ヘル・ハウンドドッグ 2022-12-27 23:39:44 |
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スペリオール化した死人兵
〈通称〉ヘル・ハウンドドッグ(地獄の猟犬)
〈蔑称〉ヘル・アンダードッグ(地獄の負け犬)
〈本名〉アーサー・ベニミヤン
かつてミレニオンと敵対したマフィア組織ライトニングの元No.1スイーパー。軽快な体捌きと、ハンドガンとタクティカルナイフを組み合わせた独自のガン=カタ技術を使っていた。金髪オールバックスタイルにサングラス、黒いスーツを着た細身の男。構成員や経済面において規模の小さいライトニングが台頭出来たのはハウンド(猟犬)と呼ばれた彼と彼の率いるハウンドバンド(猟犬群)の功績が大きい。
しかし、ミレニオンとの抗争の際にミレニオンNo.1スイーパー、ブランドン・ヒートとの戦闘においてハウンドバンドは壊滅。アーサーも深手を追い、落ち延びてからはライトニング内でアンダードッグ(負け犬)の蔑称をつけられる。これにより組織内での影響力は衰え、裏切りを画策するカノン・バルカンの台頭を許してしまう。ブランドンへの敗北と部下たちの死、カノンにより最愛の女性を奪われていた現実が負け犬となった彼に襲いかかり、抜け殻のようになっていたアーサーは、ついに忠誠を誓ったボスがカノンによって屠られても銃を取ることが出来なかった。
元々のネクロライズ計画の立案者であるカノンは、実力者であるアーサーの肉体を死人兵と化して命令を忠実に行う駒とするため、アーサーも手にかけその死体を研究施設へと移送する。研究が完成した暁には最上級の改造を施すために。
しかし、そのとっておきはある男の研究素体として扱われることになり、現在、ヘル・ハウンドドッグとして生まれ変わった彼は伸びた金髪を後ろに結い、黒いロングコートを羽織ったまま地下施設の椅子に腰掛け眠りについている。
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