匿名さん 2023-01-16 21:04:03 |
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!…ふふ、お兄ちゃんだよ(寝ぼけている相手が、ふにゃりと笑いながら舌足らず気味に呼ぶと、自分は兄でしかないのかと思ってしまうものの、それを見ないふりして、一緒にいれることの幸せを噛み締めながら、笑顔で言い、悪戯に相手の唇にキスをしてみて)
んっ…へへ、アル兄とチューしちゃったぁ(相手から口へのキスをされればその柔らかさに頬は僅かに赤らみつつどこか幸せそうに呟いて)
しちゃったね(キスをしてしまった事に頬を赤くしては、相手の幸せそうな顔を見ては、寝惚けている今なら聞けるかもと思い、「ジェルは、俺と恋人なりたいなとか、思う?」と微笑みながら尋ねてみて)
恋人…俺、男だよ…?(相手から、相手と恋人になりたいかと問われれば完全に思考が目覚めてないがゆえに恥ずかしいという感覚すら感じる事はなく寝惚け眼で見上げながら小首を傾げ、自分が相手と同性であることを確認して。勿論それは自分自身が同性でも恋人に、更にその先の伴侶としての関係になれる、とまでの知識もないがためであり)
じゃあ、もし男同士でも恋人になれるとしたら?(相手と自分の親が認めればではあるが、伴侶になることも可能だとは伝えず、あくまでも仮定の話として尋ねて、相手の頭を撫でて)
ん…そぉ、だなぁ…アル兄、と一緒に王様、もしたいけど…(相手からの追加の質問に未だ覚醒しない思考能力を必死に巡らせ、以前に相手と約束した事も何とか思い出してグリグリと相手の胸元に顔を擦り寄せつつ悩ませていれば何か思い付いたように顔を上げれば「ねぇ、アル兄…もし、さ?俺が王様、なれなかったら…俺の事恋人にして…?」とフニャリと微笑みながら提案を伝え)
!…本当に俺でいいの?
ジェルなら、きっと素敵な女性と出会うかもしれないのに…(なんと返すのだろうと思いながら待っていれば、予想外な相手からの提案に少し驚くも、嬉しさがあり、自分でいいのかと言い、相手は自分より素敵な人がいるのではと言うも、その表情はどこか寂しそうで)
だって、アル兄と一緒にいたいもん…ダメ?(相手からの問い掛けてくるその言葉から僅かに感じる寂しさに突き動かされギュッと相手の身体に抱き付いては相手の方を見上げたまま相手といたい、仮に付き合ったとして相手といることを良しとしない女性がいるくらいなら、そんな思考からそう伝え、ダメかと小首を傾げつつ問い掛け)
ううん、ダメじゃないよ(相手にとって自分といることが何よりも大事なのだとわかり、嬉しくなりふにゃりと笑っては、相手を抱き締めて緩く首を横に振りながらダメじゃないと言い)
へへ…あ、勿論アル兄と一緒にいたいからって王様にならないって事はしないからね?(相手からダメじゃない、そう言って貰えれば嬉しさから相手の胸元に頬を擦り寄せ。しかしすぐに相手の恋人になりたいが故に自国の王の立場を諦めたりはしないと告げて)
うん、わかってるよ
ジェルは途中で投げ出したりしないもんね(自分といるために王になる道を諦めてないという相手に、ふふっと笑いながらも、相手が一度決めたことを途中でやめないのは幼い頃から見てきたためよく知っており、わかってると言っては、相手の頬を撫でて)
…あ、ねぇアル兄。俺今日から数日ここに泊まる!(相手からの信頼の言葉と頬をスルリと撫でられるその感覚に擽ったさと嬉しさから目を細めていたが、ふと思い出したように、それでいてそれはもう決めたことなのだと言わんばかりに相手の部屋へのお泊まりをすると伝え)
そっか…え、泊まり?!(相手に突然泊まると言われ、始めはそうなんだとは思ったが、少し考えては驚いて、相手のことを考えないようにするために仕事を詰め込んでいた分、以前より部屋も少し散らかっており、そんな部屋に相手を泊めるわけに行かないため、自分の執事を呼びつけて、部屋を綺麗に片付けるように命じ、ふと相手が来た方法を思い出しては、「ジェル、泊まるってこと、了承してもらってるんだよな?」と尋ねて)
んーん、目付け役にも言ってない。でも泊まるったら泊まるの!(相手から泊まりの了承を得ているか問われるも当然言わずに来ているために首を横に振って何も言わずに来ている事を平然と告げつつも泊まることは自分の中で決定事項なのだと言わんばかりに泊まりたいのだと言い切って再び抱き付いて。勿論今お目付け役が大騒ぎをしているところではあろうが、そんなことは自分の知ったことではなく、ただ今回のは相手と会えなかったその嫌な気持ちを払拭したいがためのお泊まりで)
やっぱり…もう、仕方ないなぁ(相手が首を横に振れば、予想通りで、ため息をついて仕方ないと言って、抱きつく相手の頭を優しく撫でて、自分の命令で片付けている執事に、「ジェルは暫くうちに泊まるって連絡しといて。食事は食堂でいい」と伝えながら相手を抱きしめて)
へへ、アル兄だぁい好き(何だかんだ言って代わりに伝えてくれる手筈を相手が整えてくれる、相手だからこその信頼を裏切らない相手のことがやはり大好きで、少し甘えるような口調で相手に大好きだと伝えて。そうして相手の執事が連絡のために部屋から出たのを見送れば「あ、着替えは段ボールの中に一緒に持ってきてるからね!」と相手に着替えについて伝え。しかし、少し急ぎ気味だったことや出来るだけ気付かれぬよう、そう思っていたために持ってきてたのは下着類のみで)
そうなの?(着替えはどうなのかと思っていたが、相手が隠れていたダンボールにあると聞けば、なら大丈夫かなと思い、それを確認するために一旦相手から離れて、そのダンボールの中を見れば、下着類しかなく、「ジェル、服は?入ってないみたいだけど…」と言い)
え、あ…(相手から告げられて相手の側へ駆け寄って共に中を見てみれば中には下着類のみ、そこで漸く自分が咄嗟に段ボールの中に入れていたのが下着類だけだったことを思い出したようでどうしようか、と頭を悩ませていればあることを思い付き「ねぇ、アル兄。アル兄の服貸して?」と相手に服を貸してほしいとねだり)
え、俺の?いいけど、サイズ大丈夫かな…(相手の提案に驚いて、きょとんとするも、貸すこと自体は問題ないが、幼い頃であれば問題であったが、今では体格も違うため、サイズの心配して)
俺は別に構わないよ?……それとも、アル兄は俺の下着姿のままが良いの?(相手の心配そうな呟きにケロリとした様子でサイズに関しては気にしてないと伝えては少し意地悪をしたくなっては相手の首に手を回し、抱き付く要領で相手の耳元へ顔を寄せては自分の下着姿のままの方が良かったのかと囁いてみて)
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