隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

わぁ、凄く綺麗…(相手とのやり取りの最中、やって来た店員が見せてくれたのはプラチナの白鳥を模したベースに3種の宝石が輝くネックレスで、一方はエメラルド、その対となるものにはそれぞれピンクサファイアとアクアマリンが填まっており、合わせれば白鳥同士、としてエメラルドとピンクサファイアやアクアマリンがそれぞれハートの形になるよう綺麗に整えられており、思わず感嘆の声が漏れながら目を輝かせ)

うん、ほんとに綺麗だね(相手同様に目を輝かせていて、「これつけて、買い物しようよ」と2人に提案しては、無意識にワクワクとしていて)

うん、したい！(相手からの提案に頬を緩めつつ頷きアイリスも「私もしたいです」と笑顔で同意しており、店員に頼んでこの場で着けて入れるケースを貰うことになり)

こっちがジェルので、こっちがアイリスのだよ(2人にそれぞれ渡して、｢どう？2人に似合いそうだなって思ったんだけど｣と尋ねてみて)

嬉しい…(相手の問い掛けに目を細めながら受け取り頬を緩めながら素直な感想を伝えて。アイリスも「嬉しいです、ありがとうございます」と笑顔で感謝を伝えており、早速身に着けて相手に「どうですか？」と見せているのを見て自分も早く着けてるところを見せたいと思い着けようとするも気持ちの逸りからか思いの外苦戦してしまってて)

ピンクにして正解だったね、アイリスに似合ってるよ(アイリスがつけたのを見て、目を輝かせながら褒めて、手こずっている相手を見て、｢俺がつけてあげようか？｣と声を掛けて)

…ん、つけて…(相手に悟られるより早く、そう気持ちが逸ってしまい結局相手に手こずっていることを知られてしまえば恥ずかしさで顔を赤く染めつつ相手にネックレスを差し出して素直につけて欲しいとねだって)

…よし、できたよ(相手から受け取り、相手の背後に回るとつけてあげて、相手の前に戻れば、｢ん、やっぱ似合ってるよ、可愛い｣と褒めて)

…へへ、ありがとうアル(相手の手でネックレスをつけて貰い、可愛いと褒められれば何だかんだ嬉しくて幸せさを表情いっぱいに出して感想を伝えてはいつもの癖で相手に抱き付いて)

わっ、もうジェルってば(抱きつかれると少し驚いたが、いつもの事だと思い、ふふっと笑っては、相手の頭をぽんぽんと撫でて、自分もつけては、｢どう？2人とも、似合ってる？｣と尋ねて)

うん、すごく似合ってる！(相手に頭を撫でて貰えれば嬉しさから頬を緩め。そして相手が自分で着けようとしてるのを動きで察すれば相手が着けやすいよう抱き付くのを止めて。そして相手がネックレスを着けてるのを見て素直に褒め、アイリスからも「はい、凄く似合ってます」と褒め言葉が相手に伝えられ)

ありがと、すげぇ嬉しい(2人に似合っていると言ってもらえ、嬉しそうにしながら言うと、｢じゃあ、そろそろ次んとこ行くか｣と声を掛けて)

うん！(相手からの声かけに頷いて返し、アイリスも「はい！」と頷いており。相手がこのネックレス代の支払いをいつの間にか済ませていた事もありそのまま3人で揃いのネックレスを身に付けたままお店を出ては相手の両側に自分とアイリスが並ぶ状態で街中を談笑しながら歩いて。そうしてればちょうど以前相手とお忍びデートの際に行ったファミレスがあるのが少し先に見えて)

…あ、あの店だ(2人の手を握り、談笑しながら歩いていれば、以前相手と来た店が見え、目を輝かせて、アイリスに｢あのファミレス、すごい美味しいんだよ。前初めて行ったけど、2人してすぐ気に入ったくらいだもんね｣と伝えて)

うん、行こ行こ！(相手からの言葉にアイリスも「そうなんですね、時間的にもちょうどお昼時ですし、あそこで昼食にしましょうか」と同意しているのを見て自分もアイリスの言葉に同意して行こうと促し、3人でファミレスの方へと向かっていき)

アイリスも気に入ってくれると嬉しいな(ファミレスへと向かいつつ、アイリスにそう言って、店内に入れば、店員に人数を伝えて席に案内してもらい)

…この席、他の人からの視線少ないね(相手たちと共に案内されちょうど奥まった他の利用客の視線が上手く切れている席に案内され、席に座ればホッと一息つきながら少し声を潜めつつそう伝えて。アイリスは店内の雰囲気を見渡しつつ「ここ、とてもいいお店ですね」と笑ってて)

うん、これなら少しは安心だね(他の人から視線が届きにくい席であることに安堵して、そう返しては、アイリスの言葉に目を輝かせて、｢でしょ？！｣と言い)

それにね、ここ料理も美味しいんだよ！(相手の目を輝かせる姿につられ自分も目を輝かせつつメニューをテーブルに広げメニューも美味しかったのだと伝えてアイリスに伝えればアイリスも楽し気に笑っては「それは凄く楽しみです、どのお料理頼みましょうか？」とメニューを眺めており)

せっかくなら、2、3種類くらい頼んで、3人でシェアしない？(どうしようかと考えながらメニューを見ていたが、ふと思いついたように、そう提案してみて)