黒の教団【〆】

ユウ！？一口でキーンってなるってどんだけ口に入れたんさ！？(相手の様子に苦笑いしながらかき氷なんて食べたらもっと大変な事になりそうだなぁと考え)

う、るさい(ラビの声が頭に響くらしく)
こんなに冷たいなんて知らなかったんだ。(少し落ちついてくるとホットコーヒーを飲み)

えーーー………アイスってさっき言ったよね…オレ(気をつけるよう言うべきだったかと思いながらもそれをしては怒ったかもしれないしと考え)落ち着いたさ？パフェ嫌いになっちゃったかな

アイスじゃないところはあるのか？(なんとか頭痛が落ちつくとラビに問いかけ)
別に嫌いになったわけじゃねぇけど、こんなに冷たいとは思わなかっただけだ。

ユウさーん、アイスは冷たいものですよーアイスがぬるかったりしたら溶けちゃうって。もちろんアイスじゃないとこあるさ、パフェはアイスだけじゃないから(アイスの下とかと教えてやればバナナとか食べてお口直ししたらと勧め)

そんな事は分かってる(アイスが冷たい事くらい分かっているので、少しだけラビを睨みつけ)
なら、バナナよこせ

分かってるならなーんで頭キーンとなるような量口に入れたんだよ(天然なのかとツッコミ入れようと思ったが睨まれては口には出さず寄越せと言われるとスプーンにバナナのせて相手の口元にもっていき)ユウ、はいあーん

誰にも言うなよ(自分がパフェを食べて、こうなった事を口止めし)
なっ！(ラビから差し出されると、さすがに恥ずかしくて口を開けるか迷い)
じ、自分で食べれる

え？言うわけないさ、そもそもオレとユウが二人で出かけてるの皆知らないだろうし(アレンに言ったら喧嘩するのが目に見えて想像出来てしまい)寄越せって言ったのユウじゃん！早く食べて、周りに気付かれたら恥ずかしいさ

(周りをキョロキョロしながら勢いよく食べてしまい)
ん、これは美味いな

アイスのとこはオレが食べるからユウは食べれそうなバナナとか食べてよ(またキーンとなっても辛いだろうからと考えてそう提案し)

そうだな(ラビの提案を受け入れて頷くと、ラビが食べているところを、マジマジと眺め)

美味しいけど、甘党じゃない限りパフェ食べきるの難しいさね(パクパクと食べていくものの甘さに胸やけ起きてきては苦笑いしてでも残したくもないのか食べ続け)

無理して食うなよ。あと、ゆっくりでいい(別に急いでいるわけでもないのだからと付け足し)

う、うん大丈夫、ゆっくり食えば完食出来そうさ(パフェ食べつつ途中コーヒー挟みながらすすめていくもアイスが溶けてきていて)これ女の子は平気で別腹とか言って食べてると思うと凄いと思う

ほぉ、女の子ねぇ(ラビの口から女の子と言うワードが出ると、ちょっと不機嫌になり、顎を左手で支え窓の方に視線を向け)

勘違いすんなよ？オレが女の子と行ったわけじゃないから！リーバーからかアレンだったかに聞いたんさ。女の子はデザートは別腹って(相手の様子に慌てて弁解するも言い訳にしか聞こえないよなと眉尻下げ)

そうか(必死な言い訳にも聞こえるが、とりあえずはラビの言葉を信じる事にして)ラビ、口元にアイス付いてるぞ(指を指して教え)

へ？嘘っ(口元に付いてると言われさすがに恥ずかしかったのか慌ててゴシゴシと拭って落そうとして)取れた？

バカ、乱暴に拭くな(取れていないアイスがあったので、ラビに手を伸ばして取ってあげるとその指を舐め)
うん、このぐらいだと冷たくないな