影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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影原「……ありがとう。……………はっ。ああ…そうだね。まずは歩くことから始めるのが良さそうだ。それにこんなに天気もいい、動かないと。……さてと。」
(IDWからケミカルライトを受け取り、続いて話される彼女の持ち情報を整理する。恐らく物資は1人用だから、あとは他で調達する必要がありそうだ。彼女の物資はなるべく彼女用として使ってもらおう。さて、行先の森の中の見晴らしは、地形は、それに伴う歩き方は、水源は。生水の質は。飲水にする場合寄生虫や細菌等に注意が必要だが…。考えれば考えるほど次の濁流がやってくる。そんな中玲士から服の肘あたりの裾を引かれ声をかけられてはっと意識が集約されて。気がついて首を下に曲げれば状況とは不似合いな遊び心さえ感じさせるような、実に子供らしい、それでいて頼りがいの見える兄貴分の視線がそこにはあった。…この子供は一体いくつなんだろう。ともかくとしてまずは動けと思考で再確認が行われたので、ほんの小さく口角を挙げさせながら眼鏡を整え同意の返事をし服を軽く整え、そしてそっと差し出された燈の手を握り。きっと私は、日常特有にあるしがらみから一度解放されてみたかったのかもしれない。途方に暮れそうな現実感が湧いてからやってくるなどと随分と遅いものだが、そう自覚するのだった。しかしながら。同時に私以外の人たちの、まずは動こうとする前向きさが眩しいものだ。私は先に考えばかりが回って足踏みをしてしまうだけだから。まだ今は、足元の土が柔らかい。)
「…そうだ。2人とも(IDW、霖之助)同行してくれてありがとう。私は身体がよく動く方ではないから、とても頼りになる」
(ケミカルライトをパーカーのポケットにゆっくりとしまう。気がつけば兄弟の先行に手を引かれて歩く形になっていながら、ふと思い出したようにそれぞれでしっかりとした装備で、それでいてそれぞれ別方向で人あたりのいいIDWと霖之助の方へ向き、まずはついてきてくれることに感謝を述べて。それに加えて、さらっと戦闘云々は2人に任せると伝え。私は何をするか…)
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