匿名さん 2023-04-02 21:08:26 |
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……(確かにと納得し黙るが、ただでさえ人の目を引く蒙恬があちこちで良い顔をするのは敵が増える一方で面白いはずがなく)では今まで通りにすればいい。ただし俺も黙ってはいない。
この関係が公になればお前にも迷惑がかかる。お前は今までと変わらぬ振る舞いをすればいい。(互いの立場を考え公にべきでなはないと判断した上で伝えるが、蒙恬への想いはどうする事も出来ずに)その分夜はお前を独占する。
…何にも迷惑じゃないけどね。何があるか分からないし、公にはしない方がいいね。(王賁の言葉に納得し、浮かない気持ちはあるが、夜は独占してくれるとの事で嬉しくなり)俺だって夜は王賁のこと独占する。
やはり女には甘いな。(蒙恬らしいとはいえ少し不満そうに口にし。あれ程女好きだった蒙恬の本心が気になり問いかけ)…お前は本当に俺でいいのか。
…愚問だね。俺は王賁がいいんだよ。(今まで女と遊んできた男が急に男を好きと言っても誰もすぐには信じれないと思い、王賁の膝に頭を乗せた状態のまま少し体を起こして王賁の後頭部に手を添えると優しく口付けて)
(口付けを受けると、引き寄せられるように此方からも重ねて)…俺はお前のように器用ではないし、不慣れな部分があるやもしれん。お前も何かと面倒だと思うだろう。だが、お前への想いは誰にも負ける気はしない。
(口付けが終わると再び王賁の膝に頭を乗せて)王賁なら例え面倒な事があろうと大歓迎だよ。…俺の方がきっと面倒だと思うけど、離れないで。誰よりも幸せにする。(そう告げると、王賁の手を取り手の甲に口付けて)
…っ(慣れない冗談を言ったまではいいが、まさかそう返されるとは思わず。蒙恬の冗談返しを真に受けたのか、仄かに頬を染め言葉を詰まらせ)
えー、言い始めたのは王賁でしょ?(王賁の新しい一面を知れて嬉しくなり、少し揶揄うような言い方をして)…いつから俺の事可愛いって思ってた?
冗談のひとつやふたつ言えぬようではお前に飽きられるやもしれんしな。(気軽に冗談を言い合える蒙恬と信の仲を羨んだのか、少し気まずそうに視線を逸しながら述べ)お前の容姿については元々惹かれてはいたが…(そう言えば可愛いと思ったのはいつからだったかと思い巡らせ)今日、その思いがより強まったのは確かだ。
ねぇ、俺が王賁を好きになったきっかけの一つとして、俺とは真逆のそのカッチリした性格も含まれてるんだよ。(急に浮かない顔をし視線を逸らす王賁を優しく見つめて)…そんなんじゃ、この先俺のことが可愛すぎて戦どころじゃなくなるね。
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