隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

っ…(相手の悩む姿を見上げたまま自然と腹の奥がキュンキュンとし始め、モジモジとしながら無意識に腰が微かに揺れだして)

…っふは、そんなに期待してたんだ？(相手の様子をちらりと見れば、モジモジとしている相手の腰が僅かに揺れていることに気付くと、つい笑ってしまい、相手を押し倒して、「もちろん、することなんて決まってるだろ？」と言い)

わっ…(相手にベッドの方へと押し倒されれば小さな声が漏れ、する事は決まってる、と言われれば顔はより赤く染まりつつも自分の身体を相手が好きにしやすいよう緩く腕を相手の背に回し「…アルに食べられたい、な…」と相手に抱かれることを自らもねだって)

愛してるよ、ジェルミア(相手の強請りや、背中に回された腕に、舌舐りをしては、相手の耳元で囁き、相手にキスをしながら襲って)

ぁっ…(相手に耳元で囁かれればビクンと肩が揺れ、深く口付けをされればトロリと瞳は蕩け、そうして相手からの愛を幾度と受け取りながら相手との交わりに耽り。その後、享受した快楽で力の籠らぬまま緩く回した腕で相手の身体に抱き付きながら小さく寝息を立てて)

…寝ちゃった(眠ってしまった相手の髪を撫でては、後処理をして、自分の部屋着を相手に着せてやり、自分ももう1つ部屋着を出して、それを着てから相手を抱き締めて眠りについて)

…アルにぃ、どこにも、行かないで…(相手に抱き締められながら眠っていれば何か嫌な夢を見ているのか表情が曇り、少し怯える声で寝言を呟いて)

…んん、じぇる？(眠っていれば、相手の声が聞こえた気がして目が覚め、眠気からふわふわとしながらも、相手が何やら魘されていることに気付き、相手をしっかりと抱きしめ直し、相手の髪を撫でるものの、すぐに睡魔に負けて眠ってしまい)

んぅ…アルにぃ、アルにぃ…(相手に頭を撫でて貰えれば僅かに表情は緩まり、相手を求めるように相手の名を寝言で呟きつつ相手の頬に唇を微かに触れさせたままゆっくりと眠りについて)

…にぃちゃんがまもるから(相手を抱き締めて寝ていると、もぞりと動き、相手の方に頭を乗せるような体勢で眠っていて、相手をぎゅっと抱きしめながら、守ると寝言を呟いており)

…アルにぃ、すきぃ…(相手に守るような体勢で抱き締められれば先程までの不安げな表情は無くなり、すっかり頬を緩め相手への好意の言葉を寝言で呟いては両手脚を相手の身体に緩く絡め)

ん…(相手に絡ませられた状態で、気持ちよさそうに眠っていれば、気付くと朝になっているも、目を覚ます様子はなく、眠り続けていて)

ん、ぅ…(朝になり軽くモゾリと身を捩り、ゆっくりと目蓋を開ければ、相手に抱き付いた状態でいることに気付き顔を真っ赤に染めるも、相手がいる事がとても嬉しくて安心感から頬を緩めて相手の頬に軽い口付けを数度して)

んん…(ゆっくりと目を覚ますと、相手がいる事に幸せを感じ、ぎゅっと抱きしめ、「おはよ、ジェル」と言い)

アル兄おはよぉ(相手の起床の挨拶に頬を緩めながら挨拶を返し、再び相手の頬に口付けを落として)

ふふ、起きたらジェルがいるって幸せ(相手からのキスに嬉しそうにふにゃりと笑いながら呟いていれば、扉がノックされ、なんだと思っていれば、執事が朝食の準備が出来たと声を掛けてくれて)

俺も、アル兄いるの幸せ…(相手の言葉にフニャリと頬を緩ませながら同じ気持ちだと伝えて。そうしてれば、相手の執事が朝食に呼びに来てくれ「はぁい」とやや間延びした返事を伝えて)

じゃあ、食べに行こっか(ゆっくりと起き上がり、伸びをしつつ言い、今日はアイリスも誘って街に遊びに行こうかと考えていたが、仕事をするように言われたことに思い出し、「俺、今日はお仕事するから、アイリスのとこ行く？」と尋ねて)

分かった、ならアイリスのとこ行ってくるね(相手から朝食に誘われ頷けば、相手から今日は仕事をするからと言われれば昔であれば無理やり遊んでと駄々を捏ねたりしていた記憶はあれど、今はもうある程度分別をつけれるんだから、と割り切って相手が仕事の間はアイリスの元へ行くと伝えて。自分と相手が起きたのを確認した相手の執事が部屋を出たのを見てコッソリ相手の耳元へ口を寄せ「もしアル兄がして欲しいなら俺、女の子の下着も着てあげるからね？」と少しだけ頬を赤らめながら囁いて)

！…旦那様をお仕事前に煽らないでくださぁい(相手に囁かれた言葉で、顔を赤くしては、少し逸らしつつ、煽るなと言い、相手の手を繋いでは、部屋を出て、食堂へ向かって)