匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
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クッキー…?(相手からの説明と共に指差された原因である机の上にあるものを相手の背中越しに確認してみれば、それは見た目には至って普通のクッキーであり、僅かに香る香ばしさからも違和感を感じることは出来ない美味しそうなクッキーが原因なのかと知れば不思議ではあったものの、相手と同じ身長になれた事の方が嬉しいからか「まぁ、アル兄が同じ身長になったから良いや。そう言えば今の身長ってアル兄の何歳位の身長?」と相手の容姿の若返りの原因への興味よりも何気なく気になった事を問い掛けてみて)
んー…(どれくらい前の身体に戻ったのだろうと思いつつ、近くにあった鏡に写っていた自分の顔を見ては、「15歳くらいかな…」と言い。服を着替えて朝食を食べに行こうと思い、「ジェル、服着替えて、ご飯食べ行こ?」と言い)
15歳…(相手の言葉に思わずポツリと僅かな落胆の色と共に復唱して。自分よりも2歳と言えど年下と身長が変わらない、それは身長が低いことがコンプレックスな自分にとってショックの隠しきれない事で。しかし、相手が朝食を食堂で食べようとしていることに気付けば「待って、アル兄…アルベルト」と相手の身体を自分の方に抱き寄せて相手の提案を相手の名をいつもとは違う呼び方で引き留めてから「今のアルベルトの姿を他の人が見たら戸惑っちゃうだろうし…元の姿に戻るまで部屋から出るの禁止」と囁くように相手に元の姿へ戻るまでの間の部屋から出ることを禁止だと伝えて)
!…え、なんで?心配しなくても大丈夫だよ(いつもと違う呼び名に驚いていれば、相手から部屋から出ることを禁止だと言われ、なんでと聞きつつ、禁止にしなくても大丈夫だと言い張り、「だから、食堂行こ?」と言い)
ダメなの…(相手の大丈夫だから行こうと言う言葉に言い知れぬモヤモヤ感が強く、相手の身体を抱き締める力を無意識に強めては「…だって、こうなっちゃった原因調べるとかで身長一緒なアルベルトと一緒に居れないかもじゃん」と単純に今の姿の相手と離れることが嫌なことを無自覚に溢して)
!…絶対ジェルから離れないから(相手にぎゅっと抱きしめられ、今の自分と離れたくないと言われると、一緒にいれなくなる事を心配してたのかと思い、絶対離れないと言い、相手を抱き締め返して、「それに、あのクッキー調べてもらうから、離れることにはそうそうならないよ」と伝えて)
…ホント?(相手の言葉に同じ高さの相手の瞳を見詰めながら離れないと言う相手に未だ不安な気持ちは残ってるというのが相手に向ける視線と声色から分かりやすく出ながら問い掛けて)
うん、ジェルミアに誓って(相手の不安な様子を察すると、笑顔を向けながら、相手に誓って大丈夫だと伝えて、「もし、離れることになったら、ジェルのお願いなんでも聞くよ」と言い)
ん、分かった。なら約束ね…?(相手の笑顔はいつも見ているのと違いどこか幼さが垣間見えるものの安心感があり、ヘニャリと目尻を下げコクリと頷いて約束だと相手の言葉に同意しては「あ、でも執事さんに先に言って他の人が今のアルベルトを見ても驚かないようにこの事、伝えてもらお…?」と相手にせめてものお願いとして提案をしてみて)
うん、そうだね(相手が安心してくれた事に安堵して、新たに提案された言葉にその方がいいかと思い、頷いては、「とりあえず、服着替えよ」と言い、相手の背中をぽんぽんと撫でて)
うんっ(相手の言葉に頷いては相手と共にクローゼットに向かい、服を着替え始め。着替えてる最中、ふと自分の為にと相手が買ってくれた女性用の服類に目が行き、何となく今の相手にならもしかしたら似合うのかも、なんて邪な考えが思い浮かんでしまうも、相手にそれを悟られないようあえて視線をそれらから外して着替え終えて)
やっぱジェルと身長同じだから、サイズ合わないね(自分が王族な為、服は仕立ててもらった物しかなく、1つ手に取って着替えてみるも、当然サイズが合うはずもなく、相手同様に少しぶかぶかで、くすくすと笑いつつ言い)
ふふ、だね。でも、アルベルトとお揃いになれるの嬉しい(相手の言葉通り、お互いにサイズの合わない少しブカブカな服の状態にクスクスと楽しげに笑いつつも相手と同じ今の状況が嬉しいのだと話してはふと相手に意識してもらいたくなってくれば相手の側に歩み寄り耳元で「今のアルベルトならあそこにある女の子の服の方がサイズが合うかもね?」と悪戯っ子な笑みで囁いて)
っ…(お揃いが嬉しいという言葉に同意しようと思ったが、相手に囁かれた言葉に顔を赤くして、ちらりとクローゼットに隠されるように置かれた女の子の服を見ては、「ジェルは、着て欲しい…の?」と尋ねて)
んー…ちょっと?部屋の中だけで良いから見てみたい気持ち、あるかも…(相手の女の子の服の姿、それは今までの相手のカッコいいイメージを覆してしまうためそこまで着て欲しくない気持ちが強いものの、そうじゃない今だからこそ相手に着てみて欲しい気持ちも僅かばかりあって。だからこそ素直にそう伝えつつもふと相手から言われた約束を思い出しては「じゃあ、もしアルベルトがその姿で俺から離れる事になったら、戻ってきた後で女の子の服着て一緒にお出掛けしようね?」と相手が自分から言った離れないの約束を違えた際のお願いの内容を相手に伝えて)
っ、うん、わかった…(見てみたいと言われ、耳まで真っ赤にして、先程した約束を違えた際にして欲しいと言われると、恥ずかしさから小さく頷いて。なんとか気持ちを落ち着けると、顔の赤みも治まり、そろそろ執事を呼ばないとと思い、執事を呼びつけては若返った姿を見て驚かれたが、事情を話して、クッキーを調べて欲しい事と、他の使用人に説明しておいて欲しい事を頼み)
(相手が執事を呼び説明をしている間も離れたくないというのをあからさまに相手の腕に抱き付きながら傍に居ることで言葉にせずともその場に伝えていて)
…じゃあ、みんなに伝え終わったら呼んで(相手に腕に抱きつかれても、気にすることなく執事に伝えていて、終われば執事が去っていき、相手と共にソファーに座れば、「アイリスに見せたら、どんな反応するんだろうね?」と楽しそうに言い)
そうだねぇ…少なくとも驚きはしそうかな?(相手の言葉に笑って話してはアイリスの反応を予想しては「けど、最終的には俺達のことを変わらずお似合いの夫婦って言ってくれそうじゃない?」と楽しげに相手に伝えて)
確かに、お似合いって言ってくれそうだな(普段から、お似合いと褒めてくれるからこそ、言ってくれる様子が容易に想像出来、楽しげに笑いながら言い、悪戯心から、驚かせたいなと思い)
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