隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

ぁっ…ぁ、い…(相手も起きたようだが、自分の物だと言わんばかりに抱き締められて小さく甘い声が漏れ、朝食の準備が出来てると言われれば甘い声のまま小さく返事をすれば相手の腕の中でモゾモゾとしつつ相手の口許に触れるだけの口付けを数度しながら「アルにぃ、おはよ…」と甘い声のまま朝の挨拶を伝え)

ん…おはよ(相手にキスをされ、幸せそうにしつつも、眠そうにして、今度は自分からもキスを返しては、相手が帰ってしまうのが嫌で、相手の肩に頭を乗せては擦り寄って)

へへ、今日は甘えたなアル兄だね？(相手からのキスに幸せな表情を浮かべていれば、肩に頭を乗せそのままスリスリしてくるその姿が愛おしくて思わず微笑みながら甘えただと子どもが甘えるような体勢をとってる自分の事は棚に上げながら相手の耳元にそう囁いて)

っ…ジェルだって、甘えてる(相手に耳元で囁かれると、頬を赤らめつつ、少し顔を上げて相手を見つめては、相手の体勢だって甘えていることを指摘し)

俺の身体は、アル兄だけのものだからいーのっ(相手の言葉にふふ、と笑えば自分は問題ないと明らかな理不尽と言われても仕方ない言葉で言い返して。そんな中ふとあることを思い付けば「ねぇ、アル兄…パーティー終わったらさ、そのままアル兄のとこに帰って、またお泊まりしたいな…それでね、アル兄に女の子の服を着せてもらって、俺を女の子にして欲しい」と頬を赤らめながらおねだりをして)

！…いいよ、じゃあ終わったらそのまま一緒に帰って、お泊まりしよ？(相手のおねだりを聞いては、したいと思い、そう提案して、それを楽しみに頑張ろうと思い、相手を離すと起き上がり、「じゃあ朝ごはん食べに行こっか」と言い)

うん！(相手が離してから起き上がるのを見て自分も相手からの促しに頷きながら自分も起き上がって)

じゃあ、はい、ジェルミア(ベッドから降り、立ち上がれば相手に手を差し出しながら、笑みを浮かべて言い)

(相手から手を差し出されれば嬉しさから笑みを溢しながらコクリと頷いては指を絡めるように繋いで相手と共に食堂へと向かって)

帰るまでずっとジェルとくっついてれたらいいのに(相手と指を絡めて繋ぎ、食堂へと歩いていれば、相手とまたすぐにお泊まりが出来るとはいえ、離れるのは寂しく、せめてギリギリまであいてとくっついてたいと思っていれば、無意識に口にしてしまっていて)

…今日のアル兄はこれまでで一番甘えたさんだね？(相手と歩く最中聴こえてきた声にクスクスと笑いながら相手の方を見上げつつそう言って。しかしそれでも大好きな相手であることには変わらない為「ギリギリまで離れなくて良いなら俺も離れたくないけどね…」と呟いて)

…別に甘えたじゃないしっ！(相手の言葉に始めはきょとんとしたが、すぐに口に出ていたのかと理解し、顔を赤くしながら違うと否定して)

ふふ、アル兄可愛い…(相手の赤く染まる顔を見ては笑いつつ可愛いと溢しては「大丈夫だよ、アル兄。正式に俺がアル兄のお嫁さんになったら、ずーっと一緒だから」と身体を相手の身体に寄り添わせつつそう伝えて)

…かっこよくありたいのに(相手に可愛いと言われ、更に恥ずかしくなり、相手と会う時はかっこよくいたかったなと思っていて、そう呟いては相手を抱き締めて)

アル兄はいつもカッコ良くて大好きだし、たまに可愛いとこ見せてくれるのも大好きだよ？(相手に抱き締められれば幸せな感覚に身体中が包まれ、照れ臭そうに身を捩りつつ相手の方を見上げながらそう伝えて。その後で少し背伸びをしては「でも、可愛いアル兄の姿は俺にだけしか見せちゃダメだよ？アイリスにも見せちゃダメだからね？」と囁くように伝えて)

っ…はいはい、わかったよ(相手にかっこいいと言われ、よかったと思っていれば、囁かれた言葉に、顔を赤らめつつも、仕方ないと言うような言葉を言うものの、声は嬉しそうで)

へへ、アル兄大好き(相手から帰ってきた言葉は呆れの言葉ではあったが、その実のところは嬉しいのだろうというのは分かっていて、幸せな表情を浮かべながら相手に大好きだと伝え。そして相手の方を見上げては「ね、朝ごはん食べに行こ？」と問い掛けて)

そうだな、行こっか(相手に大好きと言われ、幸せそうにしたが、朝食を食べに行こうという促す言葉に、そういえばそうだったと思い出し、離すと再び手を繋いで)

うん！(相手と改めて手を繋ぎながら頷いて食堂へ向かい、そこで朝食を相手と仲良く談笑しながら食べ)

美味かったな(相手と談笑しつつ食べていて、終わればそう言って、相手といられるのももう少しだと思い、相手に抱きついて)