ経験がなく自分への好意と勘違いしない様に表情を変えないまま軽い会釈で返しひとまず見学の注意点を伝える。ふと相手が申し訳なさそうに此方を見上げたところ目が合ってしまうと、パッとすぐ目を逸らして鍛錬場の近くまでエスコートしていると手が止まる兵士何人かに向かってまた喝を入れ)
今手を止めた者は素振り10セット追加!
ローズベリー伯爵令嬢が見学に来られている。無礼の無き様鍛錬を続けろ!
ありがとうございます、ではお言葉に甘えて…。
…まぁ、やはり国軍の鍛錬ともなるとこんなに厳しいものなのですね。
( 軍を統括する彼がそう言うならばと、変わらず少し申し訳なさそうに微笑み。エスコートをしてくれる彼の手は、やはり普通の人の手とは違い、しっかりとしてしていて。しかしながらその手からは優しさも伝わり、彼の隣に立てる女性はなんて幸せなのだろうと思う。強面ではあるが、自分は怖いとは思わないし、むしろ素敵だとばかり思ってしまう。自分が鍛錬場に来たことで手を止めてしまい、更には追加で鍛錬を言い渡される兵士の方々にはやはり申し訳なさそうにしつつ。危険のない場所まで連れてきてもらえれば、今一度会釈をして礼を伝える。 )
ありがとうございます。
暫くこちらで見学させてもらいますわ。
大きな声を出して失礼しました。
我が軍は国の中心を支える信条と、王への忠義を持ち合わせなければ成り立ちませぬゆえ剣技だけでなく体術や精神統一なども必要ですので気が緩んでるものには厳しくしております。
(こちらの鍛錬に対して興味を示す様子や、チラリと表情から伺える謙虚な姿勢に他の伯爵令嬢とは異なる魅力を感じており、エスコートする際相手の指先が軽く掌に乗る程度であったが細くスラリとした女性の柔らかい手の感触にも変に緊張してしまう。危険のないところへ来るとこちらも会釈を返し、この様なむさ苦しいところに来た理由が気になり知り合いでもいるのか、父親からの偵察命令だとすればご令嬢が来るのはおかしいと色々考えを巡らせて眉間にシワを寄せつつ話しかけ)
ところで、何故この様な場所にご見学を…?
あ、ここに来た理由お話してませんでしたね。
…幼い頃から護衛についている軍の方々を見てきた影響もあって、どのような訓練をしているのか気になっていたのです。私たちのため、国のために日々弛まぬ訓練を積み重ねる姿…本当に素敵だと思いますの。父には猛反対されたのですが、私が無理を言って見学を取り付けてもらったのです。
( ここに来た理由を問われれば、やはり聞かれてしまったと内心苦笑しつつ、表面上は微笑みを絶やさないまま。オブラートにやんわりと包んだ理由を話し。本当のことを言えば、鍛えている男性の姿を見ることが目的だなんてそんなこと口が裂けても言えない。後半の父親の話については本当で、ここに来ることを中々許可をしてもらえず、ついにはお願いを聞いて貰えないなら一生口をきかない、とまで言い張って渋々許可してもらえたくらい。無論離れた場所には、従者も2.3人付き添わせている。)
そうでしたか。ここまで我々の鍛錬に興味を抱く方は珍しいですし、私も励みになります。
さぞかし、ローズベリー伯爵もご心配のことでしょう。
よろしければ私から一筆書いておきましょう、そうすればまた……いえ、差し出がましい事を申しました。
お好きご覧になってください。
(貴女よりここに来た理由を聞くと数名の視線があった事にも納得がいきフムと頷き、無理を言われた伯爵にも同情したがこんなに目をキラキラさせる貴女の可愛らしい笑顔やコロコロと変わる表情にすっかり心奪われており、また来て欲しいという思いからただの見学のために一筆手紙を伯爵宛に書くと提案していて。ハッと自分らしくない事を口走ったことに自分でも驚き、指導者としての顔に戻ると軍の方に戻って行き)
あ…、はい。お気遣いありがとうございます。
( 彼の言いかけた言葉に、またここに来てもいいのかと淡い期待を抱いてしまうも、その言葉の続きはそこで終わってしまい。少し残念そうな表情を示した後に、何事も無かったかのように微笑めば、ここまで連れてきてくれた彼へ頭を軽く下げ礼を伝える。自分に見せていた優しい紳士的な姿とは打って変わって、厳しい指導者の顔つきになった彼に、また頬を赤く染めて見蕩れて。)
ハッ!…グッ…!セイッ!
(軍の鍛錬に戻ると自分も副将軍と対面訓練を始め、カンッカンッと木剣が当たる音が響き自分の方が少し劣勢になると集中力が散漫してるのがわかる。後ろ足を踏ん張ると振り払うように力を入れて反撃し)
(副将軍)
リシュガルド将軍!いつもよりキレが悪いですよッ!ローズベリー伯爵令嬢と何やら楽しそうに話してたようですが?
(剣の重みは相変わらずだが、俊敏性がいつもより僅かに劣っており自分が優勢に攻めているとニッと笑って将軍相手に挑発を入れ)
( やはり目がいくのは彼の姿ばかり。訓練を始めた彼が相手に劣勢になっているのを見て内心ハラハラドキドキして。将軍という肩書きを持っている彼でも、やはりこんな風になることもあるのだと分かると、心の中で彼のことを応援して。)
無駄口を叩くなんて余裕と余裕だな…
よし、今日はここまで!
(自分の気が緩んでいた事は認めるが、相手の隙を見逃さずすぐさま相手の木剣を手から落下させ此方の勝利となる。ただ、相手の言葉にあったように先ほどの会話をしていた自分は楽しそうに見えたのかと思うとローズベリー伯爵令嬢への気持ちを確信をしてしまって。時間的にも鍛錬の終了時間のため木剣を腰に納め軍に帰還命令を出し少し息を切らし貴女の元へ駆け寄り)
初めてご覧になられた鍛錬は如何でしたか…?
今日は本当にありがとうございました!
やはり訓練というのは大変なものなのですね…。
えっと、その…リシュガルド様のお姿、とても素敵でした。
( 彼が勝利を収めたことを我がことのように喜んでいると、そこで訓練が終了してしまい。もう少しゆっくり見ていたい気持ちにもなり残念そうにしていると、向こうから自分の元に駆け寄ってきてくれた彼にドキドキしながら挨拶を。最後に彼の事を賞賛する言葉をおずおずと述べた後に頬を赤くして。)
いえ、こちらこそ…最後はつい力んでしまいました。
……この様な感情は初めてなので何とも形容し難いが、今日お会いしたばかりの貴女に惹かれております。…訓練に興味がお有りということなので、次回見学の際お教えしましょうか?
(貴女から感謝の言葉と自分を素敵だと言われれば此方も釣られて赤面し、今の自分の気持ちをどう伝えるか少し間を置いて考えてから素直に惹かれていると伝える。本来なら食事でも誘いたいが、将軍という立場上軽々しい行動はできないため次回の見学の時により近くで剣技を見せるなどできればと提案して)
え…?
…リシュガルド様のお気持ち、とても嬉しく思います…っ。
ぜひ、次回教えていただけたら嬉しいですが、訓練などのご迷惑になってしまいませんか?
( 思わぬ彼の言葉に目を丸くした後、顔を真っ赤にすればなんと答えていいか困り。自分も彼に惹かれていることは事実なのだが、それを口に出すのは躊躇われて、ひとまず彼の気持ちに対しての言葉を述べる。次回もここに来ていいと言われると嬉しく思うものの、本当に迷惑にならないかと心配そうに彼を見上げて。)
もちろん訓練が中断せぬ様配慮しますが、
惹かれていると言った矢先この様なお誘いをして申し訳ない!
他の若手を紹介しますよ。また気軽に来てもらえれば。
(教える事には同意されたが自分の気持ちを正直に伝えると、貴女の驚いた表情に困惑させてしまったとすかさず頭を下げてお詫びを入れる。自分が相手だと気をつかうと思い若い人を紹介すると社交用の笑顔で振る舞い)
…!謝らないで下さい…!
あの…っ、私、教わるなら…リシュガルド様がいいです!
( 自分の困った表情が伝わってしまった。謝る彼に焦った様子でその後に意を決したように彼に教えてほしいとお願いをする。彼以外の人など目に入るはずなどないのだから。だめだろうかと彼を見上げて。)
…貴女にこの様な表情をさせるとは情けない
私でよろしければ、いつでも。
(謀らずとも女性の方から恐る恐る指名をさせてしまった事に対して男として情けなく思い眉を顰め貴女の頬にそっと触れる。その後スッと貴女の手を取ると、お辞儀をするように軽く手の甲に自身の額を当て目を閉じ、自分で良ければと答えて/本来騎士ならばその場で片足をつき女性の手の甲に口付けをするだろうが、軍士と騎士では女性の扱いは異なり特にラウェルの場合は口付けは相手を大事に思うあまり恐れ多く額をつけることとした)
…!
は、はい。次回楽しみにしています…。
( 頬に触れた彼の手。軍人ということもあり、分厚くしっかりとした手のひらに思わず頬を赤く染め。取られた片手に添えられた彼の額。社交の挨拶の場で、手の甲にキスをされることは時折あるが、それは初めてで。離れたあとも手の甲に残るその感触に嬉しそうに微笑むと、次回の約束を楽しみにしていると。)
私も楽しみにお待ちしています。
……そろそろ、日も傾いて来ましたし馬車までお送りします。
(ゆっくり顔を上げると、額を付けた行為は迷惑ではなさそうで安心して優しい眼差しで相手を見つめ。貴女の笑顔にすっかり見惚れていて周りが見えていなかったが気づけば空が少し夕焼け色に染まって来ていて後ろ髪引かれつつも近くに停めているであろう馬車まで見送ると伝え)
ありがとうございます。
( 馬車まで送って貰う間もずっと先程の告白が頭から離れず。終始ドキドキと、そして次の約束の日まで早く時間が進めばいいのに、という思いで。あっという間に馬車についてしまえば、お礼の挨拶をして馬車へと乗り込み。)
今日は本当にありがとうございました。ではまた近いうちにお訪ねしますね。
こちらこそ。
ではお気をつけて。シャルロット嬢…
(馬車のところまでエスコートし、この時間がずっと続いて欲しいと思っているがなるべく表情には出さずに従者に引き継ぐと最後に貴女の名前を口にして軍の敬礼で見送り)
リシュガルド様……。
( 暫く馬車から彼の姿を見ており。先程額が宛てがわれた手の甲をそっと片方の手で撫でれば、彼のことを思い。)
──
( あれから父にお願いをして定期的に見学に行くことが許可された。恐らくリシュガルド将軍の根回しもあるのだろう。今日も予定通り訓練所へ訪れ。)
御機嫌よう。リシュガルド様。
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