匿名さん 2023-02-21 06:47:40 |
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そうだな。
…なあ、小狐丸。いつから俺の事が好きだったんだ?
( 彼の手を自然にとると部屋までの道すがらふと気になったことを尋ねる。この本丸に顕現されて始めにあった一振が彼であった。今思えば自分はそのときから彼に想いを寄せていたのだと思う。)
貴方と初めて共に出陣した時です。
(いつから、と言われて暫し昔のことを思い出すかのように目を閉じて。彼より少し先に顕現していた自身が彼の補佐を務めつつ共に出陣をしたあの日。戦場でも舞うように戦う姿、敵を斬り伏せたときの眼差し、その全てを目にした時からきっと恋をしていた。懐かしむようにそう述べて。)
…あのときか。
あの出陣も中々骨の折れる戦いであったな。小狐にはいくらか助けてもらった。
( 初めて出陣した戦い。時間遡行軍との激しい戦いの中、何度か彼に助けて貰ったことを思い出すと、思わず懐かしさのあまり小さく笑って。そのときも、自分の目線の先には常に彼がいたなと思いながら、自室につくとまたゆっくりと座り。)
ふふ、あの頃が懐かしいですね。今では三日月殿も強くなりましたから。
(彼の部屋に戻り対面で座ると昔話を懐かしそうにして。あの頃の彼は確かに弱かったかもしれないが今ではその片鱗を見せることはなく。「また機会があれば手合わせもしてみたいものです」と彼の強さが気になる様子で。)
ほぉ、ではまた後日手合わせしようではないか。
あの頃と比べれば、強くなったと思うが。どうだろうな。
( 確かにあの頃は顕現されたばかりで、今より遥かに弱かったが、幾度と出陣の機会を経てそれなりに強くなっているはず。彼がそう言うなら、あまり好きでは無いが手合わせもしてみようと笑って。)
その日が楽しみです。
(手合わせの約束をすると後で近侍にも伝えておこうと頷いて。このあとは特に予定もないためにこのまま彼と二人きりでゆっくりと過ごそうかと考えて)
なぁ、小狐丸。
ひとつ頼みがあるのだが。
( 穏やかな時間が流れていれば、ふとなにか思いついたように相手を見てにっこりと笑う。2人きり、どうせならもう少し彼に甘えてみたいと思い。)
膝枕をしてみたい。
膝枕ですか…、良いですよ。
(あれから色々な会話をし、彼と穏やかな時間を過ごしていると不意に膝枕の提案をされて。恋人になったばかりだが、こうして甘えてくるところも愛おしく快諾して。)
では失礼して…
( 相手の膝にそっと頭を乗せると足を伸ばして横になり。上にある彼の顔を下から見れば、目を細め。手を伸ばすと彼の綺麗な毛を撫でて。)
ふふ,私の髪がそんなに気になりますか。
(膝に頭を乗せてきた相手を愛おしそうに眺めていると不意に自慢の髪を撫でられ。普段より毛艶など良くなるように椿油などを使っているためにどこか得意げにしていて。)
本当に綺麗な髪だ。
これだけ長いと手入れが大変ではないのか?
( 相手の言葉に頷きながら髪を撫でて。自分はこんな性格だし、きっと相手のようには伸ばせまいと苦笑し。)
確かに大変ではありますね。ですがぬしさまにも褒めていただけるので苦ではありません。
(彼のいうように特に風呂上がりなどは乾かすだけにもかなりの時間をかけていて。しかし仲間や審神者にその毛艶を褒められることは嬉しいために嫌ではないと微笑み。)
そうか、こんど俺の髪も手入れしてくれ。
世話をされるのは好きだからな。
( 彼の言葉を聞きにこにこと笑うと、自分の髪も彼に手入れしてもらおうと頼み。未だ自分の手に触れる白の毛を撫でる度に満足そうにして。)
ええ、構いませんよ。
(機会があれば彼の髪の手入れをするという約束をして。自身の使っている椿油を使ったら同じ匂いを纏うことになるのかと思えば「ふふ…私の使っている椿油の匂いが三日月殿からするとなると皆も私たちの関係に気付きそうですね。」と悪戯っぽく笑み浮かべ。)
ははっ、そうかもしれないな?
俺は気付かれても構わんが。
( 確かに同じ椿油を使っていれば周囲に気付かれるかもしれない。しかし、彼と同じ香りを纏えることを想像すると、そんなこと気にならないくらい気分はよく。)
ふふ、そうでしたか。
私も構いませんし、あなたと同じ香りを纏えて嬉しいです。
(どうやら周りに関係を気付かれても気にしない様子に、それなら良いと笑み浮かべ。彼の艶やかな髪に指を通しこうして彼と過ごす時間がこれからも続いていけるようにと密かに願い。)
…どうだ?俺の髪は。
お前の髪には負けるだろうが、それなりに綺麗だとは思わないか?
( 自分の髪に触れる相手の手がくすぐったく、小さく笑みを漏らすと自分の髪はどうだと尋ねてみて。勿論綺麗さは相手に適うとは思ってはいないが。)
とても美しいですよ。月が映えるような色がとてもお似合いです。
(彼の髪の美しさを聞かれるとまるで夜のような色はその名を示す月が映えるようで。今でも十分綺麗だが、自身が手を加えることでもっと美しくなるだろうと思い。)
そうだろう?
…それにしても心地が良いな。
( 自分の髪についても褒められれば、嬉しそうに微笑み。だんだんと彼の膝枕になれてくると、心地が良くなりこのまま眠れそうだとさえ思えてくる。彼と過ごす貴重な時間なので、寝ることはしたくないが。)
そんなにお気に召しましたか。
(他愛のない話を彼とするだけの時間。膝枕が相当気に入った様子の彼を見て微笑むと頬を撫で「お好きなだけ膝枕をしてあげますよ。私もこの時間がとても心地よいです。」と続け。)
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