Baker Street 2023-03-02 23:48:46 |
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意外にも僕は緊張しているようだな。
……待った。その手には乗らないぞ、ジョン。
(まるで飼い猫に向けるような声に優しげな眼差し。こうして彼は他者を魅了し、おそらく世の女性たちは懐柔されてゆくのだろうが、違う。僕は同性でそんな趣味や関心だって無い。
互いに接近した状態と口説き文句はシナジーをもたらしているようだった。おかげで論理的思考を組み上げる脳のマシンが止まりどうも調子が狂う。これ以上ペースに飲まれまいと相手から数歩距離を置き、涼しい顔を浮かべて反抗して)
くく、降参みたいだねシャーロック。君は推理が得意なように僕はこういった方面が得意なんだ。今は彼女がいないけど、そのうちできる
それで、そろそろ昼食でも食べに行くかい?今日は平穏な一日だろうからね。
(とうとう相手がこちらから離れて行くのをみればこちらとしては満足で楽しげに笑い。当然相手をどうこうなんて思ってもいない、自分はゲイじゃないのだから恋愛対象は当然女性だ。だが心が無いと言われた男を逃げ出したくなるくらいには効果のある手法らしい。
こちらの得意分野を見せたところで腹の虫が鳴き出しそうになる。相手が食に興味がないのは知っているがずっと食べないのも良くないだろうと声をかけてみて)
そうか、上手くいくと良いな?
あぁ、退屈な午後の昼下がりだ……散歩がてら近くのレストランで軽食を摂るとしよう。
(大分前から気付いていた。着回しのシャツにはやや皺が目立ち、高級なオーデコロンの香りがしなかったこと。清潔感は保たれてはいるものの、以前と比べて見た目に気を遣わなくなったらしい。それからゴミ箱にあった、連絡先の書かれているメモ。
これらの事実から、女性との関係が長続きしなかったことは安易に推論できた──が、敢えて言及はせず目配せだけ送っておき。
当人はと言うと、先程の狼狽していた様子は何処かへ消え、つらつらと憎まれ口をきくまでには普段の調子を取り戻していて。しかし昼食、と聞いて表情が固まる、まるで皿の上の野菜を目にして嫌そうな顔を浮かべる子供のように。食欲は湧かないし、いつも言うように食事は思考の妨げにもなる。
首を横に振り─かけた所で、最後食べ物を口にしたのは、数日前だったことを思い出した。それは久々に心躍る事件に巡り会えて捜査が白熱し、日常生活が疎かになっていた時期だ。冷め切った料理を前に、ハドソン夫人に溜息を吐かれたのは記憶に新しい。ともかく栄養失調で倒れて病院送りになるのは面倒に思われたから、ここは相手の進言に渋々従うことにして。寝巻きから素早くスーツを身に纏ってジョンの元へ向かい)
あぁ僕が最高の週末を過ごせるようになる日を君も祈っていてくれ
君はここ数日まともな食事を摂ってないんだから食事にたどり着く前に倒れたりしないでくれよ?僕じゃ君を運べないから確実に救急車を呼ぶことになる
今日はいい天気だし公園で何か食べるのもいいし君の栄養不足を補うためにしっかり食べるのもいいな……リクエストはある?
(彼女は暫く時間をかければそのうち出来るのだが何故だか長続きしない。先日またひとつ縁が途切れたところだが気持ちを切り替えて次へ進むべきだ。もうしばらくすればこれからいくランチも女の子と行くことになる。ひょろ長い探偵とではなく、だ。
ハドソンさんから相手の食事事情はなんとなく聞いていて医者としてもあまり放っておけない状態だ。間違いなく他人より頭を動かしているのだがらその分カロリーが必要なはずなのに。
最近は見慣れてきたスーツ姿の相手を伴い表へと出る。食事ができる所はそれなりにあるが種類が多いのも悩みの種だ。食に興味はないとはいえ一応意見を聞いておこうと行き先を問うて)
良い案だ。ベンチに座ってサンドイッチでも食べるか。あるいは中華料理、イタリアンでも構わない。
うん、ビタミンやミネラル、あらゆる栄養素が欠乏しているだろうな。今日こそ僕は食事をするし決して倒れないとも。
従ってここは主治医の方針に任せるとしよう。ジョン。
(フラットを離れ外の空気を吸い込む。ロンドンは連日にかけて曇り空が広がっていたが、今日に限っては清々しい青空が広がっていて己のインスピレーションを高めてくれそうだ。
彼と横になって歩くのも慣れたもので2、3か月前と比べても、互いについて遠慮なく吐露する程には心理的距離が縮まっている。
リクエストは、と聞かれて青色の眼はジョンでは無く虚空を見つめていた。食事に関しては、先月この店奥の席でローストビーフを食べたような…といった極めて断片的な記憶しか無く、場所ならまだしも食べた料理を意識して覚えてはいられない。
そして終始他人事のように忠告を聞いていたが、自身の健康状態を見直し人差し指を上方に向ける。そこで反省の意やら何かを述べることはなく。隣にいる相方へランチの決定権を丸投げして悪戯な笑みを浮かべ)
自分の事を冷静に分析できるのは流石だけど、そこまで分かってるなら危機感も持って欲しいものだね。
それなら少し行った先でサンドイッチを買って公園で食べようか。あそこのはボリュームがあるから君に足りないビタミンに炭水化物、ついでに日光をたっぷり取り込んで君には健康体になってもらわないと
(今にも倒れそうなほど栄養不足なのは自覚があるようだが、それを涼しい顔で報告されればやれやれとため息をつく。まるで子供の探偵に言い聞かせるように医者として、あるいは保護者として助言をし。
分かってはいたもののやはり食事を選択する気はないようだ。それならばこの機会に腹へたっぷり詰め込んでやろうとボリュームが売りのサンドイッチ屋へ行くことを決めて。こちらに選択権を委ねたのだから文句はないだろうと返事が来る前に相手を先導するよう歩き出して)
アドバイスをどうもありがとう。体はすこぶる丈夫だが、量が多い点については懸念材料だな。久しぶりの食事で胃が驚いてしまう。仕事上食後の眠気もかなり厄介だ。
万一、僕が眠っている間に依頼人でも来たらどうする。まあコンサルタントがいなくなって捜査が難航し、奴等の狼狽えた顔を想像するのも悪くはないか。見ものだな。
さてと、どれにするかな。
(栄養失調の状態に至ったのは自業自得なのに、自分本位に意見をまくしたてては愚痴る探偵が目の前に一人。対して足取りは軽く彼との外出を密かに愉しんでいる様子でもある。
店に到着後、写真と共に掲示されているメニューをじっと眺めた。サンドイッチはどれも、彩り豊かに飾られており美味しそうではあるが、いかんせんパンは分厚く、挟まれている具材の量も多い。店付近がエネルギッシュな若者たちで盛況している時点、既に予想はついていたが思わずため息が漏れる。身体に負担がかからず比較的食べやすいものはどれかと吟味しており)
医者の僕から言わせれば体が驚くほど食べてそのままベッドでぐっすり眠ってしまうのが理想的だね。
もし君が寝てる間に依頼人が来たらちゃんと僕が対応しておくよ。それに君ならレストレード警部が来たらどれだけ深く寝ていても飛び起きるだろう?
僕は生ハムとマスカルポーネチーズのやつを。君は野菜も肉もバランスよく取れるやつ……無難にBLTサンドにしておくのがいいんじゃないか?
(食事だなんだと言っても駄々をこねないあたり機嫌はいいようだが、だからこそこの機会にありったけの栄養を相手の体にねじ込んでやらなければならない。人として最適な生活サイクルを送らなければいくら優秀な頭脳だって止まってしまうだろう。
依頼人の対応も最近は慣れたものだし、取っておきの部類に入るであろうヤードからの依頼であればどんなに良い夢を見ていてもこの探偵なら目を覚ますに違いない。ロンドンが平穏である限りは眠っておいて貰わなければ。
数々のメニューが掲げられた店の前でいつものサンドイッチをチョイスする。隣にいる探偵はなにやら悩んでいるようだが全ての栄養素が必要な相手には定番の一品が最適だと、BLTサンドを指さし)
結局のところ心配は要らない、呼ばれ次第飛び起きるからだ。体が常に仕事を欲している。
随分と僕のことを理解しているんだな。それに君は変わってる。大多数は僕の思考実験にしか興味を示さないのに。
すみません、会計をお願いします。本日は天気も良く。ええ、繁盛しているようで ……
(選択に困ったら無難なメニューを選ぶ、賢明な判断だろう。ジョンの指差したBLTサンドを見て頷き、相手の分も合わせて会計を済ませる。取ってつけたような日常会話に空々しい笑みを添えて。店員からすれば社交的な英国紳士に映るだろう、隣にいる彼を除いては。
知的好奇心を刺激する何かを四六時中追い求めているのは非常識で、僕は異常者らしい。でも彼は自身の習慣を真っ向から否定せず理解し、健康にさえ配慮してくれている。それは彼が単なるお人好しだからではない。きっと個人として、同居人に向き合っている証拠なのだ。
普段であれば食事を摂る摂らないの口論があと10分程は続くだろうに。珍しく気分が良いのはなぜだろう。最近連続殺人事件の謎をこの手で紐解いたから?空が晴れているから?それともジョンと過ごすこの時間を楽しんでいるからか。
彼に対しては何か、特別な感情を持っているに違いないが、それを今すぐ結論付けるのは早計に思われて)
つまり君のエンジンはいつでも発射準備オーケーということだ。
そりゃ同居人ならそれなりに君のことは分かるよ。君の思考実験も好きだけど、時々常識がすっぽり抜けてる君と話すのは発見があって面白い。さっきの店員との会話もわざと一般人を装ってることだって僕は知ってる。レストレードにもあれくらい愛想良くしてあげればいいのに。
(店員とまるで普通に話す様をちらりと横目で見てからサンドイッチを受け取り、店員に背を向けてからヤレヤレとため息をつく。ついさっきまで部屋で刺激が足りない事件がないと不貞腐れていた姿からは想像できない有様だ。
サンドイッチを手に少し歩いた先にあるベンチを見つけるとあそこに座ろうと目で合図を送ってそこへと腰掛ける。今日の探偵はすごぶる機嫌がいい。機嫌が悪ければあの店員を「観察」して秘密のひとつやふたつを暴いていたに違いない。それが今日は英国紳士のフリだ。上機嫌であればこちらも助かるというもの、大きな子供が駄々をこねると手におえなくなるのだから。からかうような口調でヤードの警部の名前を出しつつサンドイッチへとかぶりつき)
君にはお見通しのようだな。外と職場では別だ。よく話す人の前では気張る必要はない。個人的な話や悪態だってつくし、いちいち良いところを見せようとはしない。
レストレード?ああ。まずは自然体の僕を知って貰う方が仕事上好都合で、誤解される手間が省けたんだ。他人(ひと)は都合の良い幻想を作っては僕の人となりを知った途端、突き放すんだ。......なんてこと。そんな非情な人だとは思わなかったのに、と。実にナンセンスだ。君も聞き覚えがあるんじゃないか?
(続けて隣に座り、先程の会話を見逃さず鋭い指摘をしてきた友人に向けて得意げに微笑んで肩をすくめる。本人にとって正義や名声は不要なもので鬱陶しい。諮問探偵は便利屋やヒーローでもなく、実態を知ればさぞかし期待外れだろう。相手は普段の無愛想なところを揶揄ってはきたが、『心が無い』自分にとっては愛嬌を振り撒くのは無縁な行為でしかなく。
それと関連して、愛想の良さこそ、ジョンの女性関係が長続きしない理由にも思われて。誰に対しても優しく接し尊敬される人格者。ガールフレンドはその理想に囚われて後々幻滅したのでは、と自論を持ちかける。やや芝居がかった台詞を用いて揶揄いながら。手元のサンドイッチには齧った跡が数箇所ついており、想像通りではあるが食事は中断されていて)
僕からしたら君が社交辞令や外面なんてのを外面なんてのを覚え始めたのが驚きだけどね。これも僕の教育の賜物かな。
……分かってて聞いてるだろシャーロック。まさにこの前の彼女にはそんな言われ方をしたよ。もっと私と一緒にいてくれると思ったのに、だってさ。仕方がないだろ僕の家はベイカー街だ。僕は最初からなにもかもさらけ出してるつもりなのに……
ほら口が止まってるぞ。せっかく買ったんだからちゃんと食べないと
(出会った当初はもう少しそこら辺の分別はついていなかったはずだ。なにせ出会った時に抱えていたトラブルを軒並み当ててみせたのはいいものの、そこに配慮や気遣いなんてものは全くなかったのだから。作られた仮面だとしても社交的な会話ができるのは探偵にとって大きな一歩だろう。
問いかけのようにされるが明らかに結果の分かっている質問の仕方にムッと顔を顰めて。やはりこの探偵の前では何もかもがお見通しだ。相手の言う通りこの前の彼女は、いわく思っていたのと違ったという理由で別れていた。こっちとしては出会った当初から同じように接していたし、飾らない態度でいたつもりだが彼女の理想には届いていなかったようだ。愚痴を零しつつ、あまり減っていない相手のサンドイッチを指さし食べるよう促して)
とてもお腹いっぱいで、体もこれ以上受け付けないようだ。それに頭も鈍る。残りは君が食べてくれないか。
当然。君はそう言ってるが、相手が失望している限り都合の良い部分だけを見せているはずだ。最初から与え過ぎては、その分期待や要求も膨らむものだ。
とはいえ、仕事仲間からのイメージが良いに越したことはないな。その方がいざという時に助かる。仏頂面を見せるのは僕くらいにしておけ。
(先程の御利口な態度はどこへやら、パンが半分程の大きさになった所でもう食べないとかぶりを振って駄々を捏ねていて。
本来であれば世間体を気にしない性質であったはずが、同居人に感化されてお人好しがうつり、社交辞令を知らぬ内にマスターしたらしい。内心苦笑いを浮かべる。ただ笑顔というものは使い分けが肝心で、女性店員の前では遠慮すべき仕草かもしれないが。
顔を顰めた彼に対して、目が合った際に再度笑ってみせる。それは普段のシニカルな笑みでありながら、親愛なる友に向ける眼差しのようにも見えた。
その『いざという時』は事件の捜査にあたる場合を意味していて、彼を除く一般人は永遠に訪れないことを願うだろう。
ジョンへ向けた助言も恋愛関係皆無の自分が言うと、机上の空論のように思われて歯がゆい。でもそれは精密機械の中の砂粒にしか見えなかった。最後は無意識にも印象的な一言を、澄まし顔を浮かべながらさらりと言ってのけて)
(/お返事遅れていて申し訳ありません。昨日は背後がバタバタしておりましてお返事できませんでした……本日もお返事できるのか分からない状態です。大変申し訳ありません。隙間時間できれば投稿いたしますので、もう少々お待ちいただければ幸いです。)
(/いつもお世話になっております。お忙しい中ご連絡いただきありがとうございました。いえいえ、大丈夫ですよ!名無し様のお時間ある時に返信していただければと思います。背後から失礼しました)
せっかく少しは健康になると思ったのに君ときたら……それに君の食べさしを僕が食べるなんて。それこそ付き合ってるって言われるだろ。そのまま家に持って帰ってくれ。
最初から仏頂面していたら向こうが話しかけにくいじゃないか。ずっと優しくし続けたら素を見せてないって言われたこともあるし、結局は僕は誰かに期待を持たせてしまっているということかな。君に仏頂面を見せるのはいいが……つまり君は僕に期待を持ってないってこと?
(相手の手にはまだ半分ほど残ったサンドイッチがあって、せっかくここまで連れ出せたのにとため息をつき。計画では満腹までこれを食べさせればここ数日の栄養不足は挽回できると思ったが見込みが甘かったようだ。それに食べ物をシェアするなんてそれこそ恋人がやる事で、お断りだと首をふり。
まさか女性経験ゼロの相手に助言をうけるとは思わなかったが理にかなってはいる。結局はこれまで恋仲にあった人の期待に応えられておらず、それが別れる原因になっている。期待させすぎるような行為に心当たりはないが事実としてフラれているのだから無意識にそんなことをやっているのだろう。そこまで話してふと意地悪なことを聞いてやろうと相手に自分への期待具合をきいてみて)
(/すみませんお待たせしました。このように時々日が空いてしまうかもしれませんがゆっくりお付き合いいただければ幸いです……)
そうか。君が何でも僕は構わないが……冗談だ。
分かった。今回ばかりは君の忠告に従う、これで満足だろ?
ああ、おそらく自覚はしていないだろうが君はなかなかに好かれやすいタイプの人間だ。実際、優秀で要領は良いのだから。
僕こそジョンに全く期待していない訳では無い。むしろその逆だ。それなりに、期待できているんだ。
(パンの弾力に負けじとブラックコーヒーを口の中に流し込みながら咀嚼してようやく完食し、一息つく。久しぶりにしっかりと食事を摂り満腹中枢が働いたせいで妙な違和感を覚え、下腹部をさすった後に一瞬睨みつけて。相手を怯ませる効果はほとんど無いように思われるが、嫌いな野菜を食べてやったぞ、とでも誇らしげに言うかのように僅かながら反抗の意思を示した。
たとえジョンが恋愛面でどんな嗜好であっても、自分は受け入れる余地はあると揶揄い返した後、本人が照れ隠しをしているのか明白ではないが、友人については、ビジネスパートナーあるいは同居人として「期待通りで良好」な印象を持っているとかなり遠回しな表現を用いて伝え)
(/とんでもございません、お忙しいところありがとうございました!名無し様のJohnが素敵でいつも楽しく読ませて頂いております。こちらこそ返信が夜遅くになる場合がありますし、お互い無理のないペースで進行しましょう!
それと>29 で恋愛経験のところを×恋愛関係と誤表記しておりました。すみません。)
あぁ、満足だ。いい子だねシャーロック。ちゃんと食べて偉いよ。
褒めて貰えて嬉しいよ。僕は平穏が一番だからね。みんなに好かれて、僕の周りが円滑になるならその方がいい。しかもあのシャーロック・ホームズに期待されてるなんて。そっち方面でのパートナーにはなれないけど、これからもベイカー街に住めそうで何よりだ。
(持って帰るよう勧めたサンドイッチは無理やりではあるが相手の口の中に吸い込まれていき、抗議やらもろもろの感情を込めて睨まれるがすました顔を向けて。まるで子供のように自慢げにいう相手に、それならばと子供扱いするように頭を撫でてやる。声色も少し高めにして思いっきり褒めるもその顔は相手を揶揄う意図を含んでいて。
周囲の同僚と関係が良好で要領がいいのは自覚しているところではあるが、洞察力が優れた相手のお墨付きを貰えれば満足気に笑顔を浮かべる。それに冗談で言った事に意外と優しい答えが帰ってきてますます上機嫌になれば、こちらも今の関係を解消するつもりはないと期待を含ませた返事をして)
(/ありがとうございます。こちらもクロネコ様のシャーロックとの会話とても楽しくやらせていただいておりますので、そう言っていただけると嬉しいです。ゆっくりペースですが無理ない範囲でやっていきましょう。
こちらも誤字脱字多いと思いますのでお気になさらず!お互い様ということで…)
同じことを言わせるな。ベイカー街での君との暮らしは……ジョン?ん…よせ、僕は子供なんかじゃない。僕が相手をするのは仕事だけで十分だ。
ガールフレンドができたら今度紹介してくれないか?
職業や人柄くらいは直ぐに分かるだろうし、もし希望があれば、君に気があるかどうかも教えるくらいはできる。
(ランチの完食を褒めるならまだしも、まさか相手に頭を撫でられるとは推測しなかったようで、本人にとっては想定外の出来事であったため表情が固くなっている。
もしこの光景がマイクロフトに見られたとなれば、抱腹絶倒か。きっとメールだけでは済まされないだろう。黒塗りの車をフラット前に停めたら2階へと押しかけ、状況説明をと何時間も尋問するに違いない。とはいえ他人との接触行為こそ、彼が危惧している『誤解の元』では無いのかと疑念を抱くも、妙な心地よさと頭をさすられるのが慣れず戸惑ったのか無意識のうちに伏し目がちになっていた──
数秒後。その面影はたちまち消えて、よく知っている傍若無人な彼で。手を払い除けようと片手を上げてすかさず相手の言葉に噛み付いてはいるが、普段の機敏な口調は気持ち少し和らいでおり)
(/こちらこそ嬉しいです。もし今後の展開や2人の関係性に関して相談等が有りましたら、遠慮なくお申し付けくださいね!)
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