影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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コンラッド・トンプソン
>Julia、all
歩いていると突然声が聞こえ、立ち止まると同時に見回すと逆さまの状態で猫耳フードを付けた黒いゴーグルの女が現れる。
「ヒュー♪初めまして、美人さん。行先が決まってないのは確かかな」
口笛を吹いて冗談めいておどけ両手を軽く上げる。
この場所がどのような場所かは全く理解できていない上で遭遇した最初に人型と初めて接触に悟られないよう注意深く動向を見つめつつ愛用拳銃も何時でも引き抜けるようにしていた。
(/龍のブレスはBOWのガーディアンに似てるのでもしかしたら盾で反射できるかも・・・ですね)
>>玲士 燈 奏音 DIO ホープ スノウ ましろ あげは 風間 李 リンク 谷底all
(口に凄まじい熱を宿した龍は、限界まで力を溜める。そして、その眩い光を放つ炎を解き放つが火炎放射にはならない、それどころか大きく広がることなく細く伸び輝くレーザーのような火の柱としてかなりの速度で撃ち放たれる。)
(それは、超高温の炎を限界まで圧縮した灼熱の塊であり全てを焼き切り、着弾点を尽く溶かし尽くす熱戦である。その高威力のブレスを龍は自らの目の前全方位へと薙ぐように撃ち出して)
―Julia(ジュリア)サイド―
>コンラッド・トンプソン、all
Julia(ジュリア)「ふふ、…宛のないお散歩ってところか」
(ハンサムに対して返ってきた呼称にくすりと笑っていたものの、おどけているようでいつでも此方に銃を向けられるようにしている相手の抜け目無い賢さへと愉しそうに笑み。「悪さはしないよ。今のところ。それに…ハンサムは自力でもここから脱出出来そうだしね?」等と言いながらくるんと草地へ着地し。後半は独白のようなものを溢しつつ彼を見上げては)
Julia(ジュリア)「私はJulia(ジュリア)、ハンサムのお名前は?」
―玲士、燈サイド(濃霧の谷底)―
>宿儺(白い竜)、all(/承知しました…!BOW(ブレワイ)のガーディアンに似ている攻撃という事ですとリンクさんの盾(?)で反射出来るという事…ですね?ヒントをご提示くださりありがとうございます*…もし他の世界観の能力では効かない、等ございましたり、他メンバー様は介入不要と言う事でしたら仰ってくださいませ><此方のゲームに関しての知識不足や差し出がましい事をしてしまい大変申し訳ありませんでした…。汗)
玲士(れいじ)「…っ!?皆っ!散って!」
(高速で光線を放つ竜に驚いて皆に待避を叫び、己も光線を咄嗟に避けたものの、その箇所の岩場が熔けていて目を疑い。岩を溶かす程の威力(岩漿(がんしょう:マグマ)のような高温)であるからか熱気の中で冷や汗し。竜の攻撃はかなり危険な事が窺えて)
>>1269 Julia、all
コンラッド・トンプソン
「それなら美人さんと出会えた幸運と思えば悪くはないのかもな」
本当にそうなら別に構いやしないと半ば本気と冗談を織り交ぜながら
「継ぐ前の前任のやり残しかそれとも助けを求めて呼ばれたのなら見て見ぬふりはしないと決めてるんだよ」
それが自らの意志で選んだ道だから
勿論自分のやれる範囲でだけどなと付け加えた。その際の瞳は意識してないが何処までも真剣な物なのに当人はまるで気づいていない。
「美人さんの悪さか興味あるねぇ、他の男も沢山夢中にさせるとか?」
面白そうに笑いながらそんな冗談を言う。
「さてそうだとしてもやれるとできるは違うんだぜ?」
着地した彼女に自力で脱出とは言われたが否定はしないが肯定もしない曖昧さで流す。
「トンプソン、コンラッド・トンプソン」
猫耳フードを付けた黒いゴーグルの女―Juliaに名を尋ねられ、自らの名前を名乗る。
「よろしく、Julia」
ゆっくりと近づいた上で彼女に手を差し出す。
>玲士、燈、all
三島「分かった…」
花郎「おい!やべえぞ、躱せ!」
(玲士の言葉に頷くと即座に龍の背後を取ろうと動くが、龍が放った炎を見て少し焦りながら空を飛んで回避して。着地すると一旦、龍との距離を取ろうとする。
花郎は地上から龍の背後を取ろうと考えを巡らせて始めた)
李「やるしかないだろうね…ハッ!」
(そう言うと李が龍の炎を躱して何かを構える。
その構えたものは『バラ型の小規模な爆発を起こす爆弾』、「喰らいたまえ!」とそれを片手に持って龍の攻撃範囲に近づいていく。)
風間「ダメ元だが仕方ない…!ハァッ!」
(仁の額に紋様が現れ、体全体に赤色の稲妻が現れる。
そして隙を伺うように地上を走りながら龍の周囲を牽制し始める)
DIO「むう…下手に動けば仲間を巻き込む…もどかしいが回避行動を優先する…!」
(そう言うと服の中に忍ばせていたナイフを数本構えて龍の頭上に放つ。注意を誰も近くにいない自分に出来る限り向ける作戦らしい。
自分よりも人知を超越しているかもしれない相手に普通背筋が凍るはずだが、ディオは呼吸も乱さず表情一つ変えずに龍を牽制しようとする)
―Julia(ジュリア)サイド―
>コンラッド、all
Julia(ジュリア)「…ハンサムがかなりのお人良しだって事は分かったよ。」
(前任者の残した事案の完遂や"困っている者を見て見ぬフリはしない"との意思を基に行動している様子から滲み出た相手の人柄に袖で口元の笑みを隠し。握手を求められるなり片手を降ろしつつ、かしりとした大きい手に此方も手を結んで。名を聞くと笑みを深めながら「コンラッド、良い名前だね?ところで前任者のやり残しって…?何だか面白そうだね、どんなのか教えてよ。」と、するりと手を離すなり何処とも無く草地を歩み出して)
―玲士、燈サイド―
>一八、仁、李、花郎、ディオ(DIO)、(宿儺(白い龍/ロル蹴り可です*)、all
玲士(れいじ)「一八おじさんっ花郎っ、気を付けて…!ディオおじさんに李っ!ナイスだ…!燈っ、仁とリンク達の為にもせめて動きを狭めるぞ…!」
燈(ともり)「ウンっ…!」
(光線を回避した一八と花郎は竜の背後から機を伺っており。牽制と制圧にかかる李やディオ達に倣い、自分達もせめて竜の可動域を狭めようと声を掛け合って。燈も芭蕉扇で竜の羽下からビュンと鉄扇を仰ぎ。玲士も斬鉄を繰り出すのか、硬質な竜の脚の爪先を削ごうとして。兄弟は巨体である竜の均衡を崩そうと)
(/おぉ、本体さんブレワイについてご存じでしたか…!ではそのお言葉に甘えさせて頂きますね)
現在装備
頭 ハイリアのフード(カラー黒 肩掛け脱ぎ状態)
胴 新式・英傑の服(隠し効果 被ダメ状態でも剣ビーム発射可能)
脚 鬼神ブーツ(ムジュラの仮面 鬼神リンク装備 攻撃力上昇効果)
武器 覚醒マスターソード(30+瘴気の槍40×2倍で攻撃力140)
盾 ハイリアの盾(スクラビルド素材 白銀ライネルの刃角)
弓 オオワシの弓(英傑リーバルの弓)
水の賢者 シドとの盟約(水のバリアとシドの分身体召喚) 発動中
>>玲士 燈 あげは ましろ(詩音)(テヴィ) 奏音 一八 仁 デビル仁 李 花郎 (モードレッド ガウェイン) DIO IDW ロクサス リク シグマ バチキン 村正 ゴッホ メタナイト ドロッチェ ホープ ノエル スノウ 両面宿儺
―濃霧の谷底(崖下)―
リンク「…勇者、か。俺としてはそんな大それたものになったつもりはないが…俺達にはまだまだ成すべきことがある。その道を意図的に阻み、あくまでも立ち塞がるのであれば…誰であろうと倒す、ただそれだけだ」
(大男…スクナは自身の雰囲気とマスターソードの雰囲気から此方を勇者だと予想したようで、他のメンバーとはまた違った反応をし、個人的に興味を示しているようだ。尤も、自分としては魔王ガノンドロフを討ち滅ぼした立場ではあるが、そんな勇者といった大それたものになったつもりは一度もなく、あの竜はそれなりだぞ?という問いに対しても、自分達には成すべきことがあり、それを阻害するために立ち塞がるのであればただ敵として倒すのみと、バッサリと切り捨てるように返す)
リンク「確かに"威力だけ"なら大したものだろう…ただ、あまりにも動きが単調すぎる。そんなお粗末な攻撃で俺をどうにかできると思っているのなら…それは大きな間違いだ――力を借りるぞ、"シド"…!」
(そして竜に対してかけた圧を解き、せいぜい楽しませてくれと観戦モードに入ったスクナを尻目に竜は此方にブレスを吐く予備動作を始める。…成程、確かにそれなりの力は確かに持っているらしい…それなりという評価からは個人的には出ないが…火力という面なら大したものだが、如何せん搦め手も何もない、力によりごり押しでしかないその攻撃は自分にとってはそれほどの脅威にはなり得ない。
他のメンバーが事前に退避する中、竜のブレスの着弾予想地点へと駆ければ、右手を振り翳し、賢者の盟約を発動させる。すると右手の古代ハイラル文字が描かれた指輪の一つ、漢字の水に似た指輪が発光し、三又の槍を携え、気品に満ちた装飾を纏っている、緑の半透明に輝いたシュモクザメの魚人のような姿の人物がその場に召喚される。その者の名はシド、嘗て魔王の脅威に対抗するために共に戦ったゾーラ族の新たな王にして水の賢者、本人ではないがその分身体だった。本人でこそないし会話もできないが、能力はオリジナルと謙遜ない。飛来するであろうブレスの高温による環境変化に備えシドの分身に指示し、水のバリアを展開する。この水のバリアはただの水ではなく、単体の攻撃であればどれほど威力が高くても確実に一回は防ぎ、その上高温の環境ダメージも展開中は無効にできるだけでなく、その状態で武器での攻撃を行えば極限まで圧縮された水圧のカッターとして、斬撃を飛ばして攻撃にも転用できる優れものである)
リンク「その程度の攻撃、既に見切っている…!はぁっ!」
(そして周囲のメンバーがそれぞれ竜に各々のやり方で相対する中、高温対策にバリアを張った後、ブレスの飛来のタイミングを的確に読み、ハイリアの盾振り翳してブレスに当てる。その瞬間、ガキィィィン!と甲高い音が響き、全てを焼き尽くしつつ溶解するハズだったブレスはたった一枚の金属製の盾を焼くこともできず、物理法則を無視したかのように反射され、そのブレスを発射した竜へと弾き返される。小屋でアゲハ達に話していた技術であるガードジャスト…もしくは盾パリィだ。竜の攻撃はリンクをそのご自慢の高温で焼くこともできないまま、その矛先を発射した本人に向け、あろうことか本人にその牙を剥こうとしていた…)
>Julia、all
コンラッド・トンプソン
握手を交わした際自身の名前を良い名前と言われ
「…ありがとよ、そう言われたのは今ので二人目だ」
此処ではない遠い別の場所で言われた事を一瞬思い出し、少しだけ懐しんだ。
「興味を持ってくれて嬉しいな期待に添えるといいんだが」
興味を持ったというJuliaの言葉にまたもおどけるが次の瞬間には真剣な表情となり
「己の血路で道を切り拓く何でも屋だよ本当に」
声なき声に耳を傾け、大いなる困難や試練が降りかかる時鬼札として切られ、世界平和の礎を築き循環させる―
それが役割だと説明する。
「だけどマーリンの爺―いや前任者は途中で辞めちまった」
手が離れ草地を歩くJuliaの姿を目で追う。
>白い龍、玲二、リンク、仁、李、森all
バタフライ「OK!任せ__っ!?皆!」
(谷底から玲二の指示を聞き取り、バタフライは龍の顔の周りにシールドを展開しようとするが……1歩遅かったようで、凄まじい熱が籠ったブレスが玲二達に目掛けて放たれ。幸い、仲間のほとんどは攻撃の危険さに気付いて事前に回避したようだが、1人……着弾場所に向かうリンクの姿を見れば「リンクくん!?そこにいたら…!」と焦った様子で呼びかけ。ブレスの射程外にいるバタフライがシールドを展開しようにも、間に合いそうになく__)
プリズム「た、盾で弾き返したよ!?」
バタフライ「!……そっか、あれがさっき言ってた……プリズム!上空から龍を囲むように、プリズムショットをお願い!」
(と、盾を利用してブレスを跳ね返すリンクの行動に、2人は驚きを露にする。だが、バタフライはすぐに彼が利用した技術が先程小屋で説明された…『ガードジャスト』であることを思い出し。自分も負けていられないと気合いを入れれば、プリズムに対して指示を出し。その後、上空から遠隔で龍の足元にシールドを張り、足場の制限を図ろうとして。一方、プリズムはリンクが盾で攻撃を弾き返したことにかなり驚いていた様子だったが、バタフライから指示を受けると「りょ、了解!」と龍の頭上へ移動し始め)
プリズム「お2人(李、仁)とも、一度離れてください!__はあっ!」
(光弾を足場に使って龍の頭上に回ると、大量の光弾…プリズムショットを生み出し。足場から大きく飛び上がれば、龍を攻撃しようと近付く李と仁に一旦離れるよう伝え。両手を自分の前に構えると、光弾は器用に龍を避け、代わりに龍の周りを囲うように射出されて。龍の逃げ場を無くし、リンクが跳ね返した攻撃を確実に当てようという算段だ)
>>玲士 燈 奏音 DIO ホープ スノウ ましろ あげは 風間 李 リンク 谷底all
(龍の放ったブレスはあらゆる物を一瞬にして焼き溶かす威力があったはずだ、しかしリンクの行ったパリィによって反射されてしまう。そうして凄まじい勢いをそのままに返ってきたブレスはプリズムとバタフライのサポートで龍に対して確実に着弾するコースで突き進む。しかし、龍は再びブレスを吐いて迎撃し威力を半減させるが、それでも大きなダメージを喰らってしまう。そうして大ダメージを受け若干動きが鈍ったところに谷底に集合した面々の猛攻撃を受けた龍だったが、想像以上に凄まじい外殻によりDIOのナイフでの攻撃や、風間や李の攻撃を軽減し、玲士兄弟の斬鉄を爪で受けて弾き返す。そして芭蕉扇で煽られ崩れた体勢を一旦立て直そうとするものの、先程のブレス反射が効いているのか中々思うように身体が動かない様子だ。それでも、強靭な手足から爪による斬撃や反射されない程度の圧縮率で火炎放射のようなブレスを放って攻撃を開始し。)
―Julia(ジュリア)サイド―
>コンラッド・トンプソン、all
Julia(ジュリア)「血路を、ね…。詳しくは分からないけど…なかなか楽な事じゃ無さそうだね。」
(相手の真剣な面持ちと意思を宿した瞳をゴーグル越しに少し振り返って眺めつつ彼の身の上話に相槌を打ち。それはなかなか茨の道だねと、労っているのかどうなのか掴めないような返答を返して。そうこうしているうちに奥から盗賊のような身形の団体が姿を現して、ジュリアは"I'm in trouble now. (困ったなぁ)"と態とらしく顎に片手を置いて呟き。彼(コンラッド)を愉しそうに見上げては「何でも屋さん?ここから無事生きて帰らなきゃだし。早速だけど…助けて貰える?」と、相手を試そうとしているのか本気で依頼しているのか。彼の返答を待ってみて。そこで野盗の内の一人から話し掛けられるのを無視していたからか此方の黒フードに男の手が伸び。ジュリア本人はピクリとも動こうとはせず)
―玲士、燈サイド―
>リンク、あげは先生、ましろさん、宿儺(白い龍)、all
玲士(れいじ)「っ!?何て硬さだ…。仁っ、ディオ、リンク!流石だなっ…!先セ、バタフライとプリズムっ…、燈っ、竜から離れろっ」
燈(ともり)「ワっ、ウン!皆、凄イっ…!」
(硬質な爪に弾かれて驚きながら刃毀れが起きる前に玲士は跳び退き、赤い稲妻を纏う仁と李の的確な爆弾、鋭いナイフで応戦するディオ、そして熟練の動きを見せるリンクが竜の放った高熱の光を盾で跳ね返すのを見て"流石だ"とその光景に玲士も感嘆し。そこでバタフライのシールドに気付いて弟の燈に一旦竜の真下から離れろと叫び。バタフライによる強固なシールドが竜の足元で綺麗に囲われ、すかさず真上からプリズムが光弾の雨を降らせる。この場の皆は各々の動きや状況を読み取って協力し合っているようで、普段から二人か一人で身内に稽古の模擬戦をして貰っている兄弟はその光景に感動と高揚を隠せず。連携されたチームワークとは、互いの信頼感から成るものなのだと幼い兄弟も頭で理解して)
玲士(れいじ)「奏音っ…!皆を、守ってやってくれっ…!頼む」
燈(ともり)「ウゥ、熱イ…。」
(皆の力で大きく攻撃の効いた竜は崩されぬように足掻いているようにも見え、更に鋭く巨大な爪が縦横無尽に襲いかかると暑さに弱い燈が芭蕉扇の手を止めてしまい。弟の前を庇うよう巨大な爪を刀で受け止めるものの、子供の腕力では圧されるまま兄弟で退がり。今度は火炎放射が放たれようとするのに気付くと残った保護シールドを張れる奏音に"自分達(兄弟)はいいから皆を守ってやってくれ"と玲士は叫んで)
>Julia、all
コンラッド・トンプソン
「…ああそうだな、その通りだ。楽とはとても言えないなジュリア」
茨の道、言い得て妙とはこの事なのかもしれない。
彼自身もマーリンが放棄した理由も無理はないと理解できるし
果たしてその価値があるのかと思えるような出来事もある。
だから彼個人としてはとても責める気にはなれない。
こちらを振り向くJuliaに対し陰りのある態度を見せるが
それも彼女のわざとらしい呟きに反応し視線を向ける。
いつの間にか奥から野盗の群れと思しき連中が現れた。
「おいおい、マジかよ」
その内の一人に話しかけられたのを無視して状況自体を楽しんでいるのか
Juliaは助けてもらえると頼んでくる。
どうやら彼女もこれを機会に自分の実力を見たいらしい。
「いいぜ」
迷わずそう返事をすると瞬く間にJuliaの近づき彼女の黒フードを掴もうとする盗賊の手首を握り
「せめて口説きたいなら順番くらい守れねぇのかお前ら」
柔道の要領で簡単に遠くに投げ飛ばし気絶させ、野盗の群れに振り向き臆せず肩をコキコキ鳴らしながら嘆息する。
―Julia(ジュリア)サイド―
>コンラッド・トンプソン、all
Julia(ジュリア)「…ぷ、っはは。変な奴だねあんた。」
(二つ返事で助けに入る(ついでに実力を見せる)コンラッドが野盗を力強く投げ飛ばし、戦闘慣れしている様子に"へぇ"と笑みを崩さぬまま眺め。見ず知らずの怪しい人間(ジュリア)にも関わらず、誰かにお願されると助けてしまう様子はどうやら正真正銘のお人良しらしい。まだ余裕綽々なのか"順番待ちしろ"と未だにジョークを飛ばす相手へと思わず堪えていた笑いを起こし。可笑しな奴だと言いながらトン、っと新体操のように後転すると近寄った野盗の顎を蹴り上げて、くるんと猫のように着地し。男達がコンラッドに怯みながらも鋭利な刃物や鈍器を持って彼に襲い掛かり始め)
―玲士、燈サイド―
>all(/もう少しレスを待ちますっ*)
>Julia、all
コンラッド・トンプソン
「(只者じゃあないとは思ってたが…)」
Juliaが見事な身体捌きで野盗相手に蹴り上げる様を動き回りながら見ていた。
自身が彼女の様子を伺っていたように彼女もこちらについて観察していたのにはさすがに気づいていた。その上で身動きを見て明らかに素人ではないことも確信した。
「別にツルむこと自体は悪いとは思わないが、一人相手に囲わなきゃ話しかけられないのはどう考えてもダセェだろ?」
吹き出すJuliaを尻目にそんな事を呟く。そしてその間にも動き回る事を止めない。
それはシステマというロシアの実戦的格闘術の基本原則に関係する。
「ま冗談はともかくだ、お前ら身形と武器取り出すの見る限りろくでもなさそうな感じだし正当防衛でいいよな?」
システマでは個別の技よりも、身体の使い方の原理を習得することに重点が置かれ
Keep breathing (呼吸し続ける)
Stay relaxed (リラックスを保つ)
Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)
Keep moving (移動し続ける)
以上4つが、システマ的な身体の使い方の基本原則であるとされる。
既に戦闘状態に入り何時でも対応できるよう動きの維持をしていた為、まず刃物を持ち襲い掛かり攻撃してくる一人に対して
手でナイフを払ったり防いだり、動きを止めてしまうのはシステマ的にはNG。なのでまずは完全に慣れたような動きで刃物を絡めとり
ストライク―システマ的にパンチやキックの打撃技で無効化していく。また凄まじい速さで一人また一人と刃物を持った連中を無効化していく中で鈍器を持って待ち構える者に対して逆に奪い気絶させるようにボコボコにする。
>玲士くん 燈くん あげはさん ましろさん 一八さん 仁さん 李さん 花郎さん リンクさん IDWさん スノウさん 両面宿儺さん 森all
奏音「…今の自分に出来ること………うん、やってみよう…!…何言ってるんですか、皆守りますよ…っ!!」
(龍の強力な攻撃の数々に怯んでしまい怖気付いていた奏音だったが、皆が攻撃を加えている様子を見ればグッと目を閉じ、先程元気づけられたリンクの言葉を復唱しながら冷静さを取り戻していく。気持ちを落ち着けると、玲士の指示にこくりと頷き一歩前に出てから防御魔法を展開する。直接では無いとはいえ、シールド越しに伝わるブレスの熱気と威力に思わず表情を歪めるも、必死にシールドの強度を保ってブレスを止めようとする。反撃とまではいかないが一矢報いたいもの、せめて動きを牽制しようと龍に向かって複数の雷を放っていき)
―Julia(ジュリア)サイド―
>コンラッド・トンプソン、all
Julia(ジュリア)「…。」
(流水のような動きで華麗に野盗を制圧していく様に「That's so cool.(最高だね。)」と壮観げに彼を眺めつつ、メイスですこんと背後の残党を気絶させ。殆んどの者が彼の拳によって気絶か呻き声を上げて地に伏せてしまうとよいしょと縄で締め上げるなりパンパンと手を払い。"盗賊狩り"やら"詐欺"、"野蛮女"と罵られてはくるんとメイスを軽々と回しながら「私達が?何処からどう見たって通り掛かりの紳士淑女だろう…。なあ、コンラッド。」と、笑みを湛えながら彼(コンラッド)に同意を求め)
―数刻後、麓の村―
Julia(ジュリア)「さて、と…。そこのお人良し。」
(彼に振り返って小さく笑むと「ご褒美だ。」とコンラッドを軽く手招きし、彼が歩み寄るであろう辺りを見越してポイっとそのまま金貨の入った袋(盗賊を警察へ引き渡した報償金)を大きな手元へとゆっくり放り。「助けてくれたお礼だね。…元の世界へ帰るにしても一応持っておきなよ。当分の飯代と宿代ぐらいにはなる筈。」と伝えるなり此方も束ねた髪をふわりと尻尾のように機嫌良く揺らしながら気儘に歩き出し)
―玲士、燈サイド―
>奏音、仁、一八、李、花郎、ディオ、あげは先生、ましろ、リンク、ノエル、ホープ、スノウ、両面宿儺(白い龍)、all
玲士(れいじ)「…っ!奏音っ、けどそれじゃ奏音の魔力がっ…」
燈(ともり)「フゥ、カノンっ、アリガトウ…!玲士っ…カノン、信ジヨウっ…?僕達モ、出来ル事っシナキャっ…。」
玲士(れいじ)「…!」
(シールドの領域が広範囲になると魔力を大量に消費するのでは、と心配した玲士が自分達はいいからと奏音を引き留めようとするものの熱風から解放された弟の燈が芭蕉扇を構え直して。"奏音を信じよう。"と、皆の支えで彼女が自らの第一歩を踏み出した事を無駄にしないよう応援し。誰かが割りを喰ったり他人が傷付く事を恐れる性格の兄(玲士)を弟は理解しているからか逆に彼を引き留め)
玲士(れいじ)「…っ分かった、燈っ、竜を大人しくさせるぞ!」
燈(ともり)「ビリビリ、効キソウ…!玲士!足、狙ッテ…!」
(雷(イカヅチ)を落とす奏音の攻撃は暴れる竜に効果がありそうで。皆が奏音のシールドで出来た攻撃のチャンスを逃さぬよう、燈も玲士の背中に向けて芭蕉扇を一扇ぎし。加速を重ねた柄当(つかあて)を竜の指の間に打ち込もうとし。暴れる竜の戦意喪失を皆で狙って)
>Julia、all
コンラッド・トンプソン
ジュリアと共に盗賊を制圧しとりあえず戦闘不能になった連中を縛り上げていく。
「俺も手伝うぜ」
彼も全員倒してから捕縛してそこらの木に括りつける事は考えていたので彼女を手伝う。
縛る最中にボコボコにした連中から罵られる。
「もっとまともな道を選べばよかったんだよ、お前らは」
何も清く正しく品行方正に生きろとは言うつもりは無いがなと付け加える。
この辿り着いた地に関してまだ何もわかっていない身としてはこんなことをしなければ飯も食えない
そんな場所の可能性という考えは勿論あった。
しかしそうだとしてもこちらに危害を加えるのなら戦うしかない。
「そういう事にしておくか。紳士淑女だから五体満足で要られたんだその意味をよく考えて次の道に活かせることを願うぜ」
彼女の言葉に一応同意した上で更生を願う意味合いもあり今命がある意味を考えるように全員に語り掛けた。
尚次に報復などを考えて関わった周囲や自分達に危害を加えてくれば躊躇なく殺害する事は敢えて口にしなかった。
そこまで愚かではないと信じたかったのもあるから。
麓の村
「先立つものがどうしても出てくるからな、ありがとよ」
盗賊を捕縛し連れて行った村で待っているとジュリアが呼ぶので近づいていき金貨の入った袋を渡される。
捕まえた謝礼が出たようで
「この世界は法執行機関は機能してるってことで良いのか、ひとまず安心した」
捕まえた盗賊が已むに已まれず食い詰めた末という世情ではなくて内心ホッとする。
「そうかい?なら遠慮せず貰うぜ。…いや俺はこの世界をしばらく探索するよ」
気ままに歩き出すジュリアにそう告げる。
「どうやら簡単に帰れないみたいだしな」
空間の亀裂―次元の扉のポータルをどうも出来ないようで指を鳴らしても出現しない。
彼は自ら次元の扉を開いて此処に来たという訳ではないので魂の力を行使すれば開ける筈が開けないという事は
何かしらの行使できない理由があるからだ。
そうなると帰るための方法を模索せねば。
>コンラッド・トンプソン、all
Julia(ジュリア)「そう?…なら、困ったら呼びなよ。気が向いたら顔を出すかも。」
(元の世界へ戻る手懸かりを見付ける為、彼はまだこの世界を見て回るらしい。その旨を聞くと相手の胸元が当たるギリギリのところで緩く止まるなり真上を仰ぎ。茶髪の髪に澄んだ瞳色を下から見つつ口元に笑みを浮かべ"困ったら呼べばいい"と告げてはフッと霞のように消えて)
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