匿名さん 2023-01-13 20:59:11 |
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【降谷 零】
…まず、そのご主人様というのをやめよう。
僕は、降谷 零。なんと呼んでくれても構わない。君は、名前はあるのか?
あと、僕は君を食べるつもりもないし、鑑賞用に飾るつもりもない。
…怪我をしているだろ。その怪我が治ったら元いた場所へ返そう。水槽越しで構わないから、その怪我を見せてくれないか。
( 人魚特有の綺麗な声、そして流暢な日本語。自分のことを「ご主人様」という彼女には、名前を伝えていないし買い取った主を呼ぶ呼び方としては間違いはないのだろうが、何だか妙に慣れない。名前を伝えると、好きに呼んでくれて構わないと伝える。人魚を食べれば不死になれる、それは組織からの情報でも聞いていていたし、組織が欲しがっていたのもそのため。こういった類のものを研究している者、または富や権力に執着するものは喉から手が出るほど欲しいだろう、と想像する。それでもこうやって自分が匿うことにしたのは不死を手に入れるためでも、愛玩として扱うためでもない。傷付いた鰭へ視線を移すと、兎に角治療する方法を探さねばと考えながら、最終的には元いた場所へ戻してあげることを口約束する。と言ってもきっと今は人間を信用できないだろうな、と思いつつ鰭についた怪我を見せて欲しいと頼んでみて。)
【松風 春】
たしかに、ニュースなんかで米花町の事件なんかを聞くこともありますね。一人暮らしなので、ちょっと怖いとも思ったり…。
じつは、明日から帝丹小学校で司書をすることになりまして。私の知り合いのツテで、学校からそんなに遠くないこの空き家を借りることになったんです。
( 戻ってきた彼に視線を移すと、待っていたなんてとんでもない、とほほ笑み。すぐ隣の家へと向かう、ポケットに入っている鍵を取り出すと鍵穴に差し込み回す。解錠の音が聞こえると扉を開けて、相手を中へと促し。移動している間に彼から振られた日常会話には、苦笑混じりにこちらも返す。確かにこの米花町での事件というのはよくニュースでも、警視庁の方でもよく耳にしている。何かと物騒になっているこの街に、女ひとりということで心配をしてくれているのだろう。一般的な女性なら、少し怖い、と答えるのが無難だろうと松風春という女性になりきって不安げな様子を醸し出す。それでもここにきた理由は、小学校の図書の司書をすることになったから、と伝えている内に荷物が置かれている部屋へと到着する。そんなにもダンボールの数がないのは、あくまで仮住まいであるから。公安勤務の日はこっちに帰って来れないこともある。荷物は必要最低限のものしか持ってきていない。家具類は引越し業者が全て配置してくれたため、残っているダンボールのうち大きめのものをひとつ2階へ運んで欲しいと伝え、その合間に自分も相手へと質問を投げかけ。)
このダンボールを2階の部屋へお願いします。
沖矢さんは、何をされている方なんですか?
【マリア】
降谷 零さん。
じゃあ……零さんと。その方が呼びやすいので…。
私はマリアと言います。えっと…人で言うところの苗字は無いので、そのままマリアとお呼びください。
何もしない?せっかく人魚を買えたのに変わった人です…。
怪我……………放って置けば治りますが、こんな感じです。
(自分を買った男の人の名前が分かれば、それを1度復唱すると、降谷呼びにしようか悩んだが口に出して言いやすかったのが名前呼びだった為、怒られるかもしれないと少し怯えながらも名前呼びにすると自分の意見を相手に伝えれば、自分の名前を聞かれた為、大金をはたいて買ったのだから本来持っている名前ではなく、別の名前でも付けられるのかなと思っていただけに、その質問を聞けば、心底不思議そうに首を傾げてはしばらく相手の真意を図ろうと黙ってしまうが、黙っていては始まらないと思い直したのか自分の名前を名乗り。
そして解剖も愛玩動物としても扱わず、食べもしない。何なら海に返すとまで言ってくれたその言葉には目を丸くして驚き。お金と言う概念は知っており、それを沢山手にするのは大変だと聞いた事がある。自分を買う時にお金を大量に使ったのに海に返すなどお金を無駄に使ったようなものだ。そんな自分に取って都合の良い話が有るだろうと不振に思ってしまうが、その話は自分にとって希望の光そのものでしかなく、頭ではそんな話がと思っていても期待してしまう自分がおり。
怪我を見せてと言われれば、流石にまだ人魚にとって大切な鰭を触らせるのは怖いのか水槽越しで良いならと体制を少し変えると、水色の鰭に所々にフリルのような鰭がある──だが、鱗の所々が取れてしまっていたり、鱗に裂傷があったりと傷の目立つ鰭を見やすいようにと相手に見せて)
【沖矢 昴】
そうだったんですね。
それも帝丹小学校ですか。確かにここからでしたら近くて通勤もしやすそうですから、ここを選んだのは正解かもしれませんね。
(なるほど、帝丹小学校の図書の司書か。と納得出来る部分もありつつ、自分としてはそのコネが少々気になってしまうのは恐らく職業病だろうなと内心苦笑してしまうが、話を聞く限りでは普通の一般人そのものである。指にタコがあるのは気にかかるが、引っかかるのもそこだけ。考えすぎか?いや、だが、あの少女を守る為に警戒し過ぎていても問題無いだろうと色々考えながら受け答えをしており。
そして一人暮らしは怖いとの言葉にそうだろうなと1つ頷いて相槌を打ち、そんな話をしていればお隣なのだ、歩いた内にも入らない位の距離を歩きお隣の家へと着けば彼女が鍵を開け、中へと招かれる。玄関で靴を脱ぎつつ「それでは、お邪魔します。」と挨拶をした後にまだ物が色々と届いていないのか、殺風景と言う言葉がぴったりな部屋にいくつか床に置かれたダンボール。一人暮らしだから物の処分も兼ねてしたのかわからないが、そのダンボールの数が平均よりも少ないように見える。最近ではミニマリストなんて言葉があるように必要最低限の物で暮らす人も居ると言うし、彼女もそれだろうか?もしくは一人暮らしを始めるに当たってミニマリストを目指すなんて言うのも有り得るだろう。そして、ダンボールを2階にとお願いされ、鍛えた体故に大して重いとも感じないそのダンボールをひょいと持ち上げた時に、彼女から質問されれば)
あぁ、そう言えば話してませんでした。
私は大学院生でして、東都大学の工学部に所属しています。
(そう設定として決めた所属を薄く笑みを浮かべるが、年が年だから少しお恥ずかしいですが。と付け加えるが新しい事には年齢なんて気にせずに挑戦してみたっくてと如何にもな台詞を続けて言うことで不信感を可能な限り無くして、沖矢昴らしい受け答えと態度を意識しており)
【降谷 零】
あぁ、それでいい。
マリア…、いい名前だな。
詳しく話せないが、僕はこの国を守る仕事をしている。
信じてくれといっても難しいと思うが、君に危害を加えないことを約束しよう。
…痛かっただろう。何もしなくても治るのか?
( 自分の名前を呼ばれるとそれでいいと頷き、反対に彼女の名前を知れば人魚らしい美しい彼女にぴったりだと思う。やはりこちのことを警戒しているのだろう。普通これだけ美しい人魚を手に入れれば、自分のものにしたくなるのも分からないわけではない。口約束だけではなんともならないことはわかっているが、自分の身分を多少明かして絶対に許可なく触れないと伝え。詳しい自分のことは組織のこともあるため彼女には伝えられない。人魚である彼女に言ってもきっと何ら問題はないのだろうが、万が一ということもある。
傷口を水槽越しに見ると、痛々しい傷跡が残っていた。彼女が言うには時間が経てば治るらしい。それならば治るまでここにいてもらえばいい話だ。ただ、先程から思っていたようにやはり水槽は狭そうに見える。ここから出して自由にさせてあげられれば1番なのだが、人魚だからそうもいかないだろう。ここで辛抱してもらうか、はたまた風見と相談をして別の部屋に大きい水槽を用意してもらうか考えて。 )
【松風 春】
東都大学の大学院生…すごいじゃないですか。
やりたいことや夢を追いかけられるのって素敵だと思います。
( 帝丹小学校の司書の件については特段不審に思われていないようで安心をする。組織を追う上で、例の少年少女を傍で守ることも実は自分の任務の内だったりするので、この職場や住まいは最高の場所なのだ。松風春としては、本に関わる仕事をしたくてようやく司書になったとでも言っておこう。ちなみに本が好きなのは事実なので、小学校といえど本に囲まれる仕事ができるのは嬉しい。
相手のことを聞くと、てっきり働いているのかと思えば大学院生だという。しかも東都大学。純粋にすごいという感想と共に、いくつになっても研究したいことや夢を追い続けられる人というのは素晴らしいと本心で伝え。
話している間に荷物をすんなり2階へ運んでもらうと、やはり体格からしても相当鍛えているのがわかる。何か武術を嗜んでいるのか、はたまた趣味で鍛えているのか。最近では体作りでジムなどに通い鍛える人は少なくないため珍しくは無いのだが。一応聞いておこうと尋ねて。)
助かりました。それにしてもこんな重い荷物簡単に持てちゃうなんて…鍛えているんですか?
【マリア】
ありがとうございます?
国を……そこの辺りは良く、わかりませんが
それならどうして私を買ったのですか?海に返すという事は私を買う為に使ったお金は無駄になると言う事ですよね?
あの場に居た人達は、皆私を独占したくて来たのだと思っていましたが………。
少し時間は掛かりますが、治りますよ。
鱗は定期的に入れ替わる時期がありまして、その時に古い鱗は自然と剥がれて新しい鱗に変わるのでその時に徐々に治ると思います。
……………狭い、これなら人の姿になった方が楽な気がする…。
(名前を褒められれば、これまでそんな事で褒める人も人魚も居なかったのでどこかこそばゆい感覚がしながらもお礼を言い。
そして詳しくは無理だがと前置きされて話された彼の素性を聞けば、ある程度の知識は持ち合わせていても人間の仕事や仕事ならではの特殊性なんかの理解はまだ難しく、不思議そうに尚且つ理解出来ない事に申し訳なさそうな表情を見せるも、詳しく話せないという事は多分、普通の人にも秘密なのだろうと何となく察するとその仕事についても教えてくれて、それにかけてでも危害を加えないと念を押すように再度約束が取り付けられれば、増々それなら何故目の前の彼があの場に居たのかと言う疑問は膨れ上がるが、それよりも気になるのが、海に返すとなるとお金が無駄になってしまうと言う事である。海に帰れるのは自分からしてみたら本当に嬉しいし、その約束が成されるのなら彼の事を信じても良いかもとは思うが、それをするならわざわざ買わなくても良かったのではないかと心底不思議そうにして問いかけ。
傷を見せた後に痛ましそうな顔をした彼の様子に、痛いと言いたくなるがそれを言っても傷は良くならないし、弱音を吐くのにはまだ覚悟が足りず目を逸らして無言を貫くも、放置すれば鱗の入れ替わり時期が徐々に古い鱗から新しい鱗に変わるからその時に癒えると答えるも、これだけ狭い水槽では身動ぎ1つするにも一苦労だし、何かの拍子にぶつけたり、逆に自分の鰭の鱗が別の鱗を傷つける可能性もあるなぁと水槽を見下ろせば、目の前の彼が考え事をしているのをいい事にポツリと人の姿の方がと呟き)
【沖矢 昴】
いえいえ、思い立ったのが少し遅かったせいで年齢を重ねての大学院生となりましたが、私のような人はきっと他にも居ますからそこまでですよ。
帝丹小学校と言えば、私と仲の良い子達も通っているのですが、とある子は探偵になると言って既に努力している子も居ますから。
(凄いと何の含みも無い様子で褒められれば、まるで謙遜している様にそんな事はと首を横に振るが、そもそもこれは設定の1つであり、東都大学に名前は一応偽装で乗せているが、ただの一度も通った事が無ければ、夢を追いかけている所か、父のあの事件を調べると母の反対を押しのけてFBIに入り、例の組織に潜入した事もあるという、もう夢は叶えたような状態だし何よりもう働いている大人の内の1人なのだが、目の前の彼女はそれを知らないので話を合わせるように言葉を返すと「にしても、司書という事は本がお好きなのですか?」と雑談としてはよくありそうな話題を振り、体を鍛えているのかという問いには)
えぇ、自己防衛術はあった方が良いかと思いまして少々…。
最近は何かと物騒ですので、鍛えておけば少しは人助けになるかなと思って鍛えてはいますが、そんなに自慢出来る程ではありませんよ。
(と答えはするが、肝心の何を習っているのかという部分は曖昧にぼやかして最もらしい理由を話すが、ここで馬鹿正直にジークンドーと言ってもそれがどんなスポーツなのか分からない人もいれば、自分に対して恨みを持つ金髪の彼のように僅かな情報が沖矢=赤井秀一と繋がってしまうのを避ける為にわざと鍛えているのみで大したものでは無いと苦笑いを浮かべて)
【降谷 零】
…あのオークションには日本だけではなく世界を脅かす組織が関わっている。そんな組織に君という存在が知られてしまったらどうなるだろうな。
ちなみに、金のことは心配しなくていい。僕ものではない。そして何より、この件であのオークションのしっぽも掴めた。時期にあの君を捕まえた支配人も取り押さえられるだろう。
そうか。
…人間になれるのか?
( 彼女が言うように、国を守ることと彼女を救うことがどう繋がりがあるのか。簡単にしか説明はできないが、あの組織がこの人魚の存在知ってしまえば、どうなるか。彼女だけではない、他の人魚を血眼になって探すだろう。そして不死が組織によって取引されれば言わば日本だけではない、全世界に混乱を招く。あのとき支払った金など、それを防げたと思えばちっぽけな代償。そして何より国から出されている金であり、自分のものではない。それに、この件により闇のオークションの存在を知ることができた。時期に摘発されるだろう。
傷の話を聞いた後、まさか人間になれるだなんて発言を聞くことになるなんて思わず、目を丸くして驚く。それならば、人の姿でいてもらった方が狭いところにいるよりいいに決まっている。)
【松風 春】
探偵を…、ぜひ会ってみたいですね。
本は大好きです。特に推理小説はよく読みます。
なので、小さな探偵さんに会うのが楽しみです。
( 小学生なのに既に探偵になろうとして努力しているだなんて、それもまた凄い話だ。ともいえ、きっとそれはあの少年の話なんだろうなと思いつつ。次に繰り出された本の質問には、目を輝かせ頷くと、今しがた聞いた少年探偵と話を合わせ。
体を鍛えているという話を聞くと、きっとそれだけでは無い気がするが憶測だけで判断をするのはいけない。そうなんですね、とだけ返し。荷物を運んでもらったことには再度お礼を伝え、逆に困ったことがあれば何でもする、と。上辺はそう言いつつ、また彼と接触をはからねばなんて考えながらも表面上ではにこにこと笑って。)
本当に助かりました。ありがとうございます。
逆に何か困ったことがあれば、言ってくださいね。
【マリア】
少し難しい話ですが…その組織?に見つかれば、良くて解剖、実験体。悪くて…使い捨ては無いかと思いますが実験体に追加して他の人魚はどこかと痛みを伴う形で聞き出そうとするかもですね。
そう考えると、零さんに買われて、助けられて私は命拾いしたという事になりますね。命の恩人と言うやつでしょうか?
え、あ…はい。
人間の足にもなれます。鰭の水分を拭き取ればになるので慎重に拭かないといけませんし、それに……なんでしたっけ、あぁ、服というのも着ないと全裸状態になりますが…。
(恐らく話せる範囲をこちらにも分かりやすく噛み砕いて話してくれている彼の対応に少しだけ思う事があったのか、話を聞き終わればうーんと自分の中できちんと理解した後に、あの支配人も目の前の彼も人魚の存在を知らずに生きてきたのはあの会場での会話や参加者の賑わいから何となく理解出来るし、自分達も昔に比べて数が減り続けている。元々人間との交流なんて無かったが故に今回自分が捕まった事で「人魚は実在していた」という事が一部の人間にバレたという事になる。人間社会と言うのはわからないが、知らない事やこの国に伝わる伝説話からして自分はその組織というのにバレたら実験体一直線だと理解すると、自分のお金では無いにしてもそれを止めてくれたのは間違いなく目の前の彼である。それならとありがとうございますとお礼を言い、少しだけ表情が柔らかく仄かに笑みを浮かべ。
そして考え事をしているとばかり思っていたのに自分の小さな独り言を聞き取り質問してきた彼に、少しだけ肩がビクついたが、一応はと肯定した後軽く説明をするも、元々ギリギリサイズとは言え決して小さくはない水槽まで置いてもらっておいて人の姿になってとなると自分で二重に場所を取ってしまうと考えれば、少し狭いが暮らせない事は無いからと遠慮して)
【沖矢 昴】
えぇ、小さいのに凄い子だなと私も思いますよ。
推理小説ですか、実は私も推理小説が好きでして、その子もですが私もシャーロキアンなんです。
話が合うかもしれませんね。ちなみにどんな本を読まれて来たんです?
(あの子は本当に凄いと自分も思う。自分と同等レベルの知識量に推理力、観察眼、洞察力。どれを取ってもあの小さな体には余りあるそれらを駆使して事件を紐解き、自分では思いつかない発想で惨事を未然に防ぐあの少年を本当に買っているのだ。彼はきっと探偵を志すとわかっていても、あの腕は是非ともFBIにと思ってしまう自分もいるのが事実。そしてあの少年と自分の大きな違いは、例え凶悪犯でも命は助ける。と言う意志の強さの違いだろう。FBI─アメリカでは、犯人に対して発砲、銃撃戦の後に犯人は息を落とすなんて事も珍しくないが、あの少年はそれを許さないと言う点からしてもうちに来ることは無いだろうなと容易く想像出来る。
そして、本が好きで、特に推理ものと聞けば思わぬ共通点に実は自分も本好きで推理小説が好きでシャーロキアンなのだと笑うと、それならシャーロック・ホームズシリーズや工藤優作の「闇の男爵」シリーズものも?と首を傾げ)
いえいえ、これくらいでしたらいつでも大丈夫ですよ。
お役に立てたなら良かったです。
そうですね…私は料理を多く作りすぎてしまう事があるので、もしかしたら近い内にお裾分けをしに来るかもしれません。
(今度は逆に力になると言われれば、正直に言うなら自分は、ある程度の事ならすんなりやりのけてしまうし困ったなんて事はあまり無い。事件や潜入の為にと手に入れた技術もあるし、何よりこの顔は変装で作り上げた偽物だ。不用意に誰かと接触して、組織に赤井秀一が生きているとリークされてしまえば、自分はあの少女を見守る事が出来なくなってしまう。口では近い内にと言ってはいるが、リスク回避の為に会うのはそれこそお隣さんとして不自然では無い程度にしておこうなんて内心は考えながら、笑みを浮かべてスラスラと言葉を連ねて)
【降谷 零】
僕は国のために動いただけだ。
なるほど…。
服は一先ず僕のものをかそう。やはり狭いところにいては、治りもよくないだろう。拭く作業は自分でできるだろうか。さすがに、女性の裸を見る訳にはいかない。
( 命の恩人と言われればそうなるが、自分はあくまで国のために動いただけ。彼女の微笑みに対してこちらも、そんな風に捉える必要はないと少しだけ笑って。人間の姿になれると聞けば、そちらがいいに決まっていると半ば強引に話を続け、服は自分のものを一先ず貸して、拭く作業は自分でできるならそれでいい。拭けないと言われた場合も考えるが、さすがに女性の裸を見てはいけないだろうと。)
【松風 春】
私もシャーロキアンです。まさか、こんなところで仲間に出会えるなんて…、嬉しいです。工藤優作の作品は勿論、全て読破しています。他には…
( 相手がシャーロキアンだと聞けば思わず目を大きくさせ、少し興奮気味に食いつくと、自分もシャーロキアンであることを伝え。工藤優作の作品の名前をあげられれば、自分は全て読破しており、その話題にも嬉しそうに笑って。更に今読んでいる推理小説をいくつか上げ、まだ読んだことがないのであればぜひ貸しますと、これに関しては他意はなく伝えて。
きっとこれだけしっかりした男性だ困ったことなどないのだろうと思っていれば、続けて出てきた悩みのようなこと。拍子抜けして思わず笑ってしまい。)
ふふっ、じゃあ楽しみにしてます。
【マリア】
それでも、私はそのおかげで命拾いして助けられたのは事実ですから。
自分で拭けます。
拭けますが……場所も取りますし、服まで借りるとなるともう訳ないと言いますか…本当に良いのですか?
(薄く笑みを浮かべた相手の顔を見れば、先程までは自分もガチガチに緊張して、今のように笑みを僅かにとは言え浮かべられる余裕も無かったが、こうして会話をしていくにつれ、まだ完全にとまでは言えないが少しずつ緊張が解れて行くのが分かる。笑った顔を見れば、自分もそうだろうが人というのは印象が変わるなと思いついついマジマジと見つめれば、こんな顔で笑うのか。と感想を心の中で抱き。人の美醜には少々疎いが目の前の彼の顔は人の中でも整っている方では無かろうか?そんな彼がこうして笑みを浮かべるだけでも、きっと異性からの好意は沢山寄せられているだろうなと言うのは想像出来る。そんな彼に甘える形にはなってしまうが、こうして助けられて本当に良かったと今になってやっと肩の力が抜けて息を付ける環境だと小さく息を吐き出して、ほんの少しだけリラックスしつつある様子を見せ。
遠慮した筈なのだが、やや強引に人の姿で過ごす事が決定しつつあれば、水槽は後日処分するにしても今日明日で出来る事なのか分からないし、少なくても今日は水槽はこのままだろう。水槽で場所を取り、人の姿でも場所を取り、挙句の果てには服まで借りると言う状態になりそうな事に困惑と申し訳なさそうな表情を浮かべて)
【沖矢 昴】
おや、お仲間でしたか。
シャーロック・ホームズシリーズは有名ですが、シャーロキアンと言えるほど好きだと言える人は少ないので嬉しい共通点ですね。
それに優作さんの本までとは、もしかしたら本の好みが似ているのかもしれません。
なるほど、読んだ本もありますが、まだの物もありますね。機会がありましたらお借りしますね。
(思っていた以上にシャーロキアンの単語に食いついて話をしてきてくれた様子に、本当に本好きでシャーロキアン、そして工藤優作著作の「闇の男爵」シリーズは勿論、他の本もきっと読破しているのが伺える様子だ。ちょっとした雑談としての話題のつもりが思わぬ共通点にこちらもうんうんと相槌を打ちながらも、彼女が過去に読んだ本を頭の中でヒットさせていく。読んだものもあれば、気になってはいるが、工藤邸にある本が沢山あるのとそれらの本も魅力的でついつい後回しにしている本もあった。つい先程、付き合いは最低限になんて思ったばかりだと言うのに本と言う大変魅力的な物がとなれば、これも彼女について探るチャンスになるかと方向転換をすれば、それならいずれと笑みを浮かべて)
と、結構長居してしまいましたね。
これ以上はお邪魔になってしまうでしょうし、私はこれでお暇させて頂きますね。
(作りすぎてしまうと言う話を笑われてしまえば、1人前の量でカレーを作るのは中々難しくて等と最もらしい事をいうが、実の所1人分のカレーを作るのはもう出来るのだ。ただ、わざと多めに作ってお裾分けと言う体で阿笠博士の家に行くための口実にしているのは内緒である。そんな事は話せないのでやや照れくさそうに見えるように頬を人差し指でかいた後、時間を確認すればお手伝いの時間に対して結構長居してしまったとおもうと、そろそろと上記を言い)
【降谷 零】
構わない。ちょっと待っていてくれ。
─、出るとき何か助けはいるか?
( 場所をとることを問題視しているのだろうか、遠慮をしているのも見て取れて。そんなことは気にしなくてもいいと言うと、風呂場の脱衣所からバスタオルを何枚かと、スウェットのような簡単に着れる服をもってくる。さすがに下着もあった方がいいかと、男物であるが新品未使用の袋に入ったものを持ってきて相手の元に戻れば、水槽から出る手伝いは必要だろうかと問い。水槽から出たらしばらく隣の部屋で待機すればいいだろうと思いながらタオルを数枚床に敷いて。 )
【松風 春】
ほんとですね。引き留めたみたいになってすみません。
今日はありがとうございました。
改めましてこれからどうぞ宜しくお願いします。
( 思わぬ共通点に完全に任務のことはどこかに追いやられてしまった。あげた本の名前に相槌を打ち知っていると言われれば、それもまた嬉しくて、普通に彼と友達になりたいと思ってしまうほど。つい小説の話に盛り上がってしまい、思いの外時間が過ぎていることに気付くと、申し訳なさそうにそう言い。きっと彼もこの後予定があったりするのかもしれない。玄関まで相手を見送ると、改めてお礼と挨拶をして今日のところは別れることに。)
(/背後失礼します!やり取りありがとうございます。赤井の方なのですが、さっそく2人で事件に巻き込まれるようなことがあったら面白いなと思うのですが、いかがでしょう。)
【マリア】
えっと……申し訳無いのですが、床へ下ろして貰っても…?
体勢を変える位は何とか出来るのですが、水槽から出るとなると1人では………いえ、やっぱり大丈夫そうです。
少し大きな音がするかもしれませんが、お気になさらず。
(相手の主導権でどんどん話が決まっていけば、あぁ、ただでさえもお世話になるし国の為とは言え助けられたというのに迷惑をと、少しオロオロしていれば、そんな自分にまるで無駄だと言うかのように手際良く用意を進めて言った相手に、彼は少し強引な所もあるのだなと新しく学習をして。そして流れるようにされた質問に、つい水槽から出して欲しいと答えるが、次の瞬間にはそれを訂正してなんでも無いと首を横に振り。別に触られるのが嫌とかではなくこれ以上迷惑はかけたくないし、窮屈ではあるが降り方を問わなければ降りられるなと水槽から下を見下ろし。
もぞもぞと鰭の位置を移動させ、水槽のふちに手をかけてそのまま腕の力のみで体を引き寄せると体を乗り出し、このまま滑り落ちるように降りれば頭をぶつけはするだろうが鰭にはあまり負担をかけずに降りれる筈と体を水槽から出して、頭をぶつける覚悟をすると相手の手を煩わせずに済む降り方をしようとして)
【沖矢 昴】
いえいえ、こちらも人助けが出来たようで良かったです。
お話も面白かったですし、またお会いしたら本について話し合いましょう。
では。今日はこれにて失礼しますね。
くれぐれも無理をしないようにお気をつけください。何かありましたら遠慮なく。
ではまた。
(人間共通点の趣味を持った物の話はどっかかでも語りたくなる気持ちはやからなくも無いが、年頃の男に頼みたくなるのはしかたないものかと思い込む事にして。
玄関まで着くと、それでは失礼します。
(先とかとの事をコレアは動きやすいなと思仲間ら一応聞みては)不思議にならない程度に会話を着ると相手の家を出て帰路付き。)
────
(/ 良いですね!
事件については何かご希望はございますか?)
【降谷 零】
な、おい…!
どう考えても頭を打つに決まってるだろ。…触るぞ。
( 自分に頼ろうとしていた相手であったが、自分で降りると言う。どう考えてもどこかしらぶつけて別の怪我をするのが目に見えて想像できる。有無を言わさず、だけど一応相手の体に触れることを先に伝え、水槽に近付き既に体を乗り出している相手にそっと触れ、ひょいと身体を持ち上げると、床にそっと下ろして。すぐ離れると、隣の部屋にいると伝え。)
横の部屋にいるから着替えたら言ってくれ。
【松風 春】
(/組織の動きがあった場所に調査に訪れた宵と、赤井が出くわすとか?ちょっと展開進みすぎですかね。または、沖矢と偶然出会った先で強盗事件に巻き込まれる。などいかがでしょうか。)
【マリア】
あ、ありがとうございます…。
では、終わったら声をかけてお知らせしますね。
(そのまま水槽を滑り落ちる形で降りようとしていたのがバレたようで、どこか焦ったような声を出して一言言ってから自分の体に触れた相手の体温を感じれば、ほんの僅かな時間とは言えずっと水の中にいた自分には少しだけ熱いとすら感じるような体温に、細身に見えるが自分を軽々と持ち上げて、更には安定感のある腕、自分よりも一回りは大きいであろう手と自分との違いをありありと感じつつもお礼を言い。隣の部屋に居ると言われて床へ下ろされればわかったと頷いて、相手が隣の部屋に行ったのを見送れば、鰭の水分をタオルで丁寧に拭き取り、人間の足になったのを確認すれば用意された衣服を見て、恐らくこうだろうと思われる着方をすれば、初めて着た割にはきちんと下着も衣服も着れはしたが、大きさが自分にはかなり大きくブカブカで袖は手が出てないし、裾は余ってと言った有り様だが、一応着れたので隣の部屋に出来ましたと声をかけ)
【沖矢 昴】
(/ どちらも魅力的ですが、ここは進展させる為に組織に動きがあったから調査に行ったら赤井さんと宵さんが鉢合わせる。で行きましょうか!
赤井さんとしてだと宵さんとは初対面で間違い無かったでしょうか?)
(/ ご連絡ありがとうございます!
リアル優先で返せる時に返して下されば大丈夫ですので、お気になさらず。
のんびりまったり物語を紡げたらと思っていますので、本体様のペースで大丈夫ですよ。)
【降谷 零】
あぁ。…、やっぱり大きいか。
( 一瞬だったとはいえ彼女の体に触れてしまった。水は冷たく、彼女の身体も自分の体温と比べると随分とひんやりとしていて、やはり人間とは違うのだと感じさせられる。隣の部屋にいる間、風見に連絡を取り、事情を大方説明すると明日彼女の衣服を揃えて持ってきてもらうことになり一先ず安心する。隣から声がかかり、扉を開けて移動してみれば、やはり自分の服なのでブカブカだが、足もしっかりとありどこからどう見ても人間のようで。ただその美しさは、人間とはかけ離れているが。近寄ると相手の服の袖とズボンの裾に触れ、何回か折り曲げ手や足がでるようにしてあげて。)
…すまないがこれで我慢してくれ。
【夏川 宵】
( 先日組織の動きがあると相方から連絡を受け、現在都内にあるホテルのパーティ会場に訪れている。金持ちばかりが集まるその会場に浮かないよう、パーティ用である少しタイトな黒のロングドレスに身を包み、髪や化粧もいつもとはまるで違うものへ変えている。もちろん丸腰などではなく、愛用の拳銃『H&K P7』シルバーモデルをドレスの下に忍ばせてはいるが。会場内をくまなく見渡し怪しい人物が居ないかを見定めていく。)
…特に動きはなし、か。
(/お待たせしました!宵の方と赤井は初対面でお願いします。勝手にパーティ会場に場面転換をしましたが、この後事件がおこって、その騒動を調べているうちに鉢合わせになるというかんじでいかがでしょうか?)
【マリア】
いえ、こうして服を貸してくれて、尚且つ私が暮らしやすいようにと考えてくれているのです。
感謝こそしますが、文句なんてありませんしむしろお借りして申し訳ない位です。
ありがとうございます、零さん。
(一瞬だけ触れた彼の温もりは少しだけ熱い筈なのに、どこか心地良さ画感じられた。だが、彼からすれば自分の体温は冷たく感じられただろう。ほんの少しだけ残る彼の温もりに思い馳せるように手を見つめれば、そこにあるのは人間と同じ5本指の手で彼に比べれば白くて、ほっそりとした普通の手。だが、温もりというものが自分と彼の違いをありありと見せつけてくる。そんな考えを巡らせていたが、こんな事を考えて何になるのかと頭を横に振り気を散らす。そうして部屋に入ってきた彼の言葉に自分の姿を見下ろせば、袖も裾も布が余りまくってこのまま歩き出そうと踏み出せば間違いなく裾を踏んで転ぶだろうなと言うのが想像に容易い。そんな風に考えていれば、裾も袖も何度か折り返され覗いた手足に、おぉっと少し目を輝かせるが、すまないと詫びた彼に詫びる必要は無いし、むしろその言葉は自分が言うべきものだと首を横に振って苦笑した後に、小さく微笑みを浮かべて改めて感謝の気持ちを伝えて)
【赤井 秀一】
(ジョディとキャメル、そして組織に潜入しているキールこと、水無怜奈──CIAに所属している本堂瑛海から組織の動きを調べてもらい、今日この会場で組織が何やら動くらしいと聞いてやってきたパーティ会場。流石にパーティ会場に沖矢昴としてやって来るのは理由が難しく、かと言って変装もなしにパーティに参加するのは自分が生きていると組織にばらす様なもの。それではせっかくNOCの疑いを晴らす事が出来た本堂瑛海にまた疑いの目がむくし、この事が組織内で広まれば公安から潜入していて、自分を恨んでいる彼が本格的に動き出すだろう。それだけは避けなくてはとほんの少しだけ変装を施して客としてではなく、スタッフとしてパーティに参加しつつも、服装は黒いスーツに愛用している銃も銃ホルダーにしまって会場を不自然にならない程度に歩き、周りを見渡して)
(/ いえいえ!待ったうちに入りませんので大丈夫ですよ!
流れに着いて把握致しました!
事件は〇人と爆破予告のどちらにしましょうか?組織が絡んで居るとはいえ表向きは著名人のパーティになると思うのでどちらも可能かと!
どちらが良いと言った希望はございますか?)
【降谷 零】
とりあえず、明日辺りに服を届けてもらうように部下に頼んだ。さすがにその格好で買いに行く訳にもいかないし、もう時間も遅いから。
…そういえば、腹は空いていないか?
( 丁寧にお礼の言葉が紡がれると、礼儀正しくて、それに日本語も上手なんだななんて改めて思う。先程衣服を揃えてもらうように頼んだことを相手にも伝えると、流石にもう時間も遅い。寝てもいい時間だと思うが、そういえば昼以降何も口にしていないことに気づき、相手はお腹は空いていないだろうかと尋ね。尋ねてはみたものの、人魚というのは人間と同じものを食べても問題はないのだろうかと少し疑問に思い。そもそも普段は一体何を食べているのだろうか。なんて思いながら反応を待ち。)
【夏川 宵】
( 何一つ、1人として怪しいところはない。パーティといえどお酒は飲めないので、グラスに入ったオレンジのジュースを一口飲んで再び会場を見渡す。ふとスタッフの男が歩いているのが不思議と目に入るが、特に気に留めることもなく。グラスをテーブルに置き、その場を一先ず離れようとしたとき。会場の外にそそくさと出ていったパーティの主催者が目に付き、自分もその後を追う。主催者のみが立ち入ることができる部屋の前へ。)
【主催者】
爆破予告…だと!?
既にこれだけの著名人を呼んでおいて、どうしろというんだ!!
( 主催者のみが立ち入ることの出来る別室、何やら犯行予告の手紙を受け取った会場のスタッフが主催者を宥めている。主催者としては、著名人をここまで揃えておいて今更中止などにはしたくないという考えで、興奮まじりに手紙をデスクに叩きつけ。)
(/爆破予告でいきましょうか。この後、会場から抜け出して爆弾を探しにいくときに出会う形にしますかね。)
【マリア】
本当に何から何までありがとうございます。
買い物………。
あ、いえそうですね…少し空いて…………普段は海にあるものを食べてました。
火を使うと聞いた事があります、どんな風なのか少しワクワクしますね。
(先程、自分が着替えている間にどうやら彼は自分に合う服を人に頼んだと聞けば、ただでさえもこうして服を借り、場所も取りと申し訳なさが積み重なるが、ここはお礼をと再度言うも本当に至れり尽くせりと言った感じだな。と今度何かでお返ししたいと思うが、現状ではまだ難しいのでお返しをどうするかは後々考える事にして。買い物と言う単語に、聞いたことはあるがどんな所でどんな物がどう言う風に売られているのだろうかと知的好奇心が湧いて少しだけ目がキラキラと輝き。そんな話をしていれば、ご飯の話になりそういえば朝からろくなものを食べていないなと思い返した所で少し空いていると答えようとしたのに食べ物の話になったからか空腹を感知した途端に、自身のお腹から「くぅ」と小さく空腹音が聞こえると流石に顔が赤くなり目を逸らしつつも正直に空腹である事、人と基本的には同じ物が食べられる筈だが、普段は海にあるものしか食べてこなかったので試さないと分からないと答えては、タイミング悪く鳴ったお腹を少し恨めしそうに見つめ)
【赤井 秀一】
………了解。
(髪で隠して見えないようにして耳に取り付けてあるインカムから出される指示に対して言葉短く了解の意志を伝える。今の所は組織の連中らしき人物は疎か怪しい動きをしている人も雰囲気も無く、ただただ普通のパーティでしかない。かと言って油断は禁物。連中は身につけている黒い服に同化するように暗闇の中、ひっそりと一般人に悟られないように暗躍する。ここ最近は動きが活発化し、その動きも一般人にバレるかバレないか位のギリギリのものが多いが基本は闇に紛れるのが連中の手口だ。周りをくまなく、隙なく見回していれば、見た事のある後ろ姿をした人物が主催室へと向かったのを視認した。
赤井としての今の自分と彼女は完全に初対面だが、沖矢昴として接触をした事がある自分があの後ろ姿を見間違えたりなんてしない。何より彼女の指には銃だこがあった。そして今日のパーティの裏で行われる組織の動き。やはり無関係ではなく、組織の一味なのか?そう思いそっと後ろを着いていき、主催室から聞こえた爆破予告と言う物騒な単語。彼女の正体も気になるがまずここはと、彼女よりも先にその場を後にすると爆弾はどこだとクロスの敷かれたテーブルの下や甲板、パーティに出て空室になっている来賓室等から爆弾を探し出して)
(/ 了解しました!
では、爆破予告の流れでいかせて頂きますね!
他にもこうしたいと行った希望がありましたら遠慮なく仰って下さいね。こちらも追々やりたい事を提案させて頂きますね。)
【降谷 零】
ははっ…、何か簡単なもの作るよ。
( 買い物という単語に目を輝かせた相手を見逃しはしなかった。どうやら人間界のものには興味津々の様子で。普段は海にあるものを食していたようだが、海にあるものだけで栄養価は大丈夫なのだろうか、なんて人間特有の考えをめぐらせると、その間に鳴った可愛らしい音に、思わず笑ってしまい。「そこ、座ってて」と自分は台所へ向かうと、冷蔵庫の中身を確認して、ある程度の食材はあるなとわかると卵や鶏肉、玉ねぎなどを出し、手際よく食材を切り。)
【夏川 宵】
( 僅かに感じる後ろからの視線。それより、爆破予告を聞いてしまっては、当然会場の人たちを避難させるのが先だが、時限爆弾か遠隔式か分からない今、下手に人を動かして犯人を刺激したとたんドカンとなっては元も子も無い。それなら、先に爆発物を探すのが得策かと思うと、その場を後にして。会場は先程ある程度怪しいところはないか見たつもりだ、このまま会場の外を探すか、と人が余りいない他の部屋などを見ていき。)
(/ありがとうございます!ぜひなんでも仰ってください!)
【マリア】
笑われた……うぅ、何も今鳴らなくても…。
…………人間界の食べ物、どんな味なんだろう。
(自分のお腹を恨めしそうに見つめていれば頭上から聞こえてきた微かな笑い声を聞き逃したりすることは無く、むしろ聞き逃したかった位には恥ずかしく、笑われたと赤くなった顔を手で覆い隠すも、耳も真っ赤だろうなと思われるくらい耳も顔も熱くて堪らない。とりあえず、言われた通りに座っていようと壁に手を付いて支えしながら立ち上がれば、慣れていないのもあってまるで産まれたての子鹿宜しく震える足。流石に支えて欲しいなんて言えないし、このまま壁を伝って近くまで歩いて、数歩を壁から手を離した時に壁を押すようにする事で押される力を利用して数歩歩いて何とか座れる場所へと到着すると、いそいそとそこに座れば漂って来るいい匂いにどんな食べ物が出てくるのだろうかと興味津々で)
【赤井 秀一】
ここにも無いか………他にあるとしたら…下か?
(人通りや人が元々少ない場所を中心に爆弾を探してみたが、結果は惨敗中。そもそも爆破予告が偽物で爆弾なんて無いと言う事も十分に有り得るが、この船には業界を問わず有名な人が沢山乗船している。偽物と決めつけるには人的被害が大きくて早計だとしか言えない。ある程度は探したつもりだが、まだの場所としてはこの船の脱出ボードが収納されていて、スタッフでも立ち入ることは滅多に無い下のボイラー室近く。そこに当たるかと身を翻し階段を降りてそれらしき部屋1つ1つを探っていれば、カンカンっと金属の階段を誰かが降りてくる音。咄嗟に身を隠すと音をさせている人物の正体を見ようと物陰から様子を伺って)
(いえいえ!
こちらこそよろしくお願いします!
コナンくんとか他キャラも両方でいずれ出そうと思っているのですが、その時も念の為にこれから出したいですの相談をさせて頂きますね。)
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