募集の巨人 2023-03-16 21:57:25 |
通報 |
なにも、ありません……
(気付かないで、と祈りながら自分でもわかるくらい熱くなった顔を上げられず目を伏せたまま答え)
……そうか。
(エレンの言葉を聞いて納得し、ヒストリアへと視線を移し)
体調、早く治せよ。そんなんじゃいつまでたっても戦いに行けねえからな。
(部屋から出ていき
はっ、はい……
(最後まで目を合わせられないまま、出ていく兵長の遠ざかる足音を聞いて)
……ごめんエレン…私…っ
(軽卒だったと反省し)
兵長の事だから…もしかしたら何か感付いたかもしれない…
(少し落ち着きを取り戻した顔でエレンを見て)
その時は私が勝手にキスしてきたって本当のこと言っていいからね!!
(ふんふんと呼気を洗げて)
兵長なー、勘はいいけど…
(うーん、と考えるように)
言わねえよ。
俺がしたっていうから。
(気づかれないよう必死だった姿を思いだし相手を気遣うように)
だめだめ!エレンは何も悪くないんだから!
(必死で首を横に振り)
みんなにも…内緒ね?
(恥ずかしそうに瞳を潤ませて)
いや、だったらお前も悪いことしてねえだろ?
誰だって好きなやつのことは守ってやりてえもんだしな。
(当たり前かのように)
そりゃそうだ
(笑って頭を優しく撫で)
エレンこそいつでも言ってね?
(負けじと悪戯ぽく笑って腕を抱きしめ)
すごく上手だったけど…キス、したことあるの?
(少し嫉妬を含んだ様な瞳でじっと見上げ)
んぉ、おう…
(悪戯な笑みを見て頬を赤くし)
はあ?したことねえよ…
(ため息まじりに答えて)
お前こそ…他の男に同じことしてんじゃねえだろうな…?
(同じような眼差しで)
もう可愛いっ、エレン、大好き!
(照れるエレンが愛しくて側頭部へ手を伸ばし髪をくしゃくしゃ撫でて)
しないよ、エレンだけだよ?
(不服そうに唇を尖らせ)
なっ……や、やめろよ!照れるだろ…っ(更に赤くなるが抵抗せずに)
…そうかよ?俺もお前だけだ
(唇を尖らせるヒストリアを見て引き寄せ抱き締めて)
…したくなったらいつでも言っていいんだよね?
(抱きしめられながらぽつりと聞いて)
また、したくなっちゃった…
(エレンの首筋に唇をつけてキスをねだり)
んっ、恥ずかしいよっ…
(欲しがり、と言われ恥ずかしそうにエレンの唇を追いかけ)
ありがと……
(唇が離れると息を弾ませながら睫毛を伏せて、キスしてくれたお礼を伝え)
トピック検索 |