隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

お酒だよ、ジェルと飲もうかなって思って(相手の隣に座りつつ、お酒だと伝えて、机に置けば、｢本当はダメだけど、明日側室に会うんだし、一緒に飲みたくて持ってきた｣と言って、グラスに注いで)

えっ…(相手からの説明に驚きから目を丸くして。本来ならこの国では自分はまだダメな筈のお酒を一緒に飲みたいと相手が願ってくれた、その事実が嬉しくて驚きの表情からユルユルと頬を緩め「へへ、ありがと。アル兄！」と満面の笑みで感謝を伝えて)

王子だからって特別扱いはないし、他の人に言うなよ？(自分の国では相手はお酒はまだ飲めないため、他言しないようにと相手にそう伝えては、相手にグラスを渡して、｢じゃあ飲も、ジェルミア｣と言って)

うん！(相手からの忠告にコクリと頷いては相手からグラスを受け取って「それじゃあ、いただきます」とそう言ってからコクコクと受け取ったグラスのお酒を呑んでみて。それはフルーツのような香りのする少し甘いお酒で「美味しい…」と思わず呟いて)

だろ？これ、俺のお気に入りなんだ(相手の言葉に嬉しそうにしながらお気に入りなのだと言い、自分も飲んで、多少飲みすぎてもいいかなと思い)

俺もこれ好きぃ(相手の言葉に同意するように自分もこのお酒が好きだと伝え、またコクコクと飲んでいき。その飲みやすい飲み口についついでもらった分を早くに飲み干してしまい、「アル兄、お代わり欲しい」とねだり)

ん、いいよ(相手におかわりを強請られると、相手の持つグラスに注いであげて、自分も無くなれば注いで飲み進めていて。何杯目か飲んでいると酔い始め、相手に抱きついて甘え始め)

んー…ふふ、ありゅにぃ、どおしたのぉ…？(相手にお代わりをもらい、またコクコクと飲んでいき、相手程飲んではないものの、お酒に弱かったのか赤ら顔でいれば、抱き付かれ甘えだした相手に舌足らずになりながら相手に身体を預け問い掛けて)

あるにぃはぁ、じぇるがだいすきだから、あまえたいのぉ(相手にどうしたのかと言われると、ふにゃふにゃと笑いながら甘えたいのだと言い、グラスに残っているお酒を飲んで)

ふへへ、じぇるも、あるにぃのこと、だーいすきらよぉ…(相手の言葉に幸福もあるだろうがすっかり酔いの回ってる赤ら顔でそう返してはグラスに残ったお酒を飲み干し、グラスをテーブルに置き相手の肩口に頬擦りをして)

ふへ…うれしい(相手からも大好きと言われると、嬉しそうにふにゃりと笑っては、グラスが空になると、机に置いて、相手を押し倒せば｢あるにぃと、えっちしよぉ？｣と言いながら服を脱ぎ始め)

ひゃあっ…(相手に押し倒されれば高い声で反応してしまい、相手からのその誘いにトロリと照れとも酔いともとれる蕩けた瞳で相手を見上げつつ「良いよぉ…シたいから、ベッド、連れてってぇ」と相手に抱っこをねだるポーズでねだり)

ん、わかったぁ(相手に強請られると、相手を抱っこして、ベッドに連れていき、｢ねぇ、おれのからだに、いっぱいしるしつけて？｣と服を脱ぎ捨てながら甘えた声で言って)

ん、良いよぉ。あるにぃは、おれのだもんねぇ(相手にベッドに改めて転がされ、相手の甘え声でのねだりにアッサリと快諾しては相手は自分のだと自らの想いを告げては相手の肩口等服に隠れる位置に口づけを行いキス痕を複数個つけて)

んっ、ふ…ふへ、うれしいなぁ(相手に跡をつけてもらえば、甘い声が漏れ、相手がつけてくれた跡を見ては嬉しそうにして。自分もと言うように相手の身体に何個も跡をつけてから、それを満足そうに見ては襲い)

ふ、ぁっ…(相手からの痕付けに甘い声が漏れ、そのまま相手に襲われようともそれを拒むことは一切無くそれを受け入れるように相手に抱かれ)

じぇるみあ、かわいい…すきぃ…(相手を襲いながら、繰り返し好きと言い続け。何回か襲うと満足したのか、お酒の影響か、眠ってしまい)

…だいすき、あるにぃ…おれの、あるにぃ…(相手にたくさん愛を注がれ、相手が眠ってからも自ら相手の身体に密着するように抱き付いてはそのままボソボソと相手は自分のだと呟きながら眠りに就いて)

ん…(相手に抱きつかれ、どこか幸せそうな微笑みを浮かべながら眠っていて、朝になっても目を覚ますことはなく、相手を抱きしめて擦り寄っていて)

(結局後始末をすること無く眠りに就いてからスヤスヤと相手にすり寄られては頬を緩めながら手離したくないと言わんばかりにお互いの裸体を密着させるように脚を相手の身体に絡め)