匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
通報 |
!…なんでもない、なんでもないよ!(相手に部屋にいたのか聞かれると、心配かけたくなくて、首を横に振りながら、なんでもないと言い。それを見た執事が呆れたようなため息をひとつ吐くと、「何があったのかは存じ上げませんが、ジェルミア様の城へ行かれて以来、会食や社交場に出る時以外部屋に籠ってお仕事をなされていたんです」と勝手に相手に説明していて)
っ…もしかして、あの日から、ずっと…?(何でもないと言い張る相手であったが、アッサリと執事の人から語られる相手の様子、会えなかった間に相手がどんな生活を過ごしていたのか…それを知れたことへの嬉しさと共に相手が自分のところへ来た時以降というのは確定的に自分が女性といたところを相手が目撃した日から、という事でありジーッと相手の事を見つめながらそう確認するように相手に問い掛けて)
…(相手に本当なのかと尋ねられると、否定も肯定もしないものの、顔を赤くしつつ目線を相手から逸らす様子が事実だと物語っており、執事に言わないように口止めしておけばよかったと後悔して)
…そ、っか…(相手から肯定と否定…どちらも無かったものの、相手の反応を見ればそれは答えを…肯定をしているも同義で。相手からそんな愛情のある返答をされてしまえば、自分から相手に向ける愛情とは違うと分かってても嬉しいもので、無意識に頬を緩めながら小さく呟いて)
っ…俺、ちょっと外の空気吸ってくる!(恥ずかしさから居てもたってもいられず、食べ終わると同時に立ち上がるなりそう言って食堂飛び出し、中庭へ行き)
っあ、アル兄待って…!(追加で貰った食事を食べていれば急に食堂を飛び出してしまった相手にそう声を掛けるも追加分をまだ残ってるためすぐに追い掛けることは出来ず。相手が食堂を飛び出したのを何も出来ずただ見送るも、すぐに追い掛けたい気持ちから残ってるご飯に集中して、数分で食べ終えれば「ご馳走さまでした!」と食事終了の挨拶を片手間に済ませつつすぐに食堂を出ては、相手が何処にいるのだろうと城内を歩き探して)
はぁ、つい逃げてきちゃった…(中庭を散歩していると、外の空気に触れたというのもあり、落ち着いた頭で先程のことを考えて。なんとなく近くにあった花を見ていると、兄が来て、相手とのことを聞かれ、頬を赤くしながら恋愛として好きなのだと話していて)
アル兄、どこだろ…(相手を追い掛けたは良いものの、何処に行ったのか検討をすぐにつける事が出来ずに一度相手の部屋へ行ってみようと中庭の近くを通ればちょうど相手の姿を見つけ、声をかけようとすれば誰かが近づくのが見え、少し物陰から様子を伺っていると相手の顔が赤くなってるのが見えて。何の話をしてるのだろう、なんて思うも相手と男性が話しているところとの距離は離れていてうまく聞き取れず)
いつか自分で言うから、父さんには言わないでね(相手が聞いているのに気付かず、恥ずかしそうに笑いながら父に言わないで欲しいと言うと、兄にわかったと言いながら軽く頭を撫でられ、相手が来てると言われ、そちらを見てようやく気付き、少し驚いて)
(相手が恥ずかしげに笑うその姿は自分に向ける姿とはまた違い、相手が頭を撫でられてる事から男性は相手の親類であるのは容易に想像でき、そんな瞬間男性と目が合い、相手と話していた男性が相手の兄であるとわかった瞬間此方を指し示しており、それに相手が振り返ってくるのが分かって咄嗟に隠れようと身を屈めるも、自分が今身を潜めていたのは幼い頃ならば隠れる事が出来たであろう程度の大きさしかなく隠れきれてないのだが、咄嗟の事でそこまで頭が回っておらず)
ジェル…っふ、ははっ、見えてるよ(もしかして聞かれたかもと思いつつ、兄と別れ相手の元へ行けば、身を隠そうとしている相手を見てはつい吹き出して笑ってしまい、見えてると言い、相手を立たせては「隠れなくてもいいのに」と言い)
…だって、アル兄がお兄さんと話してるの見てたら…邪魔しちゃうかなぁって…(相手の見えてるという指摘に思わず顔を赤くしてしまいつつ相手に立たせてもらえば隠れなくても良いと言う相手の言葉にポツポツと呟いて)
雑談してるだけだし、来てくれてもよかったんだよ?(相手の言葉に、相手に聞かれて困る話をしていた訳でもないため、来てもよかったのだと言い、相手の頭を撫でて、「でも、気遣ってくれてありがとう」と言い)
…だって、アル兄に嫌われたくないな、って思って…(相手に頭を撫でられれば嬉しい気持ちはあったものの、ポツリと呟いて。相手に嫌われたら相手と会えなくなる、それが嫌だからこその素直な気持ちを伝えて)
…そっか(自分に嫌われたくないと言う相手に、少しきょとんとして、小さい頃から知る相手を嫌うことはそうないのにと思いつつ、そっかとだけ言い、相手の手を取ると、「そろそろ部屋戻ろう」と言い、部屋へ歩き始め)
うんっ(相手の反応はとてもシンプルなものであり、怒ってないのかと僅かながら不安を抱くも手を握って部屋に戻ろうと提案してくれたので怒ってないのかも、と安心して笑顔で頷き、相手と共に部屋へと戻り)
ジェルはまだ眠くない?(相手と共に部屋に戻り、入ればソファーに座り、時間を確認しては、相手は眠くないか尋ねて、もし眠くないなら話でもしようと考えていて)
うん、へーき(相手と共にソファに座れば相手から眠くないか問われればコクリと頷いて眠気はまだないと伝え「アル兄と一緒にいる時間大好きだもん」と笑って返して)
ふふ、そっか、俺もだよ(相手が眠くないならもう少し話そうと思い、相手に自分といる時間が好きと言われると、嬉しさを感じて、どうせ自分の部屋には誰も来ないからと、相手の腕に抱きつき、そのまま指を絡ませて繋いで、「今度、俺とデートしよ?誰にも内緒で、お忍びデート」と少し悪戯っ子のような笑みを浮かべながら提案して)
お忍びデート…!うん!しよっ!(相手に腕に抱きつかれたまま指を絡める手の繋ぎかたをされれば、これは確か好き同士がする繋ぎかただよね、なんて拙い知識故に恋人繋ぎなんて呼び名があることも知らずこちらからも握り返し、相手からのデートのお誘いを嬉しげに返しては「ね、お忍びデートはお泊まりにする?」と問い掛けて。デートが恋人のキスの先だと以前に自らドヤ顔で言った事を覚えてないのか、ただのお出掛けの一種のように思ってて)
トピック検索 |