匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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(/ いえいえ、むしろご丁寧にご連絡下さりありがとうございます!
リアル優先で返せる時で大丈夫ですよ。
こちらはいつも楽しくお相手下さっているだけでも感謝ですので、まったり物語を紡いでいきましょう。)
【降谷 零】
( 恥ずかしがる彼女の顔に満足気に笑みを漏らすと、後ろを向いてしまったことに残念な気持ちになりつつ、短く「おやすみ」と呟き。隣にいる彼女の温もりを感じながら、そっと目を閉じる。未だにどきどきと音を立てる鼓動は鳴り止まないが、深呼吸をして落ち着かせ、何とか眠りにつくことができ。)
【夏川 宵】
んー、大丈夫です。
( 酔った勢いとはいえ告白をしてしまったことには特に後悔はないが、回らない頭でも彼が真剣に考えてくれていることが分かるとへらっと笑って。むしろ勝手に好きになっている手前自分のことを考えてもらえることだけでも有り難い。 )
【マリア】
(これは、物凄く恥ずかしい。なんなら自分かした方が心の準備が出来ているから精神的にはかなり楽である。勿論、されるのも彼からの愛情のようなものを感じられてとても良いが、自分の精神の為に、これからは自分からしていこうと心に決め。彼が寝たのを背後から感じる寝息や動かなくなった体から感じ取れば、こちらも寝てしまおうとそのままの体勢で目を閉じる。会って2日、付き合いだして初日でかなり濃密な時間を過ごしているような感覚すらするのだから、不思議なものだ。寝ている彼を起こさないように気を付けながら小さな声で「好きですよ、零さん」と呟いた後、こちらも眠りにつく事が出来て。
翌朝、しっかり眠れたからか比較的早い時間にパチリと目が覚めれば窓から差し込む光で朝なのだと時間帯を把握し。背中に感じる温もりにそっと体勢を変えて彼を起こさないようにしながら彼を見れるように体勢を変えると、まじまじと初めて見た彼の寝顔を見つめて)
【赤井 秀一】
そうか。
すまないな、本来ならすぐに答えを出すべきなのはわかっているが、よく考えてから答えを出したくてな。
………今日はここに泊まるのか?部屋は沢山あるから客室に泊まってもらう事になるが…帰るならタイミングを見てお開きにして送るとしよう。
(答えを保留にすると言う、普通の女性でも男性でも嫌がる答えに大して快諾してくれた彼女の器の大きさに感服すると共に、自分の器の小ささを感じてしまって内心少しネガティブ思考になってしまっており。酒を飲んでいるとは言え、これまでこんな風に自分に大してこんな考えを持つなんてことは無かったと言うのに、彼女といると知らなかった自分の一面に出会えるのだから不思議なものだ。
バーボンをグラスに継ぎ足すとまたグラスを傾けて酒を煽る。喉が焼けるような酒独特の感覚を感じながら酒とつまみを楽しんでいれば、ふと時計を確認してみると、酒盛りをしていたのと彼女との時間が楽しくてすっかりまた時間が思ったよりも過ぎていた事に気付く。彼女も自分も酒を飲んでほろ酔い気分ではあるが、記憶が無くなるほどでも無ければ意思疎通が出来ない程酔っている訳でもない。それでもいつもよりも回らない思考なのを自覚しつつも、家が隣の為帰るなら見送るし、泊まるなら客室へと案内をするだけ。普通なら酔った男女が部屋は別とはいえ、同じ家に泊まるなんて。となるのだろうが、自分だって酔った女性に手を出す程飢えてはいないし、理性だってある。決して彼女に手を出すことは無いと誓えるが故に泊まるか?という選択肢を増やして、彼女に問いかけ)
【降谷 零】
( こんなにぐっすりと眠れたのはいつぶりだろうか。ましてや横に人がいる状況で眠りにつくというのは自分の性格上難しいこと。それだけこの短期間で彼女の存在が自分の中で特別なものになっているということだけはわかる。夢見心地に彼女から好きだと言われたような気がしたが、あれは夢かまことか。何にせよ幸せな気持ちでうっすら目をあけると、そこにはこちらを見つめてくる彼女の顔をがあり、思わず微笑むと朝の挨拶も兼ねて彼女の腰にそっと腕をまわして引き寄せ抱き締める。)
─おはよう。
【夏川 宵】
んー…、泊まってもいいですか?隣ですけど。
( 勝手に告白をして迷惑だなと思われるならまだしも、こんなに真剣に考えてくれるなんて本当にいい人だと思う。こんな酔った勢いで告白なんてするべきじゃなかったと少し後悔すらしてしまう。彼の質問には、確かに家は隣だしすぐ帰れるが、既に風呂にも入って寝られるような楽な格好できたし、何より彼が自分をどうこうすることはないだろうと確信を持てるので、言葉に甘えて泊まらせてもらうことに。)
【マリア】
……おはようございます。
いい夢は見れましたか?見た限り顔つきもどこかスッキリしているようですし、安眠出来たようで良かったです。
(彼の寝顔を見つめていれば、彼の目が緩やかに上がって意識が覚醒したのを認める。体勢を変えたせいで眠りを妨げてしまったかな?と不安に思ったが、微笑みを浮かべた様子を見て違うっぽとも思い。寝ている時の自分の寝相なんて当然分からないので彼に迷惑を掛けていないかと思ったが、どこかスッキリしたような顔で顔色なのを確認すれば、睡眠がきちんと取れたようで良かったと彼の頬に手を添わせ。
そのまま流れるように抱き締められれば、既に近い距離がほぼゼロ距離になり、朝からのスキンシップに嬉しさと恥ずかしさを感じて、思わず赤面すればそのまま固まり。勝手な自分のイメージではあるが、彼は真面目だ。そこからだが、恋人になっても触れ合いはそんなに変わらないかもなんて思っていたが、どうやら彼は恋人に甘い人らしい。先程の微笑みだって気力出平静を装ったが、顔の良い好きな男性の微笑みだ。そんなの威力はバリ高いに決まっている。自分の理想は彼にも甘えて貰えるようなそんな包容力のある芯のある女性。だが、その前に決定的な違いとして彼はこれまでに恋人の1人や2人、居ても全然可笑しくないし、むしろ顔良し、性格よし、全部良し。な魅力溢れる男性。いなければ可笑しいくらいだ。それに引替え自分は恋愛初心者。恋愛経験値が明らかに違いすぎる。こうして抱き締められるのは勿論嬉しい。舞い上がれる程に嬉しいがそれと同時になんか恥ずかしいし、どうして良いのか分からない。そんな思考が頭の中でズラズラと流れているせいでしばらく固まった後に、油の切れたブリキの人形のようにだいぶ動きがカチコチになりながら彼の胸元に頭を埋めて、服の裾を軽く握り)
【赤井 秀一】
了解。
なら、風呂場の場所を教えた方が良いな。
………立てそうか?
(泊まるの一言を聞けば、信頼されている。と言う気持ちと男として意識はしてくれているようだが、公安部で部署で寝泊まりしたり、仮眠室で休んだりと言うのもあるだろう。その時、当然だが男性の公安刑事の方が人数は圧倒的に多いだろうから男性と一緒に寝ると言うのも慣れていて、その括りに近いものなのではないか?と言う嫉妬じみた、暗い感情が頭を占める。そこまでいって、いや…そもそも告白をされてその場で答えずに保留と言う普通なら怒られても良いような回答をした自分にそんな嫉妬をする権利は無いと自制しつつも、1度考えると頭を過ぎるようになってしまった為もはや癖のように自分の考えと感情を流し込む様に酒を飲む。いつもならこんな飲み方は当然しないし、そもそもこんな事を考えながら飲むなんて絶対にしない。こんな飲み方をしている時点で彼女をどう思っているのか答えが出ているようなものだが、素直になるのにはまだ覚悟が足りず。とりあえず、泊まるということはお風呂に入るだろうし、後ほど部屋にも案内をしないといけない。いつもよりも一気飲みに近い飲み方をして更には量もいつもより格段に飲んでいる。まだ理性は働いているし、少し動きは鈍いが頭もきちんと働いている。体がポカポカとし、気分が上向いている事で酩酊感を感じさせるが今夜だけなら問題無いだろうと判断を下すと、飲んでいる途中だが、飲み潰れて案内出来ないとなるといけない為椅子から立ち上がると少しふらつく体をテーブルで支えれば、これはかなり飲んだな。とやっとそこで自分がこれまでにない程酔っていると自覚し。とにかく、先にお風呂場の案内をしようと彼女に声を掛けて)
(/ いつもありがとうございます!
赤井さん側なのですが、宅飲み回をそろそろお開きにしてパーティでの場面に転換して進展させたいな。と思っているのですが、いかがでしょうか?)
【降谷 零】
マリアのおかげかな。いつもよりよく眠れた。
( 抱き寄せた彼女の温もりと香りに、ずっとこうしていたいとさえ思ってしまう。ぎこちない動きではあるが自分の胸に顔を埋める彼女に更に愛おしさが込み上げてきて幸せな気持ちになる。彼女のおかげでよく眠れたと伝えると、柔らかな髪に触れそっと撫でるように。今日は珍しく非番。休みの日だから先日言っていたように彼女とどこかへ出かけるのもいいかもしれない。そっと体を離すと、今日の予定についてどうするか尋ねてみて。)
今日休みなんだが、何かしたい事はあるか?行きたいところでもいいけど。
【夏川 宵】
あ、お風呂だったら大丈夫ですよ。
道具も持ってきてないですし、酔うことも見越して先に家で入ってきてるので、そのまま寝られます。
…赤井さんこそ、少し飲みすぎました?部屋だけかしてもらえたらいいので、後は気にしないで休んでください。
( 風呂場へと案内するために立ち上がった彼だが、様子を見るに少し酒に酔っている様子がみうけられる。家で風呂には入ってきたことを伝えると、部屋だけかしてもらえれば後は寝るだけ。どんな場所でもどんな服でも寝られるのは公安刑事の仕事柄。自分も立ち上がると彼のことを少し心配そうに見て。)
(/いつもありがとうございます!では次のやり取り以降パーティの方に移りましょう。恋人役として潜入ですが、例えばですけど、どこかで閉じ込められるハプニングなんかがあったらいいなと思ったり。どうでしょうか。)
【マリア】
本当ですか。それは良かったです。
私は零さん専用の安眠道具ですね、これはなんだか特権があって嬉しいです。
(よく寝れたと聞けば、顔色も良いし顔つきもスッキリしているのが見ていて分かる。これまでどんな生活をしていたのか分からないが、睡眠というのは生き物にとって大切なものだ。その睡眠を自分がいるおかげでよく取れるというのは嬉しい事だ。それになんだか特別感があって嬉しく、ほんのりと頬を赤らめながらも幸せそうに微笑んで。
そうしていれば、体が離れて、今日の予定を聞かされれば小首を傾げる。休みと言う事は彼は1日フリー。つまり何しても自由な日。自分からして見ればゆっくりと休んで欲しいが、自分と出かけると言う以前の彼の言葉も忘れていないし、色んな場所に行けるのは嬉しい。そうとなればと彼を見上げて口を開き)
でしたら、服や下着等を見に行っても良いでしょうか?
持ってきて貰った分でも可愛いですし、それなりの枚数はありますが、その………零さんの隣に相応しい装いをしたくて…可愛いとか綺麗と言われたいので服を見に行って、選んで欲しいです。
(と、そんなに沢山は必要ないが出かける度に同じような服となると、流石に何か思う所が出てきそうだ。それに彼は顔良し、スタイル良しの素敵な男性、そんな男性の隣に歩くのだ。隣にいて見劣りしないように綺麗にしていたいし、何より彼から綺麗や可愛いという言葉を聞きたいとそうお願いをして)
【沖矢 昴(赤井 秀一)】
(彼女の言葉に納得をし、寝室へと案内をすると自分もシャワーを浴びて彼女の寝る寝室とは少し距離のある自分がいつも借りて寝ている部屋で睡眠を取る。
告白を受けて数日後、キール経由で組織に動きがある。と言う知らせを受け詳細をメールで確認すれば、とある建物を借りたパーティで組織の一員と思われる人物が、とある人物と裏取引をするらしい。だが、差し当たっての問題が異性同伴。の文字。それだけなら何も問題は無かった、異性ならそれこそジョディに声を掛けてパーティに参加するところなのだが、主催者が愛妻家だからか、恋人、もしくは伴侶限定。別に1人で参加と言うのも出来たのだが、招待状を貰った日付の関係で一人参加と言う事を知らせる別紙の期限が切れてしまっていた。こうなればと公安所属で自分も少なからず想いを寄せている彼女に声を掛ければ、組織が関係するのもあって快諾してくれた。
そして、パーティ当日。
招待状を手に、今日は変装も変声期も無しの素顔で、髪はワックスでかきあげて、黒のスーツを身にまとい彼女が来るのを腕につけた時計を気にしながら待っており)
(/ 了解しました!
早速ですが、移らせて頂きました!
良いですね。閉じ込められるのも良いですね!
普通に閉じ込められるのもあれですし、何かアクシデント付き…例えばですが、閉じ込められる前に宵さんが男性に言い寄られているのを見て、ヤキモチしながら宵さんを救出→別室で閉じ込められる。なんてどうでしょう?
諸々の事件が解決した後に、赤井さんから再度告白。と言う流れを何となく考えておりますが、本体様がこうしたい!と言うのがありましたら、参考にさせて頂きますね!)
【降谷 零】
…勿論。そんな嬉しいお願いならいくらでも聞くよ。
( 服や下着を見に行きたいと言われると、既にこの前風見に用意してもらったものがあるはずだが、気に入らなかったのかと不思議に思い。しかし理由を聞くと、なんとも可愛らしいことを言う彼女。恋人のために可愛くありたいという気持ちは分からないことはないが、正直彼女ならどんなものを着ていても可愛いし美しい。頷くと少し嬉しそうに笑い、そうと決まれば体を起こしベッドから出ることに。)
じゃあ、折角だし用意をして朝食もどこかで食べようか。
【夏川 宵】
( あの告白のあった夜から数日。彼から仕事に関する協力依頼を受け、内容を聞き二つ返事で了承。組織に関することならば、こちらもそのパーティに参加することは利がある。
待ち合わせ時間に遅れないように、パーティの準備を。深い青のスリット入りホルターネックロングドレス。控えめな色ではあるが、生地にラメが入っており夜を連想させるような綺麗なドレスになっている。普段しないメイク、長い髪は下ろしているが普段と違い巻いて、髪飾りをつけ華やかさを出している。忘れ物のないよう確認すれば、待ち合わせ場所へ。彼を見つけると、スーツ姿に思わず見惚れてしまう。)
─ごめんなさい、お待たせしました。
(/ありがとうございます!その設定でお願いします!!)
【マリア】
ありがとうございます。
零さんとお出かけ、楽しみです。
めいいっぱいお洒落しますね……服だけ、選んで下さい………。
(自分の我儘を快く引き受けてくれた彼に疲れているだろうにと、少し申し訳ない気持ちになるが、彼と一緒にお出かけして、彼の為に可愛くなれるのは嬉しい。まぁ、そのお金は彼持ちになってしまうので、そこまで高くなくて可愛いやつと思っているが、人魚なので当然だが、服を着ると言う習慣がない。その為、どの組み合わせがどのように可愛いのかと言った服のセンスは皆無である。彼の為に可愛くなりたいと言って彼に買ってもらい、彼に選んでもらうと言うのが、なんか矛盾しているような気もする。お金に関しては足が治ったら短時間でも良いから働くか、海に戻った後で何かしらの恩返しをするか。の2択である。どうやって彼に貰った恩と愛を返せるかはその時に考えるとして、朝ごはんも外でと言うことなのだ、早速支度をしようと起き上がり、壁に手をついてベッドから立ち上がれば、彼の為に、何より彼に可愛いと言われたいので化粧はめいいっぱい気合いを入れる。が、服のセンスは先程も思ったが皆無なので選んで欲しいとお願いして)
【赤井 秀一】
………いや、俺も先程来たばかりだ。
ドレス似合っているな、髪も巻いているのもあるが、髪飾りが良いアクセントになっている。
これは………他の男に見られるのは少し嫌な気分になるな。
(告白を保留にしている男から、恋人役としてパーティに出て欲しい等怒られても嫌われても仕方ない依頼の内容だと言うのに、彼女は引き受けてくれた。組織が絡んでいるからと言うのもあるだろうが、本当に彼女には頭が上がらない。
タバコでも吸おうかと考えていれば、聞きなれた彼女の声が耳に届きそちらへと視線を移せば、どこか夜を連想させつつも、凛とした精神力と女性らしい丸みのある体つきが感じられる装いに目を奪われて、一瞬目を丸くして固まると言葉を無くして見惚れ。
そして我に返ると彼女に近づき、そっと巻かれた毛先の髪に触れる。いつもと違って華やかな格好なのもあって彼女が女性であると意識する自分を認めていれば、その心がそのまま口から賞賛の言葉を口にする。
これは紛れもない本心だ。確かに中には派手な格好に身を包んだ美女もいるだろう。だが、自分は彼女が1番美しいと断言出来る。彼女の凛とした佇まいは見るものの目を奪うだろう、彼女にして良かったとも思うが、その姿を見るのは自分だけでは無いことに少し嫉妬の混じった低い声で彼女にだけ聞こえるように囁くと、中に入ろうと声を掛け、エスコートする為に腕を組む為、右の腕を差し出し)
(/ ありがとうございます!
こういうのがやりたい。などありましたら、遠慮なくジャンジャン言ってくださいね!)
【降谷 零】
…わかったよ。
( とりあえず出かけるために着替えをと、立ち上がり壁伝いに歩き始める相手を見て、そっと近付くと自然と手を取り。恋人なのだから遠慮なく自分を頼ってくれればいいのにと思いながら、彼女を着替えができる部屋まで誘導すると、昨日風見が持ってきてくれた服を出し眺める。正直女性の服のセンスに関してはこちらも自信が無い。どれを着ても彼女なら似合うと思う。とりあえずその中から、薄い水色のワンピースを選択するとどうだろうかと彼女に尋ねて。)
…これはどうかな。マリアに似合うと思う。
【夏川 宵】
…、…ありがとうございます。
赤井さんもスーツ姿、とっても素敵です。
( 相手の視線が自分に止まった時どこか変だっただろうかと少し焦るも、賞賛の言葉を聞くと流石に恥ずかしく照れたように笑って。好きな人にそんなふうに言って貰えたら嬉しいに決まっている。他の人に見せたくない、そんなことを言って貰えるということは少しくらいは期待してもいいのだろうか。その声色に頬を赤く染めながら、差し出された彼の右腕に己の左手を絡ませ会場内へ。)
(/ありがとうございます!主様も何かあればなんなりと言ってくださいね!!)
【マリア】
ありがとうございます。
水色…綺麗なワンピースですね。
私の髪も似たような色ですし、合いそうですね。
今日は選んでくれたこの服にします。
(自力で歩こうと思っていたが、彼にそっと手を取られれば嬉しいと心から思ってしまい、自分の力で歩く。という事を忘れて繋がった手を軽く握る。そうして部屋を移動し、自分のお願いを引き受けて服を選んでくれた彼の姿を見れば、なんだか心がポカポカとするような暖かさを感じる。彼と出会えて良かったと微笑みながら後ろ姿を見詰めていれば、自分の服が決まったらしい。これ。と言われて選択された服を見れば、自分の髪と似たような薄い水色のシンプルながらも可愛らしさのあるワンピース。自分も髪が似たような色だし、瞳だって深い瑠璃色と青みが強い色だ。この服なら透明感や涼し気な印象を与えるだろうと思う。何より彼が自分にと選んでくれた服なのだ。この服にしますと嬉しそうに笑って服を持ち。
この服なら、化粧も昨日とは違う色味の化粧の方が良いだろう。昨日はあの女性刑事さんが選んだ色を使ったが今日はこれに合いそうで尚且つ彼が褒めてくれそうな化粧にしようと笑みを浮かべ)
【赤井 秀一】
そうか?
俺は適当に髪をワックスで固めて、スーツを来ただけだが……少しでも君に相応しいのなら、少しはこの格好にした甲斐が有るな。
(こちらが彼女の事を褒めれば、褒めて貰えた嬉しさからか、もしくは、先日の告白からして好きな男性から褒められて嬉しくない女性は居ないだろう。だが、先程の言葉は紛れもない本音だと薄く笑みを見せ。
そして、腕を組まれた彼女の小さな手を見れば、ますます女性として意識してしまう。今回は組織が絡むパーティで役とは言え恋人同士なのだ、少しばかり素直になっているのかもしれないなと1つ息を吐きつつ、パーティ会場へと足を進めれば、煌びやかな正に豪華絢爛と言った調度品が品良く置かれたパーティ会場。会場を照らすシャンデリア、壁の台座に置かれた壺や絵画、どれをとっても1級品だろう。だが、それらが成金のようなギラギラとした印象を持たせないのだから、今回のパーティのホストは品性とセンスがあるのだろうと会場を見ればすぐに理解出来た。
会場を見渡せば、各々が自分に似合うと自負して身につけてきているドレスコードに体を包み、アクセサリーでアクセントを付け、ワインや談笑、食べ物を楽しんでいる各業界の有名人や知らない人は居ないとまでされる著名人ばかり。パッと見て組織のメンバーと言うのは誰かわからないが、気を引き締めて行こうと小さく彼女に言って)
(ありがとうございます!
不安点や不満点なども遠慮なく仰って下さいね。
何せ、こちらはロルが長くなりやすいので見にくかったらすみません…。
本体様のように纏められなくて……本体様のようなロル、正直憧れていて少しでも釣り合うようにと日々文字を綴らせて頂いてます!!)
【降谷 零】
気に入って貰えてよかった。じゃあ僕も用意してくるよ。
( 選んだワンピースはほぼ直感だったのだが、よくよく考えると確かに彼女の髪や目の色、そして雰囲気にもよく合っている。選んだ服に満足してくれたのか嬉しそうな様子の彼女を見て微笑むと、自分も用意をしてこようと伝え今一度自室へ。自分はタートルネックの白のセーターにブラウンのジャケット、ジーンズ生地のパンツ。あっという間に着替えが終わってしまったが、女性は用意に時間がかかると分かっているためリビングで珈琲を入れながら待ち。)
【夏川 宵】
すごい人ですね。
( 腕を組むともうここからは恋人役に専念しなければと自分の中でスイッチを切りかえようと思うが、彼と密着しているとどうも緊張して仕方ない。会場内は人もそれなりの人数がいて、大きなパーティだということが分かる。パーティの参加条件にもあるように、夫婦、恋人での参加者がほとんどのようだ。自分たち2人も傍から見れば恋人に見えているのだろうか。そうだといいのにと思いつつ、辺りに怪しいところはないか見渡しながら会場内を進み。)
(/いえいえ!主様のロルとても分かりやすくて、こちらもそれくらいの文量を紡ぐことが出来たらいいなと思っているのですが…。)
【マリア】
(服が決まり、彼も支度の為に部屋を出たのを確認すればパジャマを脱いで畳み、彼が選んでくれた薄い水色のワンピースに腕を通す。色味は涼し気だが、冬の服だから当然なのだが生地がしっかりと厚く暖かな服で。ワンピースなので足が露出してしまう、冬の海でも泳げるので寒さには耐性があるが周りの人から見た時に寒そうと思われるかもと思い、昨日届けられた服類の中から少しだけ色の濃いグレーのタイツを探すとそれを身につけ。服が終われば次は化粧。服との相性を鏡で確認しながら少しだけブラウンの色味があるアイシャドウやリップを付けて大人っぽい雰囲気を出し。支度が終われば、椅子から立ち上がって壁を使って彼が待つ部屋まで歩き)
お待たせしました、支度終わりましたよ。
零さん。この格好……可笑しくないですか?化粧とか色がおかしくないように調整したつもりなのですが…。
(部屋まで着けば、ひょこっと顔を覗かせて待たせたことを詫びつつ彼が選んでくれた服を身につけ、化粧もしっかりした状態で話しかける。一応鏡で浮いた色が無いか確認しつつ、調整をしたつもりだが、変な場所は無いかと問いかけて)
【赤井 秀一】
そうだな。
これは……新聞記者がいたら、結構なスキャンダルになりそうだ。
ホスト側もせっかくのパーティを邪魔されないように記者関係かどうかの調査はしていると入口で聞いたが、これは凄まじいものがあるな。
……………あそこに飲み物を配っているスタッフがいるな。
飲むか?流石に手ぶらで歩いていては逆に怪しまれるしな。何か仕込んでいるとは思えないが、不安なら持っているだけでも良いだろう。
(会場を見渡せば、それなりの広さがあると言うのに人人人である。勿論高そうな調度品も目に入るが、ここに居るということはペアで移動している男女は間違いなく恋人、もしくは夫婦だし、1人の場合はおひとり様と言う事で自分達のような夫婦、恋人がいる人には配られる胸元を飾るブローチは無い。逆にブローチが胸元にあるということは誰かと恋人、夫婦だという証拠になり、嘘を付けず、何より知らなかったが故に起こる浮気や不倫の起点にならないようにとの配慮が見え隠れする。勿論、自分の胸元にも彼女の胸元にもブローチはある。だが、ブローチはどうやら統一されているらしく、誰が誰のパートナーなのかまでは分からないようにと言う配慮までしているらしい。ここまで来るといっそ見事だと笑いたくなるような気配りに、組織絡みでなかったら自分には縁のない世界だっただろうなと苦笑し。そうして会場を見渡していれば、白ワインと思われる飲み物を配るボーイが目に入ると、パーティに参加した以上、手に何か持っていなくては不自然に映る。飲み物なら飲まなくてもそれが1杯目なのか分からないし、会場に馴染むにはピッタリだろうと思い、彼女にいるかと話しかけ)
(/ 本当ですか?
ありがとうございます!
こちらは長いだけの中身ペラペラロルなので、内容が濃密な本体様のロルが本当に分かりやすくて見やすくて……!!
本当に、不安点とか不満点ありましたらいつでも仰って下さいね!!
これからもよろしくお願いします!いつも楽しませて頂いております。)
【降谷 零】
…、すごく似合ってる。
他の人に見せるのが嫌だな。
( 着替え終えた相手がこちらの部屋に来たのを確認すれば、自分の選んだワンピース、それにあったメイクもきちんとしていて一言で言うなら完璧だと思う。涼し気なその色と、彼女の雰囲気などがとても合っていて、そのワンピースを選んでよかったなどと自画自賛して。彼女のもとへいくと、似合っていると伝えるものの、だからこそ他の人、特に男にこんな可愛らしい姿を見せたくないな、なんて少し困ったような顔を。)
【夏川 宵】
じゃあ、1杯いただこうかしら。
( 当たり前だが自分と彼の胸元に付けられたブローチは、恋人同士の証。それを見る度に演技だとは分かっていても嬉しい気持ちになるのだから、全く恋愛というのは困ったものだと苦笑して。彼の言うようにパーティに来たからにはそれらしく振る舞う必要があるだろう。ボーイを見かけた彼が白ワインをと聞いてきたことには、すぐに頷き。)
(/そういっていただけてほっとしています。こちらこそこれからもどうぞよろしくお願いします!)
【マリア】
…ちょっと恥ずかしいですけど、褒められて嬉しいです。
この服は零さんが私を思って選んでくれた服ですし、化粧は私が零さんに褒められたくてしたんです。全部零さんに褒められたいのと相応しい装いって思いながら決めたものですから、これらは零さんの為の零のものですよ。
他の男性の視線も評価も零さんから貰う視線と言葉に比べたら、天と地ほどの差があります。
(どうかと自分の今の格好を見せれば、自分の欲しかった言葉を口にしてくれた彼の言葉が嬉しく、そしてどこか恥ずかしいようなそんな感覚がしながらも、嬉しいと言う気持ちが勝り満面の笑みを浮かべて。服は彼が選んでくれたものだが、化粧は彼が選んでくれた服に似合うものをと考えて化粧をしたのだ。彼から可愛いと言われたいのと彼の隣に相応しくありたいと言う気持ちから来たものだ。自分からしてみれば、彼からの褒め言葉と甘やかな視線、優しい眼差しが1番で、他の男性の言葉も視線も今は意味の無いものでしかない。自分の重きは彼であると微笑みを浮かべながら言い。)
私の全ては零さんに捧げられる位、感謝も愛もあります。
可能な限りは協力出来る事はしますし、触れたい、愛されたいと思うのなら受け止めますし、それらは私も同じなのです。
人魚の愛は重いと思うかもしれませんが、全て受け入れられる位の愛も想いの深さもあるつもりですよ。
(と胸に手を当てると、自分達人魚の特性を話しながら、彼が自分に何しようと、どんな事を言おうと自分にとっては彼が好きで、愛してやまない人なのは変わらない。重たいと思われるかもしれないが、人魚は運命の相手と番になれば何があっても最期まで番である事からも分かるように、愛情深い、一途な種族だ。だからこそ、彼以外の言葉も視線も気にならないと答えて)
【赤井 秀一】
そうか、なら念の為に2人で取りに行くとするか。
………………すまない、白ワインを貰えないだろうか?
(自分も彼女も怪しまれない為の工作作業の1つではあるがワインを飲むと聞けば、まだ腕組みをしていた状態だったので、そのまま腕を組んだまま彼女の歩幅と転倒しないかを気を付けながら、ドリンクを配っているボーイに声をかけて、白ワインを2つ受け取ると彼女にも一渡し、彼女が受け取ったのを確認すれば、毒味も兼ねてまずは自分が1口口にして)
……………特に何か入って無いな。
変な味は無いし、匂いも同様。フルーティーで女性でも飲みやすそうだ。
ただ、飲んだら甘さと飲みやすさで潰れる可能性もある。飲むのは構わんが、呑まれるなよ?
まぁ…君の事だ、そんなヘマはしないだろうが。
(2つのワイングラスを受け取れば、彼女にも1つワイングラスを手渡すと、一見は通の人のようにワインをグラスの中で軽く回してから匂いを嗅ぐ。何か盛られているような異臭もなく、1口飲んでみたが、味にも変化なしで即効性の何かも入って無さそうだ。まぁ、この手のワインは誰がどのワインを手に取るか分からないため、何かを盛る可能性は低いと見ていたし、無味無臭の薬でなければ問題無いはず。
味も癖はそこまでなくてフルーティーな味わいのいかにも高そうな白ワインと言ったところ。
周りの目を欺くのに少しだけなら飲んでもこちらがフォローするが、気をつけてくれと念の為の忠告を苦笑いを浮かべながら言って)
(/ こちらこそ、本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願い致します!!)
【降谷 零】
そう、か。
じゃあ頑張ってくれているマリアに応えないとな。
僕だって君が望むことは何だって叶えよう。遠慮なく言って欲しい。
( 彼女の言葉を聞くと、ちっぽけな自分の心配も特に意味をなさないということが分かる。話にはきいていたが、人魚という種族は人間の違って真に一途な生き物なのだ。これだけ自分のことを想ってくれている相手に、自分こそ彼女にふさわしい男でいられるように頑張らなくては、と思うし何があっても彼女のことを守ってみせると心に誓う。もしかしたら職業柄何があってもおかしくない立場だ、ずっと、という保証はできないがそれでも彼女への気持ちを込めて、そっと彼女の右手の甲に短いキスを落とし、そろそろ出かけようと提案をして。)
そろそろ行こうか。
【夏川 宵】
ありがとうございます。
…この後どうします?2人で会場内を見て回ります?これだけ広いと1度分かれて動いても良さそうですよね。
( ボーイの元に彼と共に行くと2人分のグラスを受け取る。白ワイン独特の香りが鼻をかすめるが、変なものの匂いは一切しない。先に相手が口をつけたのを見て、もしかして此方を気遣ってくれたのかと思うと、恋人役をしていることもあり大事にされていると勘違いしそうになる。やっぱり彼は優しい。ワインをひと口だけ飲むと確かにとても飲みやすいと頷くも、自分はひと口だけにしておこうと心の中で決める。また会場内を見渡すも、この広さでは中々敵の動きも読みづらい、一旦分かれて後に合流するのはどうだろうかと提案を。)
【マリア】
ありがとうございます。
私の零さんの隣に居ても恥ずかしくないように、努力しますね。
零さん、愛してますよ。これからもずっと。
(彼とこうして恋人になれただけでもこちらとしては多幸感が凄いし、付き合いだしてまだ2日だが、自分の胸の中は満ち足りている。むしろ、知識や常識、社会情勢等自分はこの人間界から見れば異質で知識も常識も足りない。普通に考えてこうして保護の為に一緒に暮らすなんて、面倒でしか無いはず。それなのに彼は怪我をした自分に手当をしてくれて、食事も寝る場所も提供してくれ、手厚く保護をしてくれたのだ。それだけで十分なのに、恋人としても大切にしてくれる彼には本当に感謝しかない。この想いが少しでも伝わって欲しいと愛の言葉を口にした後に、握られた手をそのまま彼の口元に引き寄せられ不思議に思って見ていれば、手の甲に柔らかい感触と手の甲にキスをする彼の姿を見る。という2重の羞恥心を煽るものを感じ取れば、思わずピシッと固まったまま、顔が赤くなる。触れ合いはとても嬉しい。嬉しいが、素直すぎるこの顔色はどうにかならないものか。彼のする事する事が様になっているのもあるだろうが、雰囲気も彼の眼差しも一等甘いと感じ取れるだけに、すぐに赤くなってしまう。これが恋愛経験の差かと思うが、慣れる気が一向にしないし、自分だけこうも振り回されるのは何だか悔しい。そうなればと、心の中で拳を握って覚悟を決めれば、握ってくれている手を支えに少しだけ背伸びをし、彼の頬にこちらも軽くキスを送って、パッと離れれば、やり切った!早く話題を変えよう!と体を離し)
はい、行きましょう。
どんな所に行けるのか楽しみです。
(とこれから向かうであろう、買い物をする場所やご飯を食べる場所に思いを馳せてそちらの方へと話題を変えて)
【赤井 秀一】
その方が良いだろうな。
奴らもこんな人の目がある所で取引はしない筈だ。別室か、もしくはスタッフのみが立ち入れる場所。こういった場所で取引をする筈、ここにいても得られる物は少ないだろう。
一旦二手に分かれて、人目が無い場所をある程度マークしつつ……そうだな、今から30分後にこのパーティ会場に戻って来る。それで大丈夫そうか?
(彼女の言葉を聞けば、それはこちらでも考えていた為納得したように頷いて肯定する。このパーティ会場はシャンデリアで室内は明るく照らされていて、参加者は全員顔を晒している。それに何より組織の者では無い人達の目があり過ぎる事からここで取引が行われるとは考えずらい。誰と誰が取引するのかと言った人物像は一切謎だが、組織に潜入していた経験とこれまでの組織のやり方からして、影に潜むようにひっそりと人知れず行われる事が多い。その事からも手分けして人の目が少ない場所をお互いに探して脳内で暗記し、この会場だ、いくら広いと言っても右エリアと左エリアで分ければ1人で30分あれば細かな場所まで見れるだろう。それらを確認したあと、このパーティ会場の扉で合流し、情報共有をしてマークした場所を2人で探る。これが1番効率的だろうと提案し)
【降谷 零】
僕も愛してる。
…!
( 彼女の素直な告白に、自分も幸せそうに愛してるのことばを紡ぐ。恥ずかしそうにする彼女を満足気に見つめていると、仕返しとばかりに突然の頬へキス。それは予想外だったのか目を丸くして、何が起きたのかが分かると少しだけ恥ずかしそうに笑い。引いた手をそのままに、どこへ行こうかを考えながら家から駐車場までのスペースを歩く。確か車でそう遠くない場所にオシャレなカフェができたと梓から聞いており、店の客がとられると騒いでいたような気がする。偵察も兼ねてそこに行こうと彼女を車に乗せて提案を。)
最近できた朝食が食べられるカフェに行こう。
【夏川 宵】
りょーかい。
では、私は左のエリアに行ってきますね。30分後にまた。
何かあったら連絡します。
( パーティ会場がこれだけ広いとなると2人で動くのは効率が悪いということは相手も考えていたようで。相手の提案に頷くと、早速と自分は左のエリアを選択し。彼と離れるのは名残惜しいところではあるが、ここからは本当の仕事だとばかりに意気込み。とはいえ、何があるかは分からない為連絡手段であるスマホを持ったことを確認するといってくると伝えて。)
【マリア】
(彼の幸せそうな表情とこちらが仕掛けた頬へのキスに少し目を丸くして恥ずかしそうに笑った彼の表情を見れば、してやったり!!と心の中でガッツポーズを取ればその2つの表情を見れただけでも何だか、勝った気分になる。勿論、彼からされるのも嬉しいがその分威力は倍である。何せ初めて好きになった人が自分に触れるのだ、ときめき過ぎて心臓が破裂しそうなのだから。自分からするのもそれ相応の心の準備や勇気を絞り出す必要があるが、威力がバリ高く、こちらに対しての優位属性持ちの甘い彼からの触れ合いと眼差しで受ける羞恥心という名のダメージに比べれば、可愛いものだ。これからもこうして行こうと、彼の表情を横目で盗み見しながらどこか満足そうに笑ってうんうん頷き。
そして、車に乗せられその車が走り出せば、彼からカフェにと提案を受ける。昨日行った所は確か喫茶店と言っていた筈だ、カフェという事は昨日行った場所とは違うのだろう。自分一人なら萎縮して行こうだなんて思わなかったかもしれないが、彼がどうかと提案してくれたのと、彼も一緒なのだから、大丈夫だろうと考えると)
昨日とは違う場所ですか。
どんな場所なのか、気になります。昨日の喫茶店も良いものでしたが、どんな風に違うのでしょう。初めての場所はワクワクしますね。
(と笑みを浮かべながら了解する。そして車を走らせる彼の姿をチラチラと見ながらも、上機嫌なのかフンフンと鼻唄を歌っており。人魚の歌には何かしらの力がある。なんて言われているが、あれはデマで歌は歌でしかない。強いて言うなら種族柄歌うのが好きで、その歌が上手い位だろう。と言ってもリズムはきちんと歌として成り立つが、歌詞が造語なのか意味の成さない言葉である事くらいだ。
どんな場所なのだろうと景色を眺めていれば、北欧風の店構えで白いボードに「welcome-Cafe orivie」と書かれたカフェに着き)
【赤井 秀一】
了解した。
こちらも何かあったら連絡しよう。
ワンコールでもしてくれればすぐに探して駆けつける。
(段取りがスムーズに済めば、やはりこういう時は仕事柄同じものを目指しているのもあるが、特殊な職種なのもあって楽だと感じるものがある。以前ならジョディに頼むこともあったが、ジョディや他のFBIの女性に頼む事が難しい場合は、仕方なく一般人の女性に仕事で恋人役をして欲しいと頼む事もあるにはある。大体は割り切ってくれる女性が多いが、中にはずっと一緒にパーティ会場にいて欲しいとごねられたり、終わった後に恋人にしてくれと頼み込まれたりと割とゴタゴタする事もゼロではない。彼女の場合、自分に思いを寄せているのは知っているが、公使を分ける性格なのは把握済みだ。そこを狙っていた訳では無いが、何となく自分は狡い男に思えてしまうのだからこの類の感情は少々厄介だな。と思ってしまう。
これらの考えは仕事に関係ない事だ、こちらも彼女のように割り切ろうと意識を切り替えると、決まった段取りの復唱に頷き、何かあればとの言葉に了解の意を示す。いくら逮捕術や体術を取得している公安の刑事と言えど、男女差による筋力差はどうにもならない。しかもここには酒を飲んだ男性もいるのだ、何か無いことを祈りたいが、用心に越したことはない。こちらもワンコールでも連絡があれば場所を探して駆け付けると付け足せば、少々名残惜しい気もするが、彼女と分かれて右エリアの散策の為に踵を返してその場を後にし)
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