匿名さん 2023-02-21 06:47:40 |
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ふふ、それでは共に行きましょう。
(自身の誘いにすぐに返事を返されてはこくりと頷き彼が立ち上がるのを待っており。こうして彼と穏やかに過ごすことは嫌いではないために雑談をしながら厨に辿り着くと今日の相方である鳴狐に朝の挨拶をして。三日月には適当に座っているように促すとさっそく朝餉の用意をしながら彼のお茶も用意し始めて。)
すまないな。
いただくとしよう。
( 厨に辿り着くと宣言通り茶を出され、適当に腰を下ろす。茶を飲みつつ、彼の働きを傍で見て。鳴狐も時折こちらを気にかけてくれているようで、何だか邪魔をしてしまっている気分にもなるが、たまにはいいかと朝餉ができるのをのんびりと待つことに。)
(三振りで時々会話をしながらも朝餉の用意は着々と進んでいて。そうしているうちに他の刀たちも起きてきたのか少しずつ賑やかになる本丸。時折厨に朝の挨拶に来る者たちにこちらも挨拶を返して。全ての用意が終わればあとは運んでいくだけなので今朝の目標であった油揚げたっぷり味噌汁をお盆にのせると「さあ三日月殿、朝餉の用意ができましたよ。」と広間に行く用意をして。)
うむ。
丁度よいかんじに腹が減ってきた。
( 彼からの声に我に返る。手元には油揚げがたくさんはいった味噌汁が。どことなく嬉しそうな彼の表情に此方も微笑みを返すと、腰を上げ広間の方へ歩みを進める。他の刀たちも集まっている中配膳が済むと、美味そうな朝餉へと箸をつけ始め。最初に味噌汁を一口、油揚げの風味が鼻を抜け、ほっと息をつきたくなるくらい優しい味わいにこのときが幸せだと思う。横に座る彼に、「美味いな」と感想を述べると他のものへも箸をのばして。)
ふふ、そうでしょう。この油揚げは私イチ押しのものですよ。
(朝餉が出来上がり、配膳を皆で協力し合いすぐに終わると各々が自由に座り賑やかな朝餉の時間が始まり。味噌汁を味わっていると隣に座る彼から賞賛の一言。ふふんと得意げにしてはこの油揚げはその辺のものと違うのだと説明をし。それからも時折会話をしつつ朝餉を済ませると今日は非番のため何をしようか考えつつお茶を飲み。)
小狐丸はこの後何か用事でもあるのか?
( 食事を終え、まったりと茶を飲んでいると、ふとこの後彼は何か用事でもあるのだろうかと気になり。隣にいる彼に視線を移すと、素直にそう聞いてみて。もし何も用がないのであれば、一緒にゆっくり寛ぐのもありだな、なんて想像を膨らませながら。)
いいえ。今日は非番です故、特に予定はないですよ。
(隣で寛いでいた彼に自身のこの後の予定を聞かれて。今日は朝餉当番以外の予定は何一つなかったためにその問いに微笑みつつ返事をし。しかし予定を聞いてきたと言うことは何か用事でもあるのだろうかと小首を傾げて。)
そうかそうか。
ならば、俺に付き合ってくれないか?
( 相手に用事がないことを聞くと、満足気に頷き。特に何をするでもないが、相手に自分に付き合って欲しいと申し出ると、そっと朝餉のお膳を片付けようとそれを持って厨へ。自分の部屋に招いて茶を嗜むのもいいし、縁側でまた寛ぐのもいい。)
ええ、それではそうしましょうか。
(どうやら彼は自身に付き合って欲しいらしくそれを快く受け入れると自身も立ち上がり食器等を厨へと運んで。その後彼の部屋に移動するために廊下を歩きつつ中庭の風景を眺め「あと少しで桜も咲きそうですね。」と呟き。)
季節が移り変わるのは早いな。
( 部屋へ続く道すがら、桜の枝の蕾が膨らんでいるのを2人で見ていると季節がまた変わっていくのだと言う実感が湧いてきて。自身の部屋に着くと、彼に茶を入れてあげようと一先ず座っているよう伝えて。)
いま茶を入れる故、座っていてくれ。
(この本丸ができてから数年が経ち、見慣れた風景だとしてもこうして季節が巡るのを見る事が出来ているのは主である審神者や仲間たちのお陰で、彼の言葉に頷き。彼の部屋に入ると机の前に座り彼がお茶を入れてくれるのを待っており。)
待たせたな。
( 手馴れた様子で茶をたてると、茶菓子に花林糖を少し添えて相手の前に出し。自身も同じように茶と菓子を持ち寄り相手の前に腰を下ろす。上手く入れられたかは分からないが、相手の感想を待ち。 )
ありがとうございます。
(お茶を立てる音を耳にしつつ双眸を閉じリラックスしており。しばらくするとお茶を用意してくれた彼に礼を述べてから無駄のない所作でお茶をひとくち飲み目を細めると「三日月殿のたてるお茶は本当に美味しいですね。」と笑みを浮かべて。)
褒めてもらえると嬉しいな。
俺がこうやって茶をふるまうのは小狐丸くらいだからな。
( 相手から美味しいという感想を聞くことが出来ると、嬉しそうに笑って。このお茶も彼のために入れたもの。普段世話をされる方が多い自分にとって、誰かのためにするのは彼だけで。)
おや、それは…。とても嬉しいですね。
(茶菓子の花林糖を食べつつお茶を飲みまったりと過ごし。自身のだけにお茶を振舞ってくれると言ってもらえると密かな想いを寄せているこちらにとってこれ以上ない喜びで。しかしそれを顔に出す事はせず落ち着いた様子でいて。)
なんだ、俺がこんな風に特別扱いしているというのに、なんともない顔をして。
( 自分的には相手が特別だと伝えたつもりだったが、平然とした様子に少し納得がいかなかったのか頬杖をついて。こうなったら自分の気持ちを告白をしてしまってもいいが、今の関係が壊れてしまうのも怖い。)
そんな滅相もない!とても嬉しいに決まってるではないですか。
(どうやら自身の様子が気に入らなかったようで、拗ねたような様子を見て苦笑し。「あなたに特別扱いをされてこの小狐、本当に嬉しいのですよ。」と優しく語りかけて。)
…ならばよいか。
( 相手の優しい言葉に弱い自分はすんなりとそれを受け入れ。茶を飲むと、少しどこか嬉しそうにし。全く思考が読めない相手だが嫌われていないということは分かる。)
(自身の言葉を聞いて嬉しそうにする姿にほっと息をつき。しかし、彼から特別扱いをされるという事は少しくらい自惚れてもいいのだろうか。そのあとも彼と穏やかな時間を過ごしていたが不意に思い付いて「時間が許されるのであれば、このあと私と少し中庭を散歩しましょう。」と提案して。)
よいな。ではいこうか。
( 茶を飲み終わると相手からの提案に頷き、ゆっくりと立ち上がり。2人で歩いて中庭まで出ると、とてもよい天気に目を細め。もうすぐ春を感じさせる暖かさが心地よく。)
今日は散歩日和ですね。日差しも暖かい。
(誘いに乗ってくれた彼と共に中庭へ。まだ花はあまり咲いてはいないが、そよ風と心地よい気温に目を細め。桜はまだだが梅は咲いているのではと思うと「三日月殿、こちらへ。秘密の場所へお連れしましょう。」と彼の手を取ると中庭とある場所まで連れてゆき。やはり予想通り、小さな花を咲かせている梅の前に来て。)
( 自然と手を繋がれたことには、思わず鼓動が早くなる。辿り着いた場所には小さな梅の花が咲いており、それを見て微笑みを浮かべると相手をちらっと見て。)
…きれいだな。
ふふ、そうでしょう。ここは中庭でも少し離れてる場所ゆえ、知るものは私だけなのです。
(本丸から少し離れたこの場所を知っているのは自身のみ。満足そうな相手の方を見れば「三日月殿がこの本丸に来た時にひっそりと植えていたのです。いつかこの梅をあなたに送ろうと思って。」と少し気恥ずかしそうにして。)
…俺のために、か?
それは…、嬉しいな。
( 彼が自分のために、と植えてくれたという梅を改めて見て。純粋に嬉しそうに微笑むと同時に、彼がそんなふうに自分のことを思ってくれているのだと知ると、最早自分の気持ちを伝えてもいいのかもしれないと、少し間を開けて。)
…、なぁ小狐丸よ。
俺はお前のことが好きだ。
…,そのような言葉を頂けるとは光栄です。
私もあなたのことをずっと慕っていました。
(春のような暖かさと穏やかな時間を過ごしていたことで、彼への気持ちが溢れて。自身の言葉に嬉しそうな様子の彼から告げられた言葉に僅かに目を見開き、彼も同じ気持ちだったのかと思い。それならばと自身も彼のことが好きだと告げて。)
…両想い、だな。
( 彼からの返事を聞くと自分たちが両想いであったことを知る。そっと相手に近付き、胸元に顔を埋める。ずっとこのように彼の温もりが欲しかった。幸せそうに瞼を閉じてその温もりを感じて。)
ふふ、そのようですね。とても嬉しいです。
(近付いてきたと思うとそのまま胸元に顔を埋められ。彼の行動が愛らしく思うと頬を緩ませそのままそっと抱きしめ、彼と両想いになれて嬉しいのだと告げて。)
なんだか不思議な気分だな。
( 抱き締められると嬉しそうに微笑み。自身も彼の背中へと手を回し。こんな風に相手と気持ちを伝えあい抱きしめあえることになんとも不思議な気持ちになり。)
ですが事実私たちは両想いなのですよ。
(しばらく互いに幸せを噛み締めるかのように抱きしめあって。そっと彼から離れると小振りの梅の枝を手折り彼の髪に挿すと微笑み「三日月殿、私の想いに応えてくれるのならばどうか私と付き合ってくださいませぬか。」と告げて。)
あぁ、宜しく頼む。
( 髪にそっと添えられた梅の花。改めてされた告白の言葉には嬉しそうに笑い頷いて。こんなに穏やかで晴れやかな気持ちになったことは久し振りだ。まだここに二人でいたい気もするが、そろそろ部屋に戻るかと提案して。)
ここを離れるのは名残惜しいが、そろそろ戻るか。
ええ、そうですね。まだ春先とはいえ長居しては体が冷えてしまいます。
(自身の想いは彼に伝わった様子で、快く受け入れてもらえると嬉しそうに微笑んで。それから彼の提案に頷くと身体が冷えて風邪でも引いてしまっては大変だと部屋に戻ることにすると片手を差し伸べ「さあ、共に参りましょう」と続けて。)
そうだな。
…なあ、小狐丸。いつから俺の事が好きだったんだ?
( 彼の手を自然にとると部屋までの道すがらふと気になったことを尋ねる。この本丸に顕現されて始めにあった一振が彼であった。今思えば自分はそのときから彼に想いを寄せていたのだと思う。)
貴方と初めて共に出陣した時です。
(いつから、と言われて暫し昔のことを思い出すかのように目を閉じて。彼より少し先に顕現していた自身が彼の補佐を務めつつ共に出陣をしたあの日。戦場でも舞うように戦う姿、敵を斬り伏せたときの眼差し、その全てを目にした時からきっと恋をしていた。懐かしむようにそう述べて。)
…あのときか。
あの出陣も中々骨の折れる戦いであったな。小狐にはいくらか助けてもらった。
( 初めて出陣した戦い。時間遡行軍との激しい戦いの中、何度か彼に助けて貰ったことを思い出すと、思わず懐かしさのあまり小さく笑って。そのときも、自分の目線の先には常に彼がいたなと思いながら、自室につくとまたゆっくりと座り。)
ふふ、あの頃が懐かしいですね。今では三日月殿も強くなりましたから。
(彼の部屋に戻り対面で座ると昔話を懐かしそうにして。あの頃の彼は確かに弱かったかもしれないが今ではその片鱗を見せることはなく。「また機会があれば手合わせもしてみたいものです」と彼の強さが気になる様子で。)
ほぉ、ではまた後日手合わせしようではないか。
あの頃と比べれば、強くなったと思うが。どうだろうな。
( 確かにあの頃は顕現されたばかりで、今より遥かに弱かったが、幾度と出陣の機会を経てそれなりに強くなっているはず。彼がそう言うなら、あまり好きでは無いが手合わせもしてみようと笑って。)
その日が楽しみです。
(手合わせの約束をすると後で近侍にも伝えておこうと頷いて。このあとは特に予定もないためにこのまま彼と二人きりでゆっくりと過ごそうかと考えて)
なぁ、小狐丸。
ひとつ頼みがあるのだが。
( 穏やかな時間が流れていれば、ふとなにか思いついたように相手を見てにっこりと笑う。2人きり、どうせならもう少し彼に甘えてみたいと思い。)
膝枕をしてみたい。
膝枕ですか…、良いですよ。
(あれから色々な会話をし、彼と穏やかな時間を過ごしていると不意に膝枕の提案をされて。恋人になったばかりだが、こうして甘えてくるところも愛おしく快諾して。)
では失礼して…
( 相手の膝にそっと頭を乗せると足を伸ばして横になり。上にある彼の顔を下から見れば、目を細め。手を伸ばすと彼の綺麗な毛を撫でて。)
ふふ,私の髪がそんなに気になりますか。
(膝に頭を乗せてきた相手を愛おしそうに眺めていると不意に自慢の髪を撫でられ。普段より毛艶など良くなるように椿油などを使っているためにどこか得意げにしていて。)
本当に綺麗な髪だ。
これだけ長いと手入れが大変ではないのか?
( 相手の言葉に頷きながら髪を撫でて。自分はこんな性格だし、きっと相手のようには伸ばせまいと苦笑し。)
確かに大変ではありますね。ですがぬしさまにも褒めていただけるので苦ではありません。
(彼のいうように特に風呂上がりなどは乾かすだけにもかなりの時間をかけていて。しかし仲間や審神者にその毛艶を褒められることは嬉しいために嫌ではないと微笑み。)
そうか、こんど俺の髪も手入れしてくれ。
世話をされるのは好きだからな。
( 彼の言葉を聞きにこにこと笑うと、自分の髪も彼に手入れしてもらおうと頼み。未だ自分の手に触れる白の毛を撫でる度に満足そうにして。)
ええ、構いませんよ。
(機会があれば彼の髪の手入れをするという約束をして。自身の使っている椿油を使ったら同じ匂いを纏うことになるのかと思えば「ふふ…私の使っている椿油の匂いが三日月殿からするとなると皆も私たちの関係に気付きそうですね。」と悪戯っぽく笑み浮かべ。)
ははっ、そうかもしれないな?
俺は気付かれても構わんが。
( 確かに同じ椿油を使っていれば周囲に気付かれるかもしれない。しかし、彼と同じ香りを纏えることを想像すると、そんなこと気にならないくらい気分はよく。)
ふふ、そうでしたか。
私も構いませんし、あなたと同じ香りを纏えて嬉しいです。
(どうやら周りに関係を気付かれても気にしない様子に、それなら良いと笑み浮かべ。彼の艶やかな髪に指を通しこうして彼と過ごす時間がこれからも続いていけるようにと密かに願い。)
…どうだ?俺の髪は。
お前の髪には負けるだろうが、それなりに綺麗だとは思わないか?
( 自分の髪に触れる相手の手がくすぐったく、小さく笑みを漏らすと自分の髪はどうだと尋ねてみて。勿論綺麗さは相手に適うとは思ってはいないが。)
とても美しいですよ。月が映えるような色がとてもお似合いです。
(彼の髪の美しさを聞かれるとまるで夜のような色はその名を示す月が映えるようで。今でも十分綺麗だが、自身が手を加えることでもっと美しくなるだろうと思い。)
そうだろう?
…それにしても心地が良いな。
( 自分の髪についても褒められれば、嬉しそうに微笑み。だんだんと彼の膝枕になれてくると、心地が良くなりこのまま眠れそうだとさえ思えてくる。彼と過ごす貴重な時間なので、寝ることはしたくないが。)
そんなにお気に召しましたか。
(他愛のない話を彼とするだけの時間。膝枕が相当気に入った様子の彼を見て微笑むと頬を撫で「お好きなだけ膝枕をしてあげますよ。私もこの時間がとても心地よいです。」と続け。)
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