影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>アイディ(IDW)
玲士(れいじ)「…戦争で人類が減ったのか、って、―…ぷはっ、お前、っふふ…、フリーダム過ぎだろ。」
(相手の住んでいる世界の様子を聞いて少し黙ってしまいそうになるが、急に何かを取り出して啜り始める姿には自由過ぎるだろと笑いを浮かべて)
燈(ともり)「ワ、アリガトウ…!フフ、アイディ。本当ニ猫ミタイ。」
玲士(れいじ)「へぇ、木天蓼(マタタビ)が好きなのか、本当に猫だな…。ん、ありがとう。大事に使う。アイディ、皆で一緒に帰る道程に協力してくれるなら、そんな粉末の木天蓼(マタタビ)より更に良いものがあるぞ?…付いてくるか?」
(説明を聞きながら透明の細い筒(ケミカルライト)を貰うと礼を言って。二人とも各々それを折らぬよう大事にしまいながら、今自分の持ち合わせている物を広げて見せてくれる辺りかなり厚意的なのだなと信じて頷き。痛みや怪我も負えれば、この場の誰よりも感情を顕にする彼女を兄弟二人で見上げながら本当に猫の生態と同じであるのならば粉末のマタタビより更なる良いものがあるぞ?と相手の興味を唆るように話し掛け。見るからに腕の立つアーミー(陸軍)でありそうな相手に兄の玲士は人差し指を手前で軽く立てて協力を求め)
>詩乃
玲士(れいじ)「詩乃、考えるのは後だ。…暗中模索、落ち着かねぇとこでぐるぐると考え事してっと良い案が出ねぇぞ?」
(何かを模索している彼女を見上げながらつい、っと肘辺りの服を摘まんで気付かせ。「あんたは何かと気が付いて賢そうだから期待してる。」と、子供らしい悪戯盛りの金色の目を細めて微笑み。彼女はどうやら思考型のようだ。観察眼と推理力に長けていそうな詩乃にはそう期待してると素直に話して。小さな燈も"行コウ?"と、不安そうな詩乃の手をそっと繋いで。嬉しそうな笑顔で見上げながらゆっくり歩き出そうとし)
>霖之助
玲士(れいじ)「新陰流か…!しかも上泉伊勢守(いせのかみ)と同じ苗字じゃないかっ、代々って…もしかして霖之助はあの剣豪と縁(ゆかり)があるのかっ?」
燈(ともり)「イセノ…?ケンゴウ?リンノスケ、凄イノっ?」
(軍服の格好や見た目に関して憧れのある燈と流派や武道の事になると目を爛々にして興奮する玲士には兄弟でも興味の向くところが違って分かり易く。霖之助も自分の意思で移動に賛成である事を聞いては、先程の構え方や力の配分が体感で分かっていそうな霖之助を玲士は見上げて)
玲士(れいじ)「あ、なら霖之助…薪割りは出来るか…?山小屋の側に少しだけ割ったのがあったんだけど…、俺達が川から帰ってきたら火を起こすのに今晩だけの分でも薪を少し割ってて欲しいんだ。」
燈(ともり)「ワ、僕モ薪割っ、リンノスケト、ヤリタイ…!」
玲士(れいじ)「…ん、ダメだ。燈は俺と一緒に喰える木の実と川魚を捕りに行くぞ。…"人間が喰えるものなのかどうか"は燈しか分からねぇんだから… 、もし山中で俺に何かあったら他に助けも呼びに行かなきゃいけないだろ?」
燈(ともり)「ゥ"ゥ"、ワカッタ…。」
(詩乃の手を引いて歩きながら自分も霖之助と薪割りがしたいとピョンピョンはしゃぐ燈には役割分担だと兄が言い聞かせ。自分しか出来ない事には納得しつつも燈はしょんぼりと悄気て)
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