影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>トガヒミコ、all
玲士(れいじ)「…っ!?」
燈(ともり)「玲士ぃっ…!!」
(押し返そうとした瞬間首を噛まれて仰天し、弟の燈も霖乃助の腹から顔を上げてそれを目撃してしまうと思わず兄の名前を叫んで)
玲士(れいじ)「っ!退けよ!…一体どうなってるんだ…。」
(向こうが退がると同じ背格好の者が暗闇で見え、噛まれた首を片手で押さえて圧迫しながら止血しつつ刀を抜いてトガへ構えるものの、姿形どころか声までそっくりになっているトガを見ると目の前に姿見を置かれたような気分で目を見張り。扉を施錠しても入って来れた事や突然噛み付かれて同じ顔になっているこの状況にはまずさっぱりだが、刀の持ち手が滑らぬよう服で拭って柄をギリッと持ち込むと踏み込む為に姿勢を低め、その場で忽然と消えて)
玲士(れいじ)「…!」
(トガ(らしき人物)の背後から身を捻って現れるなり刀の峰で後頭を狙い)
へぇぇ…玲士君って言うんだ?君凄いね…?こんなに速く動けるんだ?…あー…驚いた?私は今、君になってる。だから君と同じように速く動けるし攻撃も出来るんだよ?…君はどぅするのかなぁ?
(後ろの攻撃を同じスピードで避け、金色の眼を丸め感心し、外見で気に入ったけどかなりの強者のようだ、)
無駄無駄…、小さいのに悪いけど…手っ取り早く首カッ切っちゃおっか。
(玲士君の首を捕まえて噛んだところに爪を立てる、注射器で射そうとせずナイフで首を切ろうとする)
>トガヒミコ
玲士(れいじ)「…ぐっ!?」
(同じ速度で躱されては首を掴まれ、怪我の上から更に皮膚へ喰い込む爪に痛みを感じて相手の手首を思わず掴みながら顔を顰めていたが、トガから同じ身体能力だと聞かされて。ハッと笑う口元から犬歯を覗かせ)
玲士(れいじ)「俺と同じ…?俺とお前とじゃ、敗けて這い上がってきた数も、学んできた経験も違うんだよばーかっ…。」
(目の前のトガという少女もそう、互いに乗り越えてきたものや得てきたもの。悔しさから学んだ経験が違うと苦しげながらも喉から発して。己と同じ身体の構造であるなら弱点や特技も同等であるのか咄嗟に大きく頭を振りかぶり。大人よりまだ幼い為に薄くて柔らかい額の箇所へとそのまま強烈な頭突きをかまそうとして/避けていただいても大丈夫です*大人も子供も掴まれたり切られたり痛々しい場面は見てるとどうしても辛いので…私個人からのお願いになりますがストップしてくださると助かります*)
>霖之助、all
影原「…ああ、ありがとう。………確かにそう言ったね。」
「…では、お願いしてもいいだろうか。……おっと。」
(会ってから何かとこちらに気を使ってくれることには内心ありがたさであったり安堵が募るばかりでありながら、そのまま小屋を出ようとする。そんな中、なにか思い立ったかのようににやりとした彼に再度声を掛けられ、自分が運動はからっきしであると言ったことを指摘されて足が止まり。それからは振り返り軽く弱ったような笑みを向けると、にやにやしている彼に確かにそのように伝えたと半ば呟くように認めて。それからはしばらく沈黙が挟まりながら、同行を頼もうとして)
「……ん、……!? 」
(案じるような言葉をかける余裕もないまま戻ってきた兄弟に部屋の奥へ再度押し込まれては、言われるがままに明かりを消して息を殺して沈黙し。その間ひやりとした感覚が手の内に走る。この感じは兄弟のどちらかだろうか。そんなことを考えているのも束の間、玲士の行動も虚しく不審者が部屋の中に侵入してきていて。彼を決め打ちするようにして襲う様子を見ると、自分より小さな相手にも関わらず鮮血に執着し時折それを露にするその言動が恐ろしく映り心拍が急上昇して。胸骨を打つような鼓動は呼吸がだんだん苦しくなっていきながらも、目の前のそれから上手く目を離すことは出来ず、口を手で塞いで黙り、それを見ているばかりで)
>トガ本体様
(/再度申し上げます。特に攻撃(加害)系の確定ロルは気にされる本体様もいらっしゃいますし、加えてキャラクターの選択肢を狭めてしまいますので次はないようにしていただけると幸いです。)
ギャッぁつ!!
(同じ顔、同じ体なのにボロボロでも笑った玲士君に見とれた、向こうからの頭突きのクリーンヒットくらって変身が解け、手が離れ白眼を向いて倒れ)
>玲士本体
いえ。分かりました。そうですね。頭突き気使いありがとうございます。気絶させましたので。
>トガヒミコ、詩乃、all
玲士(れいじ)「……っ、」
(決死の思いで打ち込んだ頭突きが当たったのか、頭蓋の搗ち合う音がしてトガの手が離され。倒れた少女を目にしつつ息を切らし"こんなところで死んでたまるか"と必死に睨んでいた視線の強まりを解くようぎゅっと瞼を閉じては頭を軽く振り、細く息を吐きながら刀を下方へ一振りして小柄な鞘へと収め)
燈(ともり)「玲士っ…血、スゴイ…」
玲士(れいじ)「……はっ、燈。大丈夫だ。詩乃も、もう怖がらないで大丈夫。…気絶してるから。」
(霖乃助の元にいる弟の心配している泣き顔を見てしまうと首筋を手拭いで押さえたまま息を整えては背筋を伸ばして大丈夫だと示し。あまりの出来事に口元を覆って目を見張っている詩乃の気配にも気付くと、暗闇で見え難いが此方の怪我を見せてはいけないと判断し。彼女の気が遠退くのを防ぐように今はそちらへ近付くのを遠慮して。もう怖い事は起こらないから大丈夫だとせめて声だけでも安心させようとして)
>トガヒミコ本体様
(/止めていただいてありがとうございます*気絶したトガさんは手厚く保護しますね?彼女のキャラ上、目覚めて再度皆さんを襲ったら怖いので上から寒くないよう毛布は掛けるのですが縄でちょっとぐるぐる巻きにする描写を入れても大丈夫でしょうか…?)
>トガヒミコ本体様
(/早速のお返事ありがとうございます*承知しました!ではぐるぐるしておきます、申し訳ないです…。)
>all
影原「………うっ、ほぁあ……、ほあ…ああ……ほ……ほぁ……」
(瞳孔が開きっぱなしでそろそろ瞼が痛い。目の前の危険と鮮血の記憶と、棄権の潜伏を想起させる静寂とで頭がぐちゃぐちゃになって動けなくなる。今、何が起きたんだっけ。何があったんだっけ。今となっては話もあまり耳に入ってこない。詰まりかけだった呼吸が生命活動の危機に達したために急に戻ってきては、肩を揺らして過呼吸気味に不足した酸素を取り込んで。だんだん思考が戻ってきて、こういう時のための付け焼き刃のおまじないを思い出して。…頭に酸素が回ってきてやっと動き始め震えた手でポケットに入れたメガネケースを取り出しては、中身を出そうとするもガタッと落としてしまい。それからはまじないすら無くして掴む藁をなくしたのか。腕で頭を庇い、壁に張り付くようにうずくまっては)
「…ほぁ……。…申し訳ない、少、し……そっとしていては…くれないだろうか……」
(初めて”本物”を見た瞬間だった。緊張感とは違う、切迫するような危機感で満たされた命のやり取りの瞬間を。今はただ怯えるしかなく、蚊の鳴くような声で自分をそっとしておいて欲しいと頼み)
>all
っ・・・ごめん、玲士君。年齢でも身長でも僕の方が大きいのに、君を守ることが出来なかった
だから・・・今はこれぐらいしか僕にはできなくてごめんね。でも、無事で良かった。怖かったね、でも良く頑張って戦ったよ
(自分の目の前で起きた受け入れがたい惨劇がやっと終わったことに安堵し、全身の力が抜けたようにその場に座り込む。だがそれも一瞬の事で、直ぐに立ち上がると玲士の声がする方向へ歩みより彼を抱きしめようとし、上記の言葉を投げ掛ける)
詩乃さん・・・
とりあえず明かりをつけよう?こんな暗い中じゃもっと気分も暗くなっちゃうよ
(かなり精神的にダメージを受けてしまっている彼女の声を聞き、悲痛そうな眼差しでその方向を見つめたあと、重たい空気を変えようと少しわざとらしくそう話し消していたライトをつける)
>詩乃、all
(暗闇のなか震えた手でポケットから何かを取り出そうとした詩乃がそれを落とし、腕で頭を庇うように壁へと背中を張り付けて蹲る彼女を見ると自分を守るのに必死のようだ。そっとしておいてくれと、か細い声が聴こえては顔色が優れないままではあるものの幼いながらに"無理もない"と理解を示して小さく笑んでは息を微かに溢して緩く頷き)
玲士(れいじ)「……うん、分かった。…怖い思いさせて…、ごめ…、ん。」
(トガとの戦闘で失血し過ぎたのか頭が回らず、兎に角皆無事であった事だけで気が緩み。気が動転してしまっている詩乃に謝る途中、瞼が重くて保っていた意識が遠退き。燈が叫んで駆け寄ってきたのが先かそれとも自分が倒れるのが先かは分からないものの木の床に俯せで倒れ)
>霖乃助、all(/一部訂正します。汗 保護してくださってありがとうございます…*)
(膝から力が抜けて倒れたかと思えば、霖乃助の腕の中にぽすりと小さな頭が収まっていて。腕の力強さが安心感と眠気を誘い。よく頑張ったと褒めてくれる声が青年特有の少し低いものだからか此処に居ない筈の父親に褒められたかのような錯覚を起こしながら僅かに口角が嬉しそうに微笑むものの、ぼぅっと目を開けると霖乃助のいつも笑っていた優しげな目元や口元が心配と痛ましさで埋まってしまっていて、何だか申し訳無く)
玲士(れいじ)「……ん、霖乃助。ありがとう。俺より詩乃…の、側に……いてやって。……震えてる、……可哀想だ。」
(弟の燈が霖乃助の片足に引っ付いてわんわん泣いている声がし、それも申し訳無いのに何だか体が動かせず。自分より情緒の危うい詩乃の側にいてやって欲しいと、意識が朦朧とし始めているのかいつもより子供らしい言葉遣いに戻って霖乃助にお願いし。誰かが安心させてあげなければ。自分の小さな腕ではこの優しい青年のように安心感を与えてあげられないだろうから)
>玲士くん 霖乃助さん all
奏音「…ぅ、あ…?………ひっ…!?」
(ここは…あの時の小屋か。子供達を抱えて走った事は覚えているものの、情けない話だが暗闇と刃物に対する恐怖から半分意識のない状態で今まで過ごしており、小屋に入った後からは記憶が曖昧な状態であり、気の抜けたような声をあげながら体を起こすとふるふるとまだ震える体のまま辺りを見回すと、鮮血が飛び散っている事に気付いて声にならない声を上げ)
「…ちょ、ちょっと我慢してくださいね……。コレで大丈夫、だから…。」
(思わず目を背けて逃げ出したくなったが、当の本人は気丈に振る舞って周りを心配させまいとしている。本当は痛くて泣き叫びたいくらいだろうに…この子にこれ以上無理をさせてはいけない、ここで逃げ出してはいけない…震える足でなんとか立ち上がって玲士の方に近寄っていくと、少しの間を置いてから青白い回復魔法を手から放ち、玲士の傷に纏わせる事で傷を治そうとして。これで回復してくれると良いのだが…)
>奏音、all
玲士(れいじ)「……、」
燈(ともり)「玲士っ…!ゥ"っ、ゥ"…ヒック、」
("大丈夫だから泣くな。"いつも自分を宥める声すら出せない兄の様子に不安が募り、誰でも良いから兄を助けて欲しい、そんな藁にも縋る思いで燈は側に来てくれた奏音を泣き腫らした顔で見上げ。兄の血で濡れた手拭いから僅かに見えた裂けている傷口に不思議な青白い光りが纏わると皮膚が綺麗に塞がったのが見えて燈も紅い瞳を丸め、狐に摘ままれたような顔をし。皮膚だけじゃなく血管や細胞も回復して再生したのか首に鬱血等も見られなくて。弟が泣いてる声に反応して覚醒するよううっすら開く瞼から金色の瞳が覗き、視線を動かすと眠気眼のまま頬を濡らした燈の泣きっ面を目にして)
玲士(れいじ)「……燈?……酷い面(ツラ)だ、…武士の子なんだから、泣くな……。」
燈(ともり)「玲士っ…!ヨ"カっ、ヨカッタ…。ゥ"っ……ヒック、モウ、痛クナイ…?」
玲士(れいじ)「…うん、痛みは感じない、…どうなってるんだ…?」
>燈 玲士 奏音 詩乃
玲士君!!
良かった、意識を取り戻したみたいだね。意識を失う直前まで弟や他の人を心配するなんて、本当に君は強い人だな・・・
というか、君が玲士君にしてくれたのはもしかして魔法?だとしたらすごいな、魔法なんてアニメでしかみたこと無かったから本物をみれるとは思わなかったよ
(自分の腕のなかで気絶した心優しい少年を心配そうな眼差しで見つめるも、奏音がかけてくれた治癒魔法で意識を取り戻したことを確認すると小さな温もりを放す。その後、キラキラとした眼差しで彼女を見つめ称賛の言葉を贈る)
・・・
大きなお世話だってことは分かってる、けどせめてこれだけはさせて。
(先程は詩乃の気持ちを尊重し少し一人にさせてあげようとしたものの、傷ついた自分より他人を思いやる玲士の言葉に感化され、彼女のもとに歩み寄る。その後、行きすぎた行動ではあるとと一言言葉をおくと彼女の背中を優しくさすり恐怖心を少しでも和らげようとする。)
>霖之助、燈、玲士、奏音
影原「…ほぁ…はぁ……ほぁ、はぁ……ほあぁ…はぁ……。」
「……ほ…、ふ…。ほぁ……、ぐっ……」
(過呼吸が止まらない。一度外から塞いだ頭は、安堵を取り戻そうと穴だらけの壁の中で私に必死に酸素を取り込ませようとするばかりで。そんなに過剰に取り込んだところで精神衛生が正常に戻る訳でもないのに。半ば衝動と強迫に押されるようにそれを繰り返す。身体の震えが止まらない。恐ろしい。今塞いだ視界を開いて暗闇と向き合うのは恐ろしい。静寂がどうしようもなく恐ろしい。そんな風で求める安堵とは裏腹に恐怖に埋められていく負の連鎖に陥るなか暖かな体温を含んだ手が自分の背中に触れ、急に呼吸が緩やかになる。人間味を感じるそれが段々人の気配の形へ鮮明に補完されると身体の震えが緩やかに止まり、精神が安定を取り戻し始め)
「……私の眼鏡ケース…、取ってもらってもいいかな…。」
(頭を庇っていた腕をだらりと降ろしては、まだ小さなその声で眼鏡ケースを取って欲しいと頼み。今震えの止まった手なら、付け焼き刃のまじないをかけ直せるかもしれない。)
>霖乃助、詩乃、all
玲士(れいじ)「…ううん、ありがとう、霖乃助。…その、とても温かかった。」
燈(ともり)「…倒レル玲士、支エテクレテアリガトウ、リンノスケ…!」
(玲士は腕の中で薄れいく意識下に褒められた霖乃助の声を父親だと勘違いした気恥ずかしさから一瞬視線が下がってしまうものの、視線のみちらっと彼に向けては霖乃助の腹辺りでポソポソっと礼を言い。燈は自分の目元を両手で擦って拭うなり目を赤く腫らしたまま満面の笑みで霖乃助に感謝し。兄弟二人は頼りになるお兄ちゃん、兼、師匠的存在に安心して落ち着くように)
玲士(れいじ)「……良かった。」
燈(ともり)「ウン。詩乃…良カッタネ?」
(霖乃助がそっと離れると心配していた詩乃に駆け寄ってくれて、優しい彼が背中をさすって少しずつ恐怖心が和らいでいく彼女の様子を幼い兄弟二人で遠くから見守り)
玲士(れいじ)「…何て礼を言ったらいいんだか。…あんたは命の恩人だ。…本当にありがとう。…えっと、」
燈(ともり)「…ウン!…サッキノ、魔法っ?凄イ…!ドウヤッタノっ…?…エット、」
(取り敢えず先に危険人物であるトガという少女をあまり寒暖差の少ない別部屋で毛布に包んで、額のコブが腫れてこぬよう冷水を絞ったタオルをぺたりとおでこに貼り。起きて暴れぬように肩から縄でぐるぐる巻きにしておいてから部屋を出てくるとふぅ、と兄の玲士は溜め息し。奏音に向き直りながら感謝を告げようと深いラピスラズリのような大きい瞳を見るものの、兄弟二人で名前を呼ぼうとして詰まり。そういえば騒動に紛れてこの摩訶不思議な術を使う少女の名前を聞き忘れていた事に今更気付き)
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