影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>奏音、all(/お忙しいなかいつもありがとうございます*こちらの流れはもう少しレスをお待ちしますね?)
>1328通りすがりさん(/素敵なプロフィールありがとうございます*はい、ゆっくりしていってくださいね…?*)
>all
プロフ追加
約11年後の兄弟
名前:玲士(れいじ)
性別:男性
種族:人間(異世界人同士のハーフ)
燈(ともり)の兄
年齢:18歳
容姿:黒髪、金色の瞳。身長178センチ(刀剣乱舞の大倶利伽羅のような見た目と格好のイメージ。白Tシャツに黒いジャケットとズボン、脇差しと本差しの日本刀を帯刀、刺青や腰巻きは無し)
性格:子供の頃と比べてあまり表情は動かないものの、時折笑みを見せる。父親の仕事を学ぶ為、普段から授業を終えた後に政界の手伝いや補佐を学んでいる。一見冷たそうに見えるものの、何だかんだ世話焼きなのは母親そっくり。
>草壁咲那、all
…おいっ!あんた大丈夫かっ…?
(行方不明になり易い弟を探しに来たのか、既視感のある異世界を歩いていると視界の隅に湖畔が映り。そこに広がる栗色の髪を見付けてはぎょっとし。森林の獣道から畔へ急いで降りるなり此方も浅瀬に膝を着く形で浸かり、倒れているずぶ濡れの女性の肩を焦燥のまま起こし上げ。呼吸をしているかは不明だが、先ずは相手の意識を確認しようとして声を掛けながら)
>玲士
………ごぼ
ごぼ、ごぼぼぼ……げほっ、げほっげほっ…
(どうやら薄くはあるものの、脈自体は健全らしい。軽々と起こされて顔が見えるようになると、口は閉じられているもののそれ以外は随分と間の抜けた顔が露になった。口の中に含んでいた水が喉奥に流されたことによって気管がびっくりしたためか、呼び声に対する反応は案外早いもので、直ちに咳を発し、少量の水を吐き出すのが返事の形となった。)
げっほげほ!!!げっほげほげほ!!!!
……ん、…んあ……
(その目覚めは最悪というか、悪夢から目覚めた安堵をそのまま逆にしたような。ともかく、それが私にとって酷く好ましくないものである事は確かだ。水、水、水。さっきまで好き勝手に、心地よくふわふわ眠っていたような気がするのに、何をどうしたらつい数秒前まで溺れ死ぬほどの危機にあったということになるのか。つねったら痛いなどとわざわざ確かめるまでもなく、びしょ濡れで重たくなった衣服と、途中で流れ込んだのかお腹にいくらか水が溜まっているような感覚が”寝言は寝て言え”と私に圧をかけている。寒い。さて。頭自体は突き刺すような鋭い寒さに叩き起され思ったよりはっきりしてはいるものの、肝心の身体がそれに追いついていない。よってうすらと瞼を開き次にした返事は、返事…と言うよりは、やや間の抜けた発声と形容するのがふさわしいものとなった。)
(/歓迎いただきありがとうございます!よろしくお願いいたします。)
>玲士、燈、奏音、all
バタフライ「やっぱりさ、お別れは笑顔で。アゲ~な感じで行かないとね!」
(ミックスパレットの力を使い終えたバタフライはシャボン玉に夢中になる燈、無邪気な笑顔を浮かべる玲士、感嘆の声をあげる奏音を微笑ましそうに見守り。どうやら先程燈が言っていた『お別れは笑顔で』という言葉からヒントを貰い、今回のプレゼントを思いついたらしい。彼らから「ありがとう」と礼を言われると、心からの笑顔で「どういたしまして!」と言葉を返し)
ましろ「!………皆、笑顔になった……ふふっ、あげはちゃんらしいなぁ」
(ましろも彼ら(玲士、燈、奏音)と同じくミックスパレットの力で作り出された、無数にかかる虹のアーチやカラフルなシャボン玉に目を奪われ。先程まで寂しそうだった子供達を一瞬で笑顔にさせたあげはを尊敬すると同時に、自然と自分も表情が柔らかくなり。そして、空を見上げながら未来でいつか皆と再会できる日を祈って)
ましろ「__いつかまた、未来で皆と会えますように!」
>玲士、燈、あげは、ましろ、奏音、all
花郎「おう、お前らといた時間。とても楽しかったぜ?」
DIO「ありがとう…私はこの旅を経験して大切な事が分かった気がするよ…」
(玲士の言葉を聞くと花郎も微笑んで皆といた時間は楽しかったと答えてグータッチをして。ディオも「健闘を祈る」という玲士の言葉に頷くと「旅の中で大切な事が分かった」とどこか嬉しそうに話すとグータッチをする)
風間「ああ、これからも努力していく…手合わせか、楽しみにしておくよ…」
李「元の世界に帰ったら、しっかり修行しないといけないな…」
三島「燈…風邪なんか引かないさ、丈夫なのでな…二人共、寂しいが…きっとお前も俺と同じくらい強くなれる…」
(いつか手合わせに付き合ってくれと言われると少し笑って頷く。李も仁に「しっかり努力しないとね?」と笑って。一八は二人の言葉に笑いながら答えて、「変われたのは自分自身の力」と聞くと嬉しそうに「二人共努力すればきっと俺と同じくらい強くなれる」と話す)
風間「おお…」
花郎「すげえ…めっちゃ綺麗だ…」
(あげはとましろの「プレゼント」を見て目の前に広がる光景に二人共笑顔を見せて。一八達も笑みを見せて)
風間「二人共…ありがとう、子供時代を思い出した気がするよ…」
>Julia、蒼空飛燕、all
バーバ・ヤガー「ヒヒヒ、言うじゃないかお嬢ちゃん。こちらこそ宜しくお願いするよJulia。しかし只者じゃないねぇこの子」
「だろ?こういう不思議な所も魅力的だとは思うけどな、まぁ悪い奴じゃないさ」
ジュリアの礼節を持った対応による挨拶に感心し、同じく礼儀を持って対応するバーバ・ヤガーだが名前を名乗る前に気づいた事と霊体化していた自分に気づいていた力量とコンラッドの話も含めて冷静に分析し未知数の相手と捉えていた。
「……そうだな、再会を祝して乾杯といくか」
バーバ・ヤガー「気を使わせたみたいだねぇ、お詫びにブルーチーズを出させてもらうよ」
彼女の一杯やろうという言葉に対して完全に忘れる事は難しいが頭の片隅に追いやり、座って突然出現し注がれたワイングラスを手に取るコンラッド。そしてジュリアの意図を察し、ワイングラスを受け取る前に何処からか取り出したブルーチーズを差し出して同じくワイングラスを受け取り、何時でも乾杯出来るように二人はグラスを少し上に腕を上げた。
>草壁咲那、all
…!
(相手の肩に脱いだジャケットを被せる際、少量の水を吐いて咳き込む様子を咄嗟に支え。「…大丈夫だ、楽になるまで咳しな?」と、此方もせめて混乱している相手を安心させるように落ち着いて話し掛けては気管に入った水が出し切れるように背中をトントンと優しく叩いて。咳が落ち着いた辺りで発せられた声に改めて相手の顔色を見ると湖に浸かっていたからかやや血色が失われて蒼白く、うっすら開いた瞼から覗いた橄欖石色の瞳が何処か半醒半睡で。頭だけが五体から離れて漂っているようだ。水を含んだ衣服の重みでぐったりしている相手の体が低体温症にならぬようにと思い立ったのか、胃を圧迫しないように相手を上着ごと包んで膝裏に腕を通し、浸かっている水辺から抱き上げて水辺から引き上げ。安堵の一息をつきつつ「吃驚した…。あんた…よく頑張ったな、…もう大丈夫だ。」と少しでも命を繋ぎ止めるように。此方の高い体温が移るように抱き締めると、何処かふと懐かしいようなデジャブのようなものを腕と胸前に感じて)
― 山小屋 ―(/人命に関わりそうなので着替え云々等、色々と確定してすみません…><涙 御不快でしたら山小屋からのレスは無言スルーで大丈夫です…)
(暖められた室内とその隅にある寝台には毛布に包まれて横たわる女性(草壁)が寝かされていて、いつの間にか着替えさせられていたのか濡れていた衣服は身に纏っておらず。代わりに男性用のかなり大きな白Tシャツが相手の太腿辺りまですっぽり包んでいる状態で。暖かい空気の揺れる山小屋には栗色髪の女性一人のみなのか暖炉にくべられた薪がパチッと音を立て)
>バタフライ(あげは先生)、ましろさん、一八おじさん、仁、李、花郎、DIO、all(/皆様*長期に渡る長き旅路、本当にお疲れ様でございました*もし宜しければ異世界の第2章(フェーズ2/草壁様+玲士(18)の場面へ絡んできてくださいませ*><)
燈(ともり)「アリガトウ…センセイ、皆ヲ、笑顔デ見送レル…。アリガトウ。」
玲士(れいじ)「うん、…最高なプレゼントだ。」
(子供達を一瞬にして笑顔に変えたあげは先生の機転を兄弟も"流石最強の保育士さんだ"と称賛するように笑い、また未来で会えますようにと邂逅を空に願うましろさんの横顔へと玲士達も小さな顔を向け。様々な困難を此処まで結託して乗り越えてきた事、幼い自分達が不安にならないようにと守ってくれた。きっと皆も其々不安はあっただろうに、大変な状況下でも明るく笑顔で優しくしてくれた皆との別れには寂しくなる気持ちを抑えながら玲士も頷き。「うん、また出会えますように…。それまでは元気でいるって約束だ。」と、此方も同じ願いなのか先生とましろさんに兄弟も屈託無く笑顔を向けて)
玲士(れいじ)「うん…!一八おじさんみたいに…誰かを守れるぐらい強くなりたい…。俺達、頑張るよ。…ディオおじさんにも言われた通り、道を外して誰かを傷付けたり悲しませたりしないようにするから…。」
燈(ともり)「ボクモ、頑張ル…。ダカラ、マタ、マタっ…、会イニ来テネっ…?」
(一八との抱擁を終えた兄弟も目に浮かぶ涙をぐいっと二の腕の袖で各々下を向きながら拭い、一八の言葉に二人でこくりと頷きながら彼等の経験から諭された事、たくさん学んだ事、教えてくれた事の一つ一つを思い出しながらこれからの道を真摯に向き合うようで。燈が「アっ…!」と何かに気付くと兄の玲士も骨壺を持ち直しながら出口の祠を見て。明治時代の自分達からすれば未来の日本、硝子張りのビルや綺麗な四角の家が居並ぶ住宅街、夕日の綺麗な近代日本の風景が祠の奥の空間に広がっていて。皆が思い浮かべる帰りたい場所、人のところへと繋がる現象(縁)はいつ見ても不思議であり。玲士は少し退がって皆を見送ろうと眉を下げながら微笑み、燈も兄の袖を隣で掴みながらぐっと涙を堪えては片手をそっとあげて小さく振り。別れはきっとまた次に会えたときの感動となるだろうから、あげは先生のシャボン玉がふわりと舞うなか皆の笑顔を見送ろうとして)
>コンラッド、バーバ・ヤガー、all
Julia(ジュリア)「コイツは"良い奴だ"って言い切って欲しいよね…?ハンサム。…ふふ、くれるの?ありがとうマダム。」
("悪い奴じゃない"というコンラッドの説明にはジュリアもクスクスと女狐っぽく笑い、寧ろ良い奴だと言い切らないところが勘の良い彼らしくもあって面白く。手元にゆっくりとグラスが渡るなり契機を待つ彼等に此方も目の高さ程まで己のグラスを持ち上げ「Let me make a toast to our meeting.Cheers.(私達の出会いに乾杯。)」と音頭を執らせて貰い。挨拶を終えればクイッと蒲萄色の液体を口に含んで)
Julia(ジュリア)「チーズもワインも美味しいよ。ありがとう、コンラッド、バーバ・ヤガー。…ところで、二人は出会って長いのかい?しかも伝説の魔女だ…なかなかお目に掛かれない面白いバディだね?」
(芳醇な香りの葡萄酒の酸味とブルーチーズ特有の濃厚さが口内で混ざり、彼等に美味しい(気に入った)と微笑みながら感謝を告げて。謎の多いミステリアスな青年であるコンラッドと伝説の魔女、二人の馴れ初めに興味を持ち始めては)
>玲士
(/いえ!大変助かりましたし全然大丈夫です!ありがとうございます!)
………う、んん……
(……プールから上がって暖房に当たっている時の清涼感と、薄らと身体に重さが残る感触が同居している感覚と共に私は目覚めた。プールなんて学生以来のものでそれ以降行ったことなどないが、さしあたりこの感触を表すための引き出しが、これくらいしかなかった。…運ばれたことに今気がついたあたり、私は結構危険だったらしい。…さて、緩みの含んだ暖かい空気に包まれる中、目を擦りゆったりと上体を起こすと着慣れぬ生暖かい服が身を包んでいることに気がついた。毛布を一旦横に剥がし胸元から脚へと視線を上げて辿っていけば、細い脚が下腿部から顔を出し、素足がこちらを覗いているのが見えて。朧気でよく分からなかったがこの服の持ち主、もとい私を軽々と拾い上げた人間は結構体格が大きい男のようだ。両肩が少し余っているし、胴体に暖気がよく通る。私は元より線の細い体格をしているために規格違いの服を着たらところどころ余るのは当然の帰結ではあるが、それを考慮しても結構大きい。)
…ほう。なかなか大きいものだな…
(呑気でささやかな驚きからそんなことを呟いては、毛布は戻して周りを見渡してみる。といっても部屋の中はこれといって特筆するべきものはなく、薄暗く少し古ぼけて、ほんの少しだけ埃の匂いがする室内で時折薪がパチパチと音を立てているだけだ。私以外に誰もいない。どうやら彼は今外出しているらしい。聞きたいこともあるが、一旦戻るまで待たせてもらうとしよう…)
(すいません、改めて読み返しておかしいので名乗っていなかった名前と存在自体が知っていたことに只者ではないということで修正お願いします。)
>Julia、蒼空飛燕、all
コンラッド・トンプソン、バーバ・ヤーガー
「悪い、気遣いできるいい女を付け加えるのを忘れてたわ」
バーバ・ヤガー「一応最高級品だが、アレルギー?ってのがあるなら別の出すから遠慮せず言いな、ヒヒヒ」
良い奴だと言い切って欲しいジュリアに笑いながら紛れもない本心から気遣いできる良い女と呼ぶ。
ヤガーの婆さん自体もこの世界での活動資金を分けて貰ったことや教えて貰ったことの礼も兼ねているようだ。
「「乾杯、だねぇ」」
二人ともグラスを合わせてそれぞれワインを口に入れて味わうように飲む。
バーバ・ヤガー「ヒヒヒ、口に合って何よりだよ。家のが世話になってるみたいだからねぇ」
「まぁ長いっちゃ長いか…」
コンラッドはまず役割以前に家業として超自然的な存在を退治する狩人(ハンター)をしている事を伝え、ある街で一般人が行方不明になる事件を探り行き着いたのは先ほど蒼空飛燕との話に出たを聖杯戦争という魔術師同士の戦いで出会ったことを伝えた。
バーバ・ヤガー「あたしは空いていた枠に縁で呼ばれたのさ」
最もバーバ・ヤガー自身は接触する機会を伺っていた際に最高のタイミングでこのイベントに対して乗っかった。主催者にはそのお膳立てして貰った点だけは感謝している。
>草壁咲那、all(/良かったです…!><。)
っと、起きたか。
(外で親子粥(鶏肉+玉子入り)を作っていたのか何と無く香ばしい匂いと共に室内へと姿を現し。革手袋を脱いだ手指でステンレス製のマグを持っており、そのステンレス製マグには人肌程の温度になった白湯(さゆ)が湯気を燻らせていて。手足の冷えや疲労しているであろう相手の手元へとマグをゆっくり渡そうとしゃがみつつ片手を伸ばしながら)
俺は玲士(れいじ)だ。…よろしく、
(ただの白湯ではあるものの、変なものは混入していないといった証明も難しく。苦し紛れではあるが先に名乗っておかねばと、何ともぎこちなさげな自己紹介となって。ふと目の前の相手の格好が視界に映ると男女の体格差からか己の替えのTシャツでは華奢な相手の肩が落ちていて鎖骨が見え。人命救助とはいえ着替えさせた事実を目の当たりにすると何と無く気不味いのか相手の瞳を真っ直ぐ見れなくなり。「……体調はどうだ?」と相手の気分を窺うものの微妙に視線を逸らして)
>コンラッド、バーバ・ヤガー、all(/あ!理解出来ていたので多分大丈夫です…!*)
(気を良くして接してくれるヤガーから食したブルーチーズは一級品だと聞くと「Awesome.(どうりで最高だね。)」と此方も機嫌良く返して。アレルギーの有無には「ううん?無いよ。とても美味しい。」と唇からグラスを外しながらにこりと微笑み)
Julia(ジュリア)「へぇ、聖杯戦争で?…気持ちは分かるよ。ハンサムの虜(とりこ)ってやつだね…?」
(彼等の出会った由縁(切っ掛け)を楽しげにグラスの中のワインをくるんと回しながら傾聴し。"確かに良い男だからね?"と、彼の気立ての良さなのかそれとも周囲の人間や魔女までもを魅了する魔性の話か。退屈しない人生を追い求めるのならピッタリの相棒だろうと話し掛けつつ)
>玲士
…
…どうも、よろしく。
先程はありがとう。おかげさまで命拾いしたよ。
はあ。”あまり慣れないことをするものではないな”。
(さて、これと言ってやることもなし、壁の模様でシミュラクラ現象探しにでも興じるか。…などと戯れなことを考えていたところで香ばしい匂いをうすらと纏った服の持ち主が現れて。腰から見上げるように相手の顔を見合わせる。…いや、待て。なんだその腰に提げた日本刀は。博物館でしか見たことがない。仮に相手が狩人とするならばショットガン、強いてクロスボウを使うものだろう。いくら若くて体格が大きいとはいえ、それに物言わせても流石に熊に遭遇しては敵わんだろうに。あまりに無鉄砲というか、ストロングスタイルすぎやしないだろうか。いずれかが倒れるまでやり合う気なのか?格好も少々疑問だが、どういう設定だろう?うろ覚えだが、現代法的には些かまずいような気も。内心随分心穏やかではいられないようでいながら、表立ってはさざ波を一切立てず、ぴくりと眉を震わせることもせず。気さくに微笑み挨拶を交わして。相手からすれば、明確に警戒心や恐れがないように見えるかもしれない。ウソツキの技巧である。)
(余談。何が厄介かといえばそれが冗談でもなく、恐らく真剣であるということだ。長さは私の身長の半分より長いかというほどの刀の鞘は、使い込まれたのかいくらか傷や落としきれていない汚れがあり、柄は何度も握ったのか結んだ紐…、綱…、縄…、布…?ともかく手垢によって少し色落ちしているように見える。跡が見える。それ即ち、使い込んでいるということ。そして更にそれは、”使えるだけの信頼性”が、それにはあるということ。だからそれは、恐らく真剣だ)
ついでによく眠らせてもらった、そういうわけでこのとおり、すっかり元気だ。玲士君。ん”、ん”~……。いただきます…
…ほぅ…。
ところで、君に聞きたいことがあるのだけど…。ここがどこなのか教えてもらえないだろうか。
”どうやら流れ着いてきたようで”、方向感覚もまだ定かではなくて…
(名乗るのは…自分からはやめておこう。真剣を持っているとなると、少しばかり躊躇われる。さて相手がうぶにも私から微妙に視線を逸らすのとは反対に、こちらからは遠慮なく顔を見つめ返しては、背伸びと共にすっかり快調であると伝えて。元気ではある。溺れたてで身体には元々から含めた硬さが残るものの、普通の生活行動を取るには支障のない範囲に収まっているためだ。さて、さらりと名前を呼び返し信用を示すと、共に何の躊躇いもなく白湯を受け取って。ゆっくりとそれを飲み込んでいく。喉元過ぎればなんとやら、一度飲めると分かると無自覚なうち喉が渇いていたらしいことも相まって熱に躊躇いがなくなり、あっという間にマグから中身が消え失せた。喉を通りやがて腹に熱の塊が落ちると、そこからじわりと、温かさがまんべんなく広がっていき。つい気の抜けるような心地良さに自然と吐息が漏れて。さて、ひとまず水分はこれでいいとして。今度は今自分がどこにいるかを知らなくては。強いてどこから溺れ、流れ着いてきたのか、そもそも溺れるようなことがあったのか自分の中で定かでないのが不気味でならないが、ともかく名前のひとつでも分かれば、有効なアタリがつく。)
>草壁咲那、all
…、
(気まずい空気を醸していたものの、視線を戻すと寧ろ見つめ返されていて面喰らい。伸びをする様子に少々目を瞬いていたが、確かに多少眠れたお陰なのか受け答えもはっきりとしていて。血色の戻った顔色を見ては此方も何処かほっとしつつ相手からの感謝には少しばかり笑んで首を振り「困った時は互い様だ。兎に角…良かった。」と、取り敢えずは相手の無事を喜び。"あまり慣れないことをするものではないな"との相手の言葉には少し疑問げに首を傾ぐものの、白湯の入ったマグが相手の手に渡るなり中腰を正そうとし。と、一瞬此方の刀を目にした相手が僅かながら固くなった気配を察して。正直に"しまった…。"とこちらもそのままフリーズし。未来の日本から来た相手から見える此方の身形など恐らくだが違法極まりない格好でいて。相手が表情を繕っているとは知らずに笑顔で対応してくれる様子へと申し訳ないといった顔付きで頬を掻き、逆を言えば先程から"胆が据わった人だな"と感心していて。サーベル拵えの日本刀のベルトを今は外して壁に掛けながら己の近くから一旦離し。相手が不安がらないように威圧的にも見える背丈でゆっくりとしゃがむなり寝台に腰掛ける相手を今度は見上げる形となって。高低差が逆転するなか「えっと…、俺の時代では廃刀令が無くて。所持するにも厳重な審査を通っての登録制になってる…。だからといってはなんだが…、絶対あんたを傷付けたりはしない。」と、危害は加えないと宣言して肩の力を抜き。白湯を一気に飲み干した後の気の抜けた声は相手の素の状態のような気がし、一瞬緩んだ愛らしさに手の甲で口元を隠しつつ一息笑い。此処は何処なのかと聞かれると片手を降ろしながら"ああ。"と頷きつつ)
此処は…あんたの住む世界とは全く異なる異世界ってやつだ。
…さっきの湖が此処で、現在地としては此処…。あんたが何故あそこに居たのかは俺にも分からないが…、確かに眠ったまま空で出現しちまって…落ちてきた人も居た。
(楽な体勢で胡座になると椅子に掛けていたジャケットの内ポケットから地図のようなもの(仁が昔書いたもの)を取り出し、相手の目の前へと見易いように広げて。指を差しながら方角や現在地等を大まかに説明しては、相手が出現した環境についても少し触れる。もしかするとランダムに出現するのかもしれないとやや恐ろしい憶測を溢して。次に霧の谷を指しながら「…で、この辺りにあんたの世界に帰れる出口がある。出口まで案内するから…安心して欲しい。」と相手の事は無事に送り届けると約束する中、ふと声を止めるなり何故か相手の顔をじっと見つめ)
《無登録》現在の参加者様&プロフィールまとめ*(/スレ主様は現在お休み中です。最終発言が1ヶ月越えで長らくお休みされてる方はお名前が表示されていなくてごめんなさい汗 お越しの際はお名前が表示されますので是非いつでも遊びにいらしてください♪)
☆マーク…版権キャラクター
★マーク…オリジナル(創作)キャラクター
※纏めておりますのは本体様が同一です
★影原詩乃(かげはら しの※スレ主様「現在お休み中」)>1
★燈(ともり)・玲士(れいじ)兄弟>2
画像リンク消えてしまってるので再度↓
弟:燈(ともり)6歳
https://gyazo.com/2a08ccfbbb546222914fcb7a9eee2855
兄:玲士(れいじ)7歳
https://gyazo.com/d40817cf295b55808121c92cd1b787bf
☆SOULWINDERからJulia(ジュリア※臨時キャラ)>495★玲士(れいじ※18歳、臨時キャラ) >1330
(復帰予定の告知あり)☆Dolls' FrontlineからIDW(アイディーダブリュー)☆ONE PIECEからゲダツ>4☆FGOから両儀式>51★梓家 始季(しいえ しき)>172☆Overwatchからジャン=バティスト・オーギュスタン☆Dolls Frontlineからエゴール=アルカディビッチ・リェービェヂフ>427★Warhammer40kからギズッゴザ(版権オリ)★ストライクウィッチーズ1991からレイチェル・A・キャクストン(版権オリ)>664★ストライクウィッチーズ1991及びCRP世界観(多作品クロスオーバーサンドボックスからアデレ・ゲルトルイダ(版権オリ)>984
★雨乃宮 奏音(あまのみや かのん)>57★シフォン>564
☆鉄拳から三島一八>199☆風間 仁>227☆李超狼(リー・チャオラン)>451☆花郎(ファラン)>597☆ジョジョの奇妙な冒険(第三部)からDIO>936 DIOプロフ追加>1182
☆ひろがるスカイ!プリキュアから聖あげは/キュアバタフライ>801☆虹ヶ丘ましろ/キュアプリズム>940
★二次創作小説スーパーナチュラルRE NONSENSEよりコンラッド・トンプソン(版権オリ)>1260★Fateシリーズよりバーバ・ヤガー(版権オリ)>1301
★草壁咲那(クサカベ サナ)>1328
https://picrew.me/ja/image_maker/1394187/complete?cd=C4zohUklDe
□attention□
此方は無登録スレです。版権、オリ問わずお気軽にご参加ください。プロフを提出され次第動かしていただいてOKです。(参加許可など要りません*)
□現在の状況□
《濃霧の谷/異世界への出口の祠》(※上からプロフ順に)
燈&玲士兄弟、雨乃宮奏音、三島一八、風間 仁、李超狼、花郎(ファラン)、DIO、聖あげは、虹ヶ丘ましろ
→異世界へ迷い込んでしまった者達はこの異世界から抜け出す為、皆の協力を得た末に巨樹に覆われた祠の出口を見付け出しました。
《何処かの森》(※上からプロフ順に)
ジュリア、コンラッド・トンプソン、バーバ・ヤガー
→コンラッドの指輪に宿る伝説の魔女、バーバ・ヤガーがその姿を現す。彼等からの物々交換にワインやチーズ等の嗜好品で楽しく会話を弾ませています。
《《 フェーズ2・山小屋 》》(※上からプロフ順に)
草壁咲那、玲士(18)
→湖の畔に浸かっていた女性(草壁 咲那)を助けた玲士、懐かしいあの山小屋にて取り敢えずはベッドから目が覚めた草壁に安堵し。状況を説明しているところです。
↑どの流れに参加されてもOKですし、他で新たな展開を作って自由に行動されてもOKです。(本体様の負担にならない方法でご参加くださいませ)
また、この世界から脱出する手段を見つけた後の行動については
・そのまま元の世界に戻るも良し。
・再び異世界へ皆に会いに遊びに来る形でも良し。
・異世界に残ってのんびりと過ごすも良し。
・自身の世界に他参加者様を招いても良し。
全てはあなたの自由です。
>玲士
はぁ~おいおい、勘弁してくれよ。ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし。
助けてもらった手前付き合ってあげたいところだけれど、
君さ、つくにしてももう少しマシな嘘をつきたまえよ。
…あ~、ここが無人島だとかさ、自分が知られざる集落の一族の1人なんだとか。君の刀が交易で流れてきた払い下げ品だとか。…そういう話のほうが、まだ信憑性があるぞ。
(さすがにこの場で茶化すような気にはまるでならないが、それはそれとして廃刀令といい、随分大真面目に用意された地図といい。要領を得ない話というか、語り口が随分最近のことであるように感じるのが不思議で、ありえないと思うのは変わらない。随分オカルトじみたそれには付き合ってられないと、呆れたように苦笑を浮かべて。空になったマグを腰元に置きながら、今はさすがにふざけている場合ではないのだと目を細め遠回しに咎めた。現状私の中で間違いないのが私がどこかから流れ着いてきたことであり、ところどころ浮いた要素が目先にあるだけに、余計にそれが相手の話の理解を難しくする。溺れていたこと自体も正直理解に苦しむが…。ともかく。軽くしてくる頭痛にギュッと瞼を閉じ、参ったように額に手をあてがい。相手の自分を見る顔が妙に真剣なだけに余計に頭が痛い。我ながらとんでもない所に流れ着いてしまったと思った。いざという時はここに根を張らなければならないのではないか?)
いいか、…もう一度聞くぞ。
決め打ちにはなるが、この場所は一体『日本のどこ』なんだい?
日本は他に比べ元々水源に恵まれた地だ。…別に湖に限らないけれど、いろいろあるのだよ。琵琶湖とか、芦ノ湖とか、あとは…まあ、いい。
(相手が自分と同じ日本語話者であること、そもそも論和装であること、日本刀など。加えて、朧気ながら思い出せる最後にいた場所が日本であること。ここまで揃えばさすがに現地が日本であると考えるのが比較的自然であり、順当である。というかそうでなければ困る。万一そこでなければ、パスポートも無しに不法入国した犯罪者になるからだ。まだ若いのに数年刑務所で棒に振らなければならないのは御免こうむる。…閑話休題。広げられた地図に空いた手の人差し指を突き立て相手を細い双眸で見つめ返しては、再度ここがどこであるかと問うて。現状勝手の分かる人間が相手しかいないために、事実上相手に従うのがここから無事に帰る可能性を高めるのに最も有効なのも同時に理解できるが、それはそれとして、はっきりしておくべきものははっきりしてもらわなくては困る。)
>草壁咲那、all
(じっと相手の顔を見ながら何処かで会った気がする等との思いを巡らせていたものの、気のせいだろうかと思い始めたところで苦言を呈されながら)
…信憑性か、
(呆れ果てている相手には突然のこと故に仕方が無く、加えてどうやら此方の視線に苛立っている様子だ。痛そうに頭を抑える相手の様子へと心配になって窺おうとするものの、今はその言葉すら相手へ負担になるかと躊躇われ。彼女の憤りや怒りを受け止めながら少し黙り。たし、っと地図に指を当てて細まる橄欖石色の瞳へと此方も視線を外さないまま)
ここは日本じゃないんだ…、何て名の国なのかまだ分からない。…特に知る機会が無かったからだな。
(此方が相手とは別の時代(明治)から来たとはいえ、偶々己が日本出身だからか相手に合わせて日本語で話す事が仇となってしまい。勘弁しろとの嘆きからは何故此方を誑かそうとするのかとの呆れを含んでいるようで。裏を返せばこの場所を知っている此方しか今は頼れず、信頼したいのに何故ふざけるのかとの失望に近いものかもしれない。ただ、何故かは分からないが相手からは何処と無く懐かしい感じがして自然と眉を下げて微笑み。目を伏せるとその場を立ち上がって相手の足元に彼女の乾いた靴を置き、後はシーツの上にぽすんと己の上着を放って。「それ、外に出る間だけ腰に巻いててくれ。」と、何か意味があるらしく。扉の前へと歩み出しては片手で扉を押すと開け放ち。隙間から柔らかい陽射しが差し込みながら室内を振り返っては彼女を手招きし「まあ、一見は百聞に如かずだな。歩けそうなら付いてきな?」と外へゆったりと出て)
>玲士
……はあ。
(あくまでそれで通すつもりか、と乾いた靴が置かれるのを見送りながら呆れてため息をついた。どちらにせよ私が遭難状態にあるのは間違いないから、話が真であれ偽であれ、私にとってはどちらでも差はなく気にするだけ無駄ではあるが。しかしながら、提示されたそれについて行くには、目下で相手につま先を向ける靴は酷くちっぽけだ。私と同じくアスファルト地のお膳立てに長きに及んで甘んじてきただけに、ややへたって小さく凹みを作っている踵が、今に限って頭を垂れてしゅんとしているように見える。しかたのないことだ。平たい靴底に硬い土と木の幹で凸凹している山道は辛いだろうが。しかたのないことだ。せいぜい今の我々は、通勤退勤を歩いた距離と運動時間としてカウントすることくらいしか頼りしかないが。)
……”どうも”
まあいい。分かった分かった、そこまで言うならせいぜい付き合おうじゃないか。どのみち時間がないわけでもない。…はあ
(未だ狐に化かされたような感触は抜けない。重い腰を上げて靴を履きながら、そんなことを思った。中途半端に浮いた現実感ばかりが先立って、私をいたずらに引き寄せる。…さて。放られた上着を受け取ってとりあえず言われるがまま巻いては蝶々結びで留めては、後をついて行くことに。確かにそのままだと、風通しばかりよくてなんだか心もとない。あまり裾に遊ばれても、お腹が冷えてしまいそうで困るのだ。よってまだ日は明るいようではあるものの、日没になればそれなりに冷えるから、多少なりとも戸を設けておくのは有効で。だがそれはそれとして普段は着込む方なだけに、割と大胆なこれは内心結構恥ずかしいものがある。夏場にくつろぐならこれくらいがいいのだろうが、それが普段着のように振る舞うのは話が変わってくると。まあ、今はそう贅沢は言ってられない。着るものもなく痴女のような振る舞いをしなくて済むだけマシなのだと己に言い聞かせながら、雄弁な足取りで後をついていくのだった)
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