可愛いの魔法　（〆）

…っわ、わたしも！よかったです、…ほんとに。……また次もこうして迎えられたら、嬉しい…ですね。（　食い気味に且つ身を乗り出しながら同調しては　／　我に返るようにすごすごと身を引くと、にへらと緩んだ笑みを浮かべ　／　あうあう、と汗マークを周りに散らし手を左右に振りながら「あ、その、それは…そのっ…あります」　／　素直　）え、あ、すっ傑さん！？（　がしゃりと音立ててぶつける様にあわわ　／　幾らかの沈黙のあと冷静を取り戻した彼の言葉に「そっ、そうですよね…へへ」　／　もしかしてとんでもない冗談を言ったのでは、と頬をかあぁと赤らめながら両手を膝上に縮こまり　／　重ねられた手、そのまま引き寄せて食べる様子をぽかんと見つめては　／　対照的にゆるやかに、それでいてぱあぁと笑みを綻ばせていくと満足げながらもどこかはにかんだ笑みを浮かべ　／　小首こて　）えへ、…美味しかったですか？