平塚 蕾 2023-03-11 21:36:28 |
通報 |
そうですね、僕も本の世界に浸るのは好きですよ
クスクス…すみません服のことは冗談です
以前の運動会の時のようなことが起こらないように、疲れたらこまめに休憩をとりましょうね
(相手が敬語に戻ると自分もあえて敬語に戻して副会長モードで話し、服の事で口を膨らます相手が可愛くついちょっかいをかけたくなり、相手の頬をツンツンと突いて笑い)
あっ、敬語…い、一緒だね
もう、皆に言われるけど長いのは長袖だけだけだからね!運動会の時のことは…恥ずかしいから忘れて
(相手が敬語に戻ると、自分が敬義だったことに気がついてハッとしたように言い直しながら、同じ感性を持つことを嬉しく思って。運動会の事を思い出すと今でも恥ずかしく、首を横に振ってから頬を突く相手をじっと見て)
ふふ…一緒だな。
やっぱ他の人からもイジられるのか、袖の事。
運動会の事も忘れられるわけないだろう。そのきっかけでクレープ食べに行ったりこうして仲良くなったワケだし…
それともあの事も無かった事にした方がいい…か?
(相手がタメ口に戻ると同じようにこちらも戻して微笑み。ぷにと頬をつつきながら運動会の事を思い出して話し、保健室でのことも無かった方がよかったかと小さな声で尋ね)
うん、よく弄られちゃう
た、確かに仲良くなれたけど…無かったことにするのはいや、かな
(まだ頬をつつく相手に諦めて頷きながら保健室のことを思い出して真っ赤になりながら小さく首を横に振ってから無かったことにするのは嫌だと否定して)
…ッッ…俺も無かった事にする気はないから
(真っ赤な顔で無かった事にするのは嫌だと言う相手にこちらも少し顔を赤らめ、フニと相手の柔らかい唇を指でなぞってまた触れたい感情が昂ってきて気がつくと息がかかるギリギリまで顔が近くにあり)
え、っと…
(唇に相手の指が当たると驚きながら、すこい気がかかりそうな距離まで相手の顔が近づいて思わず目を瞑ってしまって。顔が近づくと保健室で相手に一度キスされた事を思い出してしまい、反射的にと言った方が今の状況には近いがされてもいいと思ってる自分もいてそのまま目を瞑り続けて)
(相手が目を閉じると自分もそのまま口付けようと首を少し傾けたところ、手元のスマホがブブブ…と鳴り咄嗟に離れ)
す、すみません…(かかってきた電話に慌てて出て)
はい、もしもし…会長…休みの日に何かと思えば…はい……はい…それなら会長の引き出しの2段めに…では失礼します
ンンッッごめんな、会長から電話だった。
今日はそろそろ帰る…か…(このモヤモヤとした空気の中、必死に自分を律しようとして)
う、うん…また、来てね?
(帰ると言った相手に少し寂しげな表情のまま頷き、上目遣いでまた来て欲しいと言って。自分は相手に少なからず好意を持っているが、それがαである相手に影響が出てるだけだったのかもと思って自分からキスするのはやめておいて)
あ、本忘れないでね。また読み終わったら僕は放課後図書室にいるから…いつでも来てね
あ、あぁ、本借りてくな。じゃあ、また…
(寂しげな相手の様子に後ろ髪引かれながらも、本を受け取り自分のカバンの中へ入れると相手の頭を頭をポンポンと撫でてから部屋を出て)
(「今日は楽しかった、ありがとう。出かける日決め忘れてたけど、次の土曜はどう?」ドアが閉まって少ししてからメールを送り)
(独り言)あー…しくじった…宵縋にすぐにキスするような軽い奴って思われてねーかな…次回はちゃんと誠実さを全面に出さねば…抑制剤追加処方しといてもらうか…
ドキドキしちゃった…キスしちゃうかと思ったし、僕のせい、かな
(頭を軽く撫でられた後、少し手で撫でられた場所を赤くなりながら抑えていると、メールの通知が来たためすぐに確認して。土曜には用事がないと確認が終わるとメールを返信し、嬉しそうに笑みを浮かべて)
『こちらこそありがとうございました!次の土曜日は空いているので大丈夫ですよ。駅に集合ですか?』
クスクス…メールでもまた敬語になってる
本当可愛いなぁ…
『あいてるならよかった。また土曜日楽しみにしてるな。おやすみ』
(相手に対する気持ちをまだ自覚はしておらず、後輩を特別に可愛いと思う気持ちだと思っており目を細めて嬉しそうに微笑みながらおやすみとメールを締めくくり)
…少しは、頑張ろうかな…
(相手に対する好意を抱いてはいるが、相手が自分を好いてくれていると自信を持って言えないため、次の土曜日には少しだけ意識してもらえるように頑張ってみようかと思い、早い自覚はあるが服を選んでから諸々の家事を終えると日記をつけてからベッドに潜って)
(次の土曜日、約束当日___。
自分から提案したとは言え、2人で出かけるのは初めてのため意外と緊張しており、いつもは用意周到だが抑制剤を家に忘れてきている事に気づく。しかしもう待ち合わせ時間となるため、なんとかなるだろうと楽観的になりバス停で相手を待ちながらチラチラと腕時計を見て)
そろそろ時間だな…
(牧場デート服装:インナー黒Tシャツ、上から薄い青のデニムジャケット、下はライトブラウンのチノパン、斜めがけのボディバッグ、スニーカー)
あ、ごめん…待った?
(約束の日の前に決めていたシャツに黒いカーディガンを羽織り、ジーンズを履いてスニーカー、カバンは邪魔にならないように肩掛けのショルダーを持ってきて。時間の少し前に着いたが既にいる相手に謝りながら首を傾げて)
いや、全然。少し前着いたとこ。
じゃあちょうどバス来たし…さっそく行くか。
(相手の服装を見ると先日話してた通りピッタリの動きやすそうな服で安心し、首を傾げて見てくる姿にまたドキと目が泳ぎそうになるのをバスの方を見て誤魔化して。定刻のバスのドアが開くと軽く相手の背中に手を添えてエスコートし)
うん、行こっ
(相手の格好が似合ってるなぁと思いながら、バスのドアが開くと自分の背中に手を添えられて驚きながらも、バスに乗って2人で座れる座席が空いていないため、お年寄りが座れるように立っていようと思い、通路に立って)
途中、席2人分空いたら座るか
(バスに乗り込むと1人分の席はチラホラと空いているが、立つ事を選んだ相手に優しいなと思い自分も隣に並んで吊り革を掴み、相手の手を掴んで近くのポールを掴ませ)
そうする、ありがとう
(隣に立った相手に笑顔を向け、自分の手を近くのポールに掴ませてくれた相手にお礼を言っているとバスが少し揺れて相手の方に体が傾いて)
っと……ッッ…大丈夫か…?
(バスが牧場へ向かう舗装の荒い道に差し掛かったのかグラと揺れ始めると相手の体がこちらに傾き、咄嗟に相手の腰に手を回して支えるとフワリ甘い香りにゴクリと唾を飲み込み)
うん、大丈夫…蕾で良かった
(腰に手を回されるとドキドキしてしまいながら、相手の服に袖を軽く握ってから隣にいたのが相手で良かったと言う意味でそう言うと離れた方がいいだろうかと思って手を離して)
トピック検索 |