匿名さん 2023-04-02 21:08:26 |
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(肩を掴まれ顔を見てしまうと思っている事全て言いそうになるが、関係を知られたくない王賁にとっては迷惑だろうと思い言うのを辞めると笑いかけて)…信が王賁のかっこよさに気付かないかヒヤヒヤしてた。だから、気にしないで。
嘘をつくな。お前の本心はそんなものではないはずだ。(目が合ったものの、何か遠慮しているように見え。蒙恬をよく見てきたからこそその笑顔も無理をしているものだと気付き、頬に触れ)…蒙恬、お前が知りたい。
…あーあ、王賁には隠し事できないな。(王賁の言葉に驚き苦笑いし、上手く隠したつもりだがすぐに気付いてくれる王賁に嬉しくなり)さっき、俺たちの事信には言ってもいいかなって思ったんだけどさ。王賁に聞いてからじゃないとダメだと思って誤魔化したんだけど、やっぱり口にすると寂しいなと思って。(言い終えると俯き)…でも、もう大丈夫だから気にしないで。ごめんね。
知られてはお前が困るだろうと合わせたのだが…(蒙恬に迷惑がかかるのを恐れ話を合わせたが、蒙恬の様子がおかしかった原因がそこだと知ると、信に蒙恬に気があるのではと疑われた事を思い出しはっとして)…もしや肯定して欲しかったのか?俺はお前に惚れているのだと。
構わん。俺がお前を一方的に好いている事にすればいい。(周りを気にしてか蒙恬の抵抗を感じるが、離すまいと抱き竦め)…お前に先程のような思いをさせたくはない。
…それはダメ。ちゃんと俺も好きって分かってもらわないと。(王賁は特に周りを気にする様子もなく抱き締めたままで王賁の言葉に自分も抱き締め返すと、隊員の騒いでいる声に信が天幕から出てきてはこちらを見て固まっており)…見られちゃったね。
(隊員が騒ぎ出し、信が固まっているところでようやく腕を緩めると、信に向かって言い放ち)…そういう事だ。蒙恬は俺のものだ。以後蒙恬に妙な真似をしたら俺が許さぬ。
(何の迷いもなく信に話す王賁に惚れ直し。固まっていた信が王賁の言葉にハッとしてこちらに向かってきては質問攻めをして、時々からかいながらも何処となく嬉しそうな信に、今まで手を出された事は当然無かったが冗談を言うと)…これからは手出さないでね、信。
(相変わらず冗談を真に受ける王賁に笑っていると、信が珍しく冗談に乗ってきたので少し焦るように否定して。王賁の手を引きながら自分の天幕に戻ろうとして)…さ、そろそろ戻ろう。
…っ(信に言いたいことは山程あったが、蒙恬に聞いたほうが早いと思い、手を引かれるまま後に続き)…どういう事だ、蒙恬。あいつが言っている事は事実なのか?
可能性は十分にある。酔っていたなら尚更だ。(蒙恬の言葉を信じていないわけではないが、酒の席での信のはしゃぎっぷりや蒙恬の色気を知っている為、探るようにじっと見つめ)
(疑い深い王賁の頬を安心させるかのように手を添えると、唇が触れそうな程近付いて)…これからは誰も俺に手を出さないよう王賁が隣で見張っててね。
当然だ。(蒙恬と他人を必要以上に近づける気は更々なくきっぱり言い放ち。近付いた唇に思わず触れそうになるが、外ということもあり堪えて)…それ以上近付くと襲うぞ。
(これ程近付けば口付けしてくると思っていたが、外という事で我慢している王賁に構わず口付けするとすぐに離れると笑いかけ)…我慢できなかった。
…っ、お前は相変わらずだな。(此方は必死に我慢しているというのに蒙恬は自由奔放で。嬉しさや触れたい欲を堪えるよう拳をぐっと握って)
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