影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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弓那「きゃぁあぁぁ~!!おっ、おっおちっ、こっ、ここここれ落ちてない!?いやぁぁあ~!助けてぇぇ~!」
歩武「落ち着けって!そんな声出したら舌噛むぞ…よし、しっかり捕まってろ――……ッまずいな、この高さは流石にあん時の比じゃないな…」
(唐突に、良く通る声で制服を着た女子生徒の叫び声が響く。広い空の下、それもかなり高い上空から……。一緒に落ちてきたであろう男子生徒がしっかりとその身体を抱き止めるも、流石に高すぎるその場所は地面に激突すれば通常の人間ならばぺしゃんこになってしまうだろう。横できゃあきゃあと叫ぶ女子生徒を尻目に必死に頭を巡らせており……)
歩武「一か八か…やるしかない!うぉぉ―――――………!!」
(手に込めた力に呼応するかの如く、まるで手品のように大振りの大剣を生み出す。渾身の力を込めて大剣にエネルギーを溜め、それを地面に向かって放出する事で衝撃を発生させては跳ね返った衝撃の威力で落下の衝撃を緩めようとして……。大剣から放たれた衝撃が"ぼんっ"、と地面の一部分が爆ぜるように砕けると飛び散って舞い上がってくる破片から彼女を守りながら、2人して"ドシャッ"と鈍い音を立てて地面に激突、ごろごろと地面を数回転がり……)
弓那「ぅ…げほっ、げほ…もう、何なのよ…何処なの、ここ…?」
歩武「痛っツ…い、生きてる、のか、俺達…流石に死んだかと思った、ぜ……」
弓那「早く起きなさいよ、歩武…なんか変な所よ、ここ…」
歩武「む、無茶言うなよ…あの高さから落ちたら普通はお陀仏だぞ……!」
(少しして、守られた事で傷が少ない女子の方が立ち上がると、辺りを見渡して。対照的に男子の方は最後まで女子を守りながら地面に墜落したので未だに起き上がれず満身創痍、といった様子で地面に大の字になっており)
-草原-
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フレイア「ん…ぅ、ん…ここ、は…私は…痛ッ」
(穏やかな風が吹き、風に吹かれ靡いた草が頬をそよいだ感触で意識が覚醒する。ゆっくりと目を開け、起き上がろうと身体を起こすも、眼帯をした自身の左眼が、ズキリと痛み出す。外傷は特にない、手足も動く。ただ……熱に浮かされたように不快な頭痛を覚えては足元を見る)
フレイア「複数の…気配がある。囲まれている…のか?っ…状況を、把握しないと…」
(僅かに感じ取った生命の気配。それが動物が発するものなのか、そうでないのかは分からない。然しながら彼女の体に染みついた経験と直感が、如何なる場所であろうともまずは知る事が先決だと覚えており。傍に落ちていた、自身の得物…二振りの双剣を持つと、ゆっくりとあてもなく歩き始めて……)
(/>>419の名無しです。拙く読みづらい文章ですがどうぞ宜しくお願い致します)
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