匿名さん 2023-03-24 20:11:47 |
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わたし、傑さんが先輩なら風邪引いてても学校に来そう…。
( 自分が通う学校の制服に身を包んだ彼はもちろん漏れなくかっこよくて、本当は自身のスマホの中にめいっぱい収めたいものだけれどそこは他の人の目もあり我慢して。写真を撮ってもらう間中、胸をときめかせひとときの夢のような時間を楽しんでは、合間にぽつりと呟きつつチークで彩られたようにふわふわと頬が色づきながらの二種類の構図で撮影をしてもらっては既に満足げに。次なる衣装決めではさすがに自分も何か着ないとと、たくさんの衣装を前にどうしようかと迷い彼へと伺ったなら同じ言葉で返されると、どれも好きというだろうかと真剣に衣装を眺め。端から端まで眺める最中、『これ、まだ着た人いなくない?』『めっちゃ可愛いけど、正直顔を選ぶもんね…』なんてひそひそとした声が部員から聞こえてくると、どんなものだろうと気に掛かりそちらへ目を向けては、確かに可愛らしいその衣装は着る人を選びそうだけれどとても目を惹くもので。「わあ…」と感嘆の声を漏らしたなら最後、ぱち、と部員と目が合ってしまえば『これ、着てみませんか…!』と輝く瞳で勧められることとなり。あれよと言う間に彼の前に袖を通してきたのはアンティークドール──ロリィタ調のワンピースで。オールドカラーの繊細なレースとフリルがあしらわれたワンピースにお揃いのヘッドドレスとおでこパンプス姿で簡易的な着替えスペースから出てくると、可愛らしすぎないかと恥じらい薄く頬を染めながら、もじもじと人差し指同時を合わせつつ瞳を逸らし問い掛け )
……ど、どうでしょうか…。
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