影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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主 了解しました!
>玲士、燈、all
花郎「本当に、手強い相手だったぜ…」
三島「燈、大丈夫だ…落ち着け(この人物…気配がない…?)」
(花郎も安心したように息を吐いて玲士と燈の方を見ると霧の影響でうっすらだが先程まではいなかった男性が見えて、立ち止まる。
一八は怖がっている燈に大丈夫だと言い聞かせて、自分たちを呼んでいた声の主の気配がない様に感じる。玲士が皆で行こうと全員に声を掛けると背中に飛び乗った燈を安心させる為にそのままゆっくりと歩き始めて)
風間「…この旅も終点に近づいている気がするな」
李「そうだね…でも、気は緩めないようにしよう…」
DIO「うむ…」
(三人とも一八と花郎に続いて歩き始めて、途中で仁がそう呟くと李は気は緩めないようにと軽く注意して。ディオもその注意に対しては、順調な時ほど自分が慢心していた100年前を思い出して頷く)
―絶壁と巨樹に隠された祠―
三島「こんな位置に存在したのか…見つける事すら普通なら不可能だろうな…ハッ!」
花郎「おい…あれって…骸骨、だよな?(まさか…さっき俺達を案内していたのはあの亡骸の生前の姿だったのか…?)」
DIO「…この亡骸が私達を案内したという訳か…?」
(一八はこんな場所にあるのなら普段なら見つかる事すら無いだろうと呟いて、背中に乗っていた燈が
声を上げて。先程まで案内してくれた男性の方を見ると男性の姿が消えていて、木の根元には亡骸が眠っているのを見て、一八は表情を変えずに唖然とする。
花郎はその亡骸を見て案内してくれた男性のものだと確信して、状況を飲み込まなくとも男性はあの亡骸の生前の姿だと直感的に察知する。
ディオは亡骸に完全に生気が無いことを感じ取ると自分にあるようなスタンドパワー、あるいはその人物の意志が男性の姿を形成していたのではないかと予想し、目を瞑る)
李「玲士、彼は…もしかすると…」
風間「ああ、李…分かっている。玲士…」
(玲士を落ち着かせるように肩に優しく手を乗せると何か言いたげな顔をして。玲士に手を掴まれると仁がこう言う)
風間「彼はこの世界の出口から、あと一歩のところで出られなかったのかもしれない…もしかするとその手記も、誰かに託すために渡したのかもな。(彼は、待っていたのかもしれないな…)」
(この周りには、不思議な力や何かがあるのかもしれない、この男性の生前と思われる姿が現れて案内してくれたのも。男性はもしかすると、あと一歩のところで何かが原因で脱出できなかったのではないか。それとも、自分では脱出する事は出来ないと悟り誰かに託すために手記を書いたのだろうか?
「…俺が同じ立場になったのなら、何もしないという選択肢は選ばないな」、そう呟くと仁は亡骸に手を合わせる。心の中で仁は、彼はここから出れる者を待っていたのかもしれないと感じた)
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