隣国同士の王子様は仲がいい(〆)

…(相手となにか話そうと思うも、上手く声が出せず話せないまま、城の近くまで来てしまい、なにか話さなきゃと思えば、「ジェル、は…た、たのし、かった…？」とたどたどしく尋ねて)

…うん、楽し、かった。アル兄と、デートして、アル兄に、褒めて、もらって…(相手ならの問い掛けにピクリと肩が揺れるも、コクリと頷いては少しつっかえつつではあったが、楽しかったと伝えては相手の方へ身体を寄せては「また、一緒に行きたい…お忍びでも、そうじゃなくても…」と素直に伝えて)

よ、かった…ま、また、行こう(相手が楽しかったと言えば、嬉しさを感じるも、嬉しさを感じ、行こうと伝えて。来た時同様裏口から城内へ入り、部屋の窓に着くと、開けて中に入り)

うん(相手からのまた行こうという誘いにコクリと頷いて、相手と共に裏口から城内へ戻り相手に手を貸してもらい相手の部屋の中へと戻る時にやや勢い余って相手の胸元にダイブして)

っわ、大丈夫…？(相手が勢い余って抱きついて来ると、少し驚いて、相手の無事を尋ねて、部屋に着いた為か、相手をそのままぎゅっと抱き締めて)

んっ、平気…(相手に抱き締められればそれ優しく受け入れ、平気だと伝えて。そのまま少しの間、相手の腕の中でジッとしていたが、ふとあることを思い出しては「ね、アル兄…デートの間、たくさん、見せてあげれなかった、けど…ワンピース姿の俺、のこと見たい…？」とモジモジしつつ相手の方を見上げながら僅かに恥じらいつつ問い掛けて)

！うん、見てみたい(相手にワンピース姿を見たいか聞かれると、無意識に目を輝かせながら見たいと言い、相手から離れ、服の入った袋を手に取り、「ジェルは、どれがいいとかあるの？」と尋ねて)

っ、えと、ね…その、アル兄が、すごく似合ってる、って言ってくれたやつ…あの花模様の…(相手の予想以上の食いつきに思わず相手も女の子の方が良いのかな、なんて思ってしまいつつも、相手に女性姿の自分を独り占めして欲しいという自らの欲望に思考が敗北し、オズオズと相手に伝えて)

あれか…あった、はい(相手が言ったワンピースを袋から探し出しては、相手に渡して。先程相手が試着した時はお店だった為、手を出すことはしなかったが、今は自室の為、手を出してしまいそうだなと思い)

っあ…ありがと…(容易く相手によって見付けられ、そのまま相手から差し出されたそれを受け取ってはオズ、と「…ね、アル兄の目の前で、生着替え、しても良い…？俺、アル兄になら、どんな姿見られても良い、から…」と恥ずかしさでどうにかなってしまいそうになりつつ顔真っ赤のまま相手を見上げコテンと小首をかしげ)

えっ…あ、ぅ…いい、よ？(相手に自分の前で着替えてもいいかと聞かれると、顔を赤くして、いいよと言うも、相手を見ないようにするように、顔を俯けていて)

(相手の許可をもらえば、その場でクルリと背を向けてはゆっくりと着替え始め。着ていた服をその場で脱ぎ、下着姿になれば、手に持っているワンピースへの着替えていき。静かな2人だけの空間にワンピース姿へとなる衣擦れの音が僅かに聞こえる現状が恥ずかしくて、それでも相手がそれを望んでくれたからという高揚感もあり。そうして、着替え終えればゆっくりと振り返りながら「アル兄、お待たせ…」と着替え終えたことを赤い顔で恥じらいながら伝えて)

…やっぱり可愛い(相手の声でようやく顔を上げ、ワンピースを着た相手を見れば、相手を抱き締めて、可愛いと言い、相手を襲いたいと思っているためか、相手の首筋にキスをしたり跡をつけたりを数回して)

んぁっ、ぅんっ…(相手に抱き締められ、可愛いと言われたかと思えば自らのかなり弱い部分である首筋へ口付けを幾度とされてしまい、快楽に身体を囚われてしまい相手に身体を委ねればトロリと蕩けた瞳で相手を見上げ「アル、兄…こんな、俺で良い、なら、食べて…？」とすっかり相手の欲にあてられてしまい自らねだり)

いいの？俺、またいっぱいしちゃうかも…(相手に強請られては、熱の篭った目を向けながら、本当にいいのかと尋ねるも、既にベッドに相手を押し倒していて)

良いよ、アル兄…だって、俺、アル兄の、いっぱい、欲しいもん…(相手にそのままベッドへと押し倒されながら良いのかと問われればコクリと頷いては相手の首へ腕を緩く絡め、足も相手の腰へ絡め完全に相手に食べられる事を前提とした体勢をとりながらそう改めてねだって)

じゃあ、お互い満足するまでやろう(相手に腕や足を絡められ、嬉しくなりつつ、満足するまでしようと言っては、キスをしては舌を絡ませながら、相手の着ているワンピースを着せたまま襲い)

(相手からの深い口付けを女性らしいワンピースを身に付けながらする…普段と違う服を身に付けながらの行為は今までと違う快楽を産み、新品のワンピースは殆ど汚すこと無く何度も頂きに登り詰め)

ジェル、可愛い(いつもと違う相手としている為か、いつも以上に興奮してしまい、可愛いと言っては、相手の耳や首筋にキスをしては、「もっかいしていい？」と言い)

ぁんっ、ふぁ、っ…(相手に可愛いと言われ、再びの首や耳への口付けに甘い声をあげすっかり熱を帯び蕩けた視線を相手に向けて「も、っとぉ…」と甘い声でねだり)