語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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>エマさん、他
【デイジー、リリィ/ルメンクス(市場)】
デイジー「……!モシカシテ、売ルツモリナノ…?」
(ついてきて、というエマの言葉に突如何か嫌なものを思い出したのだろう、怯えたような表情に変われば数歩後ずさり)
>リリア、広場ALL
【カプチーノ・ベーカー/テネリタス(広場)】
「あー…俺は大丈夫っす。あなたが助けてくれたんで、怪我とか盗まれたもんとかなかったし…。えと、ありがとうございました」
絡んできた人間が去っていったあと、ローブをみにつけた女性がこちらに近づいてきた。彼女が何者なのかはわからないが、様子を見るに、自分に危害を加える心配はないと判断し、ひとまずは自身の無事とお礼を告げる。
口には出さないが、彼女の口調が先程とは変わっていた。おそらくは、こちらの方が素なのだろう。
「しかし、俺あんまり外に出ないんで、人間って話でしか聞いたことなかったんすけど、あんなに意地汚いのがいるんすね…」
カプチーノは引きこもり故に、必要外の外出は滅多にしない。そのため、先程までに人間というものに出くわす機会がなかったが、人間というのはあれほど意地汚いものなのかと、世間話感覚で話してみる。
(ルークside)
>原田、沖田、小鳥遊
(アーロンside)
>アナゼル、(スレッタ、ゲダツ)
【ルーク・ウィリアムズ、アーロン/ルメンクス(森)】
(ルークside)
ルーク「総司さん、左之助さん、月愛さん、ですね…よろしくお願いします!あ、それから、うちのアーロンがすいません。彼、いっつも自分勝手に動くこと多くて……」
自己紹介をした3人の名前を確認した後、ルークはよろしくと挨拶する。その後、アーロンが勝手に離れていってしまったことを、ため息混じりにお詫びして。
ルーク「……まあ、彼のことだし、後で合流できると思います。ひとまず、出口を探しましょうか」
離れてしまったアーロンを心配しつつも、そのうち合流出来るだろうと思い直し、出口を探そうと3人に呼びかけ。
(アーロンside)
自分が話しかけた仮面の男(アナゼル)は、自分に警戒している様子で、剣の柄に手をかけている。
以前の自分なら、「やるならやってやるぞ」と武器である鉤爪を取り出してるところだが、相棒や仲間たちとの活動を通し、考え方を改めたアーロンは、目の前の彼との対話を試みる。
アーロン「……俺はアーロンってもんだ。何もてめえとやり合おうってんじゃねえ」
手をヒラヒラさせ、彼に歩み寄りながら、彼の質問に答える。
アーロン「俺はハスマリー公国ってとこにいたんだが、いつの間にか気ぃ失ってな。んで、気がついたら相棒と一緒にこの森にいた……。様子を見るに、てめえも似たような状況だろう?」
こちらの状況を説明し、先程さまよっていた様子から、彼も自分と似たような状況ではないかと尋ねてみて。
>カプチーノ、広場ALL
【リリア・テネリタス(変装)/テネリタス(広場)】
リリア「礼はいらないわ。あくまで当然の仕事をしただけだもの」
彼から礼を告げられれば、見回りのことまでは言わずとも、あくまで役割を果たしただけであると告げる。一見冷めた態度に見えるかもしれないが、これでも彼女なりにお礼の言葉はしっかりと受け止めている。
リリア「あぁ、さっきみたいな輩は最近になってよく現れるようになったのよ。…酷い時には、身代金を求めて誘拐事件を起こすやつもいるらしいわ。あんたも、運が悪かったら巻き込まれていたかもね」
その後、あまり外に出ないと言う話を聞けば、近頃の問題を知らないであろうと推測し、1部のルメンクスの人間が問題行動を起こしていることを伝える。その中には『誘拐』などの恐ろしい言葉がサラッと混ざっていたり……
>エマ、カリア、夏菜子、アルファ06、デイジー、リリィ、優希、市場ALL
【霧雨魔理沙/ルメンクス(市場)】
魔理沙「へぇ…お前ら(デイジー、リリィ)も使えるのか。これは、一体どんな魔法を使うのか気になるところだな」
魔法使いと聞いて目を輝かせる少女(リリィ)に驚きながらも、彼女達(デイジー、リリィ)も魔法が使える存在であることを知れば、どのような魔法が扱えるのかと興味津々な様子で聞こうとする。
しかし、近くで庶民風な少女(エマ)が出した提案を聞くと、三つ編みの少女(リリィ)に向けて今の提案が耳に届いたかどうか確認しようと問いかける。
魔理沙「……今の話、聞こえたか?あっちのお姉さんが大事な用があるんだってさ。因みに、私達も一緒に行くつもりだぜ。…何たって、『突然』知らない場所に来てしまったからな。何も知らないよりかは、ここの住民に詳しい話を聞いておくのがいいと思うだろ?」
途中、長い金髪を持つ少女(デイジー)が後退りする様子が見えたため、目の前彼女(リリィ)ももしかしたら怯えてしまうかもしれない。警戒心を薄れさせるため、魔理沙は自分の置かれた状況を交えながら、遠回しに着いてきてほしいと言うことを伝えて。
>魔理沙さん、他
【デイジー、リリィ/ルメンクス(市場)】
リリィ「………私達、ドコニツレテイカレルノ?」
(自分たちもついて行く、と魔法使いを名乗る少女に言われはしたが、やはり連れていかれることに抵抗があるのだろう。デイジーと同じように怯えた顔をしていて)
【ルメンクス(森)/スレッタ・マーキュリー】
「へ・・・・ひぃぃやぁぁぁ!?!?!???・・・はっ・・・へ、ひっ・・・ひとっ!・・・ひ、人!?で・・・ですか?」
(突然空から落下してきた謎の黒い物体、もとい黒い服装の人間、間延びするようなおかしな声を先に大きな音を立てて落下する様子を見たスレッタ、こちらも間の抜けた叫び声を大音量で叫んであり得ない速度で、エアリアルの影に隠れて様子を見る。そして冷静になるに連れて落下してきたのが人であると認識し始め、声をつまらせ大きく慌てつつも声を掛ける。)
>ゲダツ ALL
>99 主様
ご返答有難うございます!以下にてプロフィール提示しますので、再度ご検討宜しくお願いします。不備など御座いましたら遠慮なくお伝え下されば幸いです。
☆訪問者側
名前: トラファルガー・ロー
作品: ONE PIECE
性別: 男性
年齢: 26歳
容姿: 身長191cm。黒髪の短髪で白い毛皮状の帽子を被り、鍔に毛皮の付いた身の丈程ある大太刀の妖刀【鬼哭】を常に携えているがその長さ故に腰に携えることはせず、肩に担いでいるか又は結紐で肩掛けている。体中にトライバルタトゥーが彫られており、両肩と胸にはハート、背中には海賊旗のマーク、指には一文字ずつ【DEATH】の文字が彫られている。これは医者として人を生かす為にと、よりシ(一応以後も、直接漢字などを避けます。)を身近に感じるために、幼少期に彫られたもの。両腕や両甲にもあるが、真意は現在不明。目付きも悪く高身長も相まって一般人からすれば威圧感があるとかないとか…。
呼び出された国: ルメンクス国
備考: 版権世界での異名は【シの外科医。】と呼ばれ、ハートの海賊団船長。常に冷静沈着で世間では残忍で名が通っているが、気まぐれで行動するなど掴み所がなく、意外と子供っぽい一面もある。医者であるためサツ人は余り好まないが、例外を除き人助けは嫌っている。仲間に対してもドライな言葉を吐くが、実際には見捨てることはしない。身分階級など関係なく重い病患う人なら無償で治療もする。とある過去の経緯から「自由」であることに拘る。冷淡さと不器用な良心の入り混じった複雑な態度をとることが多い。パンよりご飯派。寧ろ能力駆使してでもパンは食べない説。世界に飛ばされた後に何らかの衝撃より森奥で意識失っていたところ、アリアンヌ(以下、参照。)に助けられて以降、この世界の情報収集の為と少女へ恩義もありやむを得ず条件交わし一時身を寄せている。
※身体能力や使用技などはページ流れや、レス消費を防ぐために記載の省略。必要時に展開予定、制限はROOMの使用回数と体力消耗。
(以下、場面によりサブとして操作する場合御座います。創作ですので必要あれば誰でも使用大丈夫です。)
【ヘリアンサス・アナス】
ルメンクスの住宅街にある、小さな宿泊施設。昔こそは繁栄していたもののテネリタス国の魔物出現の影響で現在は宿泊者が激減している。
★ヴァルク・ルタス
ヘリアンサス・アナスの宿泊施設の店主、眼鏡を掛けたアリアンヌのお祖父さん。数年前に実の娘でありアリアンヌの両親を魔物に命を奪われており、以後テネリタス国を憎んでいる。愛孫であるアリアンヌの懇願に根負けて店の用心棒として、見知らない人物のローを雇う形で衣食住を提供する。
★アリアンヌ
無邪気で目優しい小柄な7歳の少女、ぱっつん前髪の三つ編みおさげ髪。森で意識を失っていたローを見付けて以後、世話を焼いてくれる。料理や家事など得意で担当しておりお店の看板娘。平和主義で両親のことを知っていても、いつかルメンクス国とテネリタス国が仲良くなるように願っている。パンが大好き。
【光ノ国_ルメンクス〈市場〉[夏菜子、カリア]
>アルファ06|エマ|魔理沙|デイジー|リリィ|優希|市場ALL
夏菜子「森のおやしき!すっごいね!私もおやしきにすんでるんだ~!」
夏菜子は目をキラキラ輝かせて答えた幼い少女(デイジー)に対し自分もそういった「お屋敷」で暮らしている、と嬉しそうに話す。彼女もまた、人間達の世界へなかなか赴かずに過ごしてきた為、改めて世界の広さを実感する事だろう。
__とはいえ今ここにいる世界は元々自分がいた世界ではない為、ふと「自分が住んでいたところにもこういう子達はいるのだろうか」とぼーっと疑問に思いながら考えていたが今は考えなくてもいいと感じ、すぐに頭の中から消してしまう。
年齢が近い事もあってか、かなり貴方が気に入った様子でにこにこ、上機嫌で嬉しそうに話す。が、暫くするとエマが彼女達(デイジー、リリィ)に提案を持ちかけ、「一緒に来てほしい」と言われた途端怯え出してしまう姿を目撃し、かつての自分と照らし合わせる。
何か辛いことがあったのだろうか、と感じて、少し複雑な表情をしつつも、目の前にいる二人の人形に手を差し伸べる。
夏菜子「だいじょーぶ!こわくないよ!わたしもおねえさんについてくよ!
なんでかわかんないけど、わるいおねえさんじゃないとおもうの。
なにかあったら、わたしがすっごーいまほうで、やっつけてあげる!だから、いっしょにいこ!」
と、はにかんだ笑顔で自分も大人(エマ)ついていくこと、何かあったら自分がやっつける、と元気にそう伝える。
だが、不安を感じていないと言ったら嘘になる。自分だって不安だ。信用していいかさえわからない。いきなりやってきては話しかけてきた人を信用できるかと聞かれれば微妙だろう。
とはいえ、自分が泣いたって、不安だと言ったって、感じていることは皆同じなのだ。どうしようもない。
我慢は大事だと、教わった。しっかり実践すれば、きっと乗り越えられる筈。
それに、もし何かあっても__お父さんが、私にはついている。
だから、きっと大丈夫。そう、半ば無理矢理自信を強く持ちながら、はっきりと彼女達(デイジー、リリィ)に伝えて。
カリア「夏菜子…」
カリアはその様子を見て驚いた。あまり人と関わっていないにも関わらず、こんなにも元気で、他の子供と何ら変わらないくらいの明るさで話していたからだ。
相手が人間じゃないことや魔法が使えることが大きな要因にはなってそうだが、あまり心を開かない場面が多く、それを数多く見てきた自分自身にとっては、かなり珍しい事だった。
素直に喜べない、捻くれた自分がいることに情けないと感じる__やはりどうしても心配になってしまうのだ。
幸か不幸か、それははっきりとわかった。
どこか無理をしている気がする。変わった環境で、右も左も分からないんだから、もっと甘えてもいいのに。
彼女は、不安にさせないように、一生懸命教えているのだ。「安全であること」を。
自分がくよくよしていたって、泣いていたって、どうしようもないことを、理解しているのかもしれない。
とはいえ、まだ人生の半分すら行っていない、子供の中の子供である彼女が、そんな事をわかっているのかどうかはわからない。自分の考えすぎかもしれない。
そう思いながらも、夏菜子や人形達の様子をじっと見守っている様子で。
【闇ノ国_テネリタス〈住宅街〉[シグキン、バチキン]】
シグキン「さて、次は誰にすっかな…」
バチキン「住民なんかいくらでもいるバチ!片っ端から話しかけるバチよー!すみませーん!」
住民を探そうと、シグキンが先頭になり探索を続ける。バチキンは辺りを見回しながら、片っ端から話しかけるぞ、と自分が活躍した(と勝手に思っている)ことに誇りと自信を持っているようで、先程よりはかなり上機嫌の様子。
_そして、また新たな住民を見つけたのか、すみませーん、と言って話しかける。シグキンはびっくりして「おい、ちょっと_」と、慌てた様子でバチキンについていく。
彼女が話しかけた相手は、シグキンが先ほど見た「獣の耳」が生えている人間であった。
ケモ耳の住民「ん…あ、さっき騒がれてた新人さん。」
耳の形状からして、ウサギだろうか。ぼーっとしていた様子だったが、話しかけられるとすぐに反応し、先ほどシグキン達の会話も聞こえていた様子で、新人、とのんびりした声で話す。
バチキン「可愛い耳バチね~この国にはいろんな魔物が住んでるバチ。」
と、触ってみたそうにじっと耳を眺めながらこの国にはいろんな魔物が住んでいる、と物珍しそうに辺りを見回している。
ケモ耳の住民「ど~も。嬉しいね~、そういうの言われると自信つく~。」
そしてケモ耳の住民は嬉しいね~、とのんびり口調で返しつつも感情はしっかりあるようで、先程よりかは上機嫌になっている様子。
シグキン「荒川に似てはいるがちょっと違う口調だな…さっきの会話が聞こえてたんなら、お前に聞きたいことがあるが、それはもうわかるよな?」
ケモ耳の住民「うん。テネリタスには人間は住んでないんだ。逆に、ルメンクスには魔物は住んでない。
人間達は「魔物=危険で悪いヤツら」だと思ってて、時々いろんな場所に現れてはワタシ達を襲うんだよ。ここら辺はおとなしい魔物が多いんだけど、凶暴で悪い奴らも少なくないのさ~。悪いヤツらは人間を襲いに行ってるらしいよ。」
ケモ耳の住民の喋り方や声を聞き、何となく自分の仲間の一人もこんな感じだったな、と思いつつも口調だけ考えるならちょっと違うだろうと感じ、さっきの会話がわかるなら、何を聞きたいかわかるだろうと言うと住民はすぐに答える__
テネリタスには人間がいないこと、そしてルメンクスには魔物がいない事を話し、人間達は魔物は危険で悪い奴らだと思っているらしく、いろんな場所に現れては自分達を襲う、と説明する。ここら辺はおとなしい魔物が多いが、凶暴生物も少なくはないようで、人間達を襲っているらしい。
シグキン「うわぁ…まさにどっちもどっちって感じだな…めんどくせぇな。」
バチキン「つまりどういう事バチ?」
シグキン「簡単に言うと、向こうの国の奴らはこの国の奴ら全員殺さないといけないくらいやべーヤツだと思ってて、それは元々この国の一部の悪い奴らが向こうの国の奴らを襲ったせいらしいんだよ。でもこの国の奴らはおとなしい奴が多いから、それに困ってるんだと。」
バチキン「何だか混乱してきたバチ…とにかく、この国の住民は向こうの国の住民と今喧嘩してる感じバチかね!」
シグキン「…まーそんな感じだな。」
シグキンはそれに対し、人間の方も理由はわかると言えばわかるが、流石に度を超えているし、魔物達の方も罪のない魔物まで巻き込まれているんだからたまったもんじゃないだろう。まさにどっちもどっち、と言う感じで、それで人間を恐れているのか、とシグキンは納得する。
もし自分達がこの問題を解決するならちゃんと両国で話し合ってもらったりするしか埒があかないだろうと感じ、めんどくせぇ、ときっぱり言い放つ。
バチキンは何も理解していないようで、シグキンが簡単に説明をする。とはいえだいぶ端折られた状態+あんまりわかってなさそうだがまあ大丈夫だろうと無視をする。
ケモ耳の住民「なんか昔っから国同士仲が悪いみたいだよ。」
シグキン「…もしかしてこの問題昔っからあったんじゃねえのか…??」
ケモ耳の住民「ワタシもそう思ってるよ。真実はわからないけどね。」
シグキンはなんとなくさっきの問題が昔からあったんじゃないかと睨んでいるが、住民は知らない様子とはいえ同意見を述べている。
シグキン「なんだ…その…大変だな。まあ、でも情報はもらった。ありがとな。」
バチキン「バイバイバチ~!」
ケモ耳の住民「は~い。気をつけてね。」
と、軽くシグキンがお礼を言い去っていく。住民も手を振り、嬉しそうに見送っている様子。
シグキンもバチキンも、また情報を集めるために住民を探している様子で。
(/この後一回戦闘を挟みたいのですがよろしいでしょうか?相手はモブのルメンクスの戦士で、こっちが出そうと思っていますが、何かご要望などありましたらお申し付け下さい。)
【ルメンクス(森)/原田左之助、小鳥遊月愛、沖田総司】
>ルーク
原田「いや、俺達のところも勝手に行動する奴らがいるからな」
アーロンが勝手に行動したことをルークが謝ってくると左之助が笑いながら気にしてない様子で自分たちも同じ人がいるからと答えて
月愛「兎に角、出口だよね。いつまでもここにいたらなにが分かんないし」
沖田「そうだね。早く出口探そうよ」
月愛は考えながら出口を探すことに賛成して、総司も答えて
>エマさん、他
【デイジー、リリィ/ルメンクス(市場)】
リリィ「…本当ニ?行先ガ真ッ暗ナ実験施設ダッタリシナイ?」
デイジー「拘束シテ、ドレクライ耐エラレルカ電気デビリビリシタリトカシナイ?」
(どこぞのサスペンスホラーだと笑われそうな事を、なおも怯えた表情でそう問いかける。まるで経験したことがあるかのように具体的に聞いてくるだろう)
>109
【プロフ・動かすサブの説明確認しました!不備はないので、参加許可します!】
>ALL
【他の方への返信はしばしお待ちください】
>リリア、広場ALL
【カプチーノ・ベーカー/テネリタス(広場)】
お礼を述べるこちらに対し、女性(リリア)は仕事をしただけと返す。
「はぁ、それはそれはお疲れ様っす……」
彼女がどんな役割を持つものか知らないが、先程のように人間に絡まれた魔物を助ける作業など、面倒くさがりな自分にはとても無理だと思い、お疲れ様、と軽く告げ。
その後、彼女からこの国の近況を聞けば、「うへぇ」というような声を上げ。
「人間がなんかやらかしてるっつーのは聞いてたけど、まさかんな物騒だとは……やっぱり外はろくな事ねーや…」
面倒事が嫌いなカプチーノは、最近のようなものにくわえ、酷い時には誘拐をする者もいると聞けば、やはり外はろくな事がない、と肩を竦め。
ただ、めんどくさいというだけで、怖いと思ってる様子はないようだ。
>シグキン、バチキン、ALL
【セル/テネリタス(住宅街)】
リザードマンの老人「むむ?お主、見ない顔じゃのう。新顔かね?」
セル「ん?」
次に話を聞く住人を探すセル。すると、呼び止められて足を止める。話しかけてきたのは、トカゲのような姿をした老人だった。
セル「あぁ、私はここに来たばかりでね。ここのことをあまり知らないのだ」
リザードマンの老人「なんと!ならばリリア様のことも知らんと?」
セル「リリア様……?」
ここのことを知らないというセルに対し、老人は目を見開き、リリア様のことを知らないのかと尋ねる。それに対し、セルは不思議そうに首を傾げ。
リザードマン老人「この国を治める魔王様じゃよ。非常に美しいお方で、気品とカリスマ性を兼ね備えた方でなぁ…ワシより若い見た目をしているのだが、なんと魔王様のお年は千年を越えておるのじゃ」
セル「魔王、ねえ……」
リザードマン老人「この国の者は、人間を嫌う者が多いが、魔王様は特に人間を嫌っておってな。たしか、昔あった戦争が関係して居るようじゃが…はて、歳のせいか忘れてしまったわい」
リリアというのは、この国の魔王らしい。魔王と聞き、セルは自分の中に取り込まれた細胞のひとつの持ち主、ピッコロ大魔王をおもいだしつつ、老人の話に耳を傾ける。どうも魔王は、特に人間嫌いらしく、その理由は過去にあった戦争が関わるようだが、肝心なことを老人は忘れてしまったらしい。
【了解しました。何かありましたら途中で報告しますので、よろしくお願いします。】
>原田、沖田、小鳥遊
【ルーク・ウィリアムズ/ルメンクス(森)】
「そうなんですか……そちらも大変そうですね」
彼らにも自分勝手な行動をする者がいると聞き、ルークは率直な感想を述べる。
その後、早く出口を探そうと聞けば。
「何があるのかわからないので、慎重に行きましょう」
なんて言いながら、そのまま静かに歩き出し。
【テネリタスのモブ魔物を出し、軽い戦闘を行おうと思いますが、いかがでしょう?】
【闇ノ国_テネリタス〈住宅街〉[シグキン、バチキン]】
>セル|住宅街ALL
シグキンはふと考えた。
_自分達がここに突然呼び出された理由と、国で起きている問題。もしかしたら、結びつくのではないか_と。
だから武器も一緒に置いてあるし、合わせて考えるとどうも合点がいき納得できてしまう気がするからだ。
とはいえ面倒くさがりでぶっきらぼうなシグキンからしたらたまったもんじゃなく、また苦労に巻き込まれることになる。それは少し勘弁してほしいとはいえ、もし本当だったら嫌でも向き合わなくてはいけないな、と思いつつも_気晴らしに、バチキンに自分の考えをなんとなく述べてみることにした。
シグキン「…なあバチキン。もし俺達があの「喧嘩」を止めるために呼ばれたんだとしたらどーするよ」
バチキン「えぇ!?急になんだバチ…まあ、お願いされたらどーにかして止めるしかないバチ…っていうか、私達がそれで呼ばれたとはまだ決まったわけじゃないし、気にしすぎない方がいいと思うバチよ~。」
シグキン「…まあ、それはそうだがそうじゃねえ…理由としてはありそうだと思っただけだ。」
突然聞かれてバチキンは驚くが、シグキンの話を聞きうーんと唸った後、お願いされたらどうにかして止めるしかないんじゃないか、と言われる。
まあそりゃそーだわな、とシグキンは納得する。バチキンは相変わらず楽観的で、にこにこ笑顔になりながらも「気にしすぎないほうがいい」と優しく説得され、一部当たっているがそうではない、とやんわり否定する。
気にしすぎているわけじゃない、と完全に否定はできないが、気になりつつはある。
とはいえ呼び出された理由の一つに国同士の争い事は含まれていると感じ、ただそう思っただけだ、と呟くように言葉にする。
そしてまた歩いていく__情報を集める為。
_だが、シグキンもバチキンもこの先に起きるトラブルを、二人はまだ知らなかった。
スライムの住民「きゃーーー!!誰かーーー!!」
シグキン「…!?」
突然、住宅街中に響き渡る悲鳴。もしや、なにかあったのかと思ったシグキンは急いで悲鳴のあった方向へ駆けつける。バチキンも同じく悲鳴に気づいたようで、二人の沼は足速に駆けていく__
そこで見た光景は、悲惨そのものだった。
コブリン(子供)の住民「わーん!!!おかあさーん!!!」
コブリン(母親)の住民「やめてください!この子から離れて!」
過激なルメンクスの騎士「うるせぇ!魔物を全部倒せば、俺達『ルメンクス』の国は平和になるんだ!お前ら、こいつの命が惜しけりゃ手を上げろ!」
シグキン「あ?なんだなんだ!?」
バチキン「もしかして、あいつがルメンクスに住んでる人間バチか!?」
運がいいのか悪いのか、どちらかといえば不幸に近いのだが、ルメンクスの人間というものが姿を現す__が、その者がとった行動は非道なもので、子供の魔物を人質にして何かしようとしている様子だった、
シグキン達のこともバッチリみられていたようで、暫くすると人間は声を荒げる。
過激なルメンクスの騎士「おい!!そこの白い怪物どもも手を上げろ!!こいつの命が惜しくないのか!」
コブリンの子供「うわーーん!!!」
バチキン「思いっきり見られてたバチーーーー!?」
シグキン「…おい、あんたが…えーっと…隣国に住んでる人間か?魔物が襲ってくるからってこれはやりすぎだろ。」
過激なルメンクスの騎士「ふん!誰だか知らねえが、元はこいつらが撒いた種だ!非道な事をしたって許される!因果応報なんだ!邪魔するってんならお前らの命もねえぞ!」
シグキンは物や人の名前を覚えるのはあまり得意ではない為か、国の名前がパッと出て来ず、(さっき戦士が口走ってたのに)お前が隣国の人間か、と軽く聞いた後人質を作るのは流石にやりすぎだ、と注意するが…相手は魔物の言葉なんぞ聞き入れるつもりはないと言わんばかりに無視して反論する。
非道な事をしたって許される、邪魔するなら命はない__そんな脅し文句が、彼らに通用するわけもなく__むしろ今まで退屈していたようで、待ってましたと言わんばかりにバチキンはニヤリと口角をあげながら腕に装着しているガトリングを構え、シグキンは騎士とバチキンの様子に少々呆れた顔をしつつも鎌を持って戦闘態勢になり、騎士の前に立ち塞がる。
シグキン「…やれやれ、話し合いで解決する気はないらしいな…じゃあ、邪魔させてもらうせ!」
と、堂々と大声で言い放ち戦闘が始まる。
バチキン「シグキン!私はあの人間を狙うバチ!シグキンは子供を!」
シグキン「ああ、任せろ!…あ!まてバチキン!その人間は殺すなよ!?」
バチキン「言われなくても生かしとくバチよ!私をなんだと思ってるバチ!」
この世界でも二人のコンビネーションは健在。むしろ長い間居続けて相棒同士のような関係である彼等にとって、戦いなど日常茶飯事。バチキンはガトリング装着した状態で走り出す__目標は人間。
シグキンに人間は殺すなよ、と焦った様子で釘を刺されるが、そこまでするつもりは元々ない為、自分をなんだと思っているんだ、とツッコミつつ向かう。
騎士はバチキンが襲いかかってくるのを見て焦りながら「くそ!もういい、このガキは俺が殺す!」
と叫び出すが、横を見ると人質に取っている子供はおらずもぬけの殻。その様子を直視して更に驚いた表情を見せる。
過激なルメンクスの騎士「な、なんだ!?おい!どこ行きやがった!」
シグキン「悪いが、子供は俺が預からせてもらった。」
コブリン(子供)の住民「にーちゃんかっけー!」
__そう、バチキンが作った隙を利用して既にシグキンが子供を避難させていたのだ。
コブリンはその様子に目を輝かせながら、「かっこいい!」とヒーローを見るような眼差しでシグキンを見つめており、それをみたシグキンは少し顔を緩ませながら「あー、ありがとな。」と軽くお礼を言う。
シグキンはバチキンに合図を送る。「ぶちかませ」と。その合図を受け取り、バチキンは右目をキラン、と赤ピンク色に輝かせながら叫び、まずは相手の動きを止める。
バチキン「くらうがいいバチ…《グラサンフラッシュ》!」
過激なルメンクスの騎士「ぐわぁあ!!眩しい!?」
至近距離でグラサンの発光を浴びせられた為当然騎士は目が眩んでしまい、行動不能になる。その隙にバチキンは銃を構え、正確に撃つ。剣の持ち手部分に当てると人間は反射的に剣を離す為、それで戦えない状態__いわゆる戦闘不能にすれば、生かしたまま逃すことができると仲間の一人である「氷虎」に教わったことがある。
とはいえ何でもかんでも倒してきたバチキンにとってはめんどくさいから使うことはないだろうと思っていたが、まさかここで役立つとは。あいつも気が効くバチ、と感じながら相手の剣の持ち手に向かってガトリングをその場に投げ捨てた後銃を変え、引き金を引く__
バチキン「《メタルバレッタ》!」
__見事必中。騎士は手と持ち手の近い位置に銃弾を当てられ、剣を反射的に離した後そのまま倒れてしまい、死んではいないようだが気絶(?)をしているような様子で、バチキンはそれを見て終わったのだと感じ、「よっしゃーー!」と声を上げる。
周りの住民達は彼らに拍手を送っているようで、コブリン(子供)は「ヒーローだ!あのにーちゃん達はテネリタスのヒーローなんだ!」と、大喜びしている様子。
バチキン「はーっはっはっはーー!最強戦士のバチキン様からすればこんなへなちょこちょちょいのパーバチ!!」
シグキン「おい!俺の協力もあったから倒せたんだろ!勝手に自分一人だけはやめろよ!」
コブリン(母親)の住民「ありがとうございます!うちの息子を助けていただいて…!」
と、拍手喝采を受けた事で調子に乗っており__シグキンも拍手を受けられ、母親であろう大きなコブリンにお礼を言われ、少し嬉しそうだった__故に気付かなかったのだろう。
バチキンの背後に気絶のフリをしていた騎士が、小型ナイフを持ち、バチキンを刺そうとナイフを振り上げているが、バチキンはそれに気づいていない様子で__
【ルメンクス(森)/原田左之助、小鳥遊月愛、沖田総司】
>ルーク
原田「そうだな。慎重に行くか」
沖田「いや、左之さん、一番に突っ込みそうだよね」
ルークの言葉に左之助が答えるとつかさず総司が横から突っ込んで
月愛「まぁ、油断は禁物だよ」
月愛は微笑みながら歩き出して
【大丈夫ですよ!戦闘行いましょう】
>シグキン、バチキン、ALL
【セル/テネリタス(住宅街)】
セル(……人間嫌いの魔王、不仲の両国、戦争、か……)
これまでに聞いた話を整理しつつ、次はどうするかと考え込むセル。その時、突然住宅街に悲鳴が響く。
セル「……なんだ、あの辺が騒がしいな」
リザードマン老人「なにやら、事件があったようじゃな…あ、お主!」
騒がしいなと呟きながら、悲鳴のする方へと向かうセル。セルと話をしていた老人は、慌ててセルを引き止めるも、セルはそのまま駆け出していった。
セル「……騒ぎの元凶は、あれか」
腕を組みながら呟くセルの視線の先には、人間がゴブリンの子供を人質にしている様子だった。
セルは正義の味方でもないし、あの子供がどうなろうと自分には関係ないと思いつつも、ウォーミングアップにはちょうどいいか、と思いながら、その人間の元に向かおうとした。
だが、自分より先に動いた者がいた。シグキンとバチキンだ。シグキンは隙を着いて子供を救い、バチキンは銃で人間の持ち手を狙い、人間はそのまま倒れてしまった。
セル「……あいつら、なかなかにいい動きをするじゃないか」
力は自分には及ばないだろうが、動きはコンビネーションはなかなかのものだと、セルは感心する。
そのままセルは拍手をする住人たちの間をくぐり、2人に近づこうとしたが……。
セル「……ッ!」
バチキンがたおしたはずの人間が、バチキンの背後にたち、小型のナイフを持っているのがみえた。彼は気絶したふりをしていたのだ。バチキンはそれに気づいていない。
セル(私が助ける義理はないが……)
そう思いつつ、セルはバチキンの背後に手を向け、「後ろにいる!」と声をかける代わりに、エネルギーの弾丸を手にため、そのまま放った。人間にあたるスレスレのところへ。
>原田、沖田、小鳥遊
【ルーク・ウィリアムズ/ルメンクス(森)】
ルーク「あはは……」
左之助に対する総司のツッコミに苦笑いしながら、ルークは彼らと共に出口を探す。だが……。
ルーク「……ッ!3人とも、止まってください!」
ふと、殺気を感じて足を止め、ルークは3人に立ち止まるように叫ぶ。
【ありがとうございます。次あたりで魔物をだします】
>ルメンクスの広場ALL様
【今ルメンクスの広場の皆様に返信しようと思いましたが、時間がないので次回お返しします!】
【闇ノ国_テネリタス〈住宅街〉[シグキン、バチキン]】
>セル|住宅街ALL
過激なルメンクスの騎士「(へっへっへ…バカな奴め…これで終わりに__)!?」
騎士がバチキンを刺そうとした瞬間__エネルギー弾が騎士の横スレスレを通過していく__
そのあまりの突然さ、そして騎士の顔はみるみる顔を青くして「ひ、ひぃぃぃ!」と情けない悲鳴をあげる。
シグキン「…!!バチキン!危ねぇ!!」
バチキン「へ?」
その様子を見たシグキンは即座に大鎌を構え、バチキンに危ないと伝えた後に長い持ち手部分を棒がわりにして騎士の腹を思いっきり強く突く。
過激なルメンクスの騎士「ご”は”っ!!」
攻撃は命中し、騎士はそのまま少しの距離を吹っ飛んで倒れてしまい、完全に動かなくなる__どうやら完全に気絶したようで、シグキンが確認しなくてもそれは明らかだった。
バチキン「あ、あいつまだ動けたバチ!?」
バチキンは顔を青くしながらもし当たっていたらと思うと_と嫌な想像をして冷や汗を掻く。
先程のエネルギー弾がどこからかはわからないが、とにかく助けてくれたことに恩を感じつつ、シグキンの方を見る。嫌な予感。
シグキン「…」
シグキンは当然軽く怒りを覚えていた。バチキンに対してもそうだが、何より自分に腹が立っていた。浮かれていたせいでバチキンが攻撃される寸前まで気づく事ができなかったのだ。
不甲斐ない自分自身が情けなくて、そして調子に乗っていたバチキンに対しても尻拭いをする形になり、これは一度叱らなくては、と感じたのか無言で近づいて__
シグキン「馬鹿野郎が!!俺がどんだけ心配したと思ってんだよ…!」
と、軽くバチキンを叩く。力はあまり込めてない為それほど痛くないが、バチキンからすれば申し訳ない気持ちでいっぱいだし、何よりシグキンの表情が怖い。心配した、と言っている時は焦っていた感じだったが言い終わると無表情になり、少し口角をあげながら圧をかけている。
バチキンはその様子を見て焦りつつも言葉を返す。
バチキン「いや…その…調子乗っててすみませんでした!!!だから!!鎌を!鎌を構えるんじゃねーバチィ…!」
シグキン「お前なぁ…いつもそうやって調子乗ってっから肝心な所でやられるんだろうが…これでお前の尻拭いしたの何回目だよ…」
バチキン「いやシグキンもそういうミスしてるバチ。人の事言えんバチ。」
シグキン「あ”ぁ?」
バチキン「ナンデモナイバチ」
シグキン「…とにかく、次からは気をつけろよ。返事は?」
バチキン「ハイ」
と、バチキンの反論も虚しく軽くお叱りを受けた後、コブリンの母親らしき人がもう一度ちゃんとお礼まで言おうと思ったのか近づいてくる。
コブリン(母親)の住民「本当にありがとうございました…息子の命の恩人です!!助けてくれなかったら今頃…」
シグキン「いや、気にすんな。…ああいう奴らがいつも襲ってくんのか?」
コブリン(母親)の住民「ええ…最近はいつも、ではないんですがね。『リリア様』が私達を守ってくださるので…」
母親がお礼を言った後、シグキンは興味本位で「いつもああいうのが襲ってくるのか」と質問すると、最近はそうではないと言った後に、知らない名前の人物の名を言った後、どこか安心感のある表情になっている。
バチキン「りりあさまぁ?」
バチキンが聞いたことのない名前に驚き、復唱すると__
一つ目の魔物の住民「この国を治めている魔王様さ。」
住民達の中にいたのであろう一つ目の小柄で可愛らしい魔物が二人の前に現れる。
バチキンはそれを聞いてびっくりして「魔王様ぁ!?そんな偉い人がいるバチか!?」と大声で叫ぶ。
一つ目の魔物はそれを見て逆に驚いており、「あんたらマジで何も知らねーんだな…」と再確認しているようだ。
シグキン「そうなのか…そのリリア様ってやつがこの国を治めてんのか?」
一つ目の魔物の住民「そうだよ。リリア様は特に人間が嫌いらしくてね。昔のルメンクスとの戦争のせいらしいけど、真意はわかってないとか、わかっているとか。オイラは人間にもいいやつがいると思うし、早く争いなんか無くなってしまえばいいんだけどな。」
どうやら皆が言う『リリア様』は特に人間が嫌いらしく、その原因は昔の隣国であるルメンクスとの戦争によるものだそうだが、真意は曖昧のようだ。一つ目の魔物は早く争いがなくなってしまえばいい、と思っているようで、その表情はどこか悲しげである。
シグキン「ああ、そういえば…さっきエネルギー弾を打ったやつって…」
と、シグキンはさっき助けてくれた人にお礼を言おうとキョロキョロあたりを見回しており。
>カプチーノ、広場ALL
【リリア・テネリタス(変装)/テネリタス(広場)】
リリア「あら、やらかしていると言うなら、それは私達…魔物も同じでしょう。今は減少傾向にあるけど、未だに容赦なくルメンクスの民を襲う奴らもいるわ。そう、まるで__」
昔の自分みたいに。そう言いかけて、慌てて口を閉じる。先程の彼の発言に対して「人間も魔物もやってることは対して変わらない」と伝えようとしたはずだったのに、危うく余計な口を滑らせるところだった。
今のは確実に可笑しく見えただろうと思い、1度心を落ち着かせ、「ごめんなさい、今のは気にしないで」と告げる。
リリア「まぁ、そういうことだから…今後は気をつけることね。それじゃあ、私はこれで」
ともかく、目的は果たしたのでもうここにいる必要は無い。先程言いかけたことについて言及されないためにも、早く城に戻ってしまおう。そんなことを考えながら彼に軽く忠告を告げて、その場を後にしようとする。
(/魔理沙のロルは次回返させて頂きます)
【ルメンクス(森)/原田左之助、小鳥遊月愛、沖田総司】
>ルーク
原田「…!」
ルークの言葉に左之助が足を止めると槍を構えて
月愛、沖田「…殺気がすごいね」
月愛と総司も刀を抜く準備をしていつでも戦えるようにして
【了解しました!】
>ALL
【ルメンクス(酒場前)/トラファルガー・ロー(アリアンヌ同伴)】
…全く、一体今日で何時間使い切るつもりだ。迷子になるなよ、後々かえって面倒になる。……ん?…ここ、は…。オコサマオコトワリ、だとよ。残念だったな、大きくなったらまた来い。叔父の手土産になら後で買ってきてやるよ。
(そう仏頂面で嫌味吐く男性、数日前にこの世界に訪れてしまった要因を一人で探るべく先ずは周囲の民族達に怪しまれては動くのに色々と不都合のため民衆に溶け込めるように。…そう決めた翌日から、片手には果物や新鮮の大きい魚肉の固塊が入った紙袋と大きな箱二つ分。数重さ量的に少女に持たせる気は毛頭なく、たいして重くもないので楽だが、完全に荷物持ち係という一般的によく見る光景に。溜め息吐いた自分を見て真横で楽しそうに笑う少女アリアンヌを見る内に視線を背ける。食材の調達、宿泊施設に使うための日用品の買い出しなど本来いつもは叔父と少女二人で担っていると聞いた筈、しかし今日という朝に運悪く叔父は用事で出掛けているらしい。このような人賑わいが多そうな街中に子供一人で行かせる訳にもいかず、仕方なく付き添いの次いでに歩きながら街全体の仕組みや名称などを教えてもらっていた。つんと漂う強い酒の匂いがする酒屋の前立ち止まって、時間帯によりまだ開店しておらず。アリアンヌが言うには幻のお酒があるとか噂話を、本当は酒好きな叔父のために来店したい気持ちを察して否定せず。)
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