匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
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…うん、分かった…!(相手から行こうと手を繋ぎながら言われればまだ寂しい気持ちは残ってたものの、相手に頑張ると言った手前それを翻すのも嫌だったためコクリと頷き、片手に父とのツーショット写真、もう片方の手は相手と繋いだまま僅かに力がこもり)
…お待たせしました、行きましょう(相手の様子を見ては、にこっと微笑み、部屋を出てリオネルにそう言って、早速会場へ向かい)
(/とてもお久しぶりです!
遅くなってしまいましたが、もしまだいらっしゃる様でしたら、お相手頂けると嬉しいです
では、気長にお待ちしております)
(相手と共に部屋を出て、相手が兄へ行こうと声をかければリオネルもコクリと頷いて先導してくれ。そうして国王一族の専属である葬儀所へ向かえばどうやら他の家族は揃っている様で、母と兄二人、そして自分と相手だけの告別式は静かに執り行われ。その最中、故人である父との最期の別れを伝える時間となり、まず喪主として母、そして長兄、次兄と続き、自分と相手の番が回ってきて)
(/お久しぶりですー、またお会いできるのを楽しみにしておりました!)
…ジェル、大丈夫?(告別式が始まり、そして別れを伝える時間になれば、相手を支えつつ、小さく尋ねて、相手の父が眠る棺桶のそばに行って)
(/ありがとうございます!
まだいてくださり、すごく嬉しいです!)
…うん、だい、じょぶ……(相手の心配する言葉に僅かに震える声で呟き返し、相手に支えて貰いながらも亡き父の眠る棺の傍に歩み寄り。そして持っていたものの力を込めすぎていたせいで少しクシャクシャになってしまった父とのツーショット写真を棺の中に眠る父の顔の傍に添え、泣きそうなのをただただ必死に堪えて)
…おじさん、その写真持ってってあげて
ジェルの宝物なんだって(棺の中で眠る相手の父にそう話しかけて、「抜け出してばっかだったジェルが、俺の嫁としてかっこよく隣に並ぶ姿を見ててください」と優しく話していれば、最後なんだと思ってしまい、涙が溢れて)
…俺、アル兄と、絶対、幸せに、なるから…だから、見ててよね…(相手の方へ少し身体を預けながら涙声で小さくもそう伝えて)
ずっと大好きでした、かっこいい兄2人と、可愛い弟を、俺にくれてありがとう(相手の身体を支えるために肩を抱いている腕に少し力が篭もりつつ、昨日の国葬でも伝えたことをもう一度伝えて、「伝えたいこと、ちゃんと伝えられた?」と相手に尋ねて)
…ん、だい、じょーぶ……父さん、俺、これからも、頑張るから…(相手からの問い掛けに相手の方を見上げてコクリと頷き返しては大丈夫だと返し、その後父の亡骸の方へ改めて視線を向けてそう宣言するように伝えて)
…じゃあ、戻ろうか(相手の父への宣言を聞いては、より一層頑張ろうと胸の中で誓い、相手に戻ろうと伝えては、少し涙がこぼれているも、泣かないように堪えながら相手と共に席へと戻り)
(相手からの促しにコクンと頷いて相手に支えられながら席に戻り。そうして恙無く進行していき、いよいよ父の亡骸の火葬のタイミングとなり、父の亡骸の入った棺が装置の中へと入れられ。それを見届けると思わず寂しさから相手の胸元に顔を埋めて)
(相手の胸の中で涙を流さぬよう堪えていたが相手の泣き声が聴こえてきてそれにつられて相手の胸の中で泣いてしまい。自分と相手の泣く姿に長兄が気付いたようで優しく相手の頭を撫でながら「ありがとう、アルベルト王子。見届けてくれたこと、きっと父も天で嬉しく思ってると思うよ」と相手を慰めて)
リオにぃ…俺、今日は泣かないって決めてたのに…(相手の頭を撫で続けながら泣いていれば、リオネルに撫でられ、昨日も泣いたため、泣かずにお別れしたかったのだと言い)
「あぁ、でもアルベルト王子も父さんの為に泣いてくれてるんだろ?それなら構わないさ」(相手の言葉に長兄は優しくもどこか寂しげな瞳で相手の事を見ながら泣いてしまうのは気にしないと伝えて)
…ありがとう、リオにぃ(相手をぎゅっと抱き締めたまま、リオネルの優しい言葉にお礼を伝えるも、その目のどこか寂しげであることに気付けば、長兄だからこそ思うこともあるだろうと思えば、リオネルだって悲しいに決まってると考えれば少し気持ちも落ち着き、泣き止んでは服の袖で涙を拭い)
「…ジェルミアのこと、頼んだぞ……と、きっと父さんもアルベルト王子にそう言う筈だ」(長兄は相手が涙を拭う姿を見て相手の胸元で未だ泣き続ける末子の事を頼む、そう伝えると同時に亡き父もそう言うだろうとも伝えてから自分は母の傍へと移動して)
やっぱりかっこいいな、リオにぃ…(常に凛とした姿を見せてくれるリオネルの背を見つめながら呟いて、相手の背中を撫でながら、「ジェルミア、大丈夫?」と声を掛けて)
っ…ご、めっ…アル、にっ…(相手に背中を撫でて貰い、必死に泣き止まないと、そう思えば思うほどに出てくる涙と泣くことを止めれない自分が少しだけ嫌になりつつしゃくりあげながら謝罪の言葉を伝えようとして)
謝らなくていいよ、無理しないで(相手の背中を優しく撫でたり、トントンと叩いてあげつつ、謝る必要はないと伝えて、「泣きやもうとしないでいいんだよ、ジェルがスッキリするまで、落ち着くまで泣いていいからさ」と伝え)
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