黒の教団【〆】

あ、ジジィに何かしら言われても誤魔化せるものが良いかも。本業の関係でジジィから心許すなとか言われてるから(ブックマンに言われた際に誤魔化さなくてはならない事思い)

何か、ダメな物とかあるのか？(具体的にどういった物がダメなのか聞き)

ダメってわけじゃないけど、いずれ教団去る身だし余計な感情持つなって本当は言われてんの、必要ないし去る時辛くなるのジジィ知ってるだろうし。オレはそれ覚悟の上でユウの気持ちに応えたんだけどね(とりあえずブックマンに気付かれても誤魔化せれば大丈夫と言い)

そうか、ずっと一緒にはいられないのか(残念そうに言い)
ラビ、あの店に入ってみよう(店頭に小物とかがある雑貨店を指差し)

こう見えてもオレはブックマン後継者だからなーいつか教団を去ると思うと去りたくないな(去りたくないとか言ったのジジィには内緒でと付け足し)
うん、行こう(雑貨屋なら何かしら良いのありそうと思い頷き)

そうか(それが近い将来じゃないといいなと心の中で思い)
あぁ、入ってみるか(ラビと一緒に店に入ると、いろいろな小物が置いてあり)

このまま一緒に居られたら良いんだけどなー、とは言ってもさすがにジジィもあの年だし後継者やめるなんて事も出来ねぇし(むず痒いとはこの事いうんだろうなと髪掻き)
結構あるけど、女の子が持ってそうなのが多いさね…(ヘアゴムを見つけるとリボンついてるが相手に似合いそうと想像して)

なんでまたゴムをみてるんだ。違う物みるぞ(ラビの発言をかき消すように、敢えてブックマンのことには触れず)
ほら、ラビこれなんてお前に似合いそうだぞ(兎型の置き時計を見つけて指差し)

買わないけどユウなら似合うかなーって想像してただけさ～(買うつもりは一切考えてなくて)ところでなんでオレ兎なんさ！？(兎が似合うと言われるとふと何故なのか気になり)

いや、ラビって兎っぽいなぁ～って思う所があるから(彼の中ではラビのイメージ動物が兎らしく)

へぇ…そうなんさね(イマイチ自分と兎がピンとこなくて首傾げ)

兎って寂しいと死ぬって言うだろ？(ラビも寂しいと死んでしまいそうに思ったらしく)

へ！？ちょっと待ってオレ別に寂しいからって死んだりはしないさ(どんな印象持たれてんだと苦笑いしながら否定し)

そうか？後はそうだなぁ、ラビって戦う時、なんかぴょんぴょんしてるだろ？そう言うところも兎っぽいな(どこまで、この話題を引っ張るのか疑問になってきて)

いや戦闘中ピョンピョンしてなくね！？どっちかと言うとユウの方がピョンピョンしてると思うけど？江戸の時マリの弦を足場にピョンピョン巨大アクマの頭上まで飛び上がってたさ(自分より相手の方がピョンピョンという感じが合うと思い)

そうか？(自分では分かって無いらしくラビに言われてもピンとこないらしく)
自分の事だと意外に分からないもんだな。じゃあ、ラビは俺の事、兎っぽいと思うか？

さぁ、そういう風に人を動物に置き換えて見た事ないしどうだろ…(うーんと考えてみるも良く分からず)

そうか、それで話しは戻すけど、この兎の置き時計は気に入らないって事でいいんだよな？(自分で、兎っぽくないと言うラビに対して、つまり欲しくないんだなと解釈して)

なんでそうなったのさ！？オレは別にただなんで兎っぽく思われてんのか不思議だっただけで気に入らないなんて一言も言ってないさ！(兎の置時計だとお揃いにならなくないかと思い)兎の置時計なしじゃない？お揃いのもの買いに来たんだし、ユウも部屋に兎の置時計置くなら良いんだけど

うーん(自分の部屋に兎の時計があるのを想像し)
なんか合わないな。却下でいいか。
それなら、あれはどうだ？(カップルで使うハート型のマグカップセットを指差し)