隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

んー、とね。アル兄の部屋でアル兄の手で俺の事着せ替えてほしいな、それで…俺の事、アル兄の好きにしてほしい(相手に家に着いたらしたいことを問われれば少し考えながらもまず相手の手によって自分の着替えが行われて欲しいこと、そして相手にどんなことでもする事を耳元で囁いて)

！…ジェルを可愛くして、何しようかな(相手に囁かれた言葉に、少しにやけてしまいつつ、そう言っては、するりと相手の頬を撫でて)

…俺、どんなことでもしてあげるからね？(相手に頬を撫でられながら紡がれた言葉にキュンと腹の奥が僅かに疼くのを感じて頬を赤らめながら改めて何でもすると伝えて)

…ふふ、楽しみだね(相手の様子に楽しそうに笑いながら言うと、髪にキスをして。相手と話していれば、到着して、ドアを開けてもらえば相手と共に降りて)

(相手と話しながら車内の時間を楽しんでいれば、到着し、相手のエスコートで車から降りればちょうど出迎えに来ていたらしい使用人たちの他に相手の側室となる予定のアイリスの姿もあり。アイリスは相手と自分の姿を見付ければ歩み寄ってきて「お帰りなさいませ、アルベルト様。そしてジェルミア様、この度はお悔やみ申し上げます」と自分たちに声をかけてくれ、それに首を横に振っては「ううん、もう大丈夫だから…その、いつも通りにしてくれると助かる、かな？」と苦笑いを浮かべつつ返して)

ただいま、アイリス(部屋に戻ろうとしたが、アイリスの姿を見ては、微笑みながら言い、アイリスの手を握ると、「アイリス、また今度、指輪買いに行かない？」と微笑みながら誘い)

うん、アイリスもアル兄のお嫁さんだし、アイリスだけ指輪無いのは俺も嫌だからさ(相手からの提案にアイリスは驚きながら「え、それは嬉しいのですが…ジェルミア様は宜しいのですか？」と少し申し訳なさそうに聞いてきたためコクリと頷いてはアイリスは相手の近い将来の側室という立場とは言え自分と同じ相手の伴侶となる存在、ならば同じ様に相手から指輪を送られるべきという同意見であることを伝えて。そうすればアイリスも安心したのか「分かりました、ではその時を楽しみにさせていただきますね！」と嬉しそうに笑って相手に返して)

俺にとってはどっちも大事な人だから、あんま遠慮しなくていいんだよ(アイリスの手を握ったまま、立場を気にしてか、よく遠慮したりするため、そう伝えて、「立場が違うとは言え、俺にとってはどっちも大好きで、大事な奥さんなんだから」と言い、二人に笑顔を見せて)

あ、今度アル兄のお嫁さん同士のお茶会とかしよ？…勿論アル兄は参加しちゃダメだよ？お嫁さん同士のお話もあるんだから！(相手からの言葉に「ありがとうございます、アルベルト様」とアイリスが嬉しげにしてるのを見て微笑んでいれば、ふと思い付いたようにアイリスに相手の伴侶同士でお茶会をしようと提案し、相手の方を見上げてそのお茶会は参加しないでと伴侶同士の話は旦那さん厳禁だからと少し悪戯っ子な笑みを浮かべてそう言って。するとアイリスも楽し気に笑っては「ふふ、それも良いですね、是非したいです」と幾分か乗り気で)

…いくら旦那様がいないからって、2人して俺の悪口言い合って盛り上がるとかはやめてくれよな(相手の提案に少し寂しさは感じるものの、2人で話したい事もあるだろうと思い、頷いたが、2人が悪口を言わないのを理解した上で、冗談として笑いながら言い)

そんなの言わないもん！ねぇ、アイリス？(相手の笑いながらの問い掛けにクスクスと笑いながらそう返してアイリスにも話を振ればアイリスも楽し気に頷いて「勿論ですよ」と返して。そうして軽くアイリスとの雑談も済ませれば「それじゃあ俺、また今日からアル兄のお部屋に泊まるからね」とアイリスに伝えて相手に行こうと繋いだままの手を軽く引っ張って促して)

…じゃあ、俺たち部屋戻るから、何かあったら来ていいからね(相手の促しに、小さく頷いては、アイリスに手を振りながら言い、相手と共に自室へ向かい、「まぁ、ジェルはこれから女の子になるんだけどね」と悪戯に相手の耳元で言い)

っ…うん、分かった…(相手と共に部屋へ向かう途中に囁かれた言葉に顔を真っ赤に染め、相手に女の子の服装を着せられるのだと感じとり頷いて返して)

…着いたよ(相手の様子にくすっと笑っては、部屋に着くと、扉を開けて中に入り、相手を通して、相手の父の葬儀へ参列するための服を着ているため、自分も着替えておこうと思い、クローゼットに行き)

(相手に部屋に通されればそのまま相手の後ろをついていき、クローゼットに到着すれば自分も服を脱ごうとし始めるも相手に着せ替えて欲しいという願いを言っていたことは少しだけ忘れていて)

…ジェル、お願いはいいの？(自分用の部屋着とワンピースを取り出して、相手の方を見ると、自分で脱ぎ始めていたため、きっと忘れているんだろうなと思いつつ、くすくすと笑いながら言い)

っあ、えと…アル兄、お願い…(少し着崩した状態で相手から言われた言葉にハッとしては少しだけ口籠っていたものの、恥ずかしげに顔を赤く染めながら着崩した状態のまま相手の方を見上げながら自分の着せ替えをねだって)

ジェルのそういうとこ、すげぇ可愛い(相手の様子に、くすくすと笑いながら言い、着崩された相手の服に手をかけて、服を脱がせては、ワンピースを着せてあげて)

(相手に可愛いと言われれば恥ずかしさで顔をより赤らめつつ顔を俯けさせ、相手の手によって服を脱がされワンピース姿に変えられれば、オズオズと相手の方を赤ら顔のまま見上げながら「アル兄…次は、俺の事、どうするの…？」と問い掛けて)

んー、どうしようかなぁー？(顔を真っ赤に染めた相手に、どうするのか尋ねられると、少し意地悪したくなり、あえて悩んでいる様子を見せて)