影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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三島一八、風間仁
玲士(れいじ)「うん、夜の見張りが終わった時間になるけど…その本読んで欲しいな。」
燈(ともり)「僕モっ…。」
(明日の班を発表されては役割について無邪気に喜ぶ一八に兄弟で楽しそうに笑っていて。また寝る前に本は読んで欲しいと一八に子供達は寄って行って見上げながら再度お願いして)
玲士(れいじ)「えっ、地図?仁が作ったのか?…凄い正確だな。」
(仁から紙を貰うと方角と大まかな山脈、川などの地形が示されていて。玲士は驚いた顔を紙面から上げて自作したのか?と仁に確認し。夕方に燈と回った場所が合致している為、"正確だな"と彼の多才な才能に先ずは感心しつつも濃霧が発生する場所を目にすると「仁、仁がこの霧の場所に行ったのは朝か…夕方か?」と、再度彼を見上げながら霧が発生していた大まかな時間帯を窺って)
>奏音
玲士(れいじ)「あれで10分の1程度なのか?…凄いな、奏音は一体何者なんだ…。」
(消費量の程度を聞くなり完璧に治癒している己の首筋に片手をやって話しながら擦り、鏡が無いから分からないが恐らく傷跡も無く。控え目に親指を立てて元気だと示す仕草が意外だったからか思わず自然と笑い。先程の手の甲を見せられると確かに光の面積が増えた気がして。可笑しげに笑う相手から冗談げに揶揄う表情を目にしては首から片手を降ろし)
玲士(れいじ)「あ、悪い…。妹が居るからつい、奏音の事はちゃんと年上だと思ってるぞ…一応。ん、出来ることはする。」
("頼りにしてる"と揶揄われて目を丸めていたが、何と無く己の行動や物言いにそれらが合点すると"…やってしまった。"といった顔を一瞬して。素直に謝りながらきちんと歳上として見ていると言う後に"一応"等が追ってきて。ただきちんと約束には応えるように笑んで確りと頷き。脱衣所へとはしゃいで走っていく背中を見届けながら"やっぱり妹みたいだな…"との感想は内心に留めつつ微笑ましげに見送って)
>詩乃、all
玲士(れいじ)「ん、探索班か、任せてくれ。」
燈(ともり)「フフ、僕達ノ、得意分野ダネ?」
(詩乃から班分けを聞かされると山に慣れている兄弟は得意気な表情を各々浮かべて嬉しそうに二人で軽く拳を付き合わせ。初対面に近い関係性での班分けはなかなか難儀な事であったからか、彼女の心労を思っては"任せてくれ"と安心させようとしながら)
>花園詩音
玲士(れいじ)「上に立つ者は感情を表に出しちゃいけないのか?…初めて聞いたな。」
燈(ともり)「…嬉シクテモ、悲シクテモ?…。」
(ただ単に気恥ずかしさから帽子で顔を隠していたのかと勘違いしていたらしい兄弟は本人から癖の理由を聞いて二人とも目をぱちくりとさせ、"隠せないか"と気弱に眉尾を落とした優しげな表情が見えると兄弟で不思議そうな顔をして見上げ)
玲士(れいじ)「けど…そっか、詩音のそれが家の教えとか美徳とされてるなら。さっき…"全力でやる"って…詩乃に向けてた真っ直ぐな表情、凄く良かったと思った。詩音の笑顔は霧が晴れるみたいだな?」
燈「ウンっ、安心スルネ?…僕ノオ父サンモ、オ互イニ理解シ合ッテ、知ッテクレテ、歩ミ寄ッテ…信頼関係ガ出来ルッテ。周リノ、大切ナ人達、感情、本当ノ心、タクサン知レルノ、ワクワクスルネ…?シオンモ、キット…良イ上ニ立ツ人ニナレル。」
(互いの感情や状態を把握してから始める関係性が彼等には殆んどだったからか、毅然とした態度で居なければと何と無く己を律しているように感じる詩音には兄弟で顔を見合わせてから再度相手を見上げて。それが花園家の方針ならと玲士は少々眉を落として微笑み。ただ、先程の自信に満ち溢れた相手の表情の事をふと話して。表情で魅せる美徳もあれば、発信して周囲と関係を作っていく美徳もきっとあり。血の通った人間である上司へとこれからスキルを高めていく詩音へと兄弟達は応援する気持ちで話しながら。この先、詩音が感情を無理に覆って自分を追い込む事が無いようにと願って)
>アイディ(IDW)
玲士(れいじ)「……ほら、燈。飼うなんて言葉が悪いからアイディ悲しそうだぞ?」
燈(ともり)「エっ、悲シイっ?ク、首輪っ…?友達ナノニ、首輪ナンテシナイヨ…。ソウナノ?木登リモ、オ散歩モシタイカラ、アイディ遊ビニ来タライッパイ食ベテ、オ昼寝シテ、一緒ニ射的シテ遊ボウっ?」
(首輪と聞いてブンブン首を振りながら相手が快適に過ごせるよう書いていたメモを握り締めて両手も振り。アイディは自分の友達だと強く主張して。散歩は必要ないと聞かされるとそうなのかと頷くものの何気にやる事リストが増やされている事に兄の玲士は「何気に追加されてるな?」と可笑しげに肩を揺らしながら突っ込み。元気良く返事をして脱衣所へと向かうアイディへと玲士も微笑みながら「ん、中で転ばないようにな?」と、まるで妹が二人増えたかのような心持ちなのか。天真爛漫なアイディにも微笑ましい気持ちで手を振って)
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