可愛いの魔法　（〆）

（　／　確かに500突破に相応しいイベントですね、ではそのまま突っ走っていきましょう！
すぐアプローチを始めてしまう方が猪突猛進型なひな季らしいかなあとは思うのですが、それ以降に映画デートイベが控えているとなると逆巻さんは来づらいのでは…？と思ってしまいまして。今後の流れも踏まえて、もやもやを引き摺るひな季がアンチで落ち込む～原点回帰して恋心が芽生える～牧さんと逆巻さんの関係が判明してひな季復活！という流れがいいかなと思いましたがいかがでしょうか…？
事前のご連絡ありがとうございます、かしこまりました！実は私も予定が入っておりまして、金曜の流れに乗るようであれなのですが、6/23は就業後に予定がありお返事が難しくなりますのでご承知のほどよろしくお願い致します…！　）

（／　確かに二人の関係値とイベントの順番等はしっかりと練らなければなりませんね…！映画館や遊園地の二人お出掛け回の件は仰られたような懸念もありますし、逆に友人としての仲を深めすぎると後々アプローチが始まった時に逆巻が軽くあしらいづらくなるという懸念もありまして…、その辺も含めての諸々をまたいずれご相談させてください！
一先ず可愛いの魔法イベはご提案くださったように、ひな季ちゃんから逆巻への感情の変化、牧さんと逆巻の関係の判明と、関係性の変動を主題に進めさせていただければと思います…！ちなみに逆巻からの「可愛い」はどんなシチュエーションが良い等のご希望はございますか？
見事に週末三連続ですね…！把握致しました、しっかり記憶しておきます◎　）

（　／　確かにその懸念もありましたね…可愛いの魔法イベ後からの早めのアプローチが肝心になってきそうな気がしてきました。かしこまりました、また相談致しましょう…！
流れのご了承ありがとうございます！「可愛い」のシチュエーションですが、〝落ち込んだひな季がいつものメイク後、何かのきっかけでにこにこきらきらした時〟とかいかがでしょうか。きっかけは、何かのおまけで貰った猫関連のものをひな季に譲ったとかでもありかなと思うのですが、思っていたのと違っていたり他に思案しているものがありましたらご教示くださいませ…！　）

（／　片想い特有の逆巻のいないところで密かにきゃっきゃしてるひな季ちゃんもそれはそれで可愛らしいのですが、失礼ながら逆巻はひな季ちゃんのアプローチをそこまで本気にしていないので、せっかくの大きいイベントはセーブせず存分に使っていきたいとの思いがありまして…！各イベントをアプローチが始まる前に持ってくるのか、始まった後に持ってくるのかだけでも後程決めさせていただきたいです。此方の我儘でお手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します…！
なるほど…〝メイクは終わったけど無理に笑ったひな季ちゃんでは何か物足りないと感じていたところ、ひな季ちゃんのにこにこきらきらの笑顔でメイクが完成する〟というイメージかなと解釈致しましたが、相違ありませんでしょうか…？にこにこきらきらのきっかけは現時点ではまだしっくり来るものを思い付けていないので、もう少々お待ちください…！　）

（／　連投ですみません…！にこにこきらきらのきっかけですが、動物を象った棒付きキャンディなんて如何でしょうか？逆巻の貰い物で「お好きなの一つどうぞ」で渡す想定です。可愛い発言の後にひな季ちゃんが「本当に可愛いですよね、このキャンディ」とか「この猫のことですか？」って返して逆巻に「いや、水瀬さんのことですよ」まで言わせたら盤石かなと…！　）

（　／　我儘だなんて滅相もございません！後程というか、この特大イベが始まる前に決めてしまった方が、こちらの都合ではありますが道筋を立てやすいので決めてしまいたい気持ちもあり…！今回でアプローチを始めると映画にお誘いの際に来づらくなるのではという懸念をお伝えしましたが、あまり本気にしていないとなると懸念はなくなりそうだなと。むしろあしらいやすく好機でしょうか？齟齬のないように濁さずお伝えしますと、このイベントで恋心を自覚したならひな季の想いのままに好きと伝えるか否かをお伺いしたいです。アプローチ＝告白ではないとのことでしたら、こちらの汲み取りが至らず長々と申し訳ございません…！

イメージの解釈一致しております！言葉不足ですみませんでした…！にこにこきらきらのきっかけですが、あまりにも良すぎて今朝は背後がにこにこきらきらになりました（）ぜひともそれで進めさせてください*　）

（／　此方こそ言意が十分に汲み取れておらず申し訳ございません…！結論から申し上げますと、可愛いの魔法イベ内でアプローチを始める方が区切りとしては分かりやすくて望ましいけれど、関係判明の件との兼ね合いでひな季ちゃんの感情の流れがごちゃついてしまうようなら多少先延ばしにしても問題はありません。物語の都合でひな季ちゃんのキャラクターを崩してしまうことの方が避けたい事態ですので、そこを踏まえて背後様にご判断いただけたらと思っております…！また此方もアプローチ＝告白の認識で居りました！

山場シーンについてのご快諾、ありがとうございます…！そのお言葉で私もにこにこきらきらになりました（）　）

（　／　簡潔なご説明ありがとうございました…！！お手数をお掛けしました。またひな季のキャラクター像につきましても気に掛けてくださりありがとうございます。可愛いの魔法イベ内での関係判明とアプローチ開始はある程度道筋が立っておりますので、問題ございません◎　アプローチの解釈も相違なく安心致しました。望ましいとのことですし、可愛いの魔法イベ内でぜひアプローチさせてくださいませ…！

お互いにポメ化していますね（？）にこにこきらきらの表現が可愛すぎてリアルでも多用したくなります…個人的流行語大賞です…！
ある程度お話が纏まったところかと思いますが、何か他に固めておきたい設定などございますか？特になければ上記はさらっと蹴っていただいても大丈夫です。開始ロルにつきましても、こちらからお出しした方が進めやすければ承りますのでお気軽にお申し付けくださいませ…！　）

（／　無用な心配だったようで…！此方こそお手間を取らせてしまい申し訳ありません。可愛いの魔法イベ内でのアプローチ開始とのこと、承知致しました！

現状ポメ3匹と猫1匹の癒し空間ですね、このトピック…。個人的流行語大賞いただきました…！では私は『メタ季』『ポメ季』を個人的流行語大賞にさせていただきます＊
此方からは特に不明点・疑問点ございません。関係判明とアプローチ開始の筋道は立てておられるとのことで、その辺りの展開はお任せすることになるかもしれませんがよろしくお願い致します…！重ね重ねお言葉に甘える形になってしまって恐縮ですが、開始ロルの方もお願いしてよろしいでしょうか…？　）

───…折角可愛くしてもらってるのに、わたしがこれじゃダメだよね…。
（　あの日から数日経った今も、もやもやと思考の雲が纏わりついたまま。勉強にも身が入らなかったり、お仕事も集中できなかったりする日が続くけれど、持ち前のアイドル精神で元気いっぱいやってきたつもりではあった。しかし見抜く人はいる。この頃届くようになったsnsのリプの内容〝言うほど可愛くない〟だとか〝そこまで魅力ない〟なんて内容を見てずんと心が重くなる。応援内容の方が断然多くはあるけれど、今の自分には結構堪えてしまい、スマホをスワイプして何度もそのリプを遡っては大きく溜息を吐いて。これがいわゆるスランプというものかと、メイク室のカウンターでぺしょりと突っ伏すようにしながら仕事前、ヘアメイク担当の彼を待ち　）

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（　／　あまりにも平和かつ微笑ましすぎてにこにこきらきらです…！ひな季の汎用性お気に召していただいているようで嬉しいです*
いえいえ、いつも展開等たくさん考えてくださってますので、できることは精一杯努めさせていただくまでです！とはいえ相変わらず成長のしないロルですが…今回もよろしくお願い致します。本編の最中、展開について先が分からず動きづらい等ありましたらいつでもお尋ねくださいね…！こちら蹴り可です◎　）

お疲れ様で──…本当にお疲れすね。
（　クライアントとの電話での打ち合わせが長引き、準備を終えた状態で空けていたメイク室に戻れたのは開始予定時刻間近。微かに息を弾ませながら開いた扉の先、いつでも眩い程の笑顔を向けてくるアイドルの少女は、打ち捨てられたビニール袋のようにへなへなと机に突っ伏していて。珍しい姿に素直に目を丸くし、一瞬だけスローモーションであるかの如く足取りも鈍るけれど、時間に余裕もなければ目線は彼女を気にしつつ、一直線に仕事道具を満載したワゴンへと向かって。そこからまずはメイク用ケープを手にすると、普段通りにバサリと音を立てて広げ　）

あっ…お疲れ様です。ちょっと、熟睡できなくて…すみません。
（　入室と共に挨拶を掛けられると、慌てて重たい体をむくりと起き上がらせ。みっともない姿を見せてしまえば、えへへと普段みたいに甘酸っぱいような笑い方はなく、眉尻を下げ伏し目がちに苦笑を浮かべつつなんとなく謝罪の言葉が出る。少し慌ただしくメイクが始まろうとする中、しっかりしなきゃと目の前の鏡に映る自分の姿と向き合っていると、カウンターの上に伏せて置いたスマホにピロンと通知音が鳴り消音モードにし忘れていたことに気付いて。慌ててスマホを手に取り消音にしようとするけれど届いていた〝センター張れるほど？〟みたいなそんな内容に一瞬手が止まる。消音に切り替えたスマホを伏せカウンターに戻すとにこり控えめに笑って　）
わ、すみません音消しますねっ。…、今日もよろしくお願いします！くまできちゃってるかな…。

あー…うっすらありますね。あと乾燥も若干。そこまで大きく崩れてはないすけど。
（　まるで張りの感じられない様子といい、自信なさげな気弱な語調といい、彼女に何かがあったのは火を見るよりも明らか。仕事で失敗でもしたのか、それとも多感な高校生らしく人間関係のトラブルかとつい想像力を働かせてしまうけれど、プライベートなことに口出しするような間柄でもなく。広げたケープを少女に被せて留めては、肌のコンディションを気にした発言を受け、隣に回り込んで正面から顔の状態を確認する。耳の横に指を添え、親指の腹で優しく頬を撫でやると、寝不足の影響か水分量が些か足りないようで。個人的なことには干渉しないと言っても、仕事に支障が出るのなら話は別。傍から離れてスキンケアの準備を整えながら、雑談と言うにはやや硬い事務的な調子で尋ねて　）
何か悩み事すか？

っで、ですよね…。──悩み…っていうほどの大したことではっ。考えごとがあって、それでいろいろ…ちょっと眠れないというか…。
（　出逢ってからそれなりに回数を重ねてきて、メイクをするのに近くなる距離も触れられるのも慣れてきたはず。視線は僅か下で絡まないけれど、肌の様子をチェックする涼しげな目元の奥の真剣な眼差しに少しどきっとする、と同時に牧さんが脳裏を過ぎる。加えて絶好調とはいえない肌の具合を告げられしょんぼりとケープ下の肩を落として。悩みごとについて尋ねられ、元は大それたことではないため悩みとして捉えてない上に、彼のヘアメイクのパフォーマンスは完璧だからこそ自分が原因で一纏めに〝可愛くない〟と言われたことを知られたくなくて、両手をササッと左右に振ってやんわり否定するけれど、言葉を並べるほどに段々とあるワードに辿り着いていく。〝もしかして：悩み〟と頭上に検索ワードが浮かべばはっと口元を押さえ　）
…あ、これ悩みごとですね…！？

悩んでる自覚なかったんすか…。
（　それを悩み事と言うのではないか、と指摘する寸前で自らその結論に帰結した彼女に、コットンに化粧水を染み込ませる作業を終えて振り返っては、脱力しながら思わずといった声遣いで零し。先程コンディションを確かめた際の体勢へと戻れば、少し敏感になっている肌に刺激を与えないよう、一層の気を配りつつ濡れた綿布を押し当ててゆく。そうして粗方の塗布を済ませると、反応を見るに他者に相談等もしていないのだろうと踏んで、相手に近しい存在を適任者として並べたて　）
誰かに相談できないんすか。メンバーとか友達とか、牧さんとか。

普段そんなに悩みごとってないので…。
（　お気楽な性格をしていると思わそうだけれど、良い友人や仲間達、両親に恵まれているおかげで眠れないくらい悩む機会なんて滅多になく。繊細なタッチでスキンケアが始まると面目なさそうに双眸を閉じながら受け入れて。相手が連ねていく人物の中に、悩みの種の一つでもありこればかりは最も相談を掛けづらい牧さんの名前が挙がると、小さく唸りながら相談に難色を示し。結局のところ彼と牧さんの関係は直接聞くほかないのだけれど、聞く勇気も出ず悩みごとに不慣れなあまり支障が出ているのは事実。相手もこういう時はよく誰かに相談するのかと気になっては、双眸を開けて直視しないながらも問い掛け　）
ん～…みんなも自分のことで忙しいと思うし、牧さんなら尚更じゃないですか。…逆巻さんは悩みごとがある時どうしてますか？…誰かに相談してます？

（　以前から薄々感じてはいたが、この少女は相当な気遣い屋らしい。メンバーや同年代の友人はともかくとして、あの人がキャパシティーオーバーになるところなんて想像つかないけどな、と担当マネージャーの姿を思い浮かべていれば、不意に話題が自分に移った衝撃で今度は乳液を塗り広げていた手が瞬刻止まり。作業を再開させつつごく小さな声で「俺…」と呟くも、手元に集中するあまりそれきり沈黙してしまって。一段落つき、整った肌からコットンを離したところで漸く思考を取り戻すと、待たせた時間に見合わぬ回答を洩らし　）
…少なくとも覚えてる限りでは、誰かに何かを相談した記憶ないすね。そもそも悩むことがあんまりないんで。

（　俺、に続く言葉を待っていたけれどその一言を呟いてから暫し沈黙が続く。何かまずいことを聞いてしまったかと内心の焦りでそろりと視線を向けてみると、ひたすらに自身の手元に集中しているだけらしくほっと心の中で胸を撫で下ろし。そうしてやや遅れ気味の返答が来ると、さして自分と変わらないような事実に仲間意識が芽生えては小さくくすと笑みを零すと、現状悩みごとを抱えてるのは自分であることを棚に上げて、いつでもわたしにと胸に手を添えながら姿勢だけは頼もしさを見せ　）
もし悩みごとがこの先できたら、いつでも相談に乗りますからね！歳下で頼りないかもしれないですけど…。

…俺より真剣に悩んでくれそうすね。
（　口に出してからそのあまりに実のない内容に心付くも、時すでに遅く。参考にしようとしていたらしい文脈もあり、落胆させてしまったかと気にしていれば、返ってきたのは意外にも親しみの込められた笑みと力強い宣言で。その場面を想像しては頭に浮かんだ光景をそのまま零すけれど、まぁそんな時は来ないだろうなと心中ですぐに取り下げると気持ちだけ受け取っておくことにして。代わりに、というわけでもないが、同じだけの気持ちを渡して締め括ったなら、そこからは繊細な感覚が必要になる作業ゆえ、無言で着々とメイクを完成させて　）
じゃあ水瀬さんも、何か吐き出したくなったら言ってください。俺も話聞くくらいは出来るんで。

…、ありがとうございます。
（　相手にとっては何気ない社交辞令のような言葉かもしれないけれど、心の荷物を持つみたいに手を差し伸べるような言葉に制御掛けた心が少し解れた気がして、お礼を伝え胸に添えた手をそっと膝上に下ろす。メイクの続きが施されていく中で改めて思う、彼の気遣い含めた優しさだったり、涼しげな瞳の奥に燃える仕事へのプロ意識の高さだったり、そういうところが本当に素敵でかっこ良くて──。沸き起こる感情を前にメイクが完了したなら、双眸を開けてしっかり鏡の前の自分を見据える。施術前の問題を全てカバーされたメイクは今日だってこんなにも完璧。けれどあの書き込みが思い出されると、折角の仕上がりも自分のパフォーマンスが原因でひっくるめて評価が落ちるのかもしれないなんて思いに囚われては表情が少し翳って　）
──…わあ、今日も仕上がりすっごく綺麗…、さすがプロ、ですね。