362 2023-01-08 08:26:15 ID:04d22a2cf |
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色んな人くるの疲れちゃうよね、
(確かに自分たちのバンドだけという訳にも行かないため気疲れさせてしまっていたかと眉を下げれば行くという答えと共に手を離されてしまい目を瞬かせた後に相手の発言になんで?、とでも言うようにキョトンとした顔を向けて。)
光留くんはもう俺のお友達でしょ?いつも声掛けてくれるしくれるお手紙とかから大事にされてんなあって思ってたけど、
(ちがうの?と不安げに問いかけてはいつも財布に入れて持ち歩いている彼から初めて貰ったファンレターをスっと取り出しそれをひらひらと。「上っ面だけ好かれてるんじゃないって分かったから俺は光留くん大事だよ?」へにゃりと微笑んでみせては置いていくぞとバンドの車に乗り込んでいくメンバーに気づき慌てて彼の手を引き)
違くはないけど、なんか畏れ多いっていうか…うえっ!?それ俺の…なんで!?
(ステージの上からたくさんの人を魅了する彼とただのファンの1人である己とでは、やはり月とスッポンの差があるような気がして。寂しそうな表情に気付いていながらも『友達』の二文字に頷けないでいると、彼が財布の中から遥か昔にしたためたファンレターを見せてきた為、目を大きく見開き)
も、もう隼人さん、なんでそんな物持ち歩いてるの!
(車内にて。まさか彼が今でも自分の手紙を保管してくれていたとは夢にも思わず。嬉しい反面、擽ったくて人の車だというのにガタガタ悶えてしまい。隣に座る彼に少しだけ肩を寄せると怖い物見たさで)
俺なんて書いたんだっけ…手紙見てもいい?
ふふっ…めちゃくちゃ嬉しいこといっぱい書いてくれてるよー?
(まだどこか不安げな彼の手を引いて車に飛び乗れば先程の手紙を取り出して開き。いつも応援してくれていること、自分の歌が好きなこと、更には憧れてさえくれていることをびっしりと彼の言葉で描き綴られたそれを相手にも見えるようにして「ほら、いっぱい!」と満面の笑みを)
光留くんも音楽好きなんだろうなって思ったからこの手紙の人だーって覚えてたの。
(まだ彼のことをここまで知る前のことを告げては偉い?と手紙に目を落とす彼をちらりと見遣り。ここまで熱心に応援してくれているファンも珍しいもので、自分が立ち上げたこのバンド初期からの立派なオタクとも言えよう彼とまさかここまで仲良くなれるとはと改めて嬉しそうに)
う、うわぁ…俺こんなこと書いてたんだ。恥ずかしい…
(見せられた手紙を覗き込んでみると相手への気持ち、バンドへの想いがそれはもう赤裸々にびっしりと綴られており。読んでいるうちに確か友達にも添削してもらい何日も掛けて書いたんだよな、と思い出も蘇り嬉しそうな相手とは対照的に、恥ずかしそうに表情を引き攣らせつつ手紙を返して)
元々はただ音楽が好きだったんだけど、ロック好きになってからギターも弾けたらカッコいいだろうなぁって
(無邪気にドヤ顔をしてくる相手が微笑ましくて、クスクス笑いつつ何度か頷き。音楽好きと言われれば少し照れたように自分の経歴を話し、「と言ってもギターの腕はまだまだ何だけど…」と頬をかきながら付け加えて)
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