匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
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仕方ないよ、2人は跡継ぎとして、色んな仕事してるんだから(ルファの様子から、本当に相手を心配していたんだなと感じ、大丈夫だと示すように首を横に振りつつそう言っては、座り込んだルファの傍にしゃがみ、仕方ないと言い、「…また、すぐ戻っちゃうの?」と眉を下げつつ尋ねて)
「いや、兄さんの方は時間の都合がつかないから戻れないらしいけど、俺の方は時間の余裕はあるからな。少し融通聞かせてもらって数日はここに居れるんだ」(眉を下げた相手の問いに軽く微笑みつつ首を横に振りながらまだ数日は自室にいる予定だと返答を返し、「だからジェルミアが元の姿に戻れるまでは居れると思う」と結論を伝えて)
!そ、そうなんだ…よかった…(ルファの返答に、嬉しさを滲ませた笑みを浮かべつつ、息をついて、「ね、ジェルに会ってあげて?ジェルも多分喜ぶしさ」と提案して)
「あぁ、そのつもりだよ。アルベルトから言われなくても俺から会えるか聞きたかったし」(相手の嬉しげな様子にフフ、と笑えば相手からの提案に元よりその予定だったこと等を伝えれば「ジェルミアは今何してるんだ?」と立ち上がりながら相手に問いかけて)
!ほんと?よかった(もちろんと言われると、ふへと頬を緩ませ、相手の様子を聞かれては、寝ていたがそろそろ起きてるかなと思い、「寝てるけど…もしかしたら、そろそろ起きてるかも?」と少し曖昧に言い)
「そっか、寝てるなら起こさない程度にいようかと思うんだが…」(相手からの返答に素直に納得はしつつもあのじゃじゃ馬な弟が昼間に寝てるのはもしかして…なんて考えが頭を過るもそれは表面に一切出さず相手に話しながら相手と共にジェルミアの部屋の中に入り、寝室へと慣れた足取りで向かえば、ベッドで未だ眠ってるらしい弟の昔に見たことのある幼さの際立つ顔立ちに「…一応記憶とかは今のまま、という解釈で良いんだよな?」と相手に問い掛けながらジェルミアの近くに腰かけて)
うん、俺との関係もわかってるみたいだから(ルファと共に部屋に入ったが、未だ眠っている様子を見て、なんだか本当に子供になったように感じ、相手の髪を優しく撫でつつ、その解釈で合っていることを伝えて、「早く、戻らないかな…」と呟いて)
「…そうだな。早く元に戻ってくれた方がありがたいよ、俺も」(相手の呟いた言葉にコクンと頷きながらそう同意をしては幼い姿の弟の手に人差し指を沿わせれば僅かに身体が跳ねた様な気がして。しかし、それに何か言うわけでもなく「…ま、こればかりは気長に待つしか出来ないよな」と話して)
…ルファが、ジェルの為に抜けてきてくれたんだよ(どことなく寂しさを感じつつ、眠っている相手に、優しく話しかけていて)
ぅん…(相手の言葉に「別に俺は起きてほしい訳では無いからさ」と笑ってルファが制そうとしたタイミングでルファの指を緩く掴みながら軽く身を捩り、うっすらと目蓋を開けば目の前にいる相手だけが視界に映り、相手だけかと思いながら「アルにぃ、らっこぉ…」と寝起きの舌足らずな言葉遣いで相手に抱き抱えてもらうことをねだり)
っふふ、寝惚けてる(相手が目を覚ました様子を見て、ふふっと笑い、相手を抱き上げては、「ルファにも抱っこしてもらう?」と尋ねつつ背中をぽんぽんとしていて)
んぇ、ルファ、兄しゃん…?(相手に抱き抱えられれば幸せそうに相手の胸元に顔を擦り寄せていたが、相手の兄にも抱っこしてもらうか、という言葉に寝ぼけ眼でそう不思議に考えながらまだ舌足らずなままで問いかけて。勿論相手が両手で抱き抱えてくれてることは気付いているものの、まだ誰かの指を握ってる感覚はあり、この指は誰だろう、なんて考えつつ何気なく横を向けば、仕事で自分がこの身体になった日の前日に長兄と共に仕事で遠方へ向かった筈の次兄の微笑む姿があり、目を丸くしては「え、え…なんで…?」と今ここにいる筈の無い次兄の存在への困惑から流石に目が覚めつつ呟いて)
ルファが小さくなったって聞いて、心配して抜けてきてくれたんだって(寝惚けていた相手が、ルファを視界にとらえた瞬間、目が覚めたのが分かり、ふふっと笑って、相手に説明してあげて、「リオ兄はどうしても抜けられなかったみたいだけど…でも、暫くはいられるんだって」と伝えて)
そ、っか…ルファ兄さんありがと!(相手からの説明に納得と共に自分のために仕事を中断して戻ってきてくれた次兄、恐らく今この場には居ないものの心配してくれてるであろう長兄の二人とも心配してくれたのだと分かればルファへと笑顔の感謝を伝えれば「どういたしまして。てか、意外と俺に気付くの遅かったな」とルファに笑って言われれば「だって、居るって思わなかったもん…ルファ兄さんたちって他の国にお仕事行ってた筈だもん」と頬を膨らませながらそう言い返しつつも次兄の指を掴む手はそのままで)
その割に、ルファの指、掴んだっきり離さないのはなんなのかなぁ?(気付かなかったという相手の言葉に、からかうようにニヤニヤと笑いながら、眠っている間に握っていた指が掴まれたままなのを指摘して、「俺を見つけるより先にルファに気付いてたんじゃない?」と言い)
え、あ…えと、その…あ、アルにぃだと思ってたんだもん!(相手からの指摘の言葉に漸く気付いては慌ててルファの指を手離し相手に抱き付きながら咄嗟の言い訳を告げるも誰から見ても分かりやすい程に通らない言い訳であり、ルファがそれを聞いてクスクス笑いながら「その割には気付いてからもずーっと俺の指掴んでたのにな?」と相手に問い掛けており)
俺の指なら、どうやって抱っこされたと思ってるのかなぁ?(ルファの問いかけに、同意するように頷き、指を掴まれた状態で抱っこされたのはなんだと言い、背中を撫でつつ、「ほら、ルファに抱っこしてもらいな?」と言い、ルファに相手を渡そうとして)
う、そ、それはぁ…(相手と兄からの指摘に顔を真っ赤にしながら口ごもってしまい。そして相手から兄にだっこをしてもらえと言われれば「っ、やぁだ…恥ずかしい…」と身体を捩っていたが、大の男である相手と兄に叶う筈もなくアッサリ相手から兄へ抱っこのまま譲られてしまい。兄は「はは、懐かしいな。昔、アルベルトが居ない間はたまにこうしてたんだぞ?覚えてるか?」なんて自分を抱っこしながら言ってきており、恥ずかしさで兄から顔をそらしつつ「知らないよっ…」と文句を溢していて)
ほんと、ジェルは小さい時から何も変わらずに大きくなったよね(大人しく兄であるルファに抱っこされている相手を見ては、ふふっと笑みを零しつつ、何も変わってないと言い、相手の頬をつつきながら、「本当は、ルファのこと大好きだから、抱っこしてもらえて嬉しいんだけど、恥ずかしいんだよね」と言い)
っ…(相手に頬を突っつかれながら言われた言葉に頬を真っ赤に染めていて。明らかに無言ながら肯定してると同義な自分の反応にルファが「えー、そうなのか?俺もジェルミアのこと大好きだぞ?」と笑いながら言ってきて頬擦りしてきて。しかし事実として家族としては兄の事が好きだからこそそれは甘んじて受け入れていて)
…俺にとっても、ルファは3人目の兄ちゃんだもん、大好きだよ(2人の様子を見ては、キツくならない程度に相手を挟むようにしてルファに抱きついて、自分にとってもルファは兄な為、大好きだと伝えて)
「ジェルミアがアルベルトと結婚したらアルベルトが義弟になるんだもんな」(相手と兄に挟まれる形になれば恥ずかしさもあったものの嬉しさも込み上げてきて。そうしてればルファが楽しげに笑いながらそう言ったのを聞いてそう言えば次兄のルファは相手と同い年だったよな、なんて思い出してれば「同い年のアルベルトが義弟になるんだもんな、アルベルトは俺のこと義兄さんとか言えんの?」とやや揶揄い口調で相手に問い掛けて)
…えー、呼べないかもぉー(ルファの言葉に、わざとらしく呼べないかもと言い、くすくすと笑っては、「ルファは俺にとっても兄ちゃんだけど、同い年だから兄ちゃんなんて呼んだことないもんね」と言い)
「俺だって急にアルベルトから義兄ちゃんとか言われても戸惑う自信しかねぇもんなぁ」(相手の笑いながらの言葉にルファもケラケラと笑いながらそう返しており、良くも悪くも相手と兄の仲は良好なものであるのは端から見ても分かりやすく。それでも相手に抱っこされる方が好きであることも変わりない為に自分の身体を兄と共に挟んでる相手の相手の服を緩く掴んで離れたくないという意思表示を示して)
ルファ義兄さん?…ごめん、やっぱないわ(悪戯に、呼んでみるも、すぐにケラケラと笑いながらないと言い、相手に服を掴まれていることに気付くと、相手に抱きついて「奥さんに掴まったー」と楽しそうに笑いつつ言い)
「あー、ジェルミア!俺が今抱っこしてんだろー、俺にもそれしてくれよ」
やだ!アルにぃがいい!(相手に抱き付かれれば嬉しさで相手の胸に顔を埋めて。そうしてれば兄からどこか楽しげな揶揄い混じりの願いを言われるも相手の方がいいと少し拗ねた口調で返して)
ふふーん、これが兄としての差だよ、ルファ?(胸に顔を埋めている相手の頭を撫でては、相手家族と仲がいいからこそ、あえて煽るように言い、自慢げな顔をしていて)
「兄としてじゃなくて旦那さんだからだろ!なぁジェルミア、俺にもしてくんねぇ?」(相手の自慢げな返しにルファが言い返してから自分に問い掛けてきたため「やぁだ、アルにぃのなの」と返して。そうすればルファが「全く…ほら、旦那に抱っこしてもらえ」と相手に抱っこを譲り返して)
ふふ、羨ましいだろ(ルファから渡された相手をしっかり抱っこしてやり、にししと笑いながら言い、「ま、大好き過ぎて甘えられないだけだろうけど」と伝えては、相手の頭を撫でてあげていて)
「全く…それにしても本当に昔と一緒だよな、アルベルトがいるといつもジェルミアはアルベルトにばかりついてったりスキンシップねだったり」(相手に抱っこして貰え、嬉しさから顔を埋めるように顔を相手の胸に擦り寄せて。そうしてれば兄が相手にそう昔の事を懐かしむように呟いて)
(相手の言葉に兄が「ほんと、良くも悪くもだな。俺やリオ兄としては別に気にしないけど、ガキの時と変わらず考えるより行動先にしてしまうところはお目付け役の困ってたし」と笑って話しており、それを聞いて相手の胸に顔を埋めたまま「アルにぃと一緒に居たかったんだもん」と端的に返して)
…確かに、ジェルの考えるより行動しちゃうとこは困ることも多いけど、でもそのおかげで俺は助けられたから(ルファの言葉に、確かに困りものでもあるが、そのおかげで自分の王位継承権を戻して貰えたため、嬉しそうに言い)
「…ま、これからはアルベルトがジェルミアの手綱を握る必要があるから頑張れよ」(嬉しそうに笑う相手の様子に兄が溜め息混じりにそう忠告したのを聞いて思わず「アルにぃは困らせないよ!だってアルにぃとずっと一緒にいれるんだもん!」と相手の元に嫁いだ後の話ではあるがそう自信満々に告げて)
とはいえ、もう少し考えてから動けるようになろうな(ルファからの忠告と、相手の自信満々に言われた言葉に、苦笑しては、せめてもう少し落ち着けるようになれと言い、「前におばさんにも言われただろ、俺の公私での支えになるようにって。ジェルなら、ちゃんとその意味が分かるだろ?」と微笑みながら言い)
うぅ…分かってるよぉ…(相手からの言葉に痛いところを突かれたと言わんばかりの困り眉になり、相手の微笑みながらの言葉に小さく唸った後、分かってる、と呟きながら再び相手の胸に顔を埋めて)
今のまま変わらないと、ずーっと俺のとこに来れないかもよ?(相手の様子を見て、少しでも直すように意識が向けばと、あえて相手にとって嫌なことを言い、「兄ちゃんに、大人になったジェルミアを見せてよ」と言い、額にキスをして)
っ、それやだっ…!?(相手に変わらないと相手の元に行けないと言われれば半ば反射的に顔を上げれば額に口付けをされ、カアッと頬を赤らめては「っ…頑張る」と顔を真っ赤にしたままそう相手に告げて)
うん、頑張ってね、ジェルミア(相手の様子を見て、ふふっと笑っては、相手の髪を撫でて、「ジェルミアならできるって信じてるからね」と言い)
…うん(相手に撫でられるのが気持ち良く、顔は赤らんだままだったがその心地よさにウットリしていれば相手に変われると信じてると言われればコクンと頷き返して)
目付け役にもこの事伝えて、少しでも変われるように手伝ってもらお(相手の頭を撫でつつ、そう伝えて、本当ならば相手の兄らや母にも手伝ってもらいたいところではあるが、仕事で忙しくしていることは隣国とはいえ、同じ立場なことから理解しており、それは言わずにいて、「おばさんや、リオ兄たちをびっくりさせようね。」と提案して)
…うん(相手からの言葉に僅かながら迷いこそしていたものの、相手との約束だし…と決意を固めてコクンと頷き返し。それを見ていたルファが「なら元の姿に戻ってからでも良いから、ジェルミアの後任のヤツにちゃんと後任に選んだ理由も教えてやれよ。アイツ突然ジェルミアの後任に選ばれてビックリしてたんだからな?」と言われてビクリと肩を揺らしつつ顔を埋めて)
それって、ジェルの仕事を引き継いでくれてるっていう人?(自分は、相手の頭を撫でてあげていたが、ルファの言葉に、きょとんとして、相手の様子から何かあるのではと思い、確認するようにルファに尋ねて、「…ジェルはその人に、なんて言ってお願いしたの?」と相手に尋ねて)
「そうそう、ジェルミアの仕事の補佐をしてた中の1人でその中で一番若いヤツ。補佐してたヤツは他は割と俺らより年上が多いんだけどな」(相手からの問いにルファがコクリと頷いて説明しており。そして自分にも向けられた質問には身体をモジモジと捩らせていたものの「…その、仕事の内容と君に任せた…って」と明らかにルファが言ってた通りの部分が抜けている頼み方になっており)
…ジェル、そんな頼み方じゃダメだよ(ルファの説明で、なるほどと納得したが、相手の頼み方に苦笑しつつ、それではダメだと言い、「ジェルだって、急に内容はこれだから任せた、なんて言われて頼まれたら困るだろ?」と尋ねてみて)
うぅ、そうだけどぉ…(相手からの指摘と問いかけに身体を捩らせつつ言われたことも理解は出来るのでそう呟き。そうしてればルファに背を軽くポンポンと叩かれつつ「まぁ、ジェルミアの言葉が少なすぎてアイツは困ってたけど、元は優秀だったこともあって後任はしっかり務めてたさ」とルファが相手に言う言葉を聞いていて)
そうなんだ…(相手の様子に、少し困っていたが、ルファから後任は優秀だから問題なく務められていることを聞けば、少し安堵して、「その人にお礼言いたいなぁ」と呟いて)
「確か今は兄さんと一緒に行ってるけど、2,3日したら一足先に戻ってくる筈だぞ」(相手の後任へお礼を言いたいと言う言葉にルファがそう説明をし、すぐ会えたりはしないが後日会えるという情報を伝えており、それを聞きながらちゃんと謝った方が良いのかな、と相手の腕の中にいたまま考えていて)
ほんと?じゃあ、戻ってきたら会おうかな(ルファから、後日仕事から戻ってくると聞くと、その人が戻り次第会ってみようと思い、「もし会うってなったら、ジェルはどうする?お部屋で待ってる?」と尋ねて)
…ううん、俺も会う。困らせるつもり、無かったんだし(相手からの問いかけに少しだけ思考をしていたものの、答えは既に出ているようなものであり、首を横に振り部屋で待つ選択肢を否定して会いたい理由を素直な気持ちで相手に伝えて)
そっか、じゃあ一緒に行こうね(相手が会うと言うと、ふふっと笑いつつ、一緒に行こうと言い、ふと思い出したように、「ねぇルファ、前にアルバム見てたら、昔みたいにまたみんなでいっぱい撮りたいなって思ってさ。だから、またみんなが空いてる日にどっちかの家に集まって撮影会しない?」と提案して)
(相手の提案にルファが「お、良いな。ならそれぞれの都合のつく日を探しておくか」と快諾しており、そんな2人の会話を耳にしつつ相手の腕の中で相手の身体の温もりに思わず少しウトウトとし始めて)
やった、いつになるかわかんないけど、楽しみにしてる(ルファから快諾を受けると、嬉しそうにしながらそう言っては、相手がうとうとしていることに気付き、ベッドに寝かせてやり)
「あぁ、俺も楽しみだ」(相手の言葉に頷いて返して。そして相手が弟のジェルミアをベッドに寝かせようとしてるのを近くで見ていたが、眠そうなジェルミアが相手の服を掴んで中々離さない様子を見てクスクスと笑いながら相手に歩み寄り「ホント、昔と変わんねぇよな」と相手の脇腹を軽く肘で突っつきつつ話して)
ほんと、可愛くて仕方ないよ(服を離さない相手に、くすくすと笑いつつ、変わらず可愛いままだと言い、「そういや、ルファも婚約者いたんだっけ?」と尋ね)
「あぁ、いるぞ。一応婚姻届は提出はしてるから一応夫婦ではあるんだが、結婚式のタイミングが色々とあったから中々無くてな…」(相手からの質問にコクンと頷いては一応形式はキチンと夫婦ではあるもののまだ諸々の都合で式は挙げてないのだと相手に話しては「一応彼女…まぁ今はもう奥さんになるか。奥さんとは話して結婚式はゆっくり落ち着いてからって決めてんだよ」と笑って付け加えて)
そうなんだ、いいなぁ(ルファから婚約者…ではなく奥さんがいることを聞くと、少し羨ましさを感じ、「ルファが結婚式やる時は、俺も呼んでくれよな」と笑いながら言い)
「あぁ、勿論。多分アルベルトとジェルミアの結婚式の後になると思うけどな」(相手の言葉に笑って勿論だと伝えつつ時期は相手と弟の結婚式の後になると思うとも伝え、少し楽しげな笑みを浮かべて「2人の結婚式には俺の奥さんも誘うつもりだから、そのつもりでな?あ、でも俺の奥さんに色目使うんじゃねーぞ?」相手に結婚式には妻も同伴する予定だと説明し、少しだけ悪戯な笑みを浮かべて揶揄いの問い掛けをして)
俺には最高に可愛い奥さんが2人もいるんだから、色目なんて使わないって(ルファの揶揄いの言葉に、楽しげににししと笑いつつ言い、「ルファこそ、俺の大事な側室の奥さんに色目使うなよな」と揶揄いの言葉を返して)
「んなもん当たり前だろ?俺は奥さん一筋なんだから」(相手から返された揶揄いの言葉にケラケラと楽しげに笑いながら言い返して。そんな相手との揶揄いあいの最中にもまだ相手の服を掴んだまま起きていない幼い姿の弟を横目に「ま、ジェルミアが今後アルベルトの本妻としてちゃんとやっていけるとは思うけどな。弟可愛さの贔屓目無しに。この前特に嫌がってた歴史をお前の為って必死に学んでたぞ」と弟の最近よく見る勉学を頑張る姿を相手に伝えつつも「ま、それが身に付いてるかって言えばムズそうだが」と苦笑混じりに勉強の成果は乏しいとも伝え)
!…そうなんだ、頑張ってくれてるんだね(ルファから、相手が頑張っていることを聞くと、自分の服を掴んで眠り続ける相手の髪を撫でつつ、嬉しそうに言い、相手は元々勉強はあまり得意では無いため、身につけるにはまだまだ時間が掛かるかもしれないが、それでも本妻の奥さんになるために頑張って取り組んでいることが嬉しくて仕方なく、眠っている相手を抱きしめて)
「後、今回の事件があった果樹園の新種果実の仕事は兄さんが勉強に集中出来るように他の人に振るよう提案しても嫌だってずっとやりたがってたな」(相手の様子に改めて相手から弟への愛情が感じ取れ、頬を緩めながら弟の仕事の後任に関しての話し合いを兄弟3人で決めた時の事を思いだしてそう話しては「これだけは俺じゃないと嫌なんだってな。よっぽど自分で最後までやってそれをアルベルトに評価して欲しかったのかもな」と本人の気持ちまでは推し量れないものの、予想できそうな理由を自分なりに伝えて)
!そうだったんだ…(ルファから新種果実の件だけはやりたがっていたことを聞けば、以前相手から果実の品種改良をしている事、完成次第、自分に提供したいことを伝えられたことを思い出しては、「よっぽど俺にその果実あげたいって思ったんだな」と眠っている相手に語りかけるように優しい声で呟き、髪を撫でてあげて)
「だろうな。何だかんだよく中途半端になってたジェルミアを見てきたからな、本当に良くやってるよ」(相手の言葉に頷いてその言葉に予測の同意の言葉とこれまでの弟の様子から感じた素直な感想を伝えて「……ま、アルベルトの為ってのならちゃんとやれるだろうし、根気強く見守ってやってくれ」と弟のやる気の出るであろう理由が相手にあるという予測のもとでそう伝えて)
もちろん、完成したら呼ぶ約束してるから、楽しみにしてるんだ(ルファに見守ってあげるように言われると、微笑みながらもちろんだと頷き、以前相手に完成したら真っ先に食べてと言われたため、すぐに呼ぶように約束していることを言い、「ルファはどんな仕事してるの?」と興味本位で尋ねて)
「俺か?俺は…まぁ国内の学校関係かな。一応詳しいことは言えないけどな」(相手の質問に少しばかりどこまで言っても良いかを思案しつつも軽くそう返して。実際はそれ以外にも担当しているものはあるにはあるが、国政に関わってくる為あまり仲の良い相手であれどあまり話すつもりはなく「まぁ、一応兄さんと次の王位を争ってる身だからな。その辺はしっかりするつもりだよ」とあくまでも暈すだけに留めて)
わかってるよ、隣の国とはいえ、同じ立場なんだから(いくら仲が良くても詳しく話せないことはわかっており、頷きつつわかってると言い、「ルファも頑張ってるんだね」と言い)
「そりゃあな、別に兄さんより俺の方が勝れてる、だなんて自惚れは言うつもり無いけどさ。一応俺だって王位継承権を所有してる以上頑張ってるつもりだし」(相手の言葉にコクリと頷いては自分の素直な気持ちを伝えてから少し悪戯っ子な笑みを浮かべながら「でも俺が王位を継承したら兄さんのこと、たくさんこき使ってやりたいなとは思ってるけどな」と兄へのライバル心を隠さず付け加えて)
ふはっ、じゃあさ、俺たちが即位したら、お互いに兄さんを使ってやろうぜ(ルファの言葉に、楽しそうに笑いつつ、自分たちが即位すれば、兄を使ってやろうと冗談半分で言い、「ジェルのおかげで取り戻した継承権だ、絶対に俺が王になってやろうと思ってるけど」と自信満々に言い)
「多分俺か兄さんのどっちが王位に就くかがアルベルトの方より先に決まるとは思うから…もし俺が即位したら待っててやるよ」(自信ありげな相手の言葉に笑っては自分も国王になるつもりでいるため自信満々にそう言い返して。そうしてれば、相手の腕の中で相手にしがみつくように眠ってたジェルミアがモゾリと身体を捩って)
同い年の弟としても、同じ次男の王子としても、ルファのこと応援してるかるよ(ルファの言葉に、笑顔をうかべつつ、ルファが即位できるよう応援してると言い、相手が身体を捩ると、「起きたかな…?」と呟き)
っ、んぅ…(ルファが相手の言葉に「それはそのまま返すわ」と楽しげに笑っており、相手と兄に見詰められながら相手の腕の中で相手の服を掴んだままモゾモゾと身体を捩ってはゆっくりと目蓋を開き相手の方を見上げ「…アル、にぃ、らいすきぃ…」とやや寝ぼけ眼のままフニャリと頬を緩め、舌足らずになりつつ相手への愛の言葉を告げて)
俺も大好きだよ(起きたらしい相手を見て、寝惚けてるなと思いつつ、背中を軽く叩いてやりつつ、大好きだと返していて、「起きたなら手離してくださぁい」と言い、身体が小さくなってから、よく寝るようになったなと思い)
やぁだ、アルにぃと離れたく無いもん…(相手からの離れるようの忠告に頬を膨らませ相手の首もとに顔を埋めて相手から離れたくないと返しており、そんな姿を見ていた兄から「ったく、ジェルミア。アルベルトが困るんじゃないか?」と言われて肩をビクリと揺らしては動きが止まり、恐る恐る相手の方を見上げながら「……アルにぃ、困るの…?」と問いかけて)
う…そんな顔しないでよぉ…(相手の様子に、どうしたものかと思っていたが、ルファから忠告され、顔を上げた相手は不安そうな顔をしていて、離れてと言えず、助けを求めるようにルファを見つめて)
俺、アルにぃと居たいの…(相手の様子を見ていたルファから溜め息混じりに「なんでそんなに引っ付いてたいんだ?」と問われ答えになってないであろう回答を伝えるもそれをルファは良しとしてくれず「ダメだ、一緒に居たいだけなら手放しても良い筈だろう?別にアルベルトを連れてく訳じゃ無いんだから」と改めて説教されてしまい、すっかり悄気てしまいつつもオズオズとギュッと相手の服を握ってた手をゆっくり手離して)
!…ありがとう、ちゃんと我慢出来て偉いね(相手がしょげてしまうと、大丈夫だろうたこと思ったが、手を離してくれて、相手を隣に座らせて、頭を撫でながら褒めてやり。そして、ルファの方を向き、「ルファもありがとう、俺はどうしてもジェルに甘くなっちゃうから、兄としてはルファに敵わないや」と言い)
(相手に頭を撫でられながら褒められれば、離した方が良かったのか、なんてちょっとだけ寂しさもありつつもまた抱きつきをねだるのは相手が困るかも、なんて考えて相手に身体を預けるだけに留め。相手から兄に向けて伝えられた言葉に兄は「別に気にすんな。ジェルミアは確かに甘えたがりだけど、しっかりお前が傍に居てやれるってことが分かれば駄々も少なく済むと思ったからさ」と相手に説明をしながら自分と同じ目線にしゃがみこんだと思えば「ジェルミアもアルベルトを俺に取られると思ったんだろ?安心しろ、弟の旦那を勝手に連れてく事はしないから」と笑って言われ、恥ずかしさで赤く染まった顔を相手の方に向けて隠して)
!…ふふ、そうだったんだ?(ルファの言葉に、流石だなと思っていれば、ルファから告げられた言葉に相手は顔を赤くしていたため、図星だとわかり、くすくすと笑いつつ言い、「大丈夫だよ、俺はジェルとずーっといるからね。離れてって言ったのも、ジェルがずーっと握ってたからなだけで、また後で握ってもいいからね」と伝えて)
…うん(相手のクスクスと笑う声に恥ずかしさでより顔を隠しつつも伝えられた言葉に嬉しさと安堵感から頷いて返して。そんな自分たちを見てルファが「そうそう、特に今のジェルミアなんてアルベルトが放ってどっかに行ったりしないっての…な?」と相手に返答を促すような話をして)
うん、こんな小さいジェルを1人にするなんて出来ないよ(相手の頭を撫でていたが、ルファから掛けられた言葉に、笑顔で頷きつつ、相手を1人にしないと伝えて、「実際、ジェルを1人にしてないだろ?」と言い)
…うん(兄に促された相手からの言葉に嬉しさと恥ずかしさでどうにかなってしまいそうになりながら相手の身体に横から抱き付きながら顔を埋めつつ頷いて返して。それを見ていたルファから相手へ「な、あんな風になっても落ち着かせるのは割と何とかなるもんだぜ?」と少しどや顔で話しており)
…うん、そうみたいだね(相手の背中を撫でてやりつつ、うんと頷いて、相手のためにも、厳しくしようと思うも、どうしてもいざ愚図る相手を前にすると上手くいかず、「悔しいけど、愚図ってるジェルを説得させるのは、ルファには敵わないな。俺、頑張ってるけどジェルに甘くなっちゃうから」と苦笑しつつ言い)
(相手に背中を撫でてもらい、嬉しさからまたギュウと抱きつきを強めていれば相手からの言葉に兄が「まぁ、これからはお前がそういう怒る事もしないとだからな?ジェルミアが愚図ったーって連絡もらっても説得しにお前んとこ行かねぇし」と相手を少し揶揄う口調でそう返しており)
…酷いなぁ、数ヶ月差の可愛い弟のこと、助けてくれてもいいのに(ルファの言う通り、相手の旦那になるのだから、愚図っても怒れませんではダメだと思い、頑張って直そうと決意しては、数ヶ月の差とはいえ、自分も弟なのだから助けてと、冗談で言っていて、「今は子供だし仕方ないとこもあるけど、戻ったらジェルもちゃんと大人になれるように頑張らないとね」と相手に言い)
(相手からの冗談めいた言葉にルファが「えー、どこにジェルミア以外の可愛い弟がいるんだよ」と楽しげに笑って揶揄いで返しており。そして相手から言われた言葉に「…うん、頑張る」と頷いて返すもやはり大好きな相手からあまり離れたくない気持ちが強くギュッと抱き付く体勢からは動くつもりもなく。そんな姿を見てルファが「…んじゃ、俺はそろそろ母さんの方にも顔出してくるよ。アルベルト、ジェルミアのこと宜しくな」と微笑みながらそう相手に言いながら自分の頭を撫でてくれ)
…うん、ありがとう(ルファの言葉に、くすくすと笑って、相手の母の元へ行くと言うルファに微笑みながら言い、相手の背中を撫でて、「ジェル、大丈夫だよ、俺はそばにいるよ」と言い)
…分かってるぅ(相手に手を振りルファが部屋を出たあと、相手から自分は側にいると言われれば相手にそう言い返しながらもやっぱり相手に抱き付くのは止めれずにいて)
ふふ、じゃあなんで抱きついてるのかなー?(相手の様子を見て、くすくすと笑いながら、わかっているならなぜ抱きついて離れないのかと尋ねて)
…何となく離れたくないんだもん(相手からの笑いながらの問いかけに恥ずかしさで耳が赤く染まり、顔を埋めるもそれは隠し切れないまま正当な理由には物足りない理由をそう呟いて)
…分かんないっ!でも、アルにぃから離れるのだけ嫌だもん!(相手からの問い掛けに照れから顔がジワジワと赤く染まり、やや自棄になりつつ理由のあるくっつきではない事を伝えつつただ離れたくないのだと返してはポカポカと力のこもってない拳で相手の身体を殴るようにして振るって)
ふふっ、ごめんってば(相手の様子を見て、くすくすと笑いながら、相手の叩く手を握りつつ言い、「だから拗ねないで」と言い)
…じゃあ、アルにぃもたくさんギューってして?(相手に拳を容易く止められ、拗ねないでと言われれば相手の方を見上げつつ、相手からの抱き締めをねだって。相手が好きだから…それ以外の理由なんてないねだりではあるが、今の姿の間は出来る限り相手と引っ付いていたい、そんな欲望で胸がいっぱいで)
はいはい、小さくなったら随分甘えん坊になったね(相手の強請りを聞けば、仕方ないなと言わんばかりの表情で相手を抱きしめてやり、甘えん坊だと言い)
だって、最近アルにぃと会えなかったもん(相手から甘えん坊だと言われれば、自分が最後まで完遂すると決めた仕事をやり遂げる為とは言え相手と会えなかった時期があったからこそ、この姿の今甘えたいのだと相手の腕の中で顔を相手の胸元に擦り寄せながらそう伝えて)
今のところ、いい感じなの?(相手が新種開発の仕事をしてるのは知っているものの、果物については知らず、果樹園に行った時も、相手のことで手一杯になっていたため、見られていなく、その為どんな感じなのか知らないため、尋ねてみて)
っ、うん!あのね、前に見た時には実がなってたんだよ!そのときはまだ実が小さかったんだけど、この姿になる前にチラッと見えたのはおっきくなってたんだよ!(相手から仕事の進捗を問われればパッと相手の方を見上げ、相手に教えたかったのを思い出したのか嬉しげな声色で相手にそう説明して)
!…そうなんだ、今のところ順調なんだね(顔を上げ、嬉しそうに話してくれる様子から、話したくて仕方なかったのかとわかり、微笑みながらうんうんと聞いていて、このまま成功したらいいなと思い)
うん!実がもう少ししたら食べ頃の大きさになるから、そしたら食べてね?(相手からの言葉に笑顔で頷いて返しては相手に食べ頃の大きさはもう少し大きくなってからなのだと楽しげに話して)
そうなんだ、なんだかワクワクするね(相手から、もうすぐで完成すると聞けば、なんだかとてもワクワクとしてきて、食べられる日が楽しみで仕方なくて、「早く食べたいなぁ」と呟いて)
俺も、アルにぃに早く食べて欲しい…(相手の腕の中でそう呟きつつも、新品種となるその果実の名前をまだ決めてなかったよな、なんて考え始めればすぐに相手に関する名前が良いかなぁ、なんて思い至り、それが幸せで思わず頬を緩めて)
ううん、まだ…でもね、アルにぃの名前から借りて名付けたいなぁって思ってるの(相手からの問いかけにフルフルと首を横に振り決まってないことを伝えた上で素直に今思ってることを伝えて)
えっ、俺の名前?ジェルが頑張って作ったのに、ジェルの名前じゃなくてもいいの?(相手から、自分の名前を借りてつけたいと言われ、きょとんとしながら、自分の名前でいいのかと尋ね、自分としては、相手が必死に頑張って育てたのだから相手の名前の方がと思っていて)
えっ…あー、その、アルにぃに食べて欲しいって気持ちが強すぎて…(相手からの問い掛けの言葉にキョトンと目を丸くして。しかし、自分が作ったものに自分の名前を付けるのではと相手が思っていたらしいと言うことに気付けば少し照れ臭そうに名付けに相手の名を取りたい理由を素直に呟きながら、確かに相手の名前を匂わせる名前であれば相手が作ったのではと思われても仕方ないというのは何となく理解は出来て。それでも相手の名を取りたい気持ちも間違いなくあり、どうしようかと考えていれば、ある案が思い付き「ね、ならアルにぃと俺の名前一緒に混ぜた名前はどう?」とそれを相手に提案して)
俺の名前と、ジェルの名前?(相手の提案に、きょとんとしては、相手はどうしても自分の名前から取りたいのだとわかり、「例えば、どんなの?」と尋ねて)
んー…(相手からどんな名前にしたいのか、そう問われれば軽く唸りつつ頭を捻り。出来ることならば相手の名前をメインにしつつ自分の名前は控えめに、しかし呼びづらい候補が頭を過るばかりで悩むばかりで)
…やっぱ、難しいんじゃない?(自分も考えてみたものの、いい案は浮かばず、相手に無理なのではと言い、「ジェルが頑張ったんだし、ジェルの名前からにしなよ」と伝えて)
ん…そうする(相手から伝えられた言葉に未だ納得したくないと言いたげに唸っていたものの、相手からの提案を受け入れる形で頷いては「じゃあ…ルミアス、とかにしようかな」と新たな果実の名を呟いて)
ルミアス…いい名前だね(相手の呟いた名前に、自分も言ってみては、いいなと思い、微笑みながら言い、「やっぱりジェルはセンスいいね」と褒めて)
へへ、良かったぁ(相手から改めて告げられる褒め言葉に心からの嬉しさを表情と声に乗せ呟いては「…アルにぃに美味しいルミアス、絶対食べて貰う為に頑張るからね!」と相手の身体に抱き付きながらそう伝えて)
ジェルがこんなに頑張ってるんだもん、絶対美味しいルミアスが出来るよ(相手が自分にあげたい一心で、頑張っていることを知っているため、美味しいものが出来ると確信していて、頭を撫でながら言い)
へへ、頑張るね(相手から頭を撫でられながら告げられた言葉が嬉しくて仕方なく、目を細めて甘えるように胸元に頬擦りしながらそう返して。その後も他愛ない会話やルミアスを作る過程の説明をしたりで時間を潰していれば、ノック音と共に「失礼致します。アルベルト王子、ジェルミア王子。お夕食をお持ち致しました」と部屋の外から使用人の声が聞こえて)
えっ、もうそんな時間か…(相手と色んな話を聞いていれば、いつの間にか時間が経っていて、夕飯が出来たという使用人の言葉にハッとして、「ジェルと話してたら、時間が経つの早いね」と言い)
ホント、あっという間に時間が過ぎちゃうね(相手からの言葉にコクンと頷いて同意の言葉を返し、無意識に相手に抱き付きながら使用人たちが夕食を並べ終えるのを待ち、夕食の配膳が終わり使用人からの失礼しますと言う声と共に部屋を出るのを待って)
ありがとうございます(使用人が並べてくれるのを見つつ、相手の頭を撫でていれば、終わったらしく、失礼しますという言葉と共に部屋を出る使用人にそう声をかけて、「これって、抱っこしてあげた方がいい?自分で行く?」と尋ねて)
ん…一緒がいい(使用人たちが部屋から出ていったあと、相手から問われれば少しだけ考える素振りは見せるも答えは決まっており、この姿の間は相手から離れること無くたくさん甘えたいし、たくさんして欲しい。だからこそ決めていたその答えを返して)
じゃあ行こうね(相手の様子から、決まってたんだろうなと思いつつ、抱っこしてあげては、ソファーへ行き、「こんな状態で、お兄ちゃん離れできる日が来るのかな」と楽しそうに笑いながら言い、座れば隣に下ろしてあげて)
別に今だけだから良いじゃん…それに兄ちゃん離れしたら、今度は旦那様にベッタリするんだもん(相手からの楽しげな言葉にプクリと頬を膨らませつつも元の姿に戻れば兄離れはするから良いじゃないかと言いながら相手の隣に座らせて貰えば、手を相手の手に絡めながら相手の方を照れ臭そうに見上げながら元の姿に戻った後は兄としてベッタリするだけではないと幸せの声色で告げて)
ジェルはずーっと俺にベッタリだね(幸せそうな声で言われた言葉に、自然と頬が緩み、嬉しさ感じつつ、ずっとベッタリだと言い、「ま、俺も奥さん離れしないけど」と言い、額にキスをして)
へへ、一緒だね(相手からのキスと共に告げられた言葉から感じる幸福感から微笑みを溢しつつ相手も自分と一緒だと返しては相手の身体に自分の身体を預けるように沿わせ)
ふふ、そうだね(幸せそうに体を預けてくる相手の頭を撫でてやり、「じゃあ可愛い奥さん、ご飯食べよう」と言い、相手の分から一口分を取ってあげると、相手の口元に持って行ってあげて)
(相手の言葉にコクンと頷いては相手に食事を食べさせてもらい、相手とのイチャイチャしながらの夕食を楽しんで)
美味しかったぁ(相手に食べさせたり、自分も食べたりしつつ、色々話したりして楽しく食事をしていて、食べ終われば満足そうにして、ご馳走様と言い、相手の口元にソースがついているのに気付き、拭いてあげて)
へへ、ご馳走さまでした!(相手から少し遅れてモグモグと咀嚼していたのを飲み込み終え、手を合わせようとしたら相手に口元を拭われキョトンとしていたものの、すぐにその理由に気付けば少し照れ臭そうに笑いながら食事終わりの挨拶をして)
拭く前に撮っておけばよかったかなぁ?(照れくさそうに笑う相手を見て、可愛らしいなと思い、悪戯として、口元にソースをつけた相手を写真に収めればよかったと言い、すぐに「なぁんてね、そんな事しないけど」と言い、抱きしめて)
もう、アルにぃったら(相手の言葉に恥ずかしさで顔が赤くなり、すぐに抱き締められればその心地よさにそう愚痴を溢すような口調ながらも相手に身体を委ねながら相手に緩んだ表情を見せ相手に怒ってないのを伝えて)
ジェル、お風呂入ろ(相手の様子から、怒ってないとわかり、くすっと笑い、執事を呼び皿の片付けを頼むと、相手の傍に行くと抱き上げてお風呂に入ろうと伝えて)
ジェルは元に戻ったら何したい?(ふと急いでたこともあり、服がないことを思い出せば、扉を開け近くにいた使用人に、背丈が近いルファから服を数枚借りて部屋に置いといて欲しいと頼んでから、風呂場に行き、下ろせば相手の服を脱がせてあげつつ、何したいか尋ねて)
元に戻ったら?うーん…(相手からの質問に考えながらも脱衣は相手にされるがままにされて。そして脱ぎ終えた裸体を再び相手によって浴室へ連れていかれる間に「ん、とね。アルにぃとたくさんギューってしたり、アルにぃのお隣歩いてお散歩したり…」と言いながら更に他にも選択肢を挙げるもどれも今でも出来なくはない内容を羅列していき。しかしそれでも「アルにぃとたくさん一緒に過ごしたいんだ」と最後に伝えて)
たくさん一緒に過ごそうね(服を脱ぎつつ、相手の答えを聞き、どれも子供の姿の今でも出来そうだなと思っていたが、最後に言われた言葉に、嬉しそうにしながら一緒に過ごそうと言い、浴室に入れば、相手を椅子に座らせ、当然のように洗ってあげるつもりでいて、「髪から洗うね」と伝えてからやり始めて)
うん!(相手からも自分が元の姿に戻った際には共に過ごす事を同意されれば嬉しさから頷いて返し、相手の手で導かれるままに風呂椅子に腰掛け、相手からの声かけに頷いて返してから相手にされるがままに身体全身を洗って貰い)
早く戻らないかな…(小さい相手も好きなことには変わりないが、やはり元の相手が一番で、無意識に戻って欲しいと呟いていて。相手の髪や身体を洗い終えれば、自分の髪や身体も洗って)
(相手に身体を洗って貰いながら相手の呟いた声は一瞬だけ聞こえたものの、相手の邪魔をしたくない気持ちから特に問い返すことはせずされるがままに身体を隅々まで洗われ。それが終わり、相手が自身の身体を洗ってるのを見ていたが、何か手伝えないかな、とキョロキョロしていたが、相手も使ってるボディソープが目に止まり、それを少し手に取って泡立てればコッソリ相手の背後に回り、今の自分からすれば大きく立派なその背中をボディソープの泡がついた手で優しく洗ってみながら「アルにぃ、気持ちいい?」と問い掛けてみて)
!…うん、気持ちいいよ(相手の行動に気付いていなかったが、突然背中を相手の小さな手が洗ってくれて、少し驚いたが嬉しそうに言い、「ジェルが洗ってくれて嬉しいなぁ」と呟いて)
へへ、良かった…!(相手の嬉しそうな言葉に自分の行動が喜ばれてると自信に繋がって嬉しさから頬を緩めてそう呟いて。そうしてればふとある名案が思い浮かんでは「ね、アルにぃ。俺と結婚してからも、たまにこうして背中洗ってあげるね?」と微笑みながらそう提案して)
え、いいの?じゃあ、俺も洗ってあげようかな(相手の言葉に、嬉しそうにしながら、いいのかと言い、せっかくならと相手の背中も洗ってあげると伝えて)
ホント!?アルにぃありがと!(相手からの更なる提案に驚きの声を挙げて。勿論先程の自分からの提案は相手に対して自分が出来るお礼のつもりではあったものの、相手にしてもらうのも好きであるために感謝の言葉と共に相手の身体の泡が自分の頬や耳を含めて身体につくのを厭わず抱き付いて)
わっ…もぉ、泡流してから抱きついてよぉ(相手に抱きつかれると、驚いたが、後で相手のも流してあげなきゃなと思い、「ほら、水かかっちゃうから離れて」と言い)
えへへ、はぁい(相手からの指摘の言葉にも未だに嬉しさが抜けきらないのか頬を緩めたまま間延びした声でそう返し、相手の離れての言葉には頷いて素直に離れて)
…あ、耳までついてる(相手が離れると、身体の泡を流しては、相手もと思い、見てはそう言って、優しく流してあげ、相手の耳の泡を指で取ってあげていて、「もう、危ないから、泡ついてる時は抱きつくのダメだからね」と言い)
んっ…(相手の手によりついてしまった泡を流してもらい、耳を触られるとつい僅かながらに甘さの乗る声が漏れ。そんな中で相手から指摘された言葉に「はぁい」と間延びした言葉で返すもやはり相手と直接触れ合うのは好きなためまた相手に抱き付いて)
よし、じゃあ上がろう(相手が抱きついてくると、軽く頭を撫でてあげては、相手に上がろうと声を掛け、「このままじゃ風邪引いちゃうよ」と言い)
ん…はぁい(頭を撫でられれば嬉しさから目を細めて撫で受けつつ相手の言葉に頷いて返し、相手の手を握り相手と共に行動する意思を見せて)
じゃあ行こ(相手が手を握ると、素直に従ってくれることに安堵しつつ、行こうと言い、相手と共に浴室から出ては、タオルで相手の身体を拭いたり、服を着せてあげたりと世話を焼き)
(相手に促されるままに相手と共に浴室を出て、これまた相手にされるがままに身体を拭いてもらいつつ僅かに甘い声が出かかるもそれは何とか堪え、服を着せて貰えば相手のが終わるのを大人しく待っていて)
うん、結構いいね(自分の体をタオルで拭くと、ルファから借りた部屋着を着ては、満足そうに呟いて、「ジェル、どう?ルファの服、似合ってる?」と相手にも尋ねてみて)
ん、似合ってる!(相手からの問い掛けにコクンと頷いて抱き付きつつも、ふと何気なくスンスンと匂いを嗅ぐも相手の匂い、と言うよりは兄の服を着てるからか兄の匂いくらいしか分からず、少しだけ眉を潜め「でも、アルにぃの匂いしない…」と呟いて)
ルファの服だからなぁ…(相手に似合ってると言われ、よかったと思ったが、抱きついた相手に、自分の匂いじゃないと言われては、苦笑しながら言い、「急いでて手ぶらで来ちゃったんだから、我慢して?」と言い)
…ん、分かった(相手からの言葉に少しだけ寂しさはあるものの、容姿こそ次兄の服を着ているだけで相手であることには変わり無いのだから、と自分で何とか納得するよう考えながら抱き付いたまま頷いて返しては相手の方を見上げながら抱き付きの状態は変わらずに「ね、アルにぃ。今日アルにぃの顔見ながら寝たい」と軽くピョンピョンと跳ねながらねだって)
ふふっ…うん、いいよ(相手がぴょこぴょこと跳ねながら強請る様子が、とても可愛らしく、つい笑みを零しては、頭を撫でてあげながら頷き、相手を抱っこしてあげて、ベッドに行き)
へへ、やったぁ(相手から許可が降り、相手に抱き抱えられれば嬉しさから近くなった相手の頬を自分の唇を優しく触れさせて)
!…俺もジェルにしちゃおうっと(相手が頬にキスをすれば、少し驚いたが、ふふっと笑っては、ベッドに座れば、相手を膝に座らせては、相手の口に数回キスをして)
んっ…(相手の笑った表情に喜んで貰えたと嬉しくなっていれば、ベッドに腰かけた相手の膝上に座らされ、そのまま口に数回の触れるだけのキスをされれば僅かながらに甘い声が漏れ出てしまい。そしてふと、今の姿でいつものキスをされればこの姿で相手と身体を交えた時のように口内をより満たされるのかも、なんて考えが頭をよぎるとそんなキスをされてみたい、という邪な考えが頭をよぎり、無意識にお尻が揺れ動き)
…あ、今変なこと考えただろ(相手の漏れ出る甘い声を可愛いなと思っていれば、相手の身体が揺れ動いているのに気付き、きっと無意識に考えてたなと思えば、揶揄うように笑いながら言い)
っ…それはっ、その…(相手の揶揄うような言葉にカアッと分かりやすく顔を赤く染めあげながら口ごもりながらも否定は一切せずにいて)
っ…(相手からの更なる揶揄いに一段と顔の赤みを深くさせながらも身体こそ幼くなったとは言え元の記憶も残っているからこその小さな自分の口腔を相手に占有されてみたいという興味というものには抗えず、背を伸ばして自ら相手の唇への口づけをしつつ自分の唇の隙間から相手の唇へ小振りな舌を伸ばして深いそれをねだって)
!んっ…(相手をからかっていたが、相手にキスをされて驚き、小さな相手の舌が自分の口内に入ってくると、小さく声を漏らしつつ、相手の舌に絡ませていて)
んんっ…(相手の口内に何とか滑り込ませたは良いものの、幼い自分の小さな舌では自ら絡ませに行くことは出来ず、どうしようかと考えていた矢先に相手の舌により絡めとられれば、容易く自分の口内へと押し込まれてしまい。それでも予想をしていた以上に今の自分の小さな口内を愛でるような深い口付けに与えられる刺激に身体は快楽を享受し、トロリと瞳を蕩けさせ)
ん…(相手の小さな口内がとても可愛らしく、堪能するように絡ませていて、相手の全てが愛おしく感じ、暫く絡ませた後、口を離しては、「ジェルミア、すげぇ可愛い」と言い)
ふぁ…(相手との深い口付けにすっかり身体を蕩けさせられ、相手の唇が離れた後も無意識に物足りなさを感じつつもすっかり脱力しながら相手に自分の身体を寄り掛け「アル、にぃ…俺、身体…好きに、されたい…」と蕩けた瞳で相手を見上げながらそうねだるように伝えて)
(/背後ではお久し振りでございます。ジェルミアの身体が戻るタイミングについてご相談したくお声がけ致しました。当方のイメージとしてはこの翌朝か、翌々朝を想定していますが、主様の御希望等は御座いますか?)
!…もう、仕方ないなぁ(相手の強請りに、言葉はやれやれといった感じだが、声は嬉しそうで、頬も緩んでおり、「子供の身体だけど、俺とした時、キツかったりしないの?」と心配していて)
(/そうですね、私としても、その辺がいいかなと思っています!)
ん…キツく、はなかったよ…?アルにぃにたくさんされるの、好きだもん…(相手の嬉しそうな声色に相手に抱かれるのが確定したが故に赤く染まる頬を緩め、相手の心配の言葉にフルフルと首をゆっくりと横に振り、言葉を返すもキツくない理由になってるのか定かではない返答でしか出来ずにいて)
(/了解です。翌朝と翌々朝のどちらが良いか良ければお伺いしても良いですか?)
そ、そっか…?まぁ、きつくないならよかった(相手の理由になっていない返答に、少し困惑したものの、大丈夫ならいいかと思い、相手を押し倒すようにして寝転び、「じゃあ、ジェル食べちゃおうかな」と言い)
んぁっ…(相手に押し倒されれば甘い声が漏れ、覆い被さられればトロリと蕩けた瞳のまま「アルにぃ、召し上がれ…?」と相手に囁くように伝えて)
ふふ、美味しく頂いちゃお(相手の様子にゾクゾクとしつつ、そう言っては、相手の子供の体を気遣い、優しく襲って)
(/すみません、返信を忘れておりました…!
翌朝がいいかなと思っております!)
(相手との優しくも愛の深い交わりによる快楽の一切を享受した翌朝、相手と共に眠ったその身体はいつの間にか戻っており)
(/了解しました!では翌朝にしておきますね!)
んん…?(朝になると、起きるものの、相手を抱きしめて眠り直そうとするも、感覚に違和感があり、目を開けて相手の様子を確認すれば、戻っているのがわかり、すぐに目が覚め、「ジェル、よかった…」と呟きながら、相手を抱きしめて擦り寄っていて)
んぅ、アルに…(自分の身体が戻ってることには眠ってるが為にまだ気付いてないものの、相手に抱き締められ擦り寄られる感覚に頬を緩めたまま相手の名を呟きながら両手足を相手の背に絡めるように抱き付いていて)
子供も可愛いけど、大人の方がやっぱり好きだなぁ(眠っている相手を見つめては、幸せそうに呟いては、何度も軽いキスをして)
んぅ…アル、兄…?(相手からの何度目かの口付けによる擽ったさから身を相手に押し付けるような形で軽く捩り、目蓋を開ければ目の前に相手の顔が見えて寝ぼけ眼で相手の名を呼んで)
あ、起こしちゃった?(相手が起きた事に気付くと、嬉しさのあまり、ついキスをしていたが、そのせいで起こしたかもと思い、そう言って、「ジェル、体戻ったみたいだよ」と伝えて)
んぇ…?(相手からの体についての言葉に寝起きの頭では理解がまだ追い付いてないのか抜けた声が漏れ出ながら首をかしげていたものの、絡めた腕を緩めながら自分の体の方へ視線を落とせば、自分の体はいつもの相手と比較すればまだ小柄ではあるものの、あの薬をやられる前の自分の体に戻ってる事に気付いて「ホントだ…アル兄、俺元に戻った!」とまた抱き付きながらはしゃいで)
へへ、やっぱりこっちの方がいいや(相手の良かったの呟きに相手の肩口に頬擦りしながら、背丈は相手に追い付けずともこうして少し背伸びをすれば相手の顔に口付けしたりできる今の方が良いのだと目を細めながら呟いて)
後でルファたちに伝えに行こ(相手の頭を撫でてやりつつ、相手にそう伝えては、「じゃあジェル着替えて、ご飯食べよ」と伝えて)
うん!(相手からの提案にコクンと頷き、ユルリと相手の背に回してた両手足をほどいてからゆっくりと身体を起こしては、ふと相手の方を見て「ね、アル兄。俺やっぱりアル兄と結婚式まで一緒に居たい…」相手と出来る限り居たい、勿論自分の姿が戻ったのだから自分が作ってる果物…ルミアスを食べたら相手は国に戻って結婚式まで会えないかもしれない。それでも抑えきれない願いを相手にねだって)
そりゃあ、俺もいたいけど…(相手が起き上がると、自分も起き上がり、相手からの強請りに、少し困ったように言い、「でも、俺も仕事あるし…何か他のことして我慢しよ?」と言い)
うぅ、それはそう、だけどぉ…(相手からの困ったような返答に相手を困らせてしまった、という事実に胸がキュウと締め付けられ、他の事で我慢を…そう必死に考えるも相手と過ごしたい、その想いだけがどうしても先行してしまい何を代替案として出そうか考えが纏めきれずにいて)
んー、デートなんてどう?(相手の様子を見て、考えられないんだろうなと思い、なにか無いかと考えては、浮かんだものを言い)
っ、する!したい!(どうしようかと頭を悩ませていたタイミングで提案された相手からの提案にパアッと表情を明るくさせながらそう伝えて。相手からの魅力的な提案にすっかりその気になりどうしようかなんて考えていればふと相手の耳元で「ね、アル兄…俺、女の子みたいになった方がいいかな?」と囁くように問いかけて)
うーん、俺はいつも通りのジェルとデートしたいけどなぁ(相手の言葉に、少し考えてはいつも通りの相手としたいと言い、「でも、公表前だしダメかな…」と考えて)
うん…公表してないもん、ね……(相手の呟きに相手とのデートで沸き立っていた心は幾ばくかの落ち着きを取り戻してしまい、少しだけ悲しさの籠る声で呟いて。しかし「…でも、デートしてるのが俺達って分からなければ良いはずだよね?」と相手の方を見上げながらそう問い掛けて)
前は抜け出してデートしたから怒られたけど、今回は目付け役にも許可貰うし、きっと大丈夫だよね(どうすべきか悩んでいたが、許可さえ貰えば大丈夫だろうと勝手に結論付けては、そう言って、相手の頭を軽く撫でては、「じゃあ着替えておいで。俺から話しとくから」と言い)
うん!(相手が悩んでいる様子こそあれど、相手が大丈夫だと思うのならきっと問題なく相手とのお忍びデートに行ける、そんな楽観的な思考の元相手からの着替えておいでという言葉に笑顔で頷いて、クローゼットの方にパタパタと駆けるように向かい、どんな服を着ようか、なんて考えていて)
あの、ジェルが戻ったんですけど…(部屋を出て、相手の目付け役を見つけると、声をかけ、相手の姿が戻ったことを伝えてから、デートに行きたいことを伝え、「もちろん、バレないように気をつけますから、ダメでしょうか」と頼んで)
「そうでしたか…勿論バレない事は大前提では御座いますが……」(相手に呼び止められ、どうしたのかと思えば幼子になったジェルミア王子の姿が元に戻ったと言う報告で、安堵していたところに相手からデートに行きたいと言う相談をされ少しだけ考えて。バレないようにすると説明する相手にバレない事は現状では当然の事だと伝えつつも自分の一存では明確にOKを出しづらく悩んでいたが「あれ、アルベルト。どうしたんだ?」と第二王子であり末子のジェルミア王子の兄であるルファ王子が声をかけてきて、それに一礼をして)
ルファ!あのね…(やはりダメだろうかと思っていると、ルファから声をかけられ、執事にした説明と同じ説をして。「俺もジェルも気をつけるし、頑張るつもりだけど…やっぱりだめかな?」と尋ねて)
「そっか、まぁ気をつけてさえくれりゃ良いぜ。母さんには俺から伝えておくよ」(相手と弟のお目付け役から大体の似たような説明を受け、ふむと軽く考えるも折角姿が元に戻れたのだしその嬉しさからの二人で決めたことだろうと考え至り弟とのデートの許可を伝え、母への連絡も自分が代理で行うと説明し。幸いにも弟の仕事の後任は今日の夕暮れ時に戻るらしいことも聞いていたため「とりあえず俺からの条件としてはバレない様には勿論だが、夕方までにはこっちに戻ってきて、ジェルミアの後任と会ってくれ。今日の夕方には戻ってきてる筈だからな」と相手に伝えて)
!わかった、ありがとうルファ(ルファから、母への連絡の代理と許可を伝えられ、嬉しそうにしては、条件についても頷いて、相手の部屋に戻れば、「ジェル、オッケーだって!」と伝えて)
っ、ホント!?(少し悩みながらも決めた服装に身を包んで、大丈夫かな…と不安になりながら鏡とのにらめっこをしていれば、戻ってきた相手からの声にヒョコッと顔を出してそう聞き返しては、水色と白のインナーに黒のアウターとチャコールグレーのズボン、という服装に身を包んだままタッと相手の元へ駆け寄り相手に抱き付いて「アル兄とのデート楽しみ…!」と幸福感の滲み出る声色で呟いて)
話してる時にルファが来て、許可してくれたんだ(相手を抱きとめつつ、ルファから許可をもらったことを伝え、ルファから伝えられた条件を相手にも伝えて、「ジェルたちの街、どんなとこなのか楽しみ」と言い)
へへ、たっくさん案内するね!(相手からの言葉に嬉しさの方が強まってきて、相手から伝えられた条件は耳に入ったもののすぐに記憶の隅へ追いやってしまいながら嬉しげに伝えて)
うん、楽しみにしてる(相手の言葉に、ふふっと笑ってはそう言い、頭を撫でてあげて、条件は聞き流してそうだと思いつつ、「じゃあ、ご飯食べよ」と言い)
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