匿名さん 2023-03-26 17:19:09 ID:7d2298b5e |
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りゅーせーぐん...って、流れ星?また誰か星になるの?
(もきゅもきゅとパンを咀嚼しながらも流れ星は星になった人達が乗る特急列車で行きたいところまで行ける、と施設で聞いたおとぎ話を思い出し問いかけてみて。「流れ星、今夜も走るかな、みんな行きたいとこ行けたらいいな!」と笑顔を見せつつ上手い具合にレタスとトマトを避けてパンだけ食べていたものの飴玉を見せられてしまっては全部食べるしかない。引きつった笑顔を浮かべながらトマトを1口。口に広がる酸味と食感に涙目になりながらも何とか飲み込めば、)
なんで野菜ってこんなまずいんだよ...みんなハンバーグとか、コロッケとか、そんな味だったらいいのに。
(不満そうに言いながらもご褒美のため、と最後の一口を口に詰め込み、ごくっ、と喉を鳴らして飲み込んだことを示せばすっと手を差し出して「それ、いちごの飴だろ?全部食ったから、」ここに乗せろとばかりに得意げな顔をして)
ん?だれか...あぁ、そうだね。きっと沢山の人が自分の行きたい場所に行けるだろうね。...いつかは君も、ね。
(無邪気な眼差しに数秒置いて そんな御伽噺もあったかと頷いてみせる。まだ彼は世知辛い世の中を知らない無垢な子だったと改めて思い直すがその先の未来を考えると一瞬の翳りが過ぎってしまう。最後は小さな囁きに留めニコリと笑って)
よく出来ました。お利口さんにはご褒美をあげなくちゃね
(目尻に浮かんだ雫を指先で掬い上げ柔らかな茶髪を緩りと撫でる。広げられた掌に飴玉を渡さず、包みを口と片手で器用に開けてはふっくらとした小さな唇へぴと、っと飴を押し当てた。所謂あーん、と謂うやつだが子供の彼ならやらせてくれるかな?と期待に瞳を輝かせ瞬きを一つ)
俺も早く流れ星に乗りたい!妹のとこ行くんだ、
(まだ星になるということが死を意味することだとは知らずにそんな夢を語り、伸びてきた手が自分の目尻に触れるのを不思議そうな顔をして受け入れ、続いて飴玉を口元へ差し出されれば口を開けろということなのだと理解しそんな子供扱いされてたまるかととみるみる真っ赤に。顔をぷいっと背け「自分で食えるし、...そんなガキじゃない。」と言っては見たものの、未だ飴玉は彼の指先に挟まれたまま。仕方ないな、というふうにため息をついてからその手を引き寄せパクッと)
...満足したかよ、
(直ぐに手を離し、片頬に飴玉を押しやりつつポケットからハンカチを出して相手の手を拭いてやるというお節介も忘れずに。
ここで馬車が大きく揺れ、バランスを崩して相手の胸に飛び込む形になれば常人ではありえない体温の低さに驚き「お前.....寒くない?」心底心配だというふうに相手を見上げて)
君が望むのなら妹にも、両親にも会わせてあげられるよ。一つだけ約束してくれるなら、ね?
(妹や家族については既に調べがついてる為上記を口にする。前世の彼については誰よりも詳しい自信があるがその両親がまさか子を手放しているとは知らずこの孤児院に辿り着くのに数年は要したのは予想外だった。妹の孤児院は興味が無く調べていないが彼が望むなら幾らでも伝手はある。一瞬バランスを崩した彼をしっかりと抱き留めては可愛らしい反応にクスリと笑みを零し)
実はとっても寒くてね、君が暖めてくれたら助かるのだけれど
(なんて、体温が低い事が常であるが優しい彼はこう言えば寄り添ってくれると知っている。近い未来平熱というものを知ったら怒られるかな、と内心手を合わせておこう。正面から抱き締めている手をそっと離し隣に、と席をポンポンと叩いてみせる。膝の上に来てくれたら正直嬉しいがまだそこ迄心を開いてくれてはいないだろうと我慢して)
ほんとか!お前すげえやつだったんだな、
(妹に会えるかもしれないという言葉に目を輝かせ、初めてこの人を見た瞬間の疑惑や恐怖はどこへやら、お金にものを言わせれば調べられたりするのだろうかとやはり相手を上流階級の人間だと勘違いしたまま感心して見せて。未だガタガタと揺れる馬車と彼の寒くて、という言葉にこのまま彼がここで冷たくなってしまうのも馬車の揺れも怖いからと素直に隣へ移動し、「あっためるって...これでいいか?」と彼の大きな手を両手で包み込むようにして。全然包み切れはしないのだが物珍しそうに真っ白な肌によく映える黒い爪先を見ていて、)
ねえ、これどうやんの?俺もやりたい!
(遠慮という言葉は知らないようでその漆黒の爪をつんつんとつつきなから問いかけ、何か塗ったり付けたりであれば自分にも貸してもらえるかもしれないとワクワクした顔で告げ)
言ったでしょ?やりたい事したい事を叶えてあげる。世界の裏側にだって連れて行けるし、魔界...違う世界にも、僕が出来うる限り君が望むもの全てあげる
(手を包む温度は暖かくお礼に、と星が好きな彼にちょっとしたプレゼントだと指先に魔力を集め線香花火のように輝く小さな虹色を咲かせる。触っても熱くないよう調節はしてある為怪我をさせる事はないだろう。掌に広がる小さな星は魔力の結晶で、小さな彼の周りをくるりと回るよう操作して)
この爪は生まれつきなんだ。僕とお揃いにしたいなら塗っても無害な物を今度用意しようか
(物珍しそうに爪先をつつく彼に笑いかけ自身の指先を折り曲げしてみる。そんなにいい物だと認識していなかったが気に入ってくれたのならこれも一つの誇りに感じてしまうのだから困ったものだ。
楽しい時間はあっという間で気付けば空は闇に染って来ていた。そろそろ隣町に着くかと思えば業者から”もうすぐ着きますよ”と声がけがくる。)
わ、すげぇ!...お前ん家も光の家?
(どんな事でも叶える、と言いながら手の中に小さな星を作り出した彼。それが自分の周りをしゅるりと回るのを見ながら孤児院で聞かされていた「あなたの魔力は太陽の加護よ、あなたのおうちは光の家系なの。」という言葉を思い出して。こんなキラキラした綺麗な星々をいとも簡単に繰り出せる相手のことだ、きっとすごい魔術師なのだろうと感心したように。恐る恐る自分の肩にぶつかった星のひとつを手に取ってみてはぱちぱちと目を瞬かせながらそれを窓の外へ放してやり)
生まれつき...珍しいな、
(相手の話は上の空、今放した星の行方を追いつつそう返せば、嬉しい提案に顔を彼に戻してこくこくと頷き。もうすぐつくとの声掛けに、自分の座席に置いてあった荷物を手繰り寄せ、きちんと全て入っているか確かめて。「あんな短い時間に全部まとめてくれたんだな、」と感心しながら隣に座る相手に礼を述べて)
さぁて、どうかな。この光はきっと、太陽と比べたら掻き消されてしまうぐらい儚いものかもしれないよ。
(どうやら彼処のシスターは家系の力を理解し伝えていたようだと察しながら言葉を濁す。今は小さくとも彼の血に流れる魔力はその成長と共に力を誇示していくだろう。その扱いを教えるのも昔と変わらず自身の役目で他人に譲る気は毛頭ない。
作り出した光を自由に旅立たせるいじらしさに目元を細め馬車をぐるりと回ってから反対側の窓から再度侵入させてやる。
薄暗い車内には眩しい光も太陽の元では存在すら感知出来ない、その事実を理解するにはまだ早いかと彼の掌に落ち着いた光を散らし)
荷造りは慣れているからね。さぁ着いた。早く宿を取って休もうか。初めての長旅は楽しんでくれたかな?
(外壁に囲まれた幾らか大きい街に到着しては先に降り、そっと手を差し出した。緩やかな旅路でも跳ねる車内では身体も堪えるだろう。宿屋は贅沢して街一番を取ろう。普段は付けないが風呂と食事も付けて旅の疲れを少しでも労わっても罰は当たらないと予定を脳内で組んで)
ふーん...でもそういうのよくわかんないって言うか、
(光の家系、闇の家系、それと派生して色々な家柄があるとも聞かされているが自身はまだ何も身についておらず、首を傾げて。再び飛んできた光を手のひらに乗せてれば嬉しそうな笑顔を浮かべて小さくおかえり、と呟き。鼻歌交じりにそれを見ていればだんだんと光が強くなっていく。楽しそうにポンポンとその光を手のひらに弾ませながら、片手は彼の手を取って馬車を降り、引いてくれた馬に「ご苦労さま、また会おうな。」挨拶をして労うようにその脚をひと撫で。相手をふりかえっては、)
こいつも宿の中に持ってっていい?
(掌で未だ遊んでいる光の玉をおずおずと差し出し、一緒に部屋へ連れ帰っていいなら宿を取ってもらおうと。ふと当たりを見れば馬車が走り去った後に数輪のマリーゴールド。こんな都会的な街に忽然と花が咲くものかと怪訝そうにそれを1輪摘んで「これもお前がやったの?」と相手の元へ)
今は分からなくて良いんだよ。この先ずっと知らなくても困らない話だからね。
(光の中で成長する彼には仄暗い話とは無縁に生きて欲しいと願うのはきっと自分のエゴだ。どうやら光球を気に入ったらしい彼は可愛らしいお願いをしてくる。”もちろん”と二つ返事に答え繋いだ手を引こうとすれば数輪の黄色と橙色が視界へチラついた。
無意識のうちに花を咲かせた彼は魔力の扱いをまだ知らないのか自分がやったとは思っていないようで)
生命に活力を吹き込むのは光の家系の特徴だよ。これは、君の力だ。とっても優しい魔法さ。
(差し出された一輪を受け取りそのまま彼の耳へ付けてやる。慈しみを乗せた声音で一ふわふわの頭を一撫でし歩き出す。夜の活気に溢れた街は店から零れる光と街灯に照らされ比較的明るい。はぐれないよう握る指先に神経を這わせながら「歩きづらかったらだっこする?」と後方の彼へと声を掛ける。)
俺がやったの?...でもさ、シスター様の中には火を扱ったりする人もいるのに、
(大人と子供ではちがうのかもしれないが2つ上の上級生には氷を操る少女がいたし、若いシスターのひとりは炎を使って料理はもちろん建築にまで携わったりしていたのに自分は花。あとはたまにお前のそばは暖かいと言われるくらいで、この差はなんなのかと不服そうに。「俺だってこういうの出せるようになりたいのにさ、」ふわりと耳にかけられた花に目を瞬かせつつ掌で遊ぶ光球を握りこんでみて。段々と温度を上げていくそれに悪戯っぽく笑っては「ほら!めちゃくちゃ熱くなったぞ!」と得意げに。ちょっとした悪戯やサプライズはお手の物だと)
は!?...だから、子供扱いすんな!
(抱っこという言葉に首を横に振って、そんなことより顔色の優れない相手こそ休むべきでは、と心配そうに見上げ「お前は平気か?」と繋がれた手を引いて立ち止まり、背伸びをして相手の胸の辺りに手を当てて。暖めれば回復するかも、という思いからの行動だが「治った?..まだ真っ白だな、」と不安げに眉を下げて)
派手な魔法を使いたいのなら今度僕が教えてあげるよ。コツさえ掴めばこんな風に、鳥や猫も描ける。
(生命を宿す力の神威が分からない彼は火や氷といった具現化系を好むようだ。小さな掌に包まれた光は純粋な魔力で魔術師に直接感覚を伝達する。ポカポカと暖まる感覚に微笑を浮かべ。
指先をくるりと宙を描くと光球は鳩の形から子猫の形へと姿を変えていく。このくらいの操作なら相手の天賦の才ですぐ獲得出来るだろうと笑い)
ふふっ、だいじょーぶだよ。君の傍は暖かいからね。もし抱っこさせてくれるならもっと暖まると思うけれど、仕方ないよね。
(心遣いに心配要らないと首を振る。少しずつ増え始めた人の流れに飲まれないよう手をしっかり握りながら少し意地悪な言い方で肩を竦めて見せ。
平民の間では魔術師は珍しい。形を変える光に気付き始めた民衆の視線に「この子は少し疲れちゃったみたいだから休ませてあげようか」と子猫の光を静かに眠るよう消す。経験上変に注目を集めても良いことは無いのだ。)
おお...ほんとに手の中に猫がいるみたい!
(ふわふわと形を変える光球の鳩。翼をたたんで次は猫に早変わりだ。驚きながらも落とさないように注意しつつ指先でそっと撫でてみては楽しそうに転げ回る自分だけの小さな子猫に、つられて楽しそうにくるくると声を上げて笑い。教えてくれるという提案には「俺もできるかな、バチバチって...かっこいいのがいい!」具体的な言葉は何も出てこないが是非お願いしたいと言うふうに。最初こそ怪しんではいたが話をしていくうちに興味深く、どこまでも掴みどころのない彼に夢中になっていく自分に気づき、すっと消えていった子猫の僅かな暖かみを掴むように拳を握れば「お前...アレクサンドル、は...どっから来たの?」と聞いてはいけないような気がした質問をなげかけ)
.....それで治るなら別にしてもいい、けど?
(質問の答えはさして待たず、自分を抱っこすればもっと暖まるとの言葉に照れくさそうながら肯定を示し。ここで繋がれた手をちらりと見遣ればきゅっと握り直し、見回した辺りの人達がこちらに注目しているのを不安に思ったのかそっと彼の背中に身を隠すようにして立ちすくんでしまい。「俺この街なんかやだ...。みんなに見られてる、気がする...。」大きな背中に額をつけて、正面から顔が見られてしまう抱っこではなくおんぶをせがんでみて)
カッコイイの...うん、それなら今度アレを教えてあげようか。その為にも今日はゆっくり休まないとね。
(求められたカッコイイ、は自身の想像と相違ないか判断しかねたが今の彼にできる最善を教えてあげることにしよう。初級魔法を扱うにしても基礎を知らなければ暴走の危険が及ぶ。まずは魔力操作の方法から手取り足取り弁を振ろうと予定を追加し。
周囲の視線に気付いたのか可愛らしく背に隠れる姿は仔犬のよう。あまりの愛らしさに眉尻が下がってしまいそうだ。きっと顔を見られたくないのだろうと彼に背を向けたまましゃがんでは「僕の傍にいる限り誰も君に危害は与えることは出来ないよ」まだ信用を得てない言葉は無意味だとしても、少しでも彼が安らげるならと語り掛ける。)
エリオ、僕のことはサーシャ、って呼んで欲しいな。これは君にだけ許した僕の愛称だよ?
(背に伝わる温もりが落ちてしまわぬようしっかり抱き留め歩を進める。戸惑いがちに問われた問いはまだ語るには早い、人ではないと知った時拒絶される可能性を少しでも下げるにはもう暫し親睦を深めて置く必要があるだろう。いや、きっと彼なら認めてくれると思いながら恐怖を消しきれない未熟さ故の処置か。ピリつく罪悪感を揉み消すよう「夜ご飯は何がいい?暖かいシチューかな、それともラムチョップなんてのはどう?食事の後は湯浴びをして、柔らかいベッドでお話しよう」愉快な口調で言葉を紡ぐ)
ほんとかよ...でもお前のそばから離れる訳にもいかないんだろ?
(魔術は今度教えてくれるという彼に頷けばふわりと体が浮き、咄嗟に首に抱きつき直して。外の風に比べたら幾分暖かい彼の首元に顔を埋めるようにして隠しつつその言葉を聞き、「夜ご飯...そういえば腹減ったぞ、サーシャ、は何が食べたい?」家族とはこういう会話をするものだろうなと、淡い夢が叶った嬉しさを押さえ込みつつ問いかけてはシチューは大好物だしラムチョップも聞いたことはある程度だが食べてみたい。しかしそんなお金はどこから出てくるのだろうと)
って、そんな金あんのかよ。...俺は、ラムチョップ食べてみたい...かも、
(やはり好奇心には逆らえずにそうもごもごと口の中で告げては、彼の話すこの後の予定には、自分には話せるようなこともないのに、と思いつつも「俺、お祈りの時間とかあるけど...それで良ければ、」と同意しておき。いよいよ孤児院には戻れないということが分かってきたのか不安げにしながらもこの人について行けば間違いないという思いはどこかにあり、心地よい揺れと彼の優しい声色に微睡み始め、うとうととまぶたが降りてきてしまい)
君が寿命を全うする最期の一瞬まで、一緒にいたいな。僕はこう見えて淋しがりだから。
(背におぶる相手は余りに軽く風が吹けば飛ばされてしまうのではと心配になる。空腹を訴えながら少しずつ言葉の応酬が鈍っていく様に眠くなったのかと声のトーンを下げていく。食事の用意が出来るまで寝かせてあげようとずり落ちる身体を抱き直し)
...エリオ、おきて。夕食ができたよ。
(街で一番大きな宿に着きダブルベッドの一室を取ると夕食は部屋で と主旨を店主へと伝えておく。一日かけた移動は幼い体には堪えたようでスヤスヤと眠る彼をベッドへと寝かせ食事が来るまで寝かせてやり。控えめなノックと共に1.5人前の食事を持った店主の来訪に礼を述べ机いっぱいにセッティングして。
シチューは2人前、あとは1人前のラムチョップと小麦パン、水、赤ワイン。付け合せの野菜も少し飾り用意を済ませてから眠る相手の肩を小さく揺らして)
((すみません!妹が泊まりに来て一日外出してたので昨日返せませんでした~!!!
んぅ…ごはん?
(いつの間にか眠ってしまっていた。意識を手放す前に聞こえた彼の声はとても優しく暖かい言葉をかけてくれた気がする。パチッと目を開けてみればとても大きなベッドに寝かされており驚いて飛び起きればテーブルにはご馳走。長旅で空腹だったのもあり目を輝かせては直ぐに椅子へと座り、「なんで肉1個なの?俺の分は?」と怪訝そうに。まずは喉を潤そうと水を1口。ちょうどいい冷たさと水道水とは違う風味がする気がしてこんなにいい所に泊めてもらって大丈夫なのだろうか、この辺りは自分のような下級の生活をする人間が来るところでは無いのにとすら思ってしまい、スプーンを手にしたまま固まって、)
…これ全部俺たちの飯?サーシャやっぱり貴族かなんか?
(聞きたいことは山ほどあるがグゥ、となるお腹には逆らえず困ったように眉を下げて。「肉、半分貰えばいいから一緒に食お!お前こそたくさん食わなきゃ、」まだ相手の体調が心配なのかそんなことを言いつつシチューを1口、口へ運び。孤児院での食事は少し薄味で栄養第一に考えられていたためちゃんと味がする、と目を瞬かせて)
(/おはようございます!
お気になさらず、来られるときで構いませんからね!私も1日空けてしまうとかるかもしれませんし、お互い様でよろしくお願いします…)
お肉もパンも君の分だよ。僕はあまり食事を必要としない身体でね。
(目を覚ました彼は当然のように自分の分では無いと思っている言葉に訂正を入れる。数日人の食事をしなくても平気だが彼の前である以上最低限振る舞いを気を付けるべきかとシチューとワインを頼んでおいた。
腹の音に相当空腹だったのだと認識しながら向かい合う席へと腰を落ち着けシチューを一口、不揃いな形の具材を咀嚼し)
んー、生まれは貴族だけど随分昔の話だね。
稼ぐ方法は幾らでもあるからお金の心配はいらないよ。
これからはもっと沢山の美味しいものを食べられるからね。
(孤児院での暮らしは裕福とは言えない生活だったろうと早く見つけて上げられなかった罪悪感を感じ、彼が知らない様々な料理や文化、祭りごとを体験させてやりたくなる。音を立てずスープを啜り濃厚な後味をワインで上書きする。人の食事は美味だが種族上か、己の舌が求める味にはなり得ずどうしても少しばかりの不快感は残るが表情にはおくびにも出さない。「食事を終えたら湯浴びしようか、一緒に入る?」悪戯心を覗かせた声音でカラリと笑い)
((ありがとうございます!ゆっくりお互い楽しみましょうね
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