匿名さん 2023-04-02 21:08:26 |
通報 |
(不服そうな王賁に思わず笑いそうになり、離す気のない王賁を可愛いと思い少し意地悪したくなり離れようとして)…信がずっと天幕で待ってると思うし行かないと楽華に乗り込んできちゃうよ、きっと。
知ったことか、勝手にさせておけばいいだろう。(今夜はこのまま外泊だと思っていた為、突然帰ろうとする蒙恬を見て混乱し、熱が入って普段より若干早口に。意地でも行かせたくないようで、離すまいとしがみついたまま)そもそもお前は俺と……っ、(言いかけるが、さすがに女々しいのではないかという羞恥と胸の痛みに同時に襲われ口を噤み)
(想像以上の反応を見せてくれる王賁に思わず笑ってしまい、また新しい一面を見れたと思うと愛おしくなり抱き締めて)…お前は俺と?なーに?
…!(蒙恬の様子からからかわれたのだと察すると羞恥心や屈辱感でいっぱいになり、顔に熱が集中し、咄嗟に顔を逸して)…っ、…何でもない。
(自分から仕掛けた事だが、頬を染めて顔を逸らす王賁に再び欲が出そうになり王賁の後頭部に手を添えると自分の胸元に引き寄せて)…それわざと?誰にも見せるなよ、その顔。
わざとなわけがないだろう。誰のせいだと思って…(自分でも顔の熱を感じ、今己がどれ程情けない顔をしているのかと思うと悔しくて堪らず。熱が引くまで蒙恬の胸元で大人しくし)
(いつもなら抵抗してくるであろう王賁が大人しくしていると愛おしくなり、後頭部に添えた手で頭を撫でながら)…可愛いね?寝かせたくなくなる。
…誰が、何だと?(ようやく落ち着いたのか顔を上げると普段通りの表情で)お前にはしてやられたが、もう騙されん。(根に持っているかのような台詞を吐き出し、噛み付くような口付けを)
…王賁?(顔を上げると普段通りの表情の王賁に突然口付けされると思わず声が出てしまい、王賁のペースに流されてしまうと思い顔を逸らし)…っ寝ないと。
(顔を逸らされると、すかさず此方を向かせて再び唇を塞ぎ。蒙恬の唇に這わせた舌を強引に捩じ込み、やや荒っぽく絡めては吸って、なかなか離そうとせず。ようやく気が済んだのか唇を離して)…仕返しだ。
(顔を逸らすとすかさず口付けされ、王賁の体を押してみるがびくともせず先程の行為を思い出させるような深い口付けに、こちらが興奮してきたところで唇を離され。顔を隠すように背を向け横になり)…ばーか。
馬鹿はお前だ。(そんな蒙恬が愛おしくなり、後ろから抱いて首筋に口付け。ふっと僅かに口元緩めながら今度は此方が少しばかり意地悪を)何だかんだ言って、結局帰らんのか。
(王賁の言い方からして意地悪を言われているんだと分かるとこちらも負けじと、王賁と向き合うような体制になると誘うような視線を送りながら王賁の唇に親指を添えてなぞるように触れ)…帰りたくなくなっちゃった。
(色気もあり駆け引き上手な蒙恬にまたも翻弄されそうになるが、ぐっと堪え。対抗するように添えられた指を軽く噛むと、悔しいのでつんとして)…お前のその手にはもう乗らん。
(このまま自分のペースに持っていき口付けできると思っていたが、指を噛まれると少し目を見開いて。諦めた様子で再び背を向けて)…ならいいや、おやすみ。
(蒙恬の予想外の反応に此方も拍子抜けし。また何か試されているのかと一瞬考えるも、蒙恬の声色や行動からもおそらくは己が対応を間違えたのだと感じ、ここは素直に謝ろうとまた抱きしめ)…すまぬ。意地を張り過ぎた。
(普段の王賁からは想像できないような、素直さや優しさに胸が高鳴ると嬉しそうに目を閉じて)…そんなところも含めて大好きだよ、王賁。
(蒙恬の優しい声が聞けて安堵すると共に、蒙恬の言葉はどんな己も受け入れてくれているようで嬉しくなり。愛しそうに抱く力を強め)…俺もお前に心底惚れている。
トピック検索 |